人狼議事


17 吸血鬼の城

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 ふふ……
 つまらぬひととしての未練に囚われていたのかどうか
 私はお前で無い故に、わからぬが。

 良い目覚めを迎えたようだな
 私の――…白い薔薇。


[蒼天は地に堕ちた。
胸を鳴らすこれは、其れを惜しいと思う何か。
けれど淫猥に囁く声音に曇りは無く
新たな眷属を歓迎している]


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 12時半頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 12時半頃


水商売 ローズマリーは、薬屋 サイラスに話の続きを促した。

2010/06/23(Wed) 13時頃


水商売 ローズマリーは、奏者 セシルに話の続きを促した。

2010/06/23(Wed) 13時頃


水商売 ローズマリーは、小悪党 ドナルドに話の続きを促した。

2010/06/23(Wed) 13時頃


[響く声、

             そして、フロレスクは完全に落ちたか。
             と、思えど、

 それをもう何かいう資格はまるでない。]

 ――……

[声は出さぬが気配は伝わっただろう。]


水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 13時頃


はい、目覚めはとても心地よく、
感謝しております、旦那様――……、


[惜しまれたものを省みることはなく、
声はまどろむような甘えを滲ませて]


【人】 執事見習い ロビン

[男は、掃除道具を持って廊下を歩く。血の跡を指でなぞり、小さく息を吐いた。]

……本当に、お伽話のパンくずのようだ。
フェイクも用意しておらず……どういうルートを辿ったか、たいへん分かりやすい。まあ、子どもの時分からそんな知恵を身につけていたら、それはそれで末恐ろしい話ですけれどもね。

私は嘴は持てど、鳥ではないから食べられない。

……吸血鬼という種族になれば、此処は芳醇な香のするワインセラーか、或いは……

[血を啜るサイラスの様子を思い出し、意図せずぽつりと呟く。]

……目の前に餌をちらつかせては生殺しを強いる、拷問部屋のようなものか。

[床を拭く動きに合わせて、黒薔薇の腰に控えている無慈悲な2本のダガーが、不規則な音を*立てている*]

(200) 2010/06/23(Wed) 13時頃

[何処かで己の名を呟いたような、声に]


――ああ、そうだ。
 あなたへの感謝も、まだでしたね……?


           きちんとお礼に伺いますよ。


【人】 薬屋 サイラス

―テラス―

[そして、宛てなく彷徨いつつ、格子の硝子扉を開ける。
 高い位置にあるテラスに出た。]

 ああ……

[思わず漏れるため息は、そこに世界は広がっていることを再認識したから。
 この城だけではなく、外へ。

 そう、幾人のものがここでそれを考えたのだろう。]

(201) 2010/06/23(Wed) 13時頃

[暗き空を見て、どくり、と身体がうずく。
 いや、そこから落ちれば、人ならば命がない場所に


 惹かれるのは、なぜか。


 いや、違う、飛べるような気がした。
 さきほど、飲んだ狩人の血が、
 一層力を高めたのだろうか。]


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 13時頃


 ――……ッ

[ふと響いてくる白薔薇の声。
 微かに目を見開く。]

 感謝?

[テラスで結果佇みながら…白薔薇の妖艶な声に眉を顰めた。]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 13時頃


【人】 水商売 ローズマリー

[焦がれた白薔薇から紡がれる音色は女の求めた音ではなく
甘い言葉を囁かれたというのに傷ついたような相貌をする]

――…変わらず留める事など出来ない。
貴方の笑みが好きだったわ。
案じてくれるその心は何にも代え難いものだった。

[触れた唇の温度も何もかも変わってしまったことばかりに
気がいってしまう]

…………。

[胸が痛むのは罪悪感からだ。
きっとそうに違いない。
そう決め込んで女は壊してしまった大切なものを想う]

(202) 2010/06/23(Wed) 13時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 13時頃


[物言わぬ気配を感じながら
白薔薇へと微かな笑みを送る]


 感謝は、私ではなく……彼等に。
 望みを叶えて遣るがいい。


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 13時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 13時半頃


