人狼議事


291 Fate/Goddamned Omen

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【人】 銀行屋 ザーゴ


[正しさなんてものは
声高に主張されて成されただけの、個の理想だ。

先出しに定めてしまう程
どれだけ歪んでいたって────正しさは、成立する。
この あくま なんて。
分かりやすく そう じゃあ、ないか。


定義の殆ど無い様な、曖昧なものに
絵具塗りたくるように、輪郭を持たせて。
わるいこ だ なんて こどもも……親も。]
 

(7) 2019/02/16(Sat) 10時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[理想の上に立つような
如何にもな家族絵図を
それでよしと笑える身は──相容れないのだろう。
いつか 苦く零した正しさそのまま。]


 ……そうだね。
 ママが 大好きな こどもさ。
 ママの、いやなことする人はみぃんな
 わるいこ って 貼り付けてしまうような、ね。


[流れる砂鳴りに溶かすよう
喉奥がくつり 微笑む。>>219]

(8) 2019/02/16(Sat) 10時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[つまらないものだとは思う。
窮屈なことだとは思う。


それ以上に
こども が 可愛いというだけだ。]
 

(9) 2019/02/16(Sat) 10時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


 ふつうのかくれんぼ じゃあ、 
 満足できないらしくって ね。


     …………


   こういう子は 嫌いだろうなぁ、とは。
   思っちゃあ、いたさ。



[かもな、と、語尾はあれど。>>220
神都の外 性根を腐り切らさずにいられる身には
どこか理不尽な善を 神都以上に求めるような存在は。]

(10) 2019/02/16(Sat) 10時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


 ────そう   …… こまった子。


[硬いままのかんばせから
薄く苦さを重ねた声を吐く>>222
崩し行く砂諸共に 無人となった
岩場も丸ごと 奥へと誘えば>>223

ごぎ り べき り

硬さなんてお構いの無い 咀嚼音が鈍く。]
 

(11) 2019/02/16(Sat) 10時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[悪魔の名が響いたならば 合点も行った。>>223
捨て去られたはずの名の 半分は
成程 悪魔のそれでも、あるのか だとか。
こんな時じゃなければもう少し
悪魔についての考察を進めても 良かったけども。

触れることすらおそろしいような血が
形を成せば こどもはざわめく。

蟻地獄に固まった悪魔が 千切れたみたいに
気配の半分がまるごと 薄れていく。]

(12) 2019/02/16(Sat) 10時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[背後より 竜翼奪ってやろうと>>225
中央の口と、舌がそのまんま。
細長い胴を生やして 追うと、同時。


ど ん ッ ……と


何にもない所を こじ開けて
最初見せたものと同じ クローゼットが
両開きの扉を、 解き放っていた。]
 

(13) 2019/02/16(Sat) 10時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[黒霧も……有翼と化したその身をも
吸い込んでやろう って。
埋め立てられていく蟻地獄の代わりに
クローゼットへと誘う暴風の圧が 生じる。

だけども それにも限界はある。
吸い損ねた黒霧を 穿ち払うよう
ブラフマーストラを抜いて、 一発。


左の手は 白衣の内側。
ポケットの中で ケースを開いて
進んだ科学の代物たる 防霧眼鏡のフレームを
慣れた指先で かんばせに添わせた。]
 

(14) 2019/02/16(Sat) 10時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[その最中に 届く、答え合わせ。>>226 >>227
眼鏡を整える為に 鼻下を覆わせていた
体格相応の手を 緩慢に、降ろす。]


 ──── そう かい


[ふ、 ……と
笑んだ形の 息塊。

極、薄くはあれど。
きっと、これまでのどれよりもわかりやすく
微笑むかんばせが 其処に、あった。]
 

(15) 2019/02/16(Sat) 10時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


 よぉく わかったよ 
 そして 良かった、とも 思うよ。

 それを聴けたならば わたしは正しく
 神都の者として 君と、向かい合うことが出来る。

[上塗られた正しさに 従う儘に ]

              ……ね。

[携行銃を 持ち上げる。
幾ら 吸い込もうとしてたって
血槍が放られるなら……それまでは
そも、彼の身を食ってやろうってしてるこどもは
千切っても千切っても 手が足りなかった。]
 

(16) 2019/02/16(Sat) 10時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


 ならば
 君は、 君のやりたいように。

 私は、 私のやりたいように。

 互いの我欲を 全うしようじゃあ、ないか。


[血槍に突き出す 銃口。
引き金を引くとすれば 放たれるのと同時にだ。
真正面より ぶつかりあわせて

食い破られた蛇と同じように>>154
滴り落ちてくれれば良い、と。
小さくなってしまえば
クローゼットへと手招く風に 乗せることもできよう、と。*]
 

