人狼議事


111 【恋愛RP村】大学生の非日常

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視点:


メモを貼った。


メモを貼った。


受付 アイリスは、メモを貼った。

2013/01/28(Mon) 00時半頃


【人】 受付 アイリス

―― 昨晩・寮 ――

 ……。
 なかなか信じられない話だと思うけど。
 一つ一つ話すから聞いて下さい。

[>>2 イリスの言葉を補佐するように
 ゾーイの姿のまま、ちょこんと頭をさげた。]

(3) 2013/01/28(Mon) 00時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2013/01/28(Mon) 00時半頃


【人】 受付 アイリス

[話をする為に一通り、
 寮生には声をかけて回っておいた。
 この場には誰がいただろうか。

 面々を見回し、
 深呼吸をしては、

 次の言葉を探している。]

(8) 2013/01/28(Mon) 00時半頃

【人】 受付 アイリス


 ゾーイは悪くないんです。
 みんなもわかってるとおもうけど
 こんなこと、わざとする子じゃないから。

[なんだか変な感じだ。
 ゾーイの姿のまま、ゾーイの事について
 喋っているのだから。]

 私がもっと早く、ね。
 ゾーイとクラリッサを信じてあげていれば
 ゾーイの負担も減ったかもしれないけど。

 ごめんなさい、遅くなって。

[深く頭を下げた。]

(14) 2013/01/28(Mon) 00時半頃

アイリスは、ゾーイの視線を受けて小さく頷いた。

2013/01/28(Mon) 00時半頃


【人】 受付 アイリス


 昨日。 グレッグとプリ子の前で
 私がへんな寝言を言ったと思うんだけど

[私が、とゾーイの姿で己を示し]

 あの瞬間なんだ、入れ替わったのは。
 私、フィリップに告白しようとしたんだ。

[ごめんね、と苦笑した。]

 ちょっと自暴自棄になっててね。
 フィリップなら私を振ってくれると思ったから。
 自分を傷つけたかった。
 そんな、最低な瞬間だったんだ。
 

(18) 2013/01/28(Mon) 00時半頃

【人】 受付 アイリス


 あれは、ゾーイの言葉じゃなくて、
 私の言葉、だから

[うつむいてしまう。
 皆の視線が怖かったのもあるが、
 特に、クラリッサの視線が怖かったからだ。]

 噂については
 私がちゃんと否定しなかったからだと思う。
 放っておいたほうがいいって思ったから。

 ごめんなさい。

[後ろめたさに耐え切れなくて、
 声は段々と小さくなっていった。]

(19) 2013/01/28(Mon) 00時半頃

アイリスは、ゾーイに続きを託すように黙り込んだ。

2013/01/28(Mon) 01時頃


アイリスは、グレッグの声を聞いて少し顔をあげると申し訳なさそうに苦笑いを浮かべた。

2013/01/28(Mon) 01時頃


【人】 受付 アイリス

 可笑しいよ

[以上だ、と響いてから漏らした声。
 背から抱きしめられて、ぽつり、呟いた。]

 ゾーイが謝る必要なんて無いんだよ
 もっと早く信じてれば、
 もっと早くみんなに理解を求められた

 もっと早く―――

[何時も失敗してからだ、後悔するのは。
 泣きそうになるが、ぐ、と堪えた。
 泣きたいのは私じゃないのだから。]

 傷つこうとして、周りを傷つけたんだ

[出ていこうとするプリシラをちらりと見遣った。
 表情を見て、感情をおおよそ察した。
 決してそれは、良いものには映らなかった。]

(29) 2013/01/28(Mon) 01時頃

【人】 受付 アイリス


 傲慢?

