249 Digital Devil Survivor
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―御渡公園・電波塔―
……社の方が随分騒がしかったな。上も下もだ。 それにしてはここの神々は思った以上に静かなのが気にはなるが。
[市内の数か所で起こった大規模な闘争の様子はけたたましい音と時折の火の手やら雷鳴やらで理解してはいたが、その場から動こうともせずにただひたすら、街の人間から増幅されたマガツヒを回収し続けていた。累の後は尋ねてくる人間もない。 時折、身の程をわきまえぬはぐれ悪魔がマガツヒの匂いにつられてこちらにやってきてはいたが、その死骸は今や電波塔の周囲に血肉を撒き散らして転がっている]
……もう少しで十分集まるんだがな。思ったより時間がかかってしまっている。やはり直でない分、染まるのも遅いか。 元々私の荒魂を丸ごと封じていた石なのだから、もう少し手早くいってもよさそうなものだが……
まあ、ただの人間が溜めておけるマガツヒなんて知れたものか。 …そうとも。私の積年の遺恨、憤怒に匹敵するような荒ぶる魂など、人間が抱え込めるものではないのだから。*
(@0) 2016/06/22(Wed) 01時頃
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これ時間軸あわせるの難しいなあ… ちょっと遅れていてすまない
(-3) 2016/06/22(Wed) 01時頃
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―3DAY 繁華街―
[振り返った時、そこには既に「しき」の姿はなかった。]
…………はぁ。
[また随分と血を失った。 少し伸びた気がする犬歯を舌で舐めて確認する。
そして血に沈んだ男の身体に手を掛けた。 最後の最後まで急所を守り切ったのだろう彼の顔やのど元には意外なほど傷はなく、何故かうっすら笑みを浮かべていた>>3:346。
探った身体には――「マガタマ」は存在しなかった。]
(7) 2016/06/22(Wed) 01時頃
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あー……、…割に合わネエ。
[雷の止んだ空を見上げ、抑揚の無い声で呟いた。]
(8) 2016/06/22(Wed) 01時頃
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慶一。
[もう一度、仲間を呼んでみるが返事はないだろう。]
(*0) 2016/06/22(Wed) 01時頃
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オレはな、犬神憑きだ。 そしてその血を同じにする者達から逃げている。
だが血筋は永く決して途切れず今に繋がるもの。
逃げきれないし。 逃げ続け全てを捨てても。 いずれ破滅に追いつかれる。
それを断つのは歴史を断つに等しい。 それでも、オレはそれを断ちたい。
……それだけだ。
(*1) 2016/06/22(Wed) 01時頃
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[最後に一度だけ、閉じた目許を緩やかに撫でると本殿を辞す。
鬼の亡骸が燃えていた場所にはこんもりとした灰の山。 掌ほどの大きさの石を拾うと雨に濡れたそれにそっと載せた。 墓と言う程のものでもない。 ただの目印としか言えないようなもの。
少しの間、目を閉じて。 やがて、立ち上がって全てに背を向ける。
重い足取りでこれから何処へ向かおうか。 そう考えた時、宛てなんてものは街には1つしか なかった訳なのだけれども]
(9) 2016/06/22(Wed) 01時頃
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……アっちは神社?ダったカ。
[何かが暴れ狂うような音は色々な所でしていたが、最後に聞いた方角は間違いない。 傷は塞がったがまだ動かしにくい右肩に手を当て。 貧血で重く感じる足を動かし歩き出す。
あちらには慶一の遺したマガタマがある筈だ。
だけど、途中で一度休まなければ辿り着けなそうだった。**]
(10) 2016/06/22(Wed) 01時頃
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― day#3 喫茶店・テラス席 ―>>3 [ 彼女がマガタマにまつわる情報を語ってくれる内に、しきを介して――つまり、マスターだった櫻井理一を介して、彼女とは知人の知人、と呼べる関係だったことに気づく。]
