164 天つ星舞え緋を纏い
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─ 通り ─
[からころと、下駄を鳴らして駆けていく道すがら。 どれ程の人の骸を目にしたろうか。 彼らと己、何が違ったというのだろう。 何故、星は己に宿されたのだろう。
答え見つからぬ問いが、頭の中をただ、巡り。]
一平太 さま…
明之進 さ ま
[明之進を支え運ぶ一平太と、法泉の姿を目に捉えた。 雪客の姿も見えたなら、同じ星宿す者としてその存在を認識し合えたことだろう。]
(26) 2014/02/21(Fri) 23時頃
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それにしても、無理をしておるな。ともあれ、一度、そこへ荷を降ろせ。
[明之進を荷物扱いにして、道の端を錫杖で指す]
そのままでは共倒れになるぞ。
(27) 2014/02/21(Fri) 23時頃
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―通り―
代わ、 り……
[瞬いて、顔を上げる。 反応も動作も、鈍いが]
琥珀兄様、は、……
[喰われたのかと続けようとしながら、坊主の腕へと視線を流し。 息を飲んだ]
(28) 2014/02/21(Fri) 23時頃
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― 通り ―
琥珀はわしが喰らった。 なかなかに手強かったぞ、おかげでこの有様だ。
[>>28息飲む一平太にそう宣してから、坊主は近付く小さな姿に気付いて目を向けた>>26]
其方、確か、村長の孫娘だったか...?
[その場に居なかった坊主は、少女が何を為したかは知らぬ、が、その内に宿る闇の気配には、当然に気がついて]
...お前も誰かを喰ろうたか...
[声音は僅かに、低く沈んだ]
(29) 2014/02/21(Fri) 23時頃
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―通り―
荷……
[思わず顔を背けた時に、荷を降ろせと言われ、瞬く]
ひと、ですけど……
[抗議ではなく素で訂正した。 ともあれ、このまま言葉交わすのが厳しかった事も事実。 小さくごめんな、と呟きながら、道の端へ身体を下ろす]
(30) 2014/02/21(Fri) 23時頃
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[そうしてもうひとつ、近づいて来た闇の気配に]
嗚呼。 …… ゆうちゃん、かぁ。
[里長の孫娘。 呼ばれるふたつめの名前に、視線を落として]
(31) 2014/02/21(Fri) 23時頃
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……そう、ですか。
[喰らった>>29との言葉には、静かに唇を噛んだ]
(32) 2014/02/21(Fri) 23時頃
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[歩む速さは先よりも緩やかに。 からん、ころん、下駄を鳴らして近付いた。 法泉からの問いかけ>>29に、小さくこくりと頷いて。]
ゆうがおは 沼太郎おじいさまの 光を
[喰らった、と。 沈む声音に、痛み潜ませたそれを返そて。]
おじいさまは …明之進さまが
ゆうがおの おじいさまのお部屋へと
はこんでくださいました
(33) 2014/02/21(Fri) 23時頃
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そうだな「人」だ。
[素で返された訂正>>30に、静かに頷いて、坊主は再び狸を懐から出して、明之進の傍に置いた。 何故いちいち、そうするのかは、坊主自身も判っていない。ただそうしたいからしているだけで]
オン ソラソバテイエイ ソワカ...
[唱えたのは楽司る弁財天の真言...時を操り戦う様は見ていても、その笛の音を聴いたことはなかったというのに、やはり理由は判らぬままだ]
(34) 2014/02/21(Fri) 23時頃
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[さらり、と、左の手首から先が灰となって散る]
[対価は、力と釣り合うものだ]
(35) 2014/02/21(Fri) 23時頃
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[そして、ゆうちゃんと呼ばれたその人>>31の、傍。 道の端、横たえられた人>>30の元に向かい、法泉の真言>>34が終わるを待って。]
明之進 さま
[その頬にも、手を伸ばす。 血の通いを感じて、微か、笑み。]
あなたはあなたのままと おっしゃった
うしないたくないと おっしゃった
それは まもられましたか
[問う声は、ただ、透き通った感情に染めて。]
(36) 2014/02/21(Fri) 23時半頃
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沼太郎翁か...なるほど。
[里に降りることも少なかった坊主は、沼太郎に教えを受けたことも当然に無い。だが、その人となりは見聞きしていたから、光を宿した者と聞いても、さもありなんと納得した]
まだ、死んではいないのなら、わしを案内してくれ、夕顔。
[死者であるなら、坊主に出来るのは弔いだけだ。しかし沈む声音の夕顔の様子>>33からは、殺してしまった、とは見えなかったから、そう告げた]
(37) 2014/02/21(Fri) 23時半頃
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のまれたくないと おっしゃりながら
なぜ やみ ばかりを はらうものと
きめてしまわれたのですか
[悲しみ込めたその問いは、光に飲まれぬというその人に。 闇を祓わねばと頑なに言われたことに、ずっと胸をしめていたもの。]
(38) 2014/02/21(Fri) 23時半頃
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[法泉の指す指の先、感じるのは。 生み出した冷たさと、自身の喰らった光の名残と。
銀の光に感じたものと似た気配。 日向を連れてきたのが誰かまでわからずとも、きっと同じ人物だろうと思いながら、こくと頷き、続いて家の中へ。]
[横たわる日向の傍ら、置かれた狸の人形に、女は、あ、と小さく呟く。 遠い昔、それを持っていたのは、その人形によく似た人で。]
……。
[華月斎を喰らってきたのかと、ほんのわずか眉根を寄せ、真言唱えるその背を見つめていた。]
(39) 2014/02/21(Fri) 23時半頃
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[人形を拾い上げた法泉が出て行った後。 女は日向の傍らに膝を付き、その頬に触れる。]
……まだ、足掻いてるの? 足掻きたいの……?
