人狼議事


17 吸血鬼の城

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【人】 薬屋 サイラス

>>213

 君の名は、
 知っているものであれば、みな…

[どこか懐かしい旋律にも似たその声に返そうとしたとき、
 すっと伸びた手が首を捉えようとすること、

 そのまま、青色の眼で見た。]

 ――……こんな血でいいのか?

(214) 2010/06/23(Wed) 15時頃

薬屋 サイラスは、同属の血には、反応しない自分に、気がつく・・・。

2010/06/23(Wed) 15時頃


【人】 奏者 セシル

>>214
[その沈む水の色を誘惑するのは、血の悦びだけではなくて。
白薔薇の双眸は、重たげな睫毛を震わせて――
先の記憶を呼び覚ますように、熱い吐息を首筋へ]

 血ではなくてもあるいは、

    ―――赤と
      
                   白と――

[首筋をなぞった指先は、一度下肢へと下りる]

 ……どちらがよろしい?
 処方していただいた時は、両方 していただきましたけれど。

[捕食者となった白薔薇の片手は、優雅に男の身を抱いて。
問うてはみたけれど、首筋から漂う血の、懐かしい匂い――]

(215) 2010/06/23(Wed) 15時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 15時頃


【人】 薬屋 サイラス

[指がなぞる場所。
 拒絶することはない。

 自分は、噛むことは赦されていない。
 彼はそうならば、そういうことだ。

 もう、
 人ではない。]

 ――……好きに、するといい。
 それが君の薬になるなら……。

[絡みつく手、首筋に牙が埋まるのであれば目を閉じて……。
 その血は彼の友人の匂いも濃く持ったままだとは、自身では気づけず……。

 下肢に降りた指には、びく…と身を震わせる。]

(216) 2010/06/23(Wed) 15時頃

【人】 奏者 セシル

>>216

 薬?――いいえ、ただの戯びです。

[震える身には哂う、
戯れのように指先は下肢をなぞって]

――もう少し、嬉しそうになさっては?
あんなに夢中になって、私を貪っていらしたくせに。

[かろやかに跳躍すれば、男を抱えたその身は柵の上、
 紅の月へ、男の首を捧げるサロメのように指を絡める]

 目は閉じないで――…

[白薔薇の乙女がごとき微笑]
[けれど一度首筋を舐め上げるつめたい舌の、淫ら]

(217) 2010/06/23(Wed) 15時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 ……あ

[煽る言葉を聴きながら、否定に考える。
 ああ、そうか……。

 薬を求めているのは、自分、

                 なのか?]
 ――…ク……

[そう、何か理解したとき、身体が宙を舞って、]

 ――……ッ

[柵の上、首筋の舐られながらも目は開けずにはいられない。
 ひやりと、全身につめたいものが走った。それはきっと怯えた表情をさらけ出すことになる。]

 殺す   のか?――………うぁ………くッ

[問い詰めると同時に、身体に与えられる愛撫に身をすくめる。]

(218) 2010/06/23(Wed) 15時半頃

【人】 奏者 セシル

[問い詰めるような言葉に、唇は一度離れて]

 だとしたら?
 うれしいのでしょう?
 どうしてそんな顔をなさるのですか?

 ――…なんて、救いがたいのでしょうね

[そしてその首に牙を埋め込めば、甘い芳香。
男の身にもたらされる吸血の快楽、

二つの影はぐらりとゆれて、紅の月下の夜を、落ちていく――]


[白薔薇は知っている]
[己の身がいともたやすく重力に抗えることを]

(219) 2010/06/23(Wed) 15時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[これは女が失った記憶の一欠片。
今は城主とメアリー・トレメインだけが知りうる記憶。


人だった頃の女の世界は今と変わらず狭かった。
住まう屋敷と白薔薇の庭園だけが彼女の知る世界。
生まれつき身体の弱かった女は外の世界を知らない。
白い薔薇と幼い兄妹と家族だけが心の慰め――。


医師からは二十歳までは生きられぬと宣告されていた。
けれど女はそれを嘆かず全てを享受していた
残る時間が長くなくとも女の心は満たされていた。


白い薔薇の花束を贈ってくれたサイモンとの思い出も
栗色の髪に花を飾ってみせた幼いメアリーとの思い出も
女が失ったしあわせだった頃の記憶に他ならない]

(220) 2010/06/23(Wed) 15時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[――美しくも哀しい魔性との出逢いは偶然か必然か。
何時しか女の姿は白薔薇の庭園から失せていた。


家族のことも
サイモンのことも
メアリーのことも


魔性に抗った記憶さえ消えうせて


大事なものを失ったことだけを感じながら
再び目覚めた翡翠は美しい魔性に心囚われる]