【人】 薬屋 サイラス

[裡に、ふと、白薔薇の声が響く。
 ああ、彼が、フロレスクなれば、

 闇にあっても、落ちぬのが理解できた気もしたが、




 それは幻だったか、と思う。

 また、そう、考える自分に苦笑い。



 なぜ、自分はもう闇なのに、こんなことを考えるのか。]

(203) 2010/06/23(Wed) 13時半頃

 君は、もう
 フロレスクを完全に捨てたのだよな。

[しかし、問うてみたくて、そう声を響かせる。
 城主やローズにも聴こえるだろうが。



 聖なる血族にあって、落ちた彼の真の心裡はどうなのだろうと…。]


【人】 奏者 セシル

>>199>>200
[その者が何を言っているのは、ほとんど聞いてはいない。
ただ鼓動の強く波打つをその耳は拾う]

 ――……いい、音ですね。

[呟いて、しばしその後を追えば――甘い香り
廊下に残る血の痕は、ああ、かつての友のもの。
触れた温度を思い出せば、途端、渇望が湧き上がり]

[薔薇の香は甘く漂いはじめる]

 ええ、本当に良い香り。
  ――ああ、けれど黒薔薇……

[指先がす――と、その首に伸ばされようとして、留まる。
 熱を滲ませた眼差しは、眸の――己とは対照的な氷れる青を見る]


  あなたは「いけない」のでしたね。

(204) 2010/06/23(Wed) 13時半頃

【人】 奏者 セシル

[くすり、と笑みを残せば――
白薔薇が次に向かうのは、この甘い血を存分に喰らった者の元]

(205) 2010/06/23(Wed) 13時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[三度のノック>>185に扉をゆるく振り返る。
其処には常通りとも見える黒薔薇の姿]

――…私に護衛など必要ないわ。
お兄様の事だけを最優先に……

[城主の力は女のそれより強くある。
けれど若しもの事があってはならないと
黒薔薇にそう告げて]

そうね……、少し疲れたのかもしれない。

[白と黒の薔薇を一度だけ交互に見遣り
それでも嫣然とした笑みを刷いて女は闇に溶けた**]

(206) 2010/06/23(Wed) 13時半頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 13時半頃



 ――案じる心など、
    そのようなものは欺瞞です。

[女の声に思い出したように、
    答えるはただの魔性の声]

 ええ、感謝しております――お嬢様。
 欺瞞を捨て去り、わたしは望むままにあれるのですから。


【人】 奏者 セシル

 ―テラス―
[同属の気配、ましてや
懐かしい血の匂いを漂わすそれは見つけるのは容易い]

 ――…そのように、
   身を乗り出されては、落ちますよ?

[纏うは濃密な薔薇の香り、
それ以外はなんら変わらない。
ただ青い双眸だけが、昂まる渇望に濡れて輝きを増している]

(207) 2010/06/23(Wed) 14時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 14時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 14時頃




 ――まだ、その名を紡ぐのですか?


[かつて抉られた心
けれどその柔い部分は失われて、ただ不機嫌そうに呟く]

[一度交わってしまった白は、
あとは容易くその色に染まるのみ]


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 14時頃


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 14時頃


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 14時頃


【人】 薬屋 サイラス

>>207

 ――…ッ

[来訪者には目を丸くせざるえない。
 彼は、自分よりも、きっと能力は上だと、思った。]

 ここから


            落ちても、
 魔物ならば大丈夫かどうか、試してみるのも?

[それは冗談には聴こえないかもしれない。
 だが、濃厚な薔薇の香りは、外にあっても圧迫感があった。

 その煌煌と光る眼も。]

(208) 2010/06/23(Wed) 14時頃

 君が君であった


             その名というだけだ。

[ただ、同じ名を呟いても、
 もう、それで揺らぐ彼はそこにはなかった。]


――…私の、望み


[兄の聲に闇に溶けた女の気配が揺らぐ。
叶ったとも叶わなかったとも言わず]


愛しいお兄様……
私が望むのはお兄様の傍にある事だけ。


[今はそれしか望みはないのだと切なく漏らす]


貴方の施したものが欺瞞だったとしても――…
私にとっては違うものだったの。


[白薔薇の聲にぽつと紡ぎ]


感謝ならばお兄様に……
全てはお兄様の為に在るのだから……


[そして、相変わらず耳端に聞こえるのは、ローズの城主に対する愛慕だろう。

 いつでも、憂いを持つ彼女を血をもらったことが、
 自らには影響しているのだろうか。]


 ああ


[城主の孤独、ローズの憂い
 彼らは通じ合っているように見えるのに、
 それでも、


             なぜ、幸せにはみえない?]


