218 The wonderful world
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[挨拶にしては
対するにしろ、些か物騒な金属。
それが
カツン
と 銃口の先が触れれば
―― 先に 撃破されたのと、同じ緑。
それが ぎゃん と犬の如き喚きを上げ
牙を向ければ 直ちに
遅いかからんとするコトだろう *]
(#7) 2015/03/14(Sat) 04時頃
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う、お
[一歩退く。なんていうか、そういうアレか、と完全に回っていない頭で考えながら。 なんだったかな。憑依とか、取り憑くとか、そういう類の? 辛うじて正常にこみ上げたのは――呪縛から解き放てと言われたって、そういえば浄めの塩もないよなぁ、など。 クレープ屋からくすねて来れば良かった。
昨日の温和な子豚とは裏腹に、伸び上がるようにして攻撃を加えんとする緑のナニカ>>#7。 素早い動きに、狙いを定めるのは易くなく、発砲するよりも先に、反射的に振り払うように腕を振るっていた。
その時、脳裏に蘇るのは。]
(180) 2015/03/14(Sat) 04時頃
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――檻!とりあえず、動く範囲を……
[昨日、子豚を取り逃したコドモの檻。 逃げるのではなく、向かい来る獣相手になら、少しは易かろう。
"囲い"さえ完成すれば、それはそう難しい話でもない。 これ、普通に撃って良いのか?一瞬過った疑問も、ストッパーにはならず。 普通に撃って駄目でも、悩んでる暇などないのだ。
……パン。少しの間の後、二度目の破裂音が響いた。 耳栓を買った意味がなかった。キン、と不快な音に支配される耳に顔を顰める。]
(181) 2015/03/14(Sat) 04時頃
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3
1.無傷 2.かすり傷 3.なんか噛まれたかなんだかで血が出た 痛い
(-110) 2015/03/14(Sat) 04時頃
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はい
(-111) 2015/03/14(Sat) 04時頃
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[一方で、相変わらず脳を漂う奇妙な高揚感。 目前の出来事と、耳鳴りと。それらに意識を奪われて。 男は未だ、緑を振り払おうと振るった左腕、薄っすらと白衣に滲む赤色に気づくことはなく。*]
(182) 2015/03/14(Sat) 04時半頃
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……へ
[ >>168 覚えていないのか、と問われればスピネルはゆらりと揺れる。しまった。 ]
( 俺達の──…曲…? )
[ 目の前のこの金色には、没収されたモノは隠し通す気でいたのに。だって、絶対にバレたくない。 ]
─── それは、
[ いつもならば、取り繕うのが得意なはずなのに、言い訳は何一つ浮かばずに表情は曇るばかり。 >>169 口を開いて何を話そうとしたのだろう。力なく笑って首を傾げる。 ]
…雅くん?どうしたの〜 *
(183) 2015/03/14(Sat) 04時半頃
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[銃をまっしぐらに狙おうとしていた
緑色の毛並みを持つ雑音は
標的に近付くよりも先に
振り払う腕に薙ぎ払われ
けれど それに縋りつくように、
何とかその腕に 噛みついたかもしれない。
アスファルトの上に転がり――
狐は生憎 コブタのように早くは無い。
―― あっさり 四方を鉄に囲まれれば
空を撃つ 砲の破裂音に身を撃たれ
身から黒を散らしながらも
何とかカタチばかりは残る。]
(#8) 2015/03/14(Sat) 04時半頃
[ぐったりした様子の狐はその身を
せめてもの抗いとして 身をキノコに変じさせ
―― のっぽか それとも矮躯の方か
背に身を躍らせ、
鋭さを帯びた尻尾を振るおうと――
どの道、黒を垂れ流す狐。
後一撃でも喰らえば 散ることだろう*]
(#9) 2015/03/14(Sat) 04時半頃
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───歌え、ねぇ…
[ ぽとん 落としたのは確信したくない現実。 "雅くん"と漸く呼んだ相方の方を、 揺れたキャラメルで一層力無く見つめて]
多分没収された… なぁ──
[ 同じパーカーを着てる、大嫌いな相方にコレを問うなんて おかしいかな ]
──俺、今歌えないけど…
[ お前と一緒にいていいの? 小さく 小さく 呟いて それは 何方の意味の"パートナー"としての問いだっただろう。 自分自身にもわからない]*
(184) 2015/03/14(Sat) 04時半頃
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2 俺 チビ
(-112) 2015/03/14(Sat) 04時半頃
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[まだ動くのか、とのんびり呟く程は悠長な性格をしていない。 コドモの方へと身を躍らせた緑――その姿の変化に毒気を抜かれそうになったとは言うまい。 舌打ち。一旦は下ろした腕を再度掲げ、咄嗟の目視でコドモに被らないよう標的を捉え、
――パン!
