111 【恋愛RP村】大学生の非日常
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[バーの一番奥の席は、小さなテーブルをはさんで向かい合わせる形。
ベッキーもコートをかけて席についたのを確認してから、ん、と軽く声を落として。]
………で。
何かあったん?
[ベッキーが話したいこと、それで思い浮かぶのは昨日のプリシラの部屋から聞こえた声。
何を話してたかまでは聞こえなかったけれど、相談に関わることだろうと思いながら問いかけた。**]
[ メールの着信にはううん、大丈夫と告げる。その間に息を小さく吸って吐いて。]
あ、アルベールさんからだったんだ。
うん、よかった。桃ゼリーの力かなっ。ババロアもきっと喜ぶよ。
[見せてもらった携帯に、目を細め笑む。携帯でのやり取りを見ても、彼女はほんとうに素敵な人だと思う。]
大丈夫、えっと、その……ね。
空調はたぶん適温だと思うから。
[私も席について、再び深呼吸をする。]
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>>218 [唇を噛み締めていると、 紡がれる言葉に、あきらかに違和を感じた表情をしただろう。 言葉にぞくりと背中にも冷水が走って、 ゆっくりと、グレッグの顔を信じられないように見た。]
――……だって、おまえ、 男好きになったこと、あんの?
ないだろ? ヤケになってるだけだ。
[嬉しさと、怖さと入り混じる。 結果、どうしても逃げたくなる。 だから、グレッグを離そうと、…でも自分じゃ振り払えないから……。]
男なんか抱けないだろうが。
(220) 2013/01/29(Tue) 01時頃
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フィリップは、自分で言ったことに、頬をヒクつかせた。
2013/01/29(Tue) 01時頃
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>>222 [更に抱きしめられて、でも、やはり振り払えない。 グレッグの返しにも、目を合わせることができない。
だけど、もう、心臓はドキドキしてて、頭も熱くてしょうがなかった。 駄目だ、抱きしめられただけでこんなになるなんて……。
自分は、もう、引き返せないところまできている。 そんな言葉が連呼しはじめて。]
(224) 2013/01/29(Tue) 01時半頃
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[ 向かい合うような形の奥の席、何があったん?と促す言葉に、ローズマリーの瞳を真っ直ぐに見詰める。
今、彼女に告げたいのはプリシラ先輩と交わした言葉では無い。その事は、私の中では既に解決しているから。]
あ、あのね。
変に思うかもしれないけど――…。
寮の皆には聞かれたくなかったの。私が変な目で見られるのはいいんだけど、貴女まで同じ目に見られたりしたら嫌だから。
うん、寮のみんなはすごくいい人だから、そんな事は無いとは思ってはいるの。でも、やっぱり。寮で話すのは躊躇われて。
此処で話すのも、ローズマリーの仕事場だから。後で、食事を終えてからと思ったの。でも、奥に席を用意してくれたから……。
……、好きなの。
[それに、アルベールさんやユーメ先輩を受け入れた皆なら、そんな事は無いとは思う。それは信じられる。でも、皆の目に触れる場所でローズマリーに告白するのは躊躇われたからの選択。言葉が迷子になりながら、目的の言葉を探すように一言一言、紡いだ。]
ローズマリー、貴女が好きなの。
女の人が女の人を愛するなんて告白、突然すぎるよね。
ほんとうに、ごめんね。
でも、でもね。
どうしても、告げたかったの。
そうでないと、私は一生後悔するって思ったから。
[鼓動が早鐘を撞く。小さく握った手が小刻みに震える。バーの中、声が大きく響かないように。それでも確りと告げた彼女への想いを――**]
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――……聞いてた。
じゃ、俺を抱けるのか? いますぐ、抱ける?
[いつしかグレッグが言ってた、何度目のデートでとかそんな理性はいらない。 本当に欲するのなら、それが偽りじゃないなら
それを見せろと。
目を潤ませた。**]
(226) 2013/01/29(Tue) 01時半頃
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