【人】 小悪党 ドナルド

―食事の間―
[ベネットの差し出すナイフを、形見の品をメアリーが拒んで―
果たしてそれからナイフはどう動いたか。
男は行方を最後まで見守ってから、その会合から抜け出した。
そして向かうは詩人が死んだ場所、食事の間。
その部屋はいまだに血の―何か催的な甘さを持つ香りが満ちていた。

かつて詩人が座っていた席に腰掛けると
影にワインボトルと2杯のグラスを所望して]

いつかの約束を果たさなきゃ男が廃るってもんよ。特に女との約束はな。

[紳士だし。
と反応を返さぬ影に語りつつ
心に浮かぶのは開幕の夜、飲酒を窘めたあの女**]

(209) 2010/06/23(Wed) 14時半頃

 ――……感謝……。

[ローズが感謝を兄にという。
 そう、さきほど、セシルが呟いたその言葉。
 それが、理解できない。]





[ああ、それとも、彼らは、望んでそうなったというのか。
 それほどに、人間であったころが…。
 なれば、

 自分がこの中で異質なのは認めざるえない   のか。]


【人】 奏者 セシル

>>208
[魔性はゆるりと音のない足取りで近づいて]

 ――……おや、
      その口ぶり、


 人を勝手に 庇って おいて……
 自分だけは、死にたい のですか?

[すぅ――と、目を細める]
[かつての望みなどもう残ってもいないのに、
揺らいだ感情の残滓だけが、淫靡な薔薇の香を強くする]

(210) 2010/06/23(Wed) 14時半頃

 そうか?
 ……ならば傍へ来るが良い、私のローズ

[切なげなローズマリーの聲
ひとで有った時の迷いを捨てた白薔薇の聲
未だひととしてのこころ捨てきれぬ風の、薬師の聲
城主は増えた囁きに耳を傾けながら、淡い溜息を洩らす。

何でも持っていると、あの子供は言ったけれど
満たされても満たされても
必ず其の後に訪れる深い虚無感
ヘクターは最期感じ取ってしまったのかもしれない
闇よりも深い絶望の味]

 何時でも――…私はお前を案じているのだから。

[言葉は簡単に口にする事が出来る。
案じるという行為を真に理解出来ずとも**]


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 14時半頃


【人】 薬屋 サイラス

>>210

[空気が、噎せるほどの芳香に……
 それは完全にこの場所を彼が制していることを示す。]

 庇った……ああ

      でも、あの時は、君が死にたいなんて、
 知らなかった。

[それは、言い訳に、なるだろうか。
 ただ、その口ぶりは、
 あきらかにいままでの彼ではなく……。]

 君の意にそぐわなかったのなら、すまなかった。
 じゃ、どうすればいい?

 君を殺せばいいのか?

(211) 2010/06/23(Wed) 14時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 客間・自室 ―

[あてがわれた部屋で、荷物を開く。
僅かばかりの持ち物の中から化粧の道具を広げ、鏡に向かう。

唇に紅を乗せ、爪に朱を置く。
さっと薄桃のチークをはたけば
鏡の中にいるのは、毒に侵された徒花ではなく
未だ手折られぬ、たおやかな百合。

ドレスは黒のまま、純白の長いヴェールを被り
部屋を出て、階段へと向かう。]

―→上へ ―

(212) 2010/06/23(Wed) 14時半頃

【人】 奏者 セシル

[人には聞こえぬその聲に、返す口唇が音を紡ぐ]

 あなたが私を―― 私の名を、
  ……惜しむ由縁などないでしょう?

[甘くどこか切なげにも響く、幻奏]

      嗚呼――、
  
  いいえ、でも感謝しているのですよ。
 “薬”の処方にも、お礼をしなければなりませんね。

[>>211 身を寄せれば、指先はつ――っと首筋に伸ばされて]

(213) 2010/06/23(Wed) 14時半頃

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