276 ─五月、薔薇の木の下で。
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───いっちゃん。
[ 耐えて、堪えて、怯えるように震えている。 そんな《花》を一人にしておけるわけ、ないじゃないか。 殴られても罵られてもいい。 蹲るその体に、傷だらけの手をまた伸ばす── ]**
(98) 2018/05/23(Wed) 23時半頃
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/* うっ、マーク!!すまん!!!
かならず、必ずエピで…かえす…(´;ω;`)!!! すまんすまんすまん(うっうっ
(-93) 2018/05/23(Wed) 23時半頃
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オスカーが――… う、ウソだろ!?
[その話>>83には動揺した。何が彼をそうさせたかは、判らないまま]
……僕の所為、なのか。
(99) 2018/05/23(Wed) 23時半頃
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メアリーは、「僕の所為」と思わず零した低い声が悠人に届くかは知れなかったが、
2018/05/23(Wed) 23時半頃
メアリーは、とにかく、大集合との提案には頷いた。 共に向かい駆ける足は速く、右手で抑えた胸は、痛いくらいに鼓動を早めて**
2018/05/23(Wed) 23時半頃
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― 目覚め……というより寝言 ―
[現実の医務室が、また穏やかな寝息に満ちた頃。 巻き直された包帯を左手で撫ぜ、固く目を瞑ったまま、溜息を落とす]
……ありがとー
[先輩、と呼びかけそこねたとしても、そこにはもう目覚めている人はいなかったから。 ―――夢の囁きが聞こえる彼なら、夢も、現も。あるいは違いなどなかったかもしれない*]
(+53) 2018/05/23(Wed) 23時半頃
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……はあ。
[ため息をついた。 あっさりと手放される、友人との繋がり。 胸に重いものが沈む。
……何度も描いてくれたこと、本当は、かなり嬉しかったんだと、自覚して、
──やっぱり自分は、友人との距離感が下手で。]
(100) 2018/05/23(Wed) 23時半頃
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/* これわたしが自殺して吊りの流れだった?!!?!みんなで寝るのかと思ってた エッどっちだろ、どうだろ、ご、ごめん
(-94) 2018/05/23(Wed) 23時半頃
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……もういいや。
[感情の乗らない声。
去るピスティオの手を取って。そこに唇を落とそうと。 暴れられてもいい、どこでもいいからと口づける。
薔薇の毒は、呪われた者の唇が触れた肌から感染する。 相手の唇だけは避けた。]
(101) 2018/05/23(Wed) 23時半頃
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いっちゃん。
[ 俺が来ることなんて望まれなかったかもしれない。 もっと別の、他の誰かの手を あるいは誰の手も望んでいなかったのかもしれない。
それでも、手を伸ばした。
俺の穢い欲望だ。 傷つけておいて守りたいだなんて、エゴにも程がある。 ]
(*57) 2018/05/23(Wed) 23時半頃
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(やっぱロビンは笑ってるよりそう言う顔のが可愛いな)
(-95) 2018/05/24(Thu) 00時頃
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……間違えた、かな。
人付き合いって、難しいですね。
[心が冷えて、呪いの熱もあがらない。]
(*58) 2018/05/24(Thu) 00時頃
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メアリーは、ロビンの上着を掛けられたケヴィンをその場に残してしまったまま**
2018/05/24(Thu) 00時頃
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[何も見ようとしていなかったけれど 音は、聴こえた。>>98]
やめておきなよ 俺、汚いからさ。
[ぼんやりと見上げて 彼でもあの子でもオスカーでもない過去を見ていた。]
(102) 2018/05/24(Thu) 00時頃
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あー、えーーと。 おつかれさま?