[へ?と顔をあげた。
 あー、と考えて停止。
 あー、と小さく頷いた。]

 そっか、傲慢か。
 敵わないなぁ

[情けなく笑って]

(37) 2013/01/28(Mon) 01時頃

【人】 受付 アイリス


 傷……

[撫ぜられると眸を細めた。
 震える下唇をきゅ、と噛んだ。
 間を置いて紡いだ言葉は、]

 正直、死んじゃいたいレベルだけど

[微かに笑みが混じっていた。]

(45) 2013/01/28(Mon) 01時半頃

【人】 受付 アイリス


 わ、

[背を押されて少しよろめいた。
 その調子でクラリッサに抱きついてしまう。
 ちら、と顔だけ振り向いてイリスを見遣る。]

 一晩我慢って……
 もうちょっと言いようがあるんじゃないの
 もう、なんか、もう

[ぶつぶついいつつもクラリッサの言葉に]

 女神は最後までみんなを見守らないと。
 そういう使命の元に生まれてますから。

[軽口を叩く余裕が生まれてきた。]

(49) 2013/01/28(Mon) 01時半頃

【人】 受付 アイリス


 よし。

[クラリッサから離れると
 ぐ、と奥歯を噛んだ。]

 ゾーイ。
 私を叩け。

[イッ、と顔を顰めて待機。]

(50) 2013/01/28(Mon) 01時半頃

【人】 受付 アイリス


 えぇ?!

[断られた?と目を丸くした。
 しかしそうだ。
 これ、ゾーイの身体だった、と思い直す。]

 ごめん、いまの、無し。
 叩かないで。

[うん、と頷いたのちに]

 大事な事は明日言う。
 女神だから、明日言う。

[クラリッサの声に重ねるように言って。]

 みんな、ありがとう。

[さいごに、にかっと笑った。]

(59) 2013/01/28(Mon) 02時頃

【人】 受付 アイリス


 ……

[黙って撫ぜられれると
 クラリッサを見送って]

 きっと戻る、よね
 今夜も一緒に寝ない?

[イリスを誘い、自室へと戻るつもり。]

(67) 2013/01/28(Mon) 02時頃

アイリスは、ゾーイの返答がどちらにせよ、イリスの部屋へと向かった。

2013/01/28(Mon) 02時頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2013/01/28(Mon) 02時頃


【人】 受付 アイリス

―― 翌朝・自室 ――

 ……

[目覚めた時、其処にゾーイの姿はあっただろうか。
 あったのなら、ありがとう、と耳元で小さく囁いて。
 上半身を起こすと掌を握ったり開いたりして
 ぼうっとそれを見下ろした。]

 うん

[小さく頷いて微笑した。]

(73) 2013/01/28(Mon) 02時半頃

アイリスは、携帯を取り出し、メールを作成しはじめた。

2013/01/28(Mon) 02時半頃


【人】 受付 アイリス


 差出人:イリス・ウィンクラー
 題名:おはようございます。
 本文:
 前略。
 手が大きくなりました。
 爪も、鼻も。
 寮の隣の公園まで来てくれますか。
 
 寒いときこそ外にでましょう。
 運動は健康のもとです。

 待ってます。
 かしこ。
 

(75) 2013/01/28(Mon) 02時半頃

アイリスは、布団から這い出すと引き出しからジャージを引っ張りだした。

2013/01/28(Mon) 02時半頃


【人】 受付 アイリス


 寒っ

[こんなときだからこそ。
 なにもかも、二の次だ。
 こんな服装でする話じゃないけれど。]

 よしっ

[ジャージに素早く着替えると
 部屋を出て、寮を出て、隣の公園のベンチへ。]

(76) 2013/01/28(Mon) 02時半頃

アイリスは、公園につくと同時にクラリッサへメールを送信した。

2013/01/28(Mon) 02時半頃


【人】 受付 アイリス


 ……寒すぎ

[この震えは何か。
 ベンチに座りブルブル震えた。]

 大丈夫。大丈夫。
 大丈夫だって。

[送信完了。
 文字を見て、呟いた。
 緊張、してるのかな、少し。]

(78) 2013/01/28(Mon) 02時半頃

アイリスは、ベンチの上で正座待機。

2013/01/28(Mon) 02時半頃


【人】 受付 アイリス

――公園――

 おはよー
 寒いね

[見えた姿に正座のまま手を振った。
 となりへどうぞ、と促して
 言われるまま、ベンチの上で体育座りした。
 あったかい。]

 うん。
 あのさ。話がね。
 昨日の続き?