あ、じゃあ、 理一さんが言っていた、「ヨウラン」さんって、貴女。
[ まゆやチアキと一緒に赤羽根教会から車で下りて来て、櫻井先生に出会った時、その自己紹介>>2:34の中で。 彼の運転で御渡神社(下社)へ向かう途中の会話>>2:334でも。眼前の彼女の名前を、彼は口にしていたのだ。]
そうか……それで、このマガタマを……。
じゃあ、ちゃんと自己紹介、しておくわ。
[ 揺籃を見てそう言ってから、まゆちゃんの方に向き直る。]
まゆちゃんにもね。出来るだけ早く打ち明けたかったんだけど、話せる機会、今まで無かったから。
[ 黒いマガタマを手にしているのは、丁度良い。 魔力の消費をほぼ必要とせず、私の「夜魔リリム」だった姿が歪み、ぼやけ、一瞬だけ消失する。その直後、忽然と現れるのは、高校の制服を纏った「御名方ゆり」――私自身の姿。]
(11) 2016/06/22(Wed) 01時頃
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(さらりと 眼差しを振るおうとしたことには 理由は幾つかあるけれども、一番の理由は――――。)
[狐の嫁入りですらも無いのに、 青筋を立てていた紫電は、ふッ 、と。 事切れたかのように、ある時を境に途切れた。
アーケードに、足を踏み入れる。
蒼穹を透かす天井を仰いでも、 痛烈な風刺画を描くような晴天ばかりがある。 それが意味することに僅かばかり、菫を細めてから、 もう一歩を"気配"に踏み出しつつも、多くは シャッターの閉ざされた商店街の中に眼差しを、移した。]
(12) 2016/06/22(Wed) 01時頃
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→未明・BAR『Aqua Vitae』―
[渡背山へ帰れる気力はなかった。 昨日に続いてびしょ濡れの体を引き摺ってそこへ辿り着くと、 鍵>>3:216は開いたままだった。 けれど、人の姿はない。
勝手に上がり込むには気が引けた。 しかし、マガタマを4つも持っていたからか、 この道中だけでも低級の悪魔や人間にすら絡まれた。 そもそも、生きている人間というのがこの段階で もはや普通の人間だったのかというのも怪しいものだが]
結界、張ってあるって言ってた(>>2:314)、から。
[言い訳めいた事を口にする]
(13) 2016/06/22(Wed) 01時頃
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[丁度、スカイブルーよりは 深い空と似た色彩のパーカーが目に映る。 その立ち姿は、決して覚えのある彼では無いし、 何処か頼り無さげにすら見えた、―――けれども、だ。]
…… 。
( 一瞬、>>3:323此方を向いた蛇さんには にこりと微笑んでから、暫し、一考。 )
や、「初めまして」。 それから、 …… "久しぶり"かな? ソロモン王のところで会って以来、だったか。
(14) 2016/06/22(Wed) 01時半頃
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[外で家主の帰りを待つのを早々に諦めて]
……ごめんね。
[ばつが悪そうに、ドアチャイムの調べを聞きながら不法侵入。 しっかりと扉を閉じるとこそと隅っこで膝を抱える。 ニコラスが知れば"避難所扱い"だと言うだろうか。
家主を待つ間に膝に顔を埋めて眠ってしまったのは、 きっと今日の出来事が堪えたから*だった*]
(15) 2016/06/22(Wed) 01時半頃
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鳴ちゃんほんとうにかわいいし 西迺君イケメンだし ほんとう西迺君生き返らせてあげたい
(-4) 2016/06/22(Wed) 01時半頃
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[まさか、櫻井が自分の事を口にしていたとは思わなかったが、 多分、それは自分の事で間違いないと頷く。
そして、何やら納得したらしい彼女の姿が揺らいで、1人の少女の姿が現れた>>11。
顕在化していなかっただけで、この街には色々な人種?が居たらしい。 だから通常のリリスと違ったのかと得心がいった。 あらためて、宜しくお願いしますと頭を下げて、もう少しこの状況について話し合っただろうか。マガタマを集めている者もいるから気をつけてと警告も発しただろう。
自分はマガタマに手を出す事はしなかった。 マガタマを手にした相手に最後にこう問いかける。]
貴方は、何を望むのですか?