[ 何を謂ってもきっとそぐわない。 思うことを紡ぐけれど。 的はずれなことばかり謂ってるかも、しれない。 ]
ごめんな? 大丈夫? 悪いのは全部、薔薇(──)だから。
だからさ、いっちゃんはなんも悪くないよ。
(*59) 2018/05/24(Thu) 00時頃
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さようならって、言ったよね。 大丈夫、ひとりで寝るよ。
[立ち上がれもせず、苦しげに喘いでいるけれど。 無表情で、淡々と語った。 ずっと衝動の向く先だった男を前にしても尚。
この人の行く先が見たいなどと なんて、図々しかったのだろうか。 一歩分、座ったまま後ろに摺り下がる。]*
(103) 2018/05/24(Thu) 00時頃
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オスカーは、メアリーがまだ勘違いをしたままとは知らず、一人談話室で瞼を閉じた。**
2018/05/24(Thu) 00時頃
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― そして、夢の中 ―
[「おやすみ」を言ったのは、ここが夢の中だから。 だから、眠った彼らにおはようを言うのはおかしいような気がしたのだけれど、どうやら、それに気づいていたのは一人だけ。右手を見下ろせば、さもありなん]
うん、 夢だからほら
[と無事な右手をひらひらり]
ここなら、フェルゼ先輩も心配させずにすむ ……あ、勿論目覚めても、うん。 いい加減、早く治したいし
[包帯の下を、彼らは勿論知らないけれど 到底短期間で治るものではないのだ]
(+54) 2018/05/24(Thu) 00時頃
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[ 顛末がどうあれ、あと少し先でマークは知ることになる。 触れた汚い指先から、俺という色を。 それは何色に映るんだろう。 見られないのは残念だけど、この瞳の色なんかじゃなければいいのに。 ]*
(104) 2018/05/24(Thu) 00時頃
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[膝上にあった小さな細工をまたポケットにしまい込んで、ベッドを降りた。 何故か裸の足は、床の冷たさを心地よく踏みしめる。 明るい中庭に続く、大きな窓>>+36]
おはよう、 ……それともおやすみ? パン先輩
[細く開いて、小さく呼びかける。 あんまり大きな声だと、誰かを目覚めさせてしまうかもしれないから]
(+55) 2018/05/24(Thu) 00時頃
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[ロビンに背を向けていた為 簡単に手のひらの裏側に口付けは落ちる]
(105) 2018/05/24(Thu) 00時頃
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[呼ばれる度に心臓が痛い。 苦しみ以外のものが、そこにあった。]
選んだのは俺。
[手に喜んだのも、あいが欲しいと思ったのも。 それ以上は喋る気力が無くて、項垂れる。 呼吸だけが荒い。]*
(*60) 2018/05/24(Thu) 00時頃
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俺はさよならなんていってないよ。
[ 珍しく、その声は強く。 ]**
(106) 2018/05/24(Thu) 00時頃
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メアリーは、この夜の終焉を、程無く知ることとなる。**
2018/05/24(Thu) 00時頃
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/* ヒューがきらきらしてる…やばい早く返事書きたい… すっげー綺麗な!君が綺麗なんだよなぁ( ˇωˇ )
(-96) 2018/05/24(Thu) 00時頃
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/* 僕だけがコミットしてなかったぽかったのだけれど、アンカー宣言が で できな い (pt足りない所為でメモ貼れない) ごごごごごめんなさい……!
みんなコミットしてるってことは今夜更新で大丈夫、ってことだと思うの、だけれ、ど……!
(-97) 2018/05/24(Thu) 00時頃
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…………!
[強い声に肩が大きく跳ね 怯えた目が、相手を映した。]**
(107) 2018/05/24(Thu) 00時頃
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/* 何もかも申し訳ない。
(-98) 2018/05/24(Thu) 00時頃
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/* そしてユージンはありがとう、ありがとう……!>>104
(-99) 2018/05/24(Thu) 00時頃
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[手を離せば、するりと抜けていく。]
…………。
[何も言わず、背を向けた。]
(108) 2018/05/24(Thu) 00時頃
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/* でも、駄目だな。 イアンはヴェルツが好きだからこうなってしまう。
(-100) 2018/05/24(Thu) 00時頃
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もう泣いてもいいんだよ。
────イアン。
[ 暴れようが引っ掛かれようが。 離すつもりもなく。 側に誰かいようがいまいが気にする余裕もなく。
痛いほどの力で、抱き締めた。 ]**
(*61) 2018/05/24(Thu) 00時頃
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/*
うおおおおおおお 色々すみませんでしたぁぁぁ!!!!!!(土下座!
いっちゃんへの愛は後悔なんてないけどね!!!
(-101) 2018/05/24(Thu) 00時頃
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…………
[強い力を受けながら、涙が落ちた。]
(*62) 2018/05/24(Thu) 00時頃
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そうだ、怪我。
[>>+47していた、確かに。 今はどうだと後輩を見れば、ひらひらと振られる右手>>+54。 それはここが夢だと言う説得力を真っ直ぐぶつけてくる。]
そうか……
(+56) 2018/05/24(Thu) 00時頃
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