[疑問形。
 私から言うんだ、先輩なんだから。
 いけ、がんばれ、と自分を鼓舞する。]

(82) 2013/01/28(Mon) 02時半頃

アイリスは、クラリッサの飾らない格好は初めてみたかもしれないとぼんやり。

2013/01/28(Mon) 02時半頃


【人】 受付 アイリス


 うん。

[ついー、と遠くを見つめて沈黙。
 数秒後、クラリッサをちらっと見て]

 す、すき――

[あれ、と飲み込んで]

 スキバサミ。
 スキバサミってさ、案外ね。
 ばっさりきれちゃうの、知ってた?

[あれれー、と首を傾いだ。
 訳のわからない問いかけをしてしまう。]

(87) 2013/01/28(Mon) 02時半頃

【人】 受付 アイリス


 そ、そうだね。
 気付くとさ、髪がつるっつるになってるね。
 あれなんだろね?

[クラリッサの言葉に合わせ頷くが、
 そのために呼んだのかといわれれば
 体育座りのまま素早く身体をそちらにむけて]

 違います!

[少し大きな声で、真面目な顔をした。]

 あのですね。
 何処から話そうかね。

[ん、と数秒の沈黙。]

(90) 2013/01/28(Mon) 02時半頃

アイリスは、クラリッサに右手をおずおず差し出して、「手」と囁いた。

2013/01/28(Mon) 02時半頃


【人】 受付 アイリス


 うん。

[いくらでも、と聞くと
 随分と気が楽になった。単純だ。
 手を伝う温度。
 クラリッサの手はちょっと冷たかった。]

 あのね。
 メール。
 返せなくて、ごめんね。

 ずっと考えてた。
 答えが出たんだ。

[うん、と小さく頷いた。]

(94) 2013/01/28(Mon) 03時頃

【人】 受付 アイリス


 うん。
 私ね。昨日話した通りなの。
 汚いし、泣き虫だし、ダメなやつなんだ。

[ぐ、ぐ、と握った手に少し
 力を込めたり緩めたり。
 そうしているうちに段々クラリッサの手が暖かくなる。]

 だから、姿かたちがかわっても。
 愛せるかって言われると自信が無かった。
 好きって気持ちも、続く自信、無かった。

[正直な気持ちだ。
 手の感覚を確かめながら。
 言葉を一つ一つ、確かめて。]

(98) 2013/01/28(Mon) 03時頃

【人】 受付 アイリス


 ぎゅって。
 してもいい?

[じ、と見つめて首を傾いだ。]

(99) 2013/01/28(Mon) 03時頃

【人】 受付 アイリス


 ん

[抱きしめられると態勢を崩して
 両腕を回し、優しく抱きしめ返した。
 指先でクラリッサの背をそ、と撫ぜる。]

 それでも傷つくよね
 相手にそう言われて、傷つくんだ。

 傷つけてた。
 だから、それも、ごめんなさい。

[ね、と耳元で囁き、頬と頬を寄せた。]

 あのね

[す、と身体を離した。
 真っ直ぐに、見つめて。]

(102) 2013/01/28(Mon) 03時頃

【人】 受付 アイリス


 おあいこかな

[くすと笑って]

(106) 2013/01/28(Mon) 03時頃

【人】 受付 アイリス


 最低な私はさ。
 なくしたくないんだ。

 奪いたい。
 独占したい。
 好きだって言い続けて欲しい。
 私のものにしていたい。

[淡々と募らせる言葉、思い。
 調子が一定だからそれは随分と
 軽く。或いは少し怖く聞こえるかもしれない。]

 そういう私だけど、
 クラリッサの事、好きでいてもいいですか?