[殺気も何もなく、青灰の瞳は凪いだまま。 けれど、はぐらかすことを許さない視線を相手にひたと据える。
それがこれ以上の命を奪うようなものなら戦闘を仕掛けただろうし、そうでないのならまた、お気を付けてと、別れを*告げる*。]
―テラス席→公民館―
(16) 2016/06/22(Wed) 01時半頃
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>>11 [ 揺籃とまゆちゃん、二人に均等な距離をおいて、口を開く。]
私は御渡神社の、下社の娘として生まれたわ。 自分も周りの人達も18年間ずっと誰も気づかずにきたけど。 今のこの姿は、悪魔の分霊(ワケミタマ)が受肉したものだったの。
まゆちゃん。 この異変の前に私が相談してた内容、憶えてるかな。 『運命の相手』がどうとか、って。
[ 性欲についての件は伏せた。 別に恥ずかしくはないけれど、話が逸れてしまうから。]
あれって、私の「正体」が背負ってたものだったんだ。 だからあの晩――私が悪魔として目覚めたあの晩。 誰が“そう”だったのか、分かってしまった。
[ それは、私が如何なる悪魔なのかと等号で結びつく名前。]
(17) 2016/06/22(Wed) 01時半頃
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[ 嘆息。それは百万を数える私たちに共通の積み重なる思い。 失望と諦念、嫉妬と怒りが入り混じった深く重い吐息だ。]
まったく、非道い話もあったものよね。私、いまだにとらわれてるのよ。数えきれない位、振られてるっていうのに。
――『運命の相手』の名前は、アダム。 神が創造した最初の人間、源人アダム。 私はその最初の伴侶なの。
揺籃さんのようなサマナーには――
[ くすり、小さく笑んで、冗談めかした口調。]
「私は夜魔リリス、今後ともよろしくね」
そう言うのが、伝わりやすいかしら?
[ 悪戯めかした笑みを収めて唇を閉ざす。二人から何か尋ねるのなら、答えられる質問には素直に答えるつもりだった。*]
(18) 2016/06/22(Wed) 01時半頃
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[英語も話せるとは言え、 (少し反応が愉しめそうな気もしたから、)
母国語であるフランス語で 御挨拶でもしようと思ったのだけれど―――、 仮にもまともに返されてしまっては 恥ずかしいからやめておこう。
それでも、にこやかながらも、 腕を緩慢に挙げて、「普通」とは言い難い挨拶をするのは …… 或る程度の確信があったから、だ。]
こんなところで、雨宿り為らぬ、雷宿りかい?
(此方は遠目から見た印象の、戯れのカマ掛けだけれど。) (悪戯っぽく、―――首を傾げて、喉をくつりと鳴らした。)*
(19) 2016/06/22(Wed) 01時半頃
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ゆりは、揺籃が去るならば、ただ彼女を見送るだけに留めるだろう。>>16
2016/06/22(Wed) 01時半頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/22(Wed) 01時半頃
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で、電波塔いきたい し 鳴ちゃんひろいたい し
ぐぐぐ
(-5) 2016/06/22(Wed) 01時半頃
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不法侵入おいしいよね…?いきたいよね… 無理にいかなくてもいいとは いえ るいくんにも会いに行きたいしやりたいことに顔を覆う
今回の自分の動きの悪さに顔覆いつつ、皆打つの早い
(-6) 2016/06/22(Wed) 01時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/06/22(Wed) 01時半頃
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>>16 [ 揺籃からの問いかけには、端的ながらも率直な答えを返す。]
私が望むのは、『解放』かな。
この異変の中でもし私が死んだとしても、本体の方は何も変わらないの。リリスはリリスのまま、あり続けるわ。
私は、もし出来うるのなら。 定められた『運命』を覆したいの。
[ 容易なことではない。マガタマの奇跡でそれが叶うものかどうかさえも。そもそも、達成のために何をすればよいかさえ漠然としているのだから。]
そういえば、揺籃。あなたは? 何を願うのかしら。
[ 今すぐ答えを求めてはいない。去ろうとする彼女から、答えはなかったかもしれないけれど、重ねて問おうともしなかった。]
それに、まゆちゃんも。何でも一つ、奇跡を起こせるとしたら。 何を成し遂げたい、かな?
