人狼議事


164 天つ星舞え緋を纏い

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[不思議な感覚に気を取られている間に法泉は弟── 一平太と出会っていた]

生きとったかぁ…。

[その姿に安堵を覚えると同時、背負われた明之進を目にして眉尻が下がる。
殺しきれていないと知れば、驚きと共に安堵も抱くのだが]

呑まれきっとらんかったんやな。

[それが知れただけでも僥倖と思う]


げ、おまえその腕。
なんで直ぐ処置しとらんのや。

[意識を別へと向けていたために法泉の腕のことは今気付いて。
阿呆、と呟く時には眉根が寄る。
尤も、そんな相手の繰る焔に真っ向から飛び込んだ華月斎に言われたくはないだろうが]


 生意気言ってごめん。
 でも、せめて……闇の星が為すこと、全部見届けないと、って思う。

[踵を返したのは、その力の主を探す意志を示してのこと。
 そうして明之進に背を向けた後]

 あの……明にい。

[ずっと言いたかったこと。
 もう言えないと思っていたことを、意を決したように口にする]

 助けてくれて、ありがとう。
 こんな時になんだけど、……その。
 嬉しかった、から。

[今更ながら、あの時謡った拙い楽が恥ずかしく。
 そのまま足早に、闇の力のある場所目指し去っていった]


[法泉の腕が欠けたのは火傷のせいだと思っていたのだが。
灰となり散る様を目の当たりにして、そうでは無いと知る]

おいこら。
なに身ぃ削っとんねん。

おまえがやりたいことやる奴なんは分かっとるが、そんなんなってまでやることなんか!

[べしべしべし、と法泉の頭を叩くが当然擦り抜けた。
その行動が何を齎すかを知らぬが故の言葉]


─ 神社近辺 ─

……祓えなくても。
まもれ、た?

[日向の言葉に上がるのは、少しだけ戸惑い帯びた声。
容易く奪えたはずの命を奪わず、動かぬ身体を運んで行った一平太。
自分の願いは──うしないたくない、という想いは、届いていたのかと。
今は離れたその姿と、日向の言葉がそう、思わせてくれて]

……ん。
少なくとも、俺の知ってるあいつは……消えてない、から。
届いてたって、信じるよ。


いや、いいよ。
はっきり言ってくれる方が、俺は好きだし。
ありがとう、な。

[生意気言って、という言葉に、笑って返し]

ああ……それは、見届けないと、な。
わからないまま、終わらせる訳にはいかない。

[闇の星の向かう先は、知らぬままでは終われないから頷いて]

ん? どうした?

[背を向けながら名を呼ぶ声に、こて、とかるく首傾ぐ。
続いた言葉に、また、瞬いた]


……何だよ、改まって。

助けるのは、当然、だろ?
俺にとっては、お前も大事なんだから。

[それはごく自然な認識だから、さらり、返して。
足早に立ち去る様子がどこか慌しく思えて、また、首を傾いだ]


─ 神社近辺 ─

[取り敢えず、立ち止まってはいられぬと。
歩き出そうとするのと、それが唱えられるのはほぼ、同時]

……っ!?

[弱々しく、いつ途切れるとも知れぬ『時』を刻んでいた身の内に、妙なる音色が響いて消える。
『時』刻むを望むよに、横たえられた身の鼓動が響きを確かにする]

…………この、感じ、って。

[小さな声で呟いた後。
踏み出したかけた足を止め、す、と手を上に差し上げる。
今は、笛も舞扇もないけれど。
動きは確かに、舞う際の、それ]


春の弥生の あけぼのに

[緩く謡うは、春の節]

四方の山辺を 見わたせば

[あわせて始まるのは、今様舞]

花ざかりかも 白雲の

[ただ、それはこれまでのもの──戦舞へ繋がるものとは異なって]

かからぬ峯こそ なかりけれ

[静かで、穏やかなる素拍子]


[明之進に、それ以上言葉は重ねず、頷く。
 彼が笑ってくれたことに、少しだけ表情を緩め。
 勝手に歩き始めた背中、掛けられた言葉に]

 そうか。
 ……なら、いい。

[あっさりと返る答え。
 首を傾ぐ仕草に、訝しがられたかとも思ったけれど、それ以上は何も言わなかった。
 そうして立ち去りかけたけれど――呟きについ、足を止め振り返る]

 明にい……?