[けれど、どうしようもないから。
 へにゃ、と情けなく笑った。]

(107) 2013/01/28(Mon) 03時頃

【人】 受付 アイリス


 ……

[髪に触れる手に手を重ね
 顔を寄せると強引に唇を重ねた。
 朝の公園で見ていた人もいたかもしれないが
 それはもう、気にならなくなっていた。]

 ―――っ

[唇を離し、薄ら笑んで]

 ねぇ
 今の私が、イリスじゃないって
 言ったら、どうする?

[耳元で、囁いた]

(114) 2013/01/28(Mon) 03時半頃

【人】 受付 アイリス


 そっか

[に、と笑った。
 そして遅れてくすくすと笑い声。
 唇をすうっと近づけて、]

 こんな歪んだ愛情表現しか出来ない私だけど

[深く、深く、口接けて]

 ―――、よろしくね

[離すと、鼻先をくっつけたまま
 クラリッサの温度をかみしめるように
 幸せそうに、*微笑んだ*。]

(118) 2013/01/28(Mon) 03時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2013/01/28(Mon) 03時半頃


【人】 受付 アイリス

[見る人が見れば矢張り最低だと罵るだろう。
 過去、そう罵られた事もある。

 けれど好きなものは好きだ。
 それがたとえ保証の無い気持ちであっても。

 未来永劫好きでい続けること。
 それで無いと愛じゃないなんていうなら。
 純粋なもの以外は、全て魔性であるというなら。
 私の気持ちは愛でなくていい。

 伝え合う温度に後悔は無かった。
 深い口接けで何を伝えたか。

 昔も今も変わらない私の在り方であり、
 きっとクラリッサの身体に馴染むまでは
 ある種の毒となって、身体を*駆け巡るのだろう*。]

(137) 2013/01/28(Mon) 05時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2013/01/28(Mon) 05時半頃


[目を覚ますとシメオンの顔が間近に在る、それだけで俺はドキドキするしほっとするし、何よりこんな風邪の真っ最中なのに幸せかもって思えた。もうだめかもしんない。
先輩が汗をかいてるならそっと前髪をかき分けて額に触れる、まだ熱は高そうだ。自分が熱いだけかもしれない。]

せんぱい…………?

――シメオン。

[こっそりと名前を呼んでみる、まだ起きる気配が無ければそーっと頬にも口付けた。]

大好きだよ、先輩。
風邪治ったら、もっと距離が近くなってるといいな。

[多分聞こえてなかっただろう、でもいいんだ。先輩が目覚めたらもう一度きちんという。
ずっと側にいさせてください、って**]


メモを貼った。


メモを貼った。


受付 アイリスは、メモを貼った。

2013/01/28(Mon) 15時半頃


あー。

[まれに起き出して水分を取ったり用を足したりはしているが、ほぼ寝ていた。おかげで若干熱は下がっている。
そして何度目か。眠っていた。]

うん?

[名前を呼ばれた気がして、目を開けるが、既にからはかなり時間がたった後だった。]

ノックス。

[呼び返すように抱きしめて、また眠りに落ちた。*]


―昨晩―

[ゾーイさんやイリス先輩等が集まって入れ違いの話をしてくれた。理屈では分らないけど、感覚的に感じていたものが氷解したので、それについては深く疑問を呈したりする事は無かった。話に自分から加わる事は無く、一人自室に戻る。でも、こんな事があると、不思議な事も、自分では想像をしていなかった事も、この世の中には有るのかなっ、なんて思ったりもしてくる。
今まで強く気づく事は無かったけど、もしかしたら、ずっと前からそうだったのかもしれない。でも、それを確りと私の中で認識する事は無かった、と思う。同性を恋し、愛する事。]

