人狼議事


216 宵闇駆けるは天つ星

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【墓】 武家の娘 沙耶

[>>3:*85男の言葉は、やはり沙耶には解らない。

沙耶の生きてきた意味、死ぬ価値を否定されたということは解る。
>>3:*86他の者を護る為に沙耶を祓うという、それも解る。
沙耶だって自分の身だけでなく、芙蓉を護る為に戦ったから。

それは解っても、やはり理解出来ない事は多い]


にんげんは、なにをたべて、いきている。


にんげんだって、いのちを、たべるだろう。

さやと、なにがちがう。

(+0) 2015/02/14(Sat) 01時頃

【墓】 武家の娘 沙耶

[沙耶にとって、人間と動物の違いは言葉が通じるか否か程度。
約束があったから喰わずにいただけ。
仮に村が滅びずとも遠からぬ未来、満足に魚が貰えぬようになったら人を喰らう様になったかもしれぬ。
だから、男の懸念、信念は間違っていない。
けれどそれは、沙耶にとっては理解できぬ心情。
更に沙耶には何より理解出来ないことがある]


…なんでさやが、

おきるまで、まった。


[沙耶は、獲物を痺れさせて一息に仕留めるが多かった。
それは命を食すに、苦しませぬ為の知恵。
男がしたことは、沙耶にとっては己の命を弄ぶ為にしか思えない仕打ちだった]

(+1) 2015/02/14(Sat) 01時頃

【墓】 武家の娘 沙耶


…あやかしなら、くるしめても、よいか。

くるしめるが、よいか。


…にんげんは、どこまで、

ひどい、ことが…でき、る…


[命の尽き際、途切れる息だけでなく。
人間への理解に苦しむ言の葉を、吐き出した*]

(+2) 2015/02/14(Sat) 01時頃

武家の娘 沙耶は、メモを貼った。

2015/02/14(Sat) 01時頃


【墓】 武家の娘 沙耶

[>>*4男の言葉に、沙耶は思う。
人が人を喰らわぬと、何故言い切れる。
他に喰うものが無ければ、人とて人を喰らおうに。
けれど、それを声にするだけの力ももう無い。

ただ。
人は臆病だというその言葉は、何故だかすとんと沙耶の中に入った]


…そう、か。


[ずっと沙耶は解らなかった。
きっと最期まで、沙耶は解らない。
けれど、沙耶だって命尽きるは恐ろしい。
人は、その恐怖の幅が広いのだろう]

(+6) 2015/02/14(Sat) 02時頃

【墓】 武家の娘 沙耶

[だからこの男は沙耶を──妖を、祓わねばいけないのだ、と。
それは解ったが、やはり勝手だという気持ちは変わらず>>*5男が沙耶の目覚めを待った理由を聞く。
その言い分を聞いても、沙耶には何故男が話を聞きたかったかは解らない。
けれど、男にとっても沙耶を理解出来なかっただろうとは解ったから]

…あぁ。

かって、だ。

[>>*6男の言葉を、微か笑みを浮かべて肯定した後。
一思いにすると聞いて、目を伏せる。
ここまで交わしてきた言葉、一つ一つ思い返して]

(+7) 2015/02/14(Sat) 02時頃

【墓】 武家の娘 沙耶



………いいのこす、ことはない。

おまえには、なにも。

──のこさない。


[問いかけに拒絶を返し、身動ぎすら出来なかった身に力振り絞り跳ね起きる。
唐突なその動きに、男はどれほど反応できただろうか]

(+8) 2015/02/14(Sat) 02時頃

【墓】 武家の娘 沙耶

[男は言った。
沙耶が何の為に生きてきたかは沙耶が考えるものだと。
ならば、沙耶にとってはやはり、他者の血肉になるのが生きた意味。
自分が喰らい、血肉にしてきたもの達に己の血肉を分け与えるが、沙耶にとっては最後の務め]


さやの、すべては。


うみに、やる。


[男をにらみつけたまま、岩場から波間へ向かって身を翻した**]

(+9) 2015/02/14(Sat) 02時頃

武家の娘 沙耶は、メモを貼った。

2015/02/14(Sat) 02時頃


【墓】 武家の娘 沙耶

[渾身の力を振り絞った沙耶の行動に、男は咄嗟反応出来なかったらしい。
>>*13男から視線逸らさぬまま海へと向かう沙耶に、男のその手がかかることは無かった。
>>*14だが、その代わりに先も沙耶の身を焼いたあの雷が追ってきた]


─────…っ!!


[限界をとうに越えている沙耶に避ける余力などある訳がない。
だから沙耶は、避けなかった。
男と、男から放たれた雷双方を見据えたまま海へと向かい]

(+27) 2015/02/14(Sat) 23時半頃

【墓】 武家の娘 沙耶


…おまえには、やらぬと、いった。

[雷を身に受けるに合わせ、海へと跳ぶ。
男の手の届かぬ位置まで行く為に、男が放った雷の衝撃をも利用しようと。
>>*15最も、こんなことをせずとも男は何かに気をとられ、沙耶を止める事は出来なかったろう。
それでも沙耶は、男から目を逸らさず──勝ち誇った、笑みを浮かべた]

さやの、いのちは。

おまえには、やらない。
 

(+28) 2015/02/14(Sat) 23時半頃

【墓】 武家の娘 沙耶

[男が沙耶を食うと言っていたなら。
偽りでも、沙耶を食うと言ってくれていたならば。
沙耶はこの命を男に差し出すを、祓われるを厭わなかっただろう。
これまで沙耶が食べてきた魚、獣、鳥達のように、男の命繋ぐ糧になるのだと。
男の言葉を、受け入れただろう。

けれど、この男は沙耶を食わぬと言った。
沙耶の命を、誰の糧にもせぬと言うならば。

沙耶は、この男に。
命をくれてやる、訳にはいかぬ]

(+29) 2015/02/14(Sat) 23時半頃

【墓】 武家の娘 沙耶



──…おまえが、かってを、いうように。

さやはさやの、かってを、いう。



それで、あいこだ。

にん、げん。


[男が男の信念を通すように、沙耶は沙耶の信念を通すと宣をした。
>>*30どこぞへと駆け出した男の耳には届かなかったかもしれないが**]

(+30) 2015/02/14(Sat) 23時半頃

武家の娘 沙耶は、メモを貼った。

2015/02/14(Sat) 23時半頃


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