[彼に笛以外の楽の素養があることを、日向は知らない。
 だから彼が舞う様を、目を円くしたまま見詰め]

 すごい……。きれい、だ。

[彼の身に何が起こったかはわからぬまま、素直な感想だけを呟く]


 ― 少し前 ―

[頬に触れる気配、囁かれた言葉。
 肉体にまだ魂が繋がっているからか、それは風の囁きのように日向の耳に届く]

 ……ああ。
 全部諦めるのは、まだ先だ。
 そう思わせてくれたのは……あんたらだよ。

[雪客に一平太、それからまだ顔も知らぬが、自身に力をくれた闇の星宿す者へ。
 聞こえぬだろうと思いつつも、そう呟いた*]


[舞いたくなったのは、衝動的なもの。
唱えられたものが何かしら、呼び起こしたのやも知れぬが、それは知る術もないままに]

……まだまだ、だよ。

[目を丸くする日向の言葉に、浮かぶのは苦笑。
かつて見た、母の舞姿に比べたなら、その足元にも及ばぬ……との想いがあるから]

それより。
ここでぼんやりしてるわけには、行かないだろ?
……ちゃんと、最後まで、みないと、な。

[刹那過ぎった母の最期の姿を振り払うように首を振った後。
闇感じる方へと視線を向けて、移動を促した]


 ― 通り ―

[まだまだ。
 そう答えられたことに、彼が『この先』を諦めていない事を感じられ]

 ん。行く、よ。

[促されるまま、闇の気配感じる方へ向き直る]

[それから程なく、先よりも顔色を戻したように見える明之進と、その傍らに四つの闇星を見付ける]

 夕ちゃんに、坊さん……か……。

[少し前、数少ない生き残りと思い救おうとした相手が、闇の星宿していたこと。
 それにも胸が苦しくなったが――もう一人、先に擦れ違った坊主の所で、視線が止まる]

 坊さん、さっきより怪我が酷く……?


[失われた、先にはあったはずの左手先。
 火傷のせいかとも思ったが、それにしては傷口が不自然にも思え]

 ……まさか。

[何かを予感しつつも、屋敷へ向かう彼らを追う]

[そして目の当たりにした法泉の姿に、予感は確信へと変わった]


[歩き出そうとした矢先。
ふと、触れられるような感触を覚えて、微かに眉を寄せた]

…………。

[透き通る感情込めた、問いと、悲しみ込めた問いと言葉
それが届いたのは、刻まれる『時』の繋がりが強くなったがためか。
理屈はわからない、けれど]

……ん。
まもれた、よ。

[ひとつめの問いかけへの答えは、ごくごく小さく呟いて。
けれど、ふたつめの問いかけへの答えは言葉にならず、苦い笑みが過ぎるだけ。
幼き頃より抱き続ける、闇への畏れ。
それを言葉にするのは、少しだけ、難しくて。*]


[図らずも闇星が揃った場。
弟、幼馴染、里長の孫。
雪客がそうと知ったのはつい先程のこと。
日向を喰らったのが雪客であることも法泉の言葉で知った]

[狸に引き摺られるようにして里長の家へと辿り着き、ぶすくれた顔で法泉が為し行くことを見詰める。
真言を上げたそれぞれの鼓動を感じることが出来たなら、法泉の行動の意味も知れようが、喰われたせいか力が発現してくれない]


 ― 雷門の屋敷 ―

 坊さん、あたしを……いや、みんなを。

[身の内に在る風の力。
 失われた法泉の左手。
 見比べるようにしながら、鼓動を止めぬ肉体を感じるかのように胸に手をやる]

 ありが……と……

 …………あ……

[礼を言うか言わぬかの内に、法泉は畳の上に座り込む]

 坊さん……?

[霊体の身では支えることなど叶わない。
 なれど、咄嗟に彼に駆け寄り、背へ手を伸ばしていた]


[一時、浮かんだ想いは横に置き。
進んだ先、見えた闇星の姿に目を細める]

……雪客、さん?

[知れなかった最後の一人の名を小さく呟く。
ふと、思い返したのは山車を彩った鮮やかな織物のいろで。
それは、日向の呟きに途切れた]

……怪我が酷く?