引鉄を引くと同時に、じくりと腕に走った痛み。 常日頃から眉根を寄せていて良かったと思ったのはこれが始めてだ。 腕に滲む赤色を漸く自覚して、さり気なく左半身は引き、庇うように。
まだ動くようなら、もう一発、か。 憂鬱に考えるのはそんな事で、後は、コドモに負傷が見つかると困るなァ、とか。 ――どうして困るのだろう?面倒くさくはあるだろうが。考えて、首を捻り。
ともあれ、黒は散っただろうか。 若干の焦燥が入り混じった表情で、硝煙の向こうを窺い見る。*]
(185) 2015/03/14(Sat) 05時頃
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――― きゅうっ
[――パアン ッ
その轟きの後
一際大きな風穴を空け
狐は甲高い悲鳴を上げる。
立ち上がる硝煙が 空に霧散すれば
その向こうに黒いインクが宙に解けるのを
きっと 逸らさなければ
目にすることになるだろう *]
(#10) 2015/03/14(Sat) 05時頃
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―A地区に向けて―
[疾走するバイクの後部座席で、もちゃもちゃと貪るのは、2つ目のクレープ。その名も4種の苺づくしのクレープ。数ある果物の中でも苺が好きな自分が、このメニューに惹かれない訳もなく。
かと言って今はゆっくり味わえるような状況でも無いわけで。 クレープ屋の店員から得た情報を元に、前は通り過ぎた梟に向かって、バイクが走る>>173。
食べていても移動出来るんだから、この手段はなかなかに便利だな、なんてちらりと思う。と言っても無免許運転なわけで。些か寛容になり始めている自分が怖い。 ついでに目の前の白い背に、赤いジャムが少し溢れたのは、急ブレーキのせいであって、けして自分の食べ方が汚い訳ではない。 安全運転を怠った代償である]
(186) 2015/03/14(Sat) 05時頃
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―A地区 ヨミフクロウ前―
[クレープを食べ終わった頃、見計らったかのようにバイクが止まる。どうやら、目的地に到着したようだ。 バイクから降りて周囲を見回す。ぱっと見、異常はないように見える――のだが]
あれ、
[真っ先に目に入ったのは、地面に浮かぶ、見覚えのある紋様。けれど、目の前の背中の視線は梟へと向かっているようで。躊躇う事なく梟に向かう男>>177に、舌打ち]
(187) 2015/03/14(Sat) 05時頃
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足元!気をつけてください!