(17) 2019/02/16(Sat) 10時頃

銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。

2019/02/16(Sat) 10時頃


【人】 銀行屋 ザーゴ


 最初は いいこ に 向き合う所からだった
 

(52) 2019/02/16(Sat) 20時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


 いいこ は がまんします
 いいこ は なきません
 いいこ は わがままいわない
 いいこ は なんでもたべる
 いいこ は なんでもいうこときく
 いいこ は かなしいもないです
 いいこ は さみしくもないです
 いいこ は にこにこしてます
 いいこ は なにいわれたってへいき
 いいこ は かまってくれなくったってへいき


 いいこ は いいこ …………

(53) 2019/02/16(Sat) 20時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


   つごうのいいこ の まちがいじゃあ ないか
 

(54) 2019/02/16(Sat) 20時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


 これが ママたちの
 つくりあげた 幻想か と

 こんなにも ちいさな こどもを
 たくさんのママが 生み出したの だろうか と


 ──── 報われないものだ と 思った
 

(55) 2019/02/16(Sat) 20時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


 この身体は 産み育ててやることは出来ないけども
 もしも その子を胎に抱いてやれてたならば
 もっとちゃんと ママ に なれていたのだろうか
 ちゃんと ママ に なれないかわりに


 がまんしなくったっていい
 わがままもちゃんと、いいなさい。
 なきたいのをぜんぶ がまんするのは
 ママもかなしく なっちゃうよ
 そう 育ててやるのに いそがしくて
 ああ そういえば
 ちゃんと しつけをしてやるのだって……


 まだ 出来てはいなかった と
 世界への未練を 増やしたのは
 

(56) 2019/02/16(Sat) 20時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[……悪い大人だと 言われた方が、良かったのだろう。>>18]


 ……きみの 言う通りだね
 なんとも わるいおとな ばっかり だ


[ともすれば
彼の方がまだ 良い親には
なれるのかもしれないな だとか。>>18
大人の役目を説かれてしまえば>>20
抱かざるを 得ないさ。
崩されて行った岩場でも眺めるよう
氷玉傾けたのは …… 一瞬のこと。]
 

(57) 2019/02/16(Sat) 20時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[食いついた端から 噛み砕いて行く
牙を抱く口の傍らより 広がり
竜翼這い撫ぜ 背へと至らんとした黒が
ひぎゃり と 苦悶零すようにも
飛び跳ねて────硬直する。
食らうために 形持たせていた筒状の手が
知らぬはずの「苦痛」を 覚えさせられたせいだ。>>24

不定形の いたいのもかなしいのもないはずの悪魔
わるいこを食べる為だけの いいこ


だけども こどもは随分と
こどもらしさを “ 芽生えさせて ” しまったものだから。]
 

(58) 2019/02/16(Sat) 20時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

『 ァ ガァァァ ア゛ ア゛ァ゛アアァ ァ ッ!! 』



[蛇の牙に随分と、遅れて。
男とも 女とも 子供とも 老人とも
否、声ともつかぬ 絶叫が
明らむ空へと 轟いた>>31]


 ──── ガリィ!


[呼んだのは

こどもの身を案じて でも、あったけども。
こどもの身が 侵されることなんて
ママが大怪我でもしない限り……なかったはずだから。]
 

(59) 2019/02/16(Sat) 20時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


 『 ア イジ め タ

    いじめ タ ママ いじめ た
    ママ いたい いたい ママが いたい
    いたい いたい しちゃ ウ


    ママ いじめ る の わるいこ
    ママ こまる する の わるいこ

    いじめ ない デ
    ママ を いじめ ない で ェ エ゛ エ ! 』
 

(60) 2019/02/16(Sat) 20時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[蒸発しきらなかった欠片幾つかを飲んで>>27
暗闇ばかりを抱いていたクローゼットから
極彩色の濁流を 吐き出した

極彩は 流れるほど 混ざり合って
汚らしくも 黒く 染まりながら 流れて。
触れた 岩が 崩れていくのを 見るか
崩れたものが 吸い込まれて行くのを 見るか
指鳴りの名残を辿り>>30
其の身をも覆わん 悪食の高波と 化すのも。


地より水柱じみた黒を噴き上がらせて
槍雨をも 食って やろう と。するのも。]

(61) 2019/02/16(Sat) 20時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[だけども 狙いなんてあったものじゃあない。
軌道を追うこともしなかった 携行銃を握ったまま
どうしたって ママにはいじわるのできない
濁流を 踏んで 跳ぶ

クローゼットが吐き出し続ける風に煽られた炎が>>31
翻る白衣を焦がした。
広がり行く端から 食らってしまったって
煽られる炎種が存在する限りは きりがない。


踏み出した右足を留め 身を捻る。
槍雨の一つが 白衣を穿つ。

裾引いて 逃れてやれば
次は 引き遅れた足の表皮を 奪われる。]
 

