人狼議事


17 吸血鬼の城

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【人】 牧人 リンダ

―自室―

[伏せていた瞳を上げる。]

 マーゴットさんも、イアンさんも、ドナルドさんも、どうか無事で……。

[呟きは部屋の中の虚空に飲まれて消える。]

 ……少し、外の空気が吸いたいですね……。

[そう言って、自室を後にした。]

―→中庭―

(261) 2010/06/23(Wed) 21時半頃

【人】 奏者 セシル

 ―最上階・窓辺―

 ……おや、

[白薔薇は黒壇の枠におさまったまま、
同属と“獲物”の2人の姿を見やる―――]

 先を越されてしまいましたか、残念。

[薔薇が芳香はその身より、
狩が対象――贄の少女を見やるは常と変わらぬ白薔薇]

(262) 2010/06/23(Wed) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 手に入らぬものなど、思いつきもせぬな。

[思いつかぬだけで、手に入らぬものは存在する。
例えば城主の胸に空いたままの穴を埋めるものであったり]

 芸か?
 しかし、私の執着は恐らくひとにしてみれば性質が悪いぞ。

[くすくすと、愉しげに笑ってみせる。
寝台に散らばる銀糸がさわさわと揺れた。
少しの間の沈黙を破り、薄い唇が音を紡ぐ]

 
 ――――…あいしている、イアン。

(263) 2010/06/23(Wed) 21時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

本当に貴方は不思議な人ね。
吸血鬼をあたためてみようなんて……

[包み込むように触れるドナルドの手に、
その言葉に女の手がぴくりと震えた。
厭では無く寧ろ嬉しくさえ思うからその手を拒めない]

外見だけならそうかもしれないけれど
ほら……、私はあたたかくないから……
すぐに人ではないと知られてしまうわ。

[哀しいと思うことはあったけれどそれは仕方の無い事。
俯きながらも男の視線を感じた。
その真剣に声音に思い悩むような間があった]

――…如何かしら、ね。

[困ったような微笑を浮かべながら顔を上げれば
男の隻眼をじ、と見詰めた]

(264) 2010/06/23(Wed) 21時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

>>262

[窓より入ってきた白い人を見て、目を丸くした]

 セシル……さん?

[強い薔薇の芳香に、身体が揺らいで
とん、と背が壁につく。]

(265) 2010/06/23(Wed) 21時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 21時半頃


【人】 記者 イアン

手に入らないものなどないのに、あなたは孤独を語るんですね。

[笑い声。
髪の揺れる音。
耳元に落とされた言葉に、その双眸を見開いた]

残念ですが。
俺には、あなたを愛する事が出来ない。

[ふざけるな。
以前の自身なら、一喝していたに違いない。何が愛だ。奪ったのはお前だ。かつての己の友を消し去り、今の己の友を恐怖に陥れているのは、他ならぬお前じゃないか。
身の内に生まれた憎悪は――しかし、僅かな嘲笑として吐きだされるに留まった]

(266) 2010/06/23(Wed) 21時半頃

【人】 奏者 セシル

[>>265 窓辺より、薔薇は囁く]

 ――……ああ、
 旦那様ならお留守でいらっしゃいますよ?

 どの途、毒華が血など、
 旦那様のお口には、合いませんでしょうから――


 ですから、――ですからあなたは……
 我らに獲物として賜れたのですよ?

[あとずさる少女に微笑みかける。
しかし薔薇はいまだその場を動く、気配は見せず。]

(267) 2010/06/23(Wed) 21時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 21時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[白薔薇の人の言葉に、小さく息を呑んだ。

叫びをこらえるように口元に手を置き、
目を見開く。

 自分の血が毒である事を、なぜ城主が知っているのか。
 その理由は、知らない。


  ただ。
  その視線を、サイラスへと向ける。]
 

(268) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【人】 牧人 リンダ

―中庭―

[枯れ果てた中庭に、女は一人佇んでいた。
周囲は霧に包まれ、ただ薄い闇を生み出していた。]

 ……本当は、気づいてるのに。逃げる方法なんてないんだって……。

[霧の中で、女は一人喋り続ける。]

 でも、私、認めたくなかったのかな……。

[認めたら、心が折れてしまいそうだったから。
胸のロザリオを握り締め、俯く。]