(221) 2010/06/23(Wed) 15時半頃

【人】 薬屋 サイラス

>>219

 ――……あッ

[落ちる、そう思ったのと同時に、首に埋め込まれた牙から広がる快楽。
 それは、ローズに齎された時を思い出し、それを忘れるほどの……


           甘いけど、強烈な感覚で…。]

 ひぅっ………

[身体全身に走るのは、抜き取られる冷たさだけではなく……。]

 ――……ッ

[同時に落下で頭から血は抜けていくようで……。
 そう、死ぬのかということすら、ぼんやりと…。]

(222) 2010/06/23(Wed) 16時頃

――…お兄様。


[今すぐにでも向かいたい衝動に駆られながら
女は甘く切なく名を紡いだ。
兄の傍にある気配を影が伝える。
女は何もかも心得た風に]


お客様との戯れを中座させるような無粋……
私には出来ません。
愛しいお兄様……
如何かお愉しみになって……


[案じるという兄の言葉を素直に受け取る。
たとえ、真に理解されずとも
時折掛けられるその聲が女には嬉しかった]


【人】 奏者 セシル

[男の小さな悲鳴を聞けば、
血を滲ませた口唇が微笑み、吸い上げる血の一滴が零れた]

 ―――…ふふ 

[落下の感覚がふわり留まる、
白い燕尾の裾を羽のごとくひるがえして降り立つ、枯れ果てた庭園の中。抱いた男の首筋を、一度舐めれば噛み傷は消える]

[壊さぬように――と加減して与えられた魔性の血、
懐かしい匂いの血と共に、その魔性の血で喉を潤せば――]

[己が裡でまた、闇の薔薇がまたひとつ花開く]

 ――白も、施してさしあげましょうね?

[乱れた髪もそのままに赤く滲む口唇を舐める。
漂う淫靡なる芳香、快楽に浸された男に触れようと、
白薔薇はその手袋を外した**]

(223) 2010/06/23(Wed) 16時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 16時頃


【人】 薬屋 サイラス

>>223

[吸血の虚脱感、落下の事実、それと施された快楽によって、失いつつあった意識。

 だが、完全にブラックアウトする前に、地上へと彼は降り立った。
 朦朧とする中、そのままぐたりと身は白薔薇に預ける。
 ただ、それでも甘い芳香に犯された身体は、そのままで、地上に横たえられる時、やはりすっと唾液が落ちた。]

 ――……あ、ぐ……ッ

[見えるのは、白薔薇の淫靡な笑い。
 そして、その両手を護っていた手袋がはらりと落ちる。

 もう、目は閉じずにはいられなかった。**]

(224) 2010/06/23(Wed) 16時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 17時頃


【人】 水商売 ローズマリー

― 食事の間 ―

[闇に溶けていた女がじわりと滲むように姿を現す。
其処に足を向けたのは食事を求めての事ではなかった。
――怪我をしていた大きな迷子が気に掛かっただけの事。

女は入り口からゆっくりとドナルドの方へと歩み寄る。
その口許には微かな笑みさえ湛え
何事も無かった風に純白のドレスを揺らす]


――…本当にお酒が好きなのね。
怪我の具合はいかが……?


[首を傾げ問う様は少女の名残を残すよう。
席にはつかぬまま二つのグラスを眺め微かな吐息を漏らす**]


先約があるのかしら、ね、紳士さん……?

(225) 2010/06/23(Wed) 17時頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 17時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 17時半頃


 ふふ……お前の心遣いがこそばゆい。


[薄く笑みを浮かべ、聲を返す。
ローズマリーに呼ばれる度、胸に広がる薄い膜
不快ではない其れは何と名のついたものか]


 嗚呼
 そういえば……私には愉しまねばならぬ義務があったか。
 宴の捧げものはどうしている?

 あれも、私への捧げものと言うわけではあるまい。
 寂しければ其れと戯れていても構わぬぞ。


[ふと思い出した葬列の娘の顔。
けれどあれには毒が混じっている。
純血たる己は恐れるに足らぬものではあるが]


 私のローズならば恐らく問題有るまい。

 ……サイラスは、白薔薇は、どうなのだろうな
 あれの血を飲み干す事は
 出来るだろうか。


[愚かな人間が作り出した哀れな娘。
ひとの毒が効くとすれば、未だなりきれぬ眷属か。
思考は聲となり零れ落ちる*]


水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 17時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 17時半頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 17時半頃


薬屋 サイラスは、水商売 ローズマリーに話の続きを促した。

2010/06/23(Wed) 17時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[贄の娘は、静かな、弛まぬ足取りで上を目指す。
上へ。さらに上へ。

