人狼議事


246 朱桜散華

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【墓】 手妻師 華月斎

― 刹那 ―

[雨と雷鳴を背に立つ男の影は、どこか危うい。
 よもや、との疑念が心の隅に泡のように浮かび上がるが、
 助けを乞う声を聞けばすぐさまそれも沈むんだ。]

[そう、確か、家中に迎え招き入れたはずだ。
 傍に立ち、二言三言言葉を向けもした。
 だが己の問いも、返ったか分からぬ返答も、
 現在は記憶の中からすっぽりと抜け落ち。
 覚えているのは刃が身体に食い込む衝撃ひとつ。]


 (――― … )
 

[致命傷であることは判り切っていた。
 丁助は何か言っていたろうか、音は届けど認識には至らずに。
 声ならぬ声を絞り出すが、身体は鉛のように重く。
 やがて、意識も視界も漆黒に塗り潰されて]

(+11) 2016/04/28(Thu) 23時頃

【墓】 手妻師 華月斎

― 狭間 ―

 ………

[気づけば、己の躯の傍に立っていた。
 絶命の淵において靄がかっていた意識は、
 現在は不思議な程澄み切っている。]

 これは、死に切れていないって奴…かな。
 ま、無理もねぇ。

[血の海に眉を潜め、手を伸ばしてみるが、
 触れようとしたものは悉くすり抜けてしまう。]

(+12) 2016/04/28(Thu) 23時頃

【墓】 手妻師 華月斎


 おう、辰っつぁん。
 済まないな、先にこんな風だ。
 …お前さんには何から何まで、手間ー掛けさせるようで悪いな。

[辰次がやってきたのには、
 届かぬと知りながら、生前と同じ声を向ける。

 辰次の様子から、桜に魅入られし者の気配は受け取れぬ。
 己の魂に僅かに残った感知能力も、警鐘を鳴らしてはいない。
 だから恐らく、ひと一倍正義感と責任感の強い彼には
 二重の意味で世話になることになろう。
 事が終わった後の埋葬然り、

 ―――弟分のこと、然り。]

(+13) 2016/04/28(Thu) 23時頃

【墓】 手妻師 華月斎

[暫しの間其処に佇んだ後で、
 何が起きているのかを把握するのが先決と、
 往けぬ魂魄はふらりと村を抜け、丘を目指したのだった。**]

(+14) 2016/04/28(Thu) 23時頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
未だ周辺がゴタゴタしていてどうにもこうにも。
更新直前に一周遅れの回想&死にましたロールすまんかった…


詩乃と亀吉んとこ挟まるのもアレだろうし
兄さんはちょっと離れたところでみんなのこと見てる。

(-42) 2016/04/28(Thu) 23時頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
丁度クライマックスだな。
皆を応援しながら正座で拝見している。


んだが、今出先からの帰路の途中でありまして
力尽きたら済まないと先に申し上げます……

(-43) 2016/04/28(Thu) 23時頃

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