(269) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【人】 薬屋 サイラス

―最上階―

[マーゴの寄ろうとしたとき、
 奥の窓より白薔薇が現われる。>>267]

 ――……セシル……

[獲物と、彼はマーゴに告げる。
 それにはまた唇を噛んだ。]

(270) 2010/06/23(Wed) 22時頃

牧人 リンダは、長老の孫 マーゴに話の続きを促した。

2010/06/23(Wed) 22時頃


【人】 靴磨き トニー

――墓地――

[グロリアの白い横顔を眺めながら思う]

(どうして身分が高いのに、私みたいのに声をかけて優しくしてくれるんだろう。それに汚れるのも関係なしで、私のこと手伝ってくれたり……)

[貴族と交わる機会などなかったが、彼女が普通の貴族の範疇に当てはまらないことだけは分かった]

 ――不思議なひとだなぁ。

[つい、感想が零れる]

(271) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【人】 本屋 ベネット

―回想・廊下―
>>192
……そうですか。
[ナイフをハンカチに包みなおして腰のポーチへとしまう。]

……ここはお城ですし、きっとなにか武器もあると思います。よさそうなものを見つけたら届けましょう。

[メアリーと別れると客室へと戻り――]

(272) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ……孤独は私が生まれた時より、傍にあるもの。
 既にてにしたもののひとつ。

[否定が返れば、城主は一度瞬いた]

 人間と言うものは
 こういう時に、そう口にするのではないのか?

[嘲笑を受け、柳眉を寄せつつ首を傾ぐ。
億劫な仕草でゆるりと身を起こし]

 詰まらぬ答えだ。

[一笑に付した]
 
 ひとの言う愛は所詮己の事を第一に置いた醜い独占欲の塊だろう。
 私には理解出来ぬもの。
 執着と似ているようで、そうでないのか
 ……さて、お前は愛をどう説いてくれる?

(273) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【人】 薬屋 サイラス

>>268

[こっちを見る視線が、どのようなものだろう。
 ただ、セシルの言葉を否定することはできない。

 でも……]

 ――…マーゴ、
 君は毒をもつべき人じゃない。

 だから、ここからは出るんだ。

[彼女の目的は果たすことができないのだと…伝えたく……。]

(274) 2010/06/23(Wed) 22時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 22時頃


【人】 小悪党 ドナルド

>>264
不思議も何も――気紛れなだけだぜ?
[そう言って、いつもの人の悪い笑みを浮かべる。
手の内で震えたその手に、真意を測るかのように表情をじっとみて
それでも手は離さない。]

なんか。人でないとばれる事が嫌、な言い方だな。
[それだけ告げて、それ以上に言う言葉が見つからず口を噤んだ。
それ以上言ってしまったら傷付けるような気がして
ああ、それとももう傷を抉っているのかもしれない。

曖昧な答えがもどかしくて、じっと見つめてれば
     彼女の目を直視してしまった。
その緑の目は真意を汲ませず、煽情的な香りを秘めて。
そしてその目は、男に気付かせる。
男の望みの、吸血鬼という絶対的な対象に
対峙して気付くその望みの
正体に。

息をのんで立ち上がる。未だ手は繋いだまま]

(275) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【人】 奏者 セシル

[>>268 贄の少女へくすりと笑う]

 ――さあ、
 何故存じ上げているのでしょうね?

 施した者でもなければ、知りようがないものを。

[>>274 サイラスの言葉が聞こえる]

 いらないのなら、
 ―――いただきますよ?

 それは“獲物”として賜られたものなのですから。

[薔薇の香はつよく]

(276) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【墓】 墓荒らし へクター

―― 煉獄 ――

この灰色世界、どうにも実感がわかねぇと思ってたのは、生と死の境界が曖昧だったせいじゃねぇな。
己の肉体感覚そのものが希薄だったってだけだ。
だが――

[ふと目を落とす。

 自分の手。自分の脚。そして、それを確認する自分の目。

 それらが客観的にではなく、確かにここに「在る」という意識をもてる。]


少しずつ、感覚が戻ってきたみたいだぜ。
想いが、おれの肉体にも宿ったかな。 >>181


[手首に絡んだロザリオを見れば、そこに嵌った石はセレスタインブルーの輝き。]

