人狼議事


216 宵闇駆けるは天つ星

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視点:


【独】 薬売り 芙蓉

/*
あっ。

勝っちゃった。

……ど、どうしようかな……。

(-0) 2015/02/14(Sat) 00時半頃

【独】 薬売り 芙蓉

/*
そしてデフォ投票がトリさん。

(-1) 2015/02/14(Sat) 00時半頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/14(Sat) 00時半頃


【赤】 薬売り 芙蓉

[爪の先が鬼丞の足を掠めたと、感触で伝わる>>*3:91
 その体が揺らぐも、見上げた視線で認めて。
 しかし鬼丞は動きを止めず、背後へと回る。
 姿は見えなくなり、ただ風の啼く音だけが届いた>>*3:92]

[彼に対する間、常に渦巻いていた風が、凪いでいくのを髪先で感じた。
 消えたのではない、むしろ収束し強く研ぎ澄まされていく。
 煌星の如く輝く刃は、目に見えずとも鮮烈な光の気として、妖の肌に伝わった>>*3:93]

(*2) 2015/02/14(Sat) 01時頃

【赤】 薬売り 芙蓉

[妖は目を閉じ、ふと微笑む。
 枝を再び鬼丞へ向けるだけの力は、もはや残っていない。
 刃が振るわれ、背に打ち込まれるを、ただ、待った]

[ざしゅり。
 横一線に切り裂かれた枝が、ゆっくりと滑り傾いでいく。
 そして妖の背にもまた、一文字の傷が刻まれ、どろりと褐色を零す。
 けれどそれは、人型の胴を断ち切るには、至らなかった]

 ――仕舞いだね。

[体を大きく捻るようにして、未だ毒の滴る右手を、背後へ向け振るう。
 それは喉の辺りを狙い、裂いて。
 更に鬼丞の首の辺りを、親指と人差し指で挟み、持ち上げようとする*]

(*3) 2015/02/14(Sat) 01時頃

【赤】 薬売り 芙蓉

[体を大きく捻る姿勢に、傷が開き幹を褐色が伝う。
 思わず眉を寄せつつも、爪の先にて鬼丞の喉を捉え。
 言葉交わせる程度に隙間を開けながら、その首を掴む。
 そして歪んだ笑み浮かべる鬼丞の顔を見詰めたまま、姿勢を戻した。
 呼吸を乱した人のように、妖の身は幾度か震え、揺らぐ]

 さて、何か言い残すことは……と言いたい所だが。

[鬼丞と対照に笑みのない顔を、腕を曲げ身を乗り出すようにしてぐっと近づける]

 一つ聞かせておくれ。
 ――あんた、一体誰と話している?

[結界の内にある退魔師は三人、内二人は闇星で、確信は持てぬが鬼丞と話している様子はない。
 そして妖は、結界に入る前にもう一人――それも煌星の退魔師を見掛けていた。
 胸の内にざわめきを感じ、妖の眼差しは険しくなる*]

(*7) 2015/02/14(Sat) 01時半頃

【赤】 薬売り 芙蓉

[問いに答えはなく、代わりに静かな眼差しを返される>>+10]

 フン……教える気はない、か。

[むしろ己の内の不安に対し、その答えは肯定したも同然だったが。
 問い詰めたとて答えが返るとも思えず、ひとまず横へ置くこととした]

 横取り、ねえ。
 ……あたしはねえ、あんたを喰らう気はなかった。
 借りを返す、と言ったろ?

[そう、目的は意趣返し。
 借りとは、力で勝っていながら己を祓わなかったこと。
 なれば男にも同じことをしてやろうと。
 しかし――戦わずして終わったあの時と違い、此度の相手は、生き延びるには深すぎる傷を負っているようにも見えた]

(*10) 2015/02/14(Sat) 02時半頃

【赤】 薬売り 芙蓉

 人喰いの妖が、勝手を言うと思うかもしれない。
 でもね、長く生きた妖は、ただ生きるより別の楽しみを、見付けちまうものなのさ。

[根を己の内に戻し、妖は徐々に背を縮めて、元の人型へ戻ってゆく。
 しかし色の抜けた髪は、朽葉にすら染まらず白のまま。
 鬼丞の首を持つ手は、締まることなくただ震える]

 こっから出しとくれ。
 ――あんたを喰うより先に、やらなくちゃいけないことがあるんだよ。

[奇しくももう一人の妖>>*9と重なる問い。
 しかしその問いも、対する答えも届いてはおらず。
 ただ鬼丞一人を見詰め、返答を待つ**]

(*11) 2015/02/14(Sat) 02時半頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/14(Sat) 02時半頃


【赤】 薬売り 芙蓉

[こちらの言葉に返る呟き>>+13は、どこか共感を示しているようにも聞こえた。
 ただ祓い、生き延びるのではないその姿勢に、かつて飄々と逃げおおせた男への――怒りに隠れて覚えた、別の想いが形を成すような気がして。
 思わず、目を細める]