(20) 2016/06/22(Wed) 01時半頃
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ー3d 商店街ー
[笑って遙に手を振り返す。>>3:339 “俺”が悪魔であると知っているのに、変わらずに接してくれるのは嬉しい。] 「っぽく」て…それって褒め言葉っすか? 絶妙に微妙だなぁ… でも遙さんも無事でよかった
[“人外っぽく” まるで悪魔になりきれてないような言い方に思えて、それが嬉しいような、悲しいような。]
(21) 2016/06/22(Wed) 02時頃
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[いつの間にか、あれほど鳴り響いていた雷が止まっていた。代わりに雨が降ってきた>>3:343が、ふぅ、と息を吐く。 流暢な日本語で挨拶してくれた事に安心する俺。]
あ、本当に知り合いなんだ。お兄さん うん……雷、嫌いなんだ。
[半泣きのところを見られているから、苦笑いで白状するしかない。>>19 遙とも親しそうだし、軽く名乗る。悪魔の方じゃないやつ。やっぱり馴染みあるし。 意識せずに口から出てくるのはそちらの名前だった。
一目でお互いを認識している筈なのに“私”が出る様子がない。恥ずかしがってるんじゃなくて、主導権を奪えないことなんて“俺”には知りようがなかった。]
(22) 2016/06/22(Wed) 02時頃
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- day#3 喫茶店・テラス席 ->>20 [ 二歳下の友人は何と答えただろう。 抽象的な答えであれ、曖昧な回答不能であれ、私は微笑んで、そう。と、頷くだろう。それから、]
あ、でも。 ああ言ったけど、私の願い、今もうひとつあるんだ。 [ 高校の制服姿に変化したのと同時、スポーツバッグも足元に出現していた。それを手にしながら、まゆちゃんの方へ歩み寄る。]
まゆちゃんが、あの時どうして居なくなっちゃったのか。 私にはまだ、よく分からないけど。
今日一日くらいは、一緒に居てくれる? 大丈夫大丈夫、美味しそうだからって襲ったりしないから。
[ 異変以前をなぞるように軽く笑いかけて、それでも彼女は拒むだろうか。私には、友人がそんな風にするとは思えなかった。**]
(23) 2016/06/22(Wed) 02時頃
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[あんなにBARに行きたがってた癖に。挨拶しろよ、と主導権を譲り渡そうとしたが、“私”は大蛇の口を借りることにしたようだ。]
《────“お久しゅうございます” と挨拶すべきなのか。 それとも“久しいな”、と挨拶すべきなのか。 随分ややこしいじゃないか。 その形でも……人間か。》
[人間など、とうに捨て去ったと思っていた。 王が受け取った“水”。 偉大にして愚かな王の最期は、歴史の上でも裏でも語り草だが、水を飲んだ事は明記されていたか、“私”が知るところではないが。
さて、あの頃とは時がかなり移ろっているとは言え、かつての悪の、その実はどうであろう? 大蛇の瞳は真っ直ぐに捉え、天秤を揺らす。*]
(24) 2016/06/22(Wed) 02時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2016/06/22(Wed) 08時頃
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ごめん、いきなりこんな事言って、失礼だって わかってるんすけど……お兄さんを探してた。 Wこういう事が起こせそうだWって思ったから
[それは初対面の“俺”でなく、“私”の考え]
でも“違う”ように俺は思う 《……………》 [彼が忍ばせているマガタマは斑が1つ。 それを“集めているわけではなさそう”と“俺”は判断する。 『どうだか』と“私”は思考の中でポツリ。 実働していないだけで、裏で糸引いていた── という事も目の前の男なら充分ありえる、と。
何でそんなに信用してないのさ。過去に起きた事が 原因らしいが、“俺”はそれを知らない。]
(25) 2016/06/22(Wed) 08時半頃
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《“水”の匂い…まだ“あれ”を使っているのか?》
[あ、これ置いてけぼりになるやつ。 思い出話に取り残されるやつ。と察知する“俺”。
「とりあえず移動しながら話しません?」と提案してみる。2人は何処かに行こうとしていたみたいだし、 雷が止んだなら“俺”も平気。 雨宿りするにしても、シャッター商店街よりは マシな場所があるだろうし、と2人に同行する意思を 見せておいた。**]
(26) 2016/06/22(Wed) 08時半頃
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─ 前日・商店街 ─
[ 雨宿りならぬ雷宿りをしていたらしいナツメは 酷いといいつつ否定をしてはいなかった
ニコが挨拶をすれば蛇が返事をして 「両者」が既知の間柄らしいのは見て取れる
「あれ」が何を指すのかは分からないが、 「水の匂い」というからには液体なのだろう 読み取れるのは額面通りのみ
そして、「ソロモン王」が絡む物 ]
(27) 2016/06/22(Wed) 09時頃
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で、ニコさんや…あちらはああいってるが 公園で何をするつもりだ?
サバトをするには、微妙な天気と思うんだが
[ 折しも夏至で、月が綺麗な晩ならば
するなら、小高い丘をぐるりと回って 異界の扉を開いて妖精たちとの祭だなあとか ぼんやり思ってしまう一方 そんな必要ない程、今のこの街には溢れている
以前から「多少はいる」のは「見えて」いたが ]
(28) 2016/06/22(Wed) 09時頃
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[ 何かいいたげなニコを見て、 どうしたいかを目で問いかける
腕にぶら下がっているアリスは そろそろ、退屈そうな顔になっていた
あまりのんびり出来ないようだ** ]
(29) 2016/06/22(Wed) 09時頃
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