 だが、その途中。
 頬に風を感じて、立ち止まった。

視線を動かせば、テラスへと通じる硝子の格子戸が開いている。
風に誘われるようにそちらへ歩み
テラスへ出る。]

(226) 2010/06/23(Wed) 17時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― テラス ―

[久しぶりの風だった。
中庭を、森を眼下に見下ろす場所で
娘は深く息を吸う。

黄昏の霧に包まれたこの城でも、
風はなお、遙かに続く世界を感じさせた。


 ゆらりふわり。
 純白のヴェールが、風にたなびく。]
 

(227) 2010/06/23(Wed) 17時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 18時頃


花売り メアリーは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 18時頃


花売り メアリーは、薬屋 サイラスに話の続きを促した。

2010/06/23(Wed) 18時頃


【人】 薬屋 サイラス

―庭園―

[白薔薇の芳香がすっかり移りきった身体、立ち去った薔薇の姿は追わず、そのまま、ぼんやりと枯れたそこに佇んでいた。

 これから、どうなるのか、わからない。
 ただ、もう、



 人ではない、それを、
 理解して……。



         生きるのか、死ぬのか、
               を考える。]

(228) 2010/06/23(Wed) 18時頃

薬屋 サイラスは、乱れた服のまま、また城の中に入っていく・・・。

2010/06/23(Wed) 18時頃


【人】 薬屋 サイラス

―サイラスの部屋―

[戻るのは、自分の部屋。
 ヘクターの遺体は片付けられていた。

 寄り添う影が服の乱れを直そうとやってくる。
 それを制止して、

 白薔薇の芳香を漂わせたまま、薬鞄を開ける。]

 ああ……

[ふと、見ると、ヘクターのものか、スキットルが転がっていて…手にとった。
 そして、躊躇せず、中身を飲み干していく…。]

 ――……渇く……。

[薔薇の匂いと、アルコールの匂いが混じり、
 血の残り香もそれに立ち込めるか。]

(229) 2010/06/23(Wed) 18時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 18時半頃


【人】 執事見習い ロビン

[白薔薇から差し出された指>>204を、目を細めて見つめる。]

……ええ。「いけません」。
私はまだ与えられていないのですよ、「白薔薇様」。

[そして、熱を帯びた白薔薇の眼球に、己の視線を合わせる。]

私は下賤な人間――そして備蓄された「食糧」のひとつでございます。それ故に、私はこの血に「潜む」芳香を感じ取ることができない。肥え太らされ、旦那様やお嬢様が美味しく召し上がる、その日まで。

……或いは、この私にはその日すら与えられぬのかもしれない。

全ては、旦那様のご意志ひとつ。何とも残酷な話でございます。

[忽然と微笑む白薔薇を見つめ、淡々と言い放つ。
 しかしその鼓動は嘘をつけず、激しい鼓動を鳴らし続ける。]

(230) 2010/06/23(Wed) 18時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[白薔薇がその場から離れるのを視線で追い、黒薔薇は血の跡の片付けを再開する。

[黒薔薇の鼓動は、いっそう激しさを増してゆく。

 ――『あなたは「いけない」のでしたね。』

 その言葉に、白薔薇の優越感と選民的な思想が見え――或いは、単に黒薔薇がそう感じただけか――彼の胸に深い闇が渦巻いた。

 肥え太らされている時間がもどかしい。何故、白薔薇が選ばれたのか。何故、まだ自分は飼い慣らされているだけなのか。

 嫉妬、羨望、憎悪――…
 彼らの仲間になりたいわけではない。元より自身が誰かを心から信頼する類の人間ではないことを、彼自身よく知っている。

 ――この「痛み」には、「悦楽」が伴わぬ。
 そのことも、彼自身よく知っている。 ]

[奥歯をギリギリと噛み、白薔薇が通っていった場所を憎々しげに睨み付ける。だが、その歯は未だ、人間のそれのまま――**]

(231) 2010/06/23(Wed) 18時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 18時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

―食事の間―
>>225

[影が届けたワインとグラスをテーブルにセットして
そして刺青がじわりと疼く。

振り返ればそこにはローズマリーの姿。
口許に浮かんだ微かな笑みに瞬間見惚れ]
…ぁ、ええまあ。
肩も気にはならない位に。

先約も何も、ローズマリー嬢を誘おうかと思ってたんすよ。聞いてみたいことがありますし。
お時間さえありゃあ、いかがすかね。

[そう言って空いている席を示す。
言い辛そうに口に出すのは]
…すいませんが、この敬語止めたら気に障ります?
喋りにくくて適わねーんすよ。

(232) 2010/06/23(Wed) 19時頃

[城主の声が聞こえる。


      毒華も、城主やローズには効かぬだろうと。]