手を握り合って――…。
私、初めて。

[ぎゅっと手を握られた事を思う。その時に感じた気持。握り合った手を通じて、鼓動の動きが伝わってしまうと想えば想う程、顔が赤くなった。でも、それがとても幸せに感じたから、握る手はずっとそのままでいたいと想ってしまった気持。
彼女と手を握りあって歩いている内に、彼女の笑顔がさらに明るくなっていったような気がしたのも、とても嬉しかった。気持が通じ合ってゆく感じ、今までに感じた事の無い感情で満たされていった。]


好きに――…。

[瞳を閉じれば、浮かぶのは彼女の笑顔。そして、今でも彼女の手の温もりが手に残っているよう気がする。一晩中、ただ彼女の顔を眺め、指を絡ませて手を握り合っているだけで、幸せになれそうな感じがする。
そして、今、瞳を開ければ彼女の姿が見えないのが、とても寂しく切ない。

彼女に想いを告げたい。楽しい事や嬉しい事を共に喜び、辛い事や悲しい事があったら二人で乗り越えて行きたい、から――**]


―翌日・自室―

[朝起きて思うのは一つの事。今日は講義の予定は入っていないから自由に動ける。ローズマリーさんを、ううん、さん、じゃなくてローズマリー。急にそういったら彼女はどう思うだろう。うん、でも、もうさんなんて付けたくない。もしくはマリーって、わ、わ、すこし声を出しただけで、すごく照れる。鼓動が外まで聞こえてしまいそうな感覚。]

大学よりはバイト先だよねっ。
うん。

[バイトで忙しい彼女を、大学で捉まえるのは難しそうかな。確か、バイトは三つほど掛け持ちしていたと思う。喫茶店と、ファミレス、バー。後でバイトの終わる頃に彼女を尋ねようと思った――**]


メモを貼った。


─ 回想 ─

[昨晩の、ゾーイ達が打ち明け話をした際。
自分はその場にはいなかった。
一人で食事を済ませた後、取り分けたスープを雑炊にしてノックス達の元に届けに行ったから。
───本当はプリシラの部屋にも声をかけに行ったのだけれど、ベッキーの声が聞こえてきたから。
話の邪魔をしたら悪いかなと思ったら、入れなかった。

雑炊を鍋ごとシメオンの部屋に届けると、使った食器は後で片付けに来ると声をかけて。
この時桃ゼリーも届けたから、ノックスから嬉しがられたりしただろうか。

食堂に戻る理由もなかったから、一旦部屋に戻って。
ノックス達の使った食器を片づけに行った時には、もう食堂は閑散としていたことだろう。]


─ 回想 ─

…誰か、話聞けたらえぇなぁ、思てたんけどな。

[まさか風邪で潰れてるノックス達にあの課題について聞く訳にもいかない。
さっきメールで提出するようにと催促があったと教えられたから、元気になるのを待つのもどうかと思うし。
かといって、この時間から人の部屋を訪ねて聞くのも気がひける。
もしも邪魔に思われたら──そんな思考はすぐ止めて。]

…ま、しゃーないか。
自分なりに考えて書くしかないな。

[ぱたん。
自室に戻ると、机に向かった。]


「愛とは何か。
結論としては、私には解らないと言う他無いだろう。」

[序文を綴る手は滞り無く。
難しいと放り投げた時よりも、迷いなく続く。]

「理由としては世間一般における愛の定義は曖昧だから、という他ない。
少なくとも経験の浅い若輩の身で語って良いものではないだろう。
ただ、自分なりにこうではないかと思う所はある。

愛とは、分かち合い、与え合うものではないだろうか。
他者に対して与えるばかりでは涸れてしまう。
求めるばかりでは溢れてしまう。

それは自分自身に対しても、変わらないだろう。」


「だが、これはあくまで私の見解にすぎない。
私自身も、これが正しいと胸を張って言える程の自信がない。

そもそも愛とは、同一の形があるものなのだろうか?