[言いながら、駆け寄り。もはや慣れた動作で、地面に手をつく。 さすれば、男の足元の砂は薄い鋼となり、地面から食らいつこうとした牙を跳ね返したか。気付けたのが幸いだと思う。別に、地面に視線が近いことに、感謝を覚えはしなかったが。
牙を跳ね返され、どこか悔しげに去っていく鮫。それが少し離れた場所から姿を現した時には、男の拳銃が火を噴いていただろうが>>178]
(188) 2015/03/14(Sat) 05時頃
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[はぁ、と嘆息しつつ、立ち上がって。き、と男の方を睨みつける。 少しは周囲を見てくれ。そう諌めたい所だけれど、多分、いや絶対、彼は聞き入れるとは思えない。鳥頭だし。
梟に向けられる銃口。刹那、飛び出してくるのは、立派な尻尾を持った緑の影。 噛み付いた男に振り払われるようにして、駆けてきた影―狐を見据えながら、地面に手を当てる]
(189) 2015/03/14(Sat) 05時頃
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[男の声>>181と、地面から飛び出した格子が狐を取り囲むのは、どちらが速かったか。 奇遇にも、同じようなことを考えていたらしく。全く、こういう時だけ気が合うのだから。
その影は、昨日の豚程身軽でない。自分のテリトリーにさえ来てくれたなら、動きを封じるのは容易く。 けれど、流石にその動きの先を予想は出来なかった訳で――
>>#9姿を変えたそれに目を見張ったところで、自分を襲う九尾の刀は3(1.頬 2.腕 3.空)を切ったか]
(190) 2015/03/14(Sat) 05時頃
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― タイム・リミットを目前にして ―
[耳鳴りなのか、悲鳴なのか、それさえ定かではないような。 ともあれ、甲高い響き>>#10を聞き止めて、確かに銃口の向こう側、はらと散る黒を見た。]
っぶねェ、
[――と、手の甲のタイマーも消えただろうか。 なんともギリギリである。流石に狐相手に散りたくはねェ、と嘆息。 他の参加者の姿を見ていないのが、かえって不安である。 もう、優雅にティータイム、とはいかないのかもしれない。
ひとまず本日も乗り越えた、と思って良いのか。 別に、無事を心配する訳ではないが、手の甲から顔を上げ、コドモの姿を確認し―― 暗転**]
(191) 2015/03/14(Sat) 05時半頃
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……歌が歌えない?
[ >>184 ぽつり 洩らした彼は、自分と同じように瞳を揺らしていた。 ]
没収…かァ…
[ “ 天使の歌声 ”と謳われる彼にとって、それは本当に大切な物なのだろう。濡羽色は自分達の歌なんて、何一つ覚えていなかった。ただ、これだけははっきりと今も胸に。その圧倒的な歌唱力が何よりも ──…、
嫉ましくて羨ましかった。 ]
───…
[ 小さく小さく呟かれた言葉に、目を瞬かせる。此処で会ってから、腹が立つようなことばかり言ってきたのに、この金色は自分の隣を望むというのか。 ]
…変なこと、聞かないでくれるかなァ
[ 答えるのを、拒んだ。だって、 ]
( 一緒に働いてた時のこと何も覚えてないのに、そんなこと言われても、困っちゃうよ )*
(192) 2015/03/14(Sat) 05時半頃
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[そして、終演。 銃声>>185によって幕引きが成されれば、あっけなく黒は散り。 一息ついて、男に駆け寄る。白衣の腕に滲んだ赤が、痛々しい。
胸ポケットに入っていた灰色のハンカチを変化させれば、その手にあるのは、白い包帯。 彼をしゃがませて、それを不器用ながら腕に巻き付けてやっただろうか。
血なんて、見ていて気分の良いものじゃないし。ただ、それだけ。心配した訳じゃない]
……あまり、無茶、しないでもらえますか。
[無鉄砲で見ていられない、寿命が縮むんですよ、とか。 適当な刺を吐き出しつつ、ぐるぐると包帯を巻き付けてやったところで、――暗転**]
(193) 2015/03/14(Sat) 05時半頃
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答えてくんねェの…
[…ムカつく。 何を求めるんだろう。 意地悪い回答にはそれでも、いつもの意地悪い笑みは乗っていない]
…なあ、もしかして お前── …!?
[>>@29突如現れたのは、 先日クレープ・ヘグリで遭遇した仮面の死神。 二度目はない… その言葉と同時ノイズが飛んでくる]
(194) 2015/03/14(Sat) 05時半頃
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…! change!!