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 19時頃


【人】 薬屋 サイラス

―サイラスの部屋―

[そして、部屋で、一人、薬鞄をあさりながら…。
 吸血鬼たちの囁きも聴く。


 その内容に眉を寄せた。]

 マーゴ……。

[彼女は、毒となったのに自分は関係ない、と言った。
 だけど、そんなわけはなかった。

 人であっても、人であらずとも、
 彼女のことをそのままに、するわけには、


                いかなかった。]

(233) 2010/06/23(Wed) 19時頃

【人】 奏者 セシル

>>224
[手袋をはめなおしたその指先を添えて、
 白薔薇はいずこかに、口唇で刻印を落とす]


 ……ええ、感謝しているのですよ、本当に。


[快楽の余韻を消せば、浮かんだ微笑は清廉なもの。
かつてのフロレスクの余韻を気まぐれに、滲ませて。

しかしただ終焉を待ち望んだ絶望は、
いまや白薔薇のものではなく――男の裡に]


 あなたにミセリコルディアが訪れますように――


[慈悲の刻印を刻めば、
艶やかな芳香と共に男を残して城内へと去った**]

(234) 2010/06/23(Wed) 19時頃

【人】 薬屋 サイラス

[そして、薬をそこで調合しはじめる。
 自分でなした毒素沈着を解く薬を……。


 そう、彼女がここから出れるのであれば、
 その先、長い人生が送れるように………。]

 ――……

[そうすれば、彼女にだけは、
 吸血鬼ではなく、



            薬師のままで、いられる。
 そんな、淡い、

              淡い想い。]

(235) 2010/06/23(Wed) 19時頃

長老の孫 マーゴは、風の中、小さくサイラスの名を呼んだ**

2010/06/23(Wed) 19時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 19時頃


【人】 水商売 ローズマリー

[注がれる眼差しが心地好かった。
ドナルドに向けた表情は花が綻ぶかのように鮮やかになる。
この魔性が人に惹かれてしまうのは失った過去への郷愁。
人であった頃を知らず懐かしみ求めてしまう]

それなら良かった。
痛むと言ったら、また小言を言おうかと思っていたの。

[テーブルに置かれたワインを視線のみで示し]

――…ふふ。
貴方が誘って呉れるのなら喜んで。
聞きたいこと、って何かしら……?

[ドナルドの示す対面の席にふわりと腰を下ろし
続く言葉には思わずくすくすと愉しげに声を漏らした**]

敬語なんて必要ないわ。
此処には咎める者なんていないのだから、
貴方の喋りやすいように。

(236) 2010/06/23(Wed) 19時頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 19時頃


【人】 薬屋 サイラス

[そして、閉じこもってからいくらか時間がたったあと、
 また新たに調合した薬瓶を持って、部屋から出る。
 その姿は、乱れたもののままだった。

 鎖骨の下につけられた慈悲の刻印も、>>234 本人には見えぬもの。

 ただ、視線は、葬列の乙女。マーゴの姿を探し始める。]

(237) 2010/06/23(Wed) 19時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 19時半頃


【人】 奏者 セシル

[何処へ、と足を定めかけて、
血の跡の片付けられた廊下の余韻にふと思い出す]


 ああ……
       ふふっ


[>>230 擽るような言葉を投げかければ、
狂おしく鳴り響いた黒薔薇の鼓動。
あの胸の奥、どんな醜く薄暗い感情が渦巻いているのか。

それが向けられることに、愉悦を感じる。
邪気のない微笑を浮かべれば、
常と変わらぬ様子のまま、薔薇の香の紛れる広間へと足を運ぶ**]

(238) 2010/06/23(Wed) 19時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

>>236

[ローズマリーの表情は先ほどの憂いを帯びたかのような微笑みが、一転して花咲く笑顔になる。
その変化の理由が自身の表情とは気付く訳もなく、
笑顔を見つめていられずに誤魔化すようにワインを注いだ。

質問を逆に問われてもすぐには言おうとせず
座ったローズマリーの手に触れるよう手を伸ばして]

ああ、良かった。
敬語なんて使わねーから息が詰まってて。

[手に触れる事が出来なければ、初対面時に手にキスを落とした事に言及する]

ローズマリー嬢、
お嬢さんも……吸血鬼、なんだよな。
[手の冷たさ、刺青の疼き、息苦しさ。
城主程ではなくとも感じられる。
紡ぐ言葉は独白にも似た囁き]
お嬢さんは城主サマよりかは人間らしく見えるんだが。

(239) 2010/06/23(Wed) 19時半頃

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