(62) 2019/02/16(Sat) 20時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[頽れるに任せて 押し出した手を濁流について
前転 後ろに槍の突き刺さるを聞く。

起き上がる拍子にまた
氷玉へ真っ直ぐ 降るものを
跳ねた黒飛沫が 叩き落した。]

 ……随分と
   お熱い欲深さだ。

[千の魔術を知り尽くすわけでもなければ
ああ、 何が来てもおかしくないな、だとか。
構えを正すくらいしか できなかったけども。

横っ飛びに 躱した先に
随分と早い一不利が 左の腕を裂き焼いた。
歪まぬかんばせは どうせ
それじゃあ死なないって 知っているせいで。]
 

(63) 2019/02/16(Sat) 20時頃

ザーゴは、ツヅラへとまた 凪いだかんばせを…持ち上げて。*

2019/02/16(Sat) 20時頃


銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。

2019/02/16(Sat) 20時頃


【人】 銀行屋 ザーゴ

[たとえば 砂上劇の舞台
第四の壁を隔てるにも似た感覚なのだろう。
蚊帳の外というのは間違いではないし>>79
世界の求める理想の渦中>>77
身を浸した時間も────長すぎた。

     窮屈な世界の只中
     呼吸の仕方だけ 識っていた。


 吐き出した物しか拾えない性分じゃあ
 そんな己を自覚するのは……難しそうだけども。]
 

(102) 2019/02/17(Sun) 01時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[こどものカンシャクにしては 理不尽も過ぎる
こどもの声とて 貫き通せてしまえたならば
正しさとして 聳え立つような世界だ。

公平さを求めていては
上手く呼吸も出来なかろう。
わるいこ だって 言われたって>>84
こどもはまるで 聴いちゃあいなかった。


波音に紛れ 嗤う気配。 ツカマエタ と 息作る。]
 

(103) 2019/02/17(Sun) 01時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[黒濁りとて溢れども無限ではない。>>86
神都には触れもせず 引き返す程度の
理性くらいは 残しているものだから。

崩された右脚が “ 補われる ” なら>>87
はしっこからじゃあ たべきれないって
こどもは学んで……今度は、と。
それこそ 頭から丸呑んでしまえと
持ち上がった波は 真正面に “ どこにでもある ”風を固められたものには 容易く 乱されてしまう。>>89]
 

(104) 2019/02/17(Sun) 01時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


 ……熱くなるほどの 若さも 元気も
   もう ないものだから ね。

[左腕の傷は 血を流すよりも早く傷を焼かれたものだから
止血に裂く手間が省けたのは 好都合だった。
どうせ 代替の効く身体なのだから。
痛みだって 慣れ切っている。

……だけども こどもは ちがう。
  殆どしらなかった痛みを 押し付けられれば。


   槍雨の止むまで 食い続ける、最中。 ]

(105) 2019/02/17(Sun) 01時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


 『 ア゛ ァ っ…… ママ
   ママ いたい いたい ?
   ママ いたい の とんでけ する
   とんでけ する の 』


 ガリィ ママはね いたいの ないよ
 いたいいたい ない よ
 でも ガリィは いたいいたい だよ ね
 ママが とんでけ してあげる ね


[乱されれば 槍に手を裂けば
下降する身を妨げるには────まにあわず。
ママは大丈夫って 言い聞かせて。]
 

(106) 2019/02/17(Sun) 01時頃

ザーゴは、ツヅラ仰ぐ氷玉が すこぅし 伏せられて

2019/02/17(Sun) 01時頃


【人】 銀行屋 ザーゴ


[急降下の身の下 潜り込むよう
濁流を蹴って 大股の一歩。
相応の速度を以て 上から迫り来るならば
辿り着かれる前に その下を通り過ぎてやれば良い。
黒霧が黒炎が立ちはだかったとしても
眼鏡より広げた不可視の膜にて 粘膜さえ守れれば。
何ら “ 支障はない ” と 判断したから。]


 君の引き出しは随分と 豊富なのだね
 骨が折れるよ


[携行銃を雑に ホルダーに突っ込む 同時
      かちゃ と 金具外す音。]
 

(107) 2019/02/17(Sun) 01時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[白衣に隠したサスペンダーの下
お飾り程度のベルトを 前進の最中 引っこ抜く
大きなバックルの側面を指で挟んでやれば
爪の飛び出す……自衛道具。

革の端っこを右手に掴んで
振り返りがてら 振り抜いた

濁流を掻かせたバックルの爪が
黒濁りを掬い上げて 纏わせて
彼の身 裂いてやろうと 空鳴り響かせる。*]
 

(108) 2019/02/17(Sun) 01時頃

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