[咄嗟に叫んで掴んだ色は 己を主張する金をひとつ ぷちり。
でも"色"を奏でられない。 思ってしまえばサイキックは途端に歪みの生じる。 "色"に"意味"を重ねるからこその能力。
金は弾けて光弾となって───…
そのまま消滅した]
な… ──!?!? くっそ… …!
[鮫のノイズはみるみる、迫って 受け身もロクに取れないままその喉元に牙を剥いた]
(195) 2015/03/14(Sat) 05時半頃
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――にい、……にい? …………モヤイは、もういいの?
[さっきまでの殺気が嘘みたいに消えた兄の様子に安堵の息を吐き、瞬きを数度。 モヤイ像へ行こうと言っていた兄がヨミフクロウを見に行こうと誘うのに違和感を覚えて首を捻り。 兄の考えなど知る由も無く、『哲学者の気持ち、気になるけど』と控えめに呟いて。 すたすたとこの場を後にしようとする兄の背中から視線を逸らし、何か言いたげに死神さん達を交互に見つめ。]
(196) 2015/03/14(Sat) 05時半頃
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……あ、……あの、……、 ……ご迷惑、お掛けしました……、
[兄を刺激しないように静かに怖い顔をした赤髪さんの方へ歩み寄ると小さな声で言葉を送り。 せめてもの気持ちとばかりに1日目に死神少年にあげたのと同じチョップチャプスを差し出してみたが反応はどうだっただろうか。 どちらにしてもチョップチャプスの在庫はあと1本しかなく申し訳なさそうに黒コートさんを見て]
(197) 2015/03/14(Sat) 05時半頃
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……また今度、買い足しておきます、
[律儀にそう続けた。 どんな人にも優しく、丁寧に接していればいつかは自分に返ってくるものだとママが言っていた。 どうやら彼らは直接手出しは出来ないようだし、うんと優しくしておこう。 そうしたら何時かミッションの手助けなりしてくれないかなあ、なんて淡い期待を抱きつつ。 あまり長い間死神さんとお話ししていては兄が何を思うか分からないし、何よりまたノイズを出されては溜まったものじゃない、と ゲーム機を手にゆるりと会釈をすれば兄の背中を追うように小走りで駆け出すだろう。
果たしてそのころには死神さんによる壁は解除されていたかどうか、そもそも兄が向かったのは結局モヤイ像の方面か、それともヨミフクロウの方面だったか――**]
(198) 2015/03/14(Sat) 05時半頃
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[ ぐちゃり ]
[鮫と自分の間。刹那 迫る敵との間に挟まる濡羽色
──これ、もしかして──]
[目の前で飛ぶ鮮血。 前も見た覚えがある。 そう薄明かりの下。黒い男達。引き金の音
あの時も お前は ── ]
(199) 2015/03/14(Sat) 06時頃
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ケイ!!!!!
[ 崩れ落ちる彼。滴るアカ。 赤髪に見せられた参加者の最期と同じ"消滅"を 目の前の 相方が。
今逃げ出せば 他の参加者と。 そう思っても前と同じで足は動かず ただ、相方でいることを"拒否"しなかった彼を庇うように前へ]
(200) 2015/03/14(Sat) 06時頃
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[浴びた返り血を掬いとってchangeと叫べど アカに浮かべるのは消滅の色
血の色は只々弾けて散っていくのみ。 また死ぬんだ。二度と目を覚ますことなく。
"この間"の借り返す、そう言うように残ったノイズに 両手を広げて 喉元 腹 キャラメルの瞳 全てを差し出して 嗤う
笑い声ももう ひゅぅ と軽い音がなるだけだけど]
(201) 2015/03/14(Sat) 06時頃
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… け …───
[相方の名も出ず倒れ込み 消えゆく身体に抵抗も出来ない
残ったキャラメルが遺した涙の色は透き通りアカに落ちていく
相方はもう既に消えていたと思う。 何も残らないそれをみて
ごめん
呟いて 唇で「CLAP」そう象り
金色も濡羽のアイドルと同じくその場から消失した]**
(202) 2015/03/14(Sat) 06時頃
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