[白いままの髪に触れる手。
 既に毒は尽き、また相手にも害意はないと感じたから、ぴくりと震えるもそのまま受け入れる。
 問い掛けを聞けば、目を閉じ緩く息を吐いた後]

 沙耶を――この村で会った妖を、助けに行く。

[真っ直ぐに相手の目を見詰め、ありのままを答える]

 あの子はまだ若い、何も知らない妖だよ。
 人を喰ったことさえないと聞いた。
 出来ることなら……救ってやりたい。

[身勝手は承知ながら、その言葉は真摯なものだった。
 訴えながら、ゆるり、相手の首から手を離す]

(*12) 2015/02/14(Sat) 10時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

[背から零れ落ちたものが濡れた音を立て、地に染みを作り出していた**]

(1) 2015/02/14(Sat) 10時半頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/14(Sat) 11時頃


【赤】 薬売り 芙蓉

[血を吐き笑う男>>+14を見ながら、妖はこの男をどうするべきか逡巡するように、数度手を握っては開いた。
 喰らえば失った妖力すらも取り戻し、思うがままに力を振るえるかもしれない。
 しかし、それよりも結界が――と。
 そう思考するのも何処か、己の中の決着を先延ばしするようでもあった]

 変わったのは……ここに来てからだよ。

[気ままに生きてきた妖に、他者を思う気持ちが目覚めたのは。
 例外は一つあるが、それにしたって似た力を目にしなければ、そのまま忘れていたであろう出来事だ。
 そしてその力は、そよ風のように力なく、頬を撫でるのみ]

(*27) 2015/02/14(Sat) 20時半頃

【赤】 薬売り 芙蓉

 妖でなくなる?
 目覚めた時から妖だったあたしに、それを言うのかい。

[妖でない自分として脳裏に浮かぶは、物言わぬ樹の姿。
 そうでないとするなら、それはもう己の身を捨てよと言われたも同然]

 それは、出来ない。
 それじゃあ沙耶を、助けられない……。

[助ける。
 しかし、沙耶は今どうしている?
 鬼丞の話していた相手が、既に沙耶に勝利した後であったなら――沙耶はまだ、助けられるような状態にあるのだろうか?]

(*28) 2015/02/14(Sat) 20時半頃

【赤】 薬売り 芙蓉

[わからぬまま動きを止めていると、鬼丞の方へ動く気配があった>>*19
 しかし、彼は足を止め、不安定ながら結界を生じさせる>>*21]

 あんた。

[時折輪郭をぶれさせる男に、軽く肩竦めてから]

 ……林の中程に血止めの薬草がある。
 ここから出られるならひとっ走り行ってきな。
 気休め程度には、生き長らえさせることが出来るかもしれないよ。

[それを教えてどうするのか、自分でもわからない。
 半分は打算、かもしてないが。
 立てぬ男に向け目を細めた後、鬼丞へ向き直った*]

(*29) 2015/02/14(Sat) 20時半頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/14(Sat) 20時半頃


薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/14(Sat) 21時頃


【独】 薬売り 芙蓉

/*
実は気付いてなかった訳でもないのだが。

……それはそれとして、真面目にどうするかねえ。
芙蓉は鬼丞を喰う気はないが、かといって放って置いたら鬼丞が助かるかっていうとそれは無理な気がする。
それとは別に、沙耶が祓われるのにこっちが気まぐれで鬼丞生かすのはどうなん、とは思うんだよねえ。

(-22) 2015/02/14(Sat) 21時頃

【赤】 薬売り 芙蓉

[鬼丞の口調>>+21に、彼はもう意識を長くは保てないのではないか、と予感する。
 それでも、途切れ途切れの彼の言葉を、聞き逃さぬように耳を傾ける]

 そうかい。
 ……枝を強く曲げれば、元に戻ろうとする力も強くなる。
 結界とやらの仕組みも同じようなものかい。

[内にある妖気が強ければ、結界もまた反発しより強固なものとなる、と。
 鬼丞の言葉から推察したのはそのようなもの。
 しかし、思考しながら言葉紡ぐ様子は、彼自身にも確証はないのだろうと感じられた。
 冗談交じりの言葉に肩を竦めて]

(*32) 2015/02/14(Sat) 22時頃

【赤】 薬売り 芙蓉

 折角ご親切にも教えてもらったんだ。
 試してやろうじゃないか。

[退魔師という妖力の絶好の糧を前に、妖が出した結論はそれ。
 ゆっくりと、手足の爪を引っ込め、地に張った根も戻していく。
 それは同時に、鬼丞を喰らわぬということでもあった]

 でもね、忘れんじゃないよ。
 ――沙耶がどうなったかはわからない。
 もうあたしにはどうにも出来ないかもしれない。
 そんでも、あたしはそうと確信するまで、絶対に沙耶のことを諦めない。