古来よりその答えを明確に出せた者は無く、ならば私も出せることはないだろう。
故に、私には解らない、と締めることとする。」

[最後までペンを走らせると、溜息をついて。
原稿を無造作に鞄にしまって、そのままベッドにもぐり込んだ。**]


メモを貼った。


─ 今日 ─

[朝の目覚めはあまりスッキリしなかった。
正直言ってあの課題に対する論文は納得いってない。
いい加減に書いてはいないけれど、もやもやしたものが胸に残る。
面白くない、のだろうか。でも何が。]

……わからへん、なぁ。

[邪魔になりたくないから、話を聞きにいくのを躊躇った。
あの時から、なんだかもやもやが、止まらない。]


…さむい、な。

[ふと、手に視線を落とす。
手を繋いでた時は、温かかった。
今は、ただ、寒い。]

…あぁ。
バイトいかんと。

[不意に鳴ったアラーム音に急かされるように、部屋を出て。
ファミレスのバイトが終われば、論文を提出しに大学へ行き。
講義を2コマ受けた後、バーへと向かっただろう。**]


メモを貼った。


―大学・ダーラ記念館―

[つらつらと論文を纏め始める。といっても先日コピーした参考資料から愛との関係ある記述を抜き出し、それを記し、訳したり、相互に関連付けたりする。論文としてのそれは形を成しているとは思うけど――。]

―――――
to:rosemary from:rebecca
message:ベッキーです。
どうしてもね。話したいことがあるの。
寮では他の人もいるから、他の場所でと思って、
バイトの後、大丈夫かな?
―――――

[それでも、今の私にはこれ以上のものは出来そうにないので、提出はできるくらいには纏め終わってから、ローズマリーにメールを送信した。]


メモを貼った。


[名前を呼ばれたような気がして目を覚ますとやはりシメオンの腕の中に抱かれていた。
幸せそうに(でも風邪のまま)くっつくとうとうととまどろんでいる。]

あ、マリーありがと。

[何度目かの起床で雑炊とゼリーを受け取るとなんとか笑顔を向けられた。
熱は随分落ち着いてきている気がする、薬はちゃんと飲んでまたベッドにぱたんと転がった。]


メモを貼った。


[講義も終わって、バーに顔を出す。
仕込みの手伝いだから、仕事は開店の時間までで終わるけれど。
なんとなく寮に戻る気にもなれなくて、どうしようかなとか考えてたらメールの着信に気付いた。
携帯を開いて、瞬く。]

ベッキー?

[話したいことがある、というそれ。
他の人には聞かれたくない話なのだろうとは解るけれど。]


―――――
to:rebecca from:rosemary
message:
ええよー。
今うちバー居るんやけど、あれやったらこっち来てご飯一緒しながらお話せぇへん?

―――――

[とりあえずメールを返して反応を待つも、疑問符は自然と浮かぶ。]

話したいことて…何なんかな。

[口に出して、昨日プリシラの部屋からベッキーの声が聞こえてきたのを思い出し。
そういう相談なのかな、と思いながらどうとも動けるように支度を済ませた。]


あ。
そういや今日はノックス達の様子見に行けへんかったな。
昨夜ご飯下げ行った時は割と顔色良くなってたみたいやけど。

[ベッキーの返事待ちの間、ふと気付いて携帯を操作して。]

―――――
to:knox from:rosemary
message:具合良くなった?
ノックスもシメオン先輩も昨日と比べて調子はどない?
しんどいんやったら無理に返事してほしないけど、もしご飯食べてないんやったら連絡してぇな。
―――――

[ノックスにメールを打っておけばおのずとシメオンにも伝わるだろう。
二人が回復してるならそれでいいし、まだならちょっと急いで戻った方がいいかな、とか。]


