92 【バトルRP】歴史英雄譚
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……硬くもなっている、か。
[幾度か傷を負わせるうち、僅かな違和感の正体に気付いた。 先に一階で戦った泥人形たちよりも、刃にかかる抵抗が強い。
端的にいえば、強くなっているということだろう。 そして、形状もまた、どことなくヒトに近くなっている感もある。
その上に、いまひとつの問題。 一方の泥人形の手に金属の煌めきを認めて、舌を打つ]
……得物もありか、厄介な。長物でないだけ、まだ良いが。
[相手が徒手ならば多少の無理も通るが、光り物があってはそうもいかない]
(135) 2012/05/28(Mon) 23時頃
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……しかし、泥の女とは趣味が悪い。
[女の形をしているからといって、斬ることに躊躇いはないが。 中途半端な造形であるために生理的な嫌悪感を覚える、といったところか。 もっと崩れているか、はたまた彫刻と紛うほどに精緻であればと思わざるを得ない。 その女型の泥人形が刃物を握り、主として攻めを担ってくる。 これを擦り抜けるだけならどうにかなるが、男にまで斬り込むには、どうやら守りを命じられている>>46らしき残る一体が邪魔になる]
――せッ!
[迎え撃つように、一閃。女型の指が数本、宙に飛ぶ。 手にした刃物――手術に用いるメスらしい――を狙ったが、僅かに逸れていた。 まともに打ち合わせれば、簡単に折れ飛ぶような小さく細い凶器。 的が小さいだけに、狙って叩き落とすのは、なかなかの難事だった]
(140) 2012/05/28(Mon) 23時半頃
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/* マゾっ子な私としては、たくさん被弾したいんだけど。 こう、ソロールでやるのはなんか……なんか、ねぇ(何
(-58) 2012/05/28(Mon) 23時半頃
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――ちッ!
[女型の胴に幾度目かの斬撃を加えたあと、左肩を熱いものが掠めた。 その場を離れ、左目が見えぬゆえに、大きく首を捻る。 ぱくりと肉が裂け、白い鎖骨が覗いていた。興奮しているからか、痛みはない。 何にやられたのか――見れば、いま一体の泥人形の影から伸びた腕が、メスを突き出していた]
――……、二人羽織りでもあるまいに。
[泥人形の背に隠れ、その後ろから刃物でこちらを狙うというわけだ。 確かに、自分は泥人形の胴ごと両断できるほどの達人ではないが。 あれでは、腕の自由も利かないし、泥人形の動きも制限されてしまうのではあるまいか。 そうならば、こちらから近寄らなければ、女型だけに注意すればいい――幾らかの余裕が出来る]
(145) 2012/05/29(Tue) 00時頃
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[幾らか堅くなったとはいえ、所詮は泥だ――と、判断する]
――刀で断てないなら、こちらを用いるだけだよ。
[傷付いた左手に軍刀を持ち変え、女型の攻撃を避けながら、右手で拳銃を抜く。 この場所に来てから、撃ったのは三発。まだ四発が残っている。 泥人形とその向こうにいる男を目掛けて、引き金を絞る。 乾いた破裂音と硝煙が、周囲に満ちる]
(146) 2012/05/29(Tue) 00時頃
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/* 泥人形ごと串刺し特攻も迷ったけど。
かの人はいいました。 刀でダメなら銃を撃てばいいじゃない。マリー! 銃だっていいじゃない。軍人だもの。みつを!
(-62) 2012/05/29(Tue) 00時頃
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