[髪は白いままで、背の傷も塞がりはしない。
 それでも、人の形の顔で艶やかに笑んで]

 だからあんたも、諦めんじゃないよ。
 あたしが見逃してやった命、粗末にしたら容赦しないよ。

[尊大に、まるで見下ろすように言ってやる。
 そう、これは意趣返しだ*]

(*33) 2015/02/14(Sat) 22時頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/14(Sat) 22時頃


【赤】 薬売り 芙蓉

[鬼丞>>+23の困り顔に、思わずといった風に笑みを零し]

 悪いねえ。加減を知らなかったんだ。
 何せ、人喰いなもんでね。

[眉尻を下げながらも、口角だけは上げて軽口を叩く。
 実際、致命傷を負わせるは本意でなかったにしろ。
 真面目に謝られた所で、鬼丞も困るだろう。
 だからそうした態度で、気休めにでもしてもらう以外に術はなく]

 フン……――

[人の身に変じた女怪に、鬼丞の声が掛かる。
 その目に宿る強い光。
 返す女の眼差しもまた、冷たく鋭きものとなり]

 この次だって、追い返して――生き延びてやるさ、何度でもね。

[それを最後に踵を返す。
 人のものとなった素足で、地を踏み駆け出し]

(*38) 2015/02/14(Sat) 23時頃

【赤】 薬売り 芙蓉

[そして間も無く。
 人の身の樹怪は、結界の内に現れた、新たなる人影>>*35と出くわした]

 おや、あんた。
 ……驚いたね、向こうからこっちには入れるのかい。

[驚愕を隠し、平然を装って語り掛ける。
 こちらは人の身へ変じ、力をなくしたも同然の状態。
 しかしだからと言って、退魔師がそれを見逃すとは考えにくく]

[そしてそれ以上に、沙耶と対峙していたはずの彼が、この場に現れた意味を考えない訳にはいかなかった*]

(*39) 2015/02/14(Sat) 23時頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/14(Sat) 23時頃


【赤】 薬売り 芙蓉

[こちらの問いに、退魔師から短い答えが返る>>*40]

 そうかい、便利なことで。
 ――妖は、そういう訳にはいかないのだろうねえ。

[ふ、と溜息こぼす。
 見極めるような視線に、相手はこちらを有無を言わさず害する気はないのだと判じて]

 あんた、沙耶――海の妖と戦っていた退魔師だろう?
 あの子はどうした。

[彼がここにいることが、何よりの答えではあるのだろう。
 それでも、彼からはきとした言葉が返ってくるのを、樹怪は待った*]

(*41) 2015/02/14(Sat) 23時半頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/14(Sat) 23時半頃


【赤】 薬売り 芙蓉

[退魔師>>*42の返答に、瞬いて。
 何も残さない。
 その言葉の意味に、人喰いの妖は、思い当たる]

 ……そうかい。海に、か。

[しばし顔上げて、見通せぬ遠くを見た。
 それから、道を開ける退魔師>>*43に、視線を戻す]

 いいのかい?
 あたしは、沙耶を――……。

[言い掛けて、言葉を切る。
 沙耶は少なくとも、男の手の届かぬ場所に行ってしまった。
 だからこそ、彼はここに来て、こちらに道を示すのだろうと]

 わかった。……ありがとうね。

[退魔師に目礼を向けて、教えられた道へ向けて再び歩き出す*]

(*44) 2015/02/15(Sun) 00時頃

【赤】 薬売り 芙蓉

― 海辺/結界内 ―

[退魔師は鬼丞の方を見る>>*45
 彼が鬼丞と会話していたを思い出し、ならば助けに来たのかと頷いて。
 彼と入れ違いに結界の窪みへ向かい、その向こうへ手を伸ばす]

 ――……っ

[結界の境は、弾くことなく樹怪を受け入れた。
 宙へ浮かぶような、奇妙な感覚がしばらく続いた後、周囲の風景は一変して。
 思わず転びるようにしながら、岩の上へ着地する]

 あの場所、か。

[間違いなく、沙耶と会った場所であると確かめて。
 妖は岩場を歩み、波の被るぎりぎりまで近付く。
 目に入る所に、あの幼い妖の姿はなかった]

(*49) 2015/02/15(Sun) 00時半頃

【赤】 薬売り 芙蓉

 沙耶、

[樹の妖は泳げない。
 海に潜り、妖の行方を探すことが出来ない]

 沙耶!

[だから、呼ぶ。
 答えが返るまで、何度でも、何度でも]

 沙耶あっ!

[気付けば両手を着き、海を覗き込む姿勢となっていた。
 常ならば決して見せぬその姿にも気付かぬまま。
 海風と波音に向かって、ただ、呼び掛け続ける**]

(*50) 2015/02/15(Sun) 00時半頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/15(Sun) 00時半頃


薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/15(Sun) 21時頃


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