[その意は知れぬものの、移動するらしき闇星たちについて先へと向かい]

…………やかましい。

[途中、聞こえた呟きに、ぼそ、と突っ込んだ。
そこは密かに、気にしている部分。
間違えられた理由も、知ったら怒るは必然か]


─ 雷門邸 ─

…………。

[たどり着いた先で見たものに、言葉は出なかった。
ただ、ひとつ、息吐く仕種を落として。
そのまま静かに、場の様子を見つめる。

たどり着く先、時の向かう先。
それを、見届けるのが、『時』の力宿した身の役目、とも思うから]


[狸が法泉から一平太へと渡される]

……わいが居らん時だけ兄呼びしとんやないで。

[顔を合わせれば芸名で呼ばれること数年。
その間「兄」と呼ばれるのを直接耳にした事はない。
呼ぶ声を耳に出来たのは嬉しいが、居ないが故の呼び名のように聞こえて、小さく笑みながらも寂しげな色が表情に混ざった]


[坊主の真意はわからない。
 ただ、人として足掻きたいと思った日向の意志に、生きてそれを為す可能性を与えてくれたのは確かだった]

[伸ばした手を、彼の体は当然のごとく擦り抜ける。
 何も出来ぬまま、肩を落とし数歩下がった]

[明之進は、何も言わない。
 結局日向も沈黙したまま、その先を見守った]


[肩落とし、下がる様子に、浮かべるのは微かな苦笑]

……大丈夫、だよ。

[小さく呟いて。
手が届くならまた、頭をぽふ、と撫でる仕種]


おまえどこまで生臭やねん…。

[雪客への言葉には呆れて突っ込まざるを得なかった。
こいつ本当に何で坊主なんてやってるんだろうと、度々思うことがある]


 え?

[明之進の仕種を、きょとんとした表情のまま受ける]

 あ。ん……
 そうだ、よね。

[そうしている間に、坊主は雪客に向け軽口を叩いていた。
 呆れたような、怒ったような顔で刹那固まるが、一喜一憂せず場を見守る余裕は生まれた気がした]


[好きに、生きる。
 坊主らしくも、星の宿命宿す者らしくもない一言を、法泉は言い切った。
 鋭き眼差しは、まるで霊体である己らすらも射抜くよう]

 ん。生きる、よ。
 人として在る、ために。

[相手には聞こえぬだろうから、己への誓いとしてそう宣する。
 傷付き倒れた身に戻った後、どれだけ取り戻せるかはわからぬけれど――]

 諦めない、から。

[眼差しを、雪客の方へ向け。
 そう、小さくともはきとした声で呟いた]


 ……む、なんじゃぞろぞろとあわただしいの。
 夕顔に……一もおる。……ぬ、雪は戻っておったのか!? なんじゃ顔くらい出さぬか心配かけおってからに……。

 あれは……あぁ、荒れ寺の坊主か。そうか……

[門をくぐって館に入っていく奇妙な4人を上から胡坐の姿勢で見送る。それから坊がなにかしていたようだが、生憎自分の位置からは見えなかった

しかし確実に、力を感じる。曖昧な体と空気の境界に、一本線が引かれたような心地を味わう
同時に感じる。あの者たちこそが、闇の星を宿した者たちだと]

 ……闇は暗し、のぅ……。


[狸が一平太の胸元で握り込まれるに合わせ、華月斎の位置も自然一平太寄りとなる。
繋がりの糸は未だ切れず、それが綱となっていることは華月斎自身知る由もない]

…ほんま、らしゅうなぁ。

[法泉の言葉に深く息を吐くも、その口許には笑み。
それから、ふ、と思い出して]

あぁ、ようやっと渡せたかぁ。

[華月斎が狸の中に居た間は、その傍らに狐も居たはずだ。
しかし一平太へと渡されたのは狸のみ。
狐は法泉が持ったままなのだろう。
その事実に華月斎は満足げな笑みを浮かべた]


[坊主の軽口に固まる様子に、く、と楽しげにひとつ笑み。

それから、場にいるものをぐるり、見回す]

……ちゃんと。
言わないと、な。

[言わなかった言葉たちと、問いの答えと。
それを想い呟く様子は。
諦めぬ、と宣した時と、変わらぬ態]


 さて……この里は……いや、もう里と呼べるのかの。
 あの者たちがどうするのかわからぬが……儂もいつまで見届けられるのかのぅ。

[生まれ育った里を、高い所から眺める。
 光覆われた空の下、広がる景色は………赤く]

 ばあさんや、儂では何かの役には……たたなかったようじゃ。


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注目:日向 解除する

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