(+4) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【墓】 墓荒らし へクター

そうそう、この色だ。
思い出した。

――思い出せた。


[子供を膝に抱くように、小さな狼皮の帽子を乗せて掌で撫でる。]

(+5) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【人】 靴磨き トニー

[城内に戻ろうとして、中庭を抜けようとすれば。
霧の向こうから、ぽつぽつと一人ごちる声>>269が聞こえた]

 誰だろ……。

[紋様からは反応がないことから、それが魔物でないことは確かだけれど]

 ――もしかしたら、魔物に協力する人かも。

[グロリアにそっと囁いて、霧の中の人物の様子を覗う]

(277) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[サイラスの言葉に、ふるりと首を横に振って。>>274
階段の方からも、一歩、あとじさる。]

 わたくしは……お勤めを果たすために――
 ………果たさずに、還る事など…、…
 
[白薔薇の言葉にも、幾度か頭を振って>>276
ドレスの裾に手を伸ばし、ナイフを引き抜く。]

(278) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【人】 薬屋 サイラス

>>276

 ――……セシル?!

[彼がマーゴに寄ろうとすれば、その先を塞ぐように出る。]

(279) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【人】 牧人 リンダ

―中庭―

 誰……ですか?

[霧の向こうに、人の気配を感じて、声を投げかける。
おそらく城主や女吸血鬼ではないだろう、と女はその気配から判断。
しかし、いつもどおりにその声は警戒の色を含んでいた。]

(280) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【人】 記者 イアン

愛――

[笑いと共に返された問い。
説く、なんて。
息を詰めて、城主の目を見返した]

執着では、あるのでしょうけれど。
ただ、その執着は……時に何かを失ってでも得たいという、執着だと思います。
その何かが――時に、『自分』であることも、ある、と。

得られるものを全て得てきたあなたには、理解できないものかもしれませんが。

[笑みの形に唇を形作ったまま、城主の銀糸をぼんやりと眺める]

(281) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【墓】 墓荒らし へクター

[尻ポケットに手をやるが、そこに収穫はなく]

まあ、そういう「宿り」もありだな。 >>229


ヤツがここに来るときは、一緒に持ってきてくれるだろうさ。
忘れてたら、ヤツの精液絞ってやらぁ。


――飲まねぇけど。

(+6) 2010/06/23(Wed) 22時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 22時頃


【人】 奏者 セシル

[薔薇は窓辺から動かない。
――先に捕まえたものが、獲物を屠る権利がある

それが道理]

(282) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【墓】 墓荒らし へクター

ああ――

声が…聞こえる。

「今すぐ会いたいよ」か。>>151
切ねぇなぁ。

(+7) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【墓】 墓荒らし へクター

[耳に届く声はそれだけではなく。]


――詩人?

[立ち上がる姿を振り返る。]

(+8) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 自分を失ってまで手にしたいと?
 其れほどまでに魅力のあるものか


[度の超えた執着。
立ち上がり、窓辺へ向かう
城主の表情からは笑みが消え、考え込む風]


 それほどの執着を
 ……私は未だ得ておらぬのか。

(283) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【人】 水商売 ローズマリー

気まぐれでも嬉しかったわ。

[人のぬくもりがこの愚かな魔性は好きだった。
柔らかな心もつ、自分とは違う、人が、好きなのだ。
無くしたものを手にした時の感覚と少し似ている]

だって、人でないと知ったら……
みんな離れていくんだもの。

[触れる肌から伝う温度が少しだけ女の手をあたためた。
声には寂しさが僅かに滲むのみで傷ついた様子なく]

――…ドナルド?

[立ち上がる男をいぶかしむように名を呼んで。
隻眼の男の眸を翡翠は静かに見詰め続ける。
溢れた魔性の気配が男を惑わしたのだと気づくのは
ほんの少しあとのこと。
釣られるように少しばかり腰を椅子から浮かせて
繋がれた手にそっと自らの手を重ね小首を傾げる]

(284) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【墓】 墓荒らし へクター

[自分には意味のわからない聖歌の文言。
 それでも、詩人が求めるものは察せられて]


なぁ――
世の中に「使えねぇ時計」は二種類ある。


ひとつは、
「壊れて動かない時計」

もうひとつは、
「狂って止まらない時計」


あんたのそれは――なんだ?

(+9) 2010/06/23(Wed) 22時頃

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