メモを貼った。



―――――
to:rosemary from:rebecca
message:
うん、ありがと。
今バーにいるのね。わかった了解っ。
場所は前に教えて貰ったから、これから向かうね。
―――――

[ご飯を一緒にの文言に、すごくドキドキする。ローズマリーにメールの返事を返してから、広げていた資料と出来上がった論文を駱駝色のトートバッグに仕舞う。
そのままダーラ記念館を飛び出し、大学を出て右手にあるバーへと目指す。]


―バー―

[大学を出て右手にあるバーの場所は直ぐに分った。
一人、バーに入るのはドキドキするけど、中にはローズマリーがいるのだから勇気を持ってドアに手をかける。]

あの、ここでバイトしているローズマリーさんと待ち合わせしているんですけど。

[中は、以前ローズマリーが言っていた様な雰囲気。うん、大丈夫。小さく自分に言い聞かせて。バーに入って最初に視線があった店員にそう告げる。淡い白のAラインのコート、場所違いな程じゃないと思う。店員に告げつつ、視線はローズマリーを探して移ろう。]


[ベッキーから返ってきたメールに、そやよー、と返してから。]

なあなあ店長、今日奥の席予約入ってへんよな?
うん、なんや友達が話したぁことあるー言うてて。
空いてるなら奥使わせてほしいん。

…えぇ?おおきに。

[店長に声をかけ、一番奥まった席を押さえさせてもらう。
寮で話せないことなら、外でも人の耳になるべく入れたくないだろうから。]


あ、ベッキー。
こっちこっち、きてくれておおきになぁ。

[聞こえた声に手をあげてから、軽く手招きして。]

ここならまわり気にならへんやろ?
あんま大きな声では話せへんのがごめんやけど。


えへへ。お待たせ。

[こっちこっちと軽く手招きするローズマリーを見つければ、先ほどの店員さんに一度お辞儀をしてから、彼女の方に駆け寄る。]

うん、ありがと。
女の子の店員さんばかりで、お店の雰囲気もすごくいい感じだよね。気にいっちゃった。

あ、奥の部屋を予約してくれたんだっ。
二人で話したかったから、嬉しい。

[ローズマリーの気遣いに嬉しそうに笑む、浮かべる。そして、改めて彼女を見るとどきどきがまた再開するようで、頬が赤くなる。]


そう言ってくれると嬉しなぁ。
うちもここ好きなんよ、働いてても居心地良いん。
あ、ベッキーなんや食べたいのんある?

[笑顔でベッキーを席に案内しながら、注文を済ませる。
二人で話したかった、というのを聞くとやっぱり何の話なんだろうとは思うけれど。]

良かった、気に入ってもらえて。
…て、ベッキーちょっと顔赤ない?大丈夫?


―――――
from:knox to:rosemary
message:ありがとー!
俺も先輩も熱は小康状態って感じ?
薬飲んでるし結構落ち着いてきたカモ。
マリー今日もバイト?差し入れはありがたいけど
忙しいんなら自力でなんとかするよ。
マジ感謝してる。
―――――

[メールに気づいて返信をする頃には頭も随分ましになってきた、文面からもそれは伝わるだろう。
水分は取っているから酷い空腹をまだ感じない、これも風邪故か。]


メモを貼った。


食べたいもの。あ、この前のグラタン。
美味しかったから、出来立てで食べたいかなっ。

[笑顔で席を案内してくれたローズマリーの言葉に、頭に浮かんだのは先日のお土産の事。彼女の笑顔につられるように自然と笑顔が生まれる。]

あ、うん。だいじょうぶ。
たぶん、ほらコート着ているからかなっ。

[誤魔化すように手を振りながら、コートを脱いで掛ける。
さっき、あんま大きな声では話せへんのがごめんやけど、とローズマリーに謝られたけど。たぶん、彼女に告げる言葉は大きな声で話せそうにない。変に思われるかもしれない。だって、数日前まで、同性に想いを抱くだなんて思ってもみなかったのは私自身なんだから。コートを脱いでも、だから、多少頬は紅潮したまま。]


あ、ちょっとごめんな。

[メールの着信に、ベッキーに断ってから確認するとノックスからだった。

回復傾向にはあるようなのでほっとしながら、返信を打ちはじめ。]

―――
to:knox from:rosemary
message:
良ぉなってきてんやったら良かった。
遅なるかもしれへんけど、お土産持ってかえるな。
ババロアで良ければやけど。

―――

[今日のメニューのいちおしデザートをお土産リストにあげて、送った。]


ノックスからやった。
シメオン先輩も具合良ぉなってきたみたいやて。

[ほら、とベッキーに携帯の液晶みせてから閉じて。
グラタンを、と言われると嬉しげに微笑んだ。]

ほんま気に入ってくれたんやね。
うちも美味しー思てたから、うれしなぁ。

あ、暑いんやったら空調弱めてもらおか?

[頬が赤いわけを疑う理由もなくて、問いかけながら。
自分もダウンをハンガーにかけてから席についた。]


―――――
from:knox to:rosemary
message:ババロア!!!
俺の好みを把握されててつらい!
お願いします、でも寝てたらごめん。
―――――

[いつも通りの反射速度で返信を返す、寝過ぎて寝れない病を今度は発症していたからだ。
シメオンが寝ているので、こっそり寝顔を堪能はしているから飽きるってことは無いのだけど。]


[バーの一番奥の席は、小さなテーブルをはさんで向かい合わせる形。

ベッキーもコートをかけて席についたのを確認してから、ん、と軽く声を落として。]


………で。

何かあったん?

[ベッキーが話したいこと、それで思い浮かぶのは昨日のプリシラの部屋から聞こえた声。
何を話してたかまでは聞こえなかったけれど、相談に関わることだろうと思いながら問いかけた。**]


[ メールの着信にはううん、大丈夫と告げる。その間に息を小さく吸って吐いて。]

あ、アルベールさんからだったんだ。
うん、よかった。桃ゼリーの力かなっ。ババロアもきっと喜ぶよ。

[見せてもらった携帯に、目を細め笑む。携帯でのやり取りを見ても、彼女はほんとうに素敵な人だと思う。]

大丈夫、えっと、その……ね。
空調はたぶん適温だと思うから。

[私も席について、再び深呼吸をする。]


メモを貼った。


[ 向かい合うような形の奥の席、何があったん?と促す言葉に、ローズマリーの瞳を真っ直ぐに見詰める。
今、彼女に告げたいのはプリシラ先輩と交わした言葉では無い。その事は、私の中では既に解決しているから。]

あ、あのね。
変に思うかもしれないけど――…。

寮の皆には聞かれたくなかったの。私が変な目で見られるのはいいんだけど、貴女まで同じ目に見られたりしたら嫌だから。
うん、寮のみんなはすごくいい人だから、そんな事は無いとは思ってはいるの。でも、やっぱり。寮で話すのは躊躇われて。

此処で話すのも、ローズマリーの仕事場だから。後で、食事を終えてからと思ったの。でも、奥に席を用意してくれたから……。




……、好きなの。

[それに、アルベールさんやユーメ先輩を受け入れた皆なら、そんな事は無いとは思う。それは信じられる。でも、皆の目に触れる場所でローズマリーに告白するのは躊躇われたからの選択。言葉が迷子になりながら、目的の言葉を探すように一言一言、紡いだ。]


ローズマリー、貴女が好きなの。

女の人が女の人を愛するなんて告白、突然すぎるよね。
ほんとうに、ごめんね。

でも、でもね。
どうしても、告げたかったの。
そうでないと、私は一生後悔するって思ったから。

[鼓動が早鐘を撞く。小さく握った手が小刻みに震える。バーの中、声が大きく響かないように。それでも確りと告げた彼女への想いを――**]


メモを貼った。


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