[感情のこもらぬ声でぽつりと零し、女も遅れて出ていった。]
(40) 2014/02/21(Fri) 23時半頃
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……あ。 兄様の、狸、だ。
[視界の隅に映ったそれ>>34に、瞬く。 何故これを彼がと、兄の力を知らぬ故に疑問を込め、坊主を見る]
……狐。
[何故かやはり、対の狐が浮かんで。 そうしているうちに彼が何か唱えるのが分かった。 何をしているのかは分からず、首を傾げ]
…… 、
[さらりと崩れて行った、片腕の一部に、また息を飲む]
(41) 2014/02/21(Fri) 23時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2014/02/21(Fri) 23時半頃
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[夕顔に案内を頼みながら、狸の人形を拾い上げる。 ふと、その顔が怒っているように見えて、僅かに眉を下げたが、何かを言う事はない]
(42) 2014/02/21(Fri) 23時半頃
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[日向の頬に触れたとき、指先に感じたのはわずかな熱。 己の力とは異なるそれを思い出しながら、女はそっと手を握りしめ、歩いていく。
歩いた先、見えたのは。 一平太と、夕顔と、法泉。 同じ星を宿すもの。
そして、傍らに横たえられた明之進の姿と。]
(43) 2014/02/21(Fri) 23時半頃
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光 なくして 闇はうまれませぬ
闇が はらうべきものと いうならば
光もまた おなじにございましょう
のまれてしまわれるは 力 のみには ございませぬ
[この問いかけに、返る声は無いとは知りながら。 明之進のその顔を見つめ、目を伏せる。 どうか、この声が届きますようにと祈りを込めて。 それから法泉へと向けた瞳は、彼の腕の先が欠けてしまっていることに気付いて、悲痛に歪んだ。]
(44) 2014/02/21(Fri) 23時半頃
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[けれど。 それに対して、言葉を紡ぐより先。
沼太郎の元へと案内を頼まれたのに、見開いた瞳を瞬きに変え。]
はい
明之進さまも おつれしますか?
[一平太も共に来るならば、明之進を道の端横たえたままにしておくは心苦しいだろう、と。 その申し出に答えが返るを待ってから、法泉を己の屋敷へと案内した。]
(45) 2014/02/21(Fri) 23時半頃
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おお、お前、そのような力を持っているか?
[>>45明之進を運ぼうかという夕顔の申し出に、それは助かると、頷いて]
長の家ならば、道端よりは、良かろう。良いな?
[頷いてしまってから、一平太には念を押して、夕顔と共に沼太郎の身体の元へと向かう]
(46) 2014/02/21(Fri) 23時半頃
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― 少し前 ―
[狸の人形を取り出した坊主に、雪客が小さく声をあげたのは聞こえていた>>39 こどもの頃の、僅かな記憶を寄せ集めれば、琥珀は多くの里の子に慕われ、雪客もそのうちの一人であった筈だと思う。
光と闇に分かれたとはいえ、思いはそれとは別であろうと]
...
[けれど、紡ぐ言葉は見つからぬままだった*]
(47) 2014/02/22(Sat) 00時頃
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明之進さまも ひかりやどされた方ですから
じかに ふれるは どくやもしれませぬが
どなたかが ささえていただけるならば
だいじょうぶだと おもいます
[沼太郎も華月斎も、影が直接触れねば運べない状態だったけれど。 今ならば、明之進を抱えた人ごと影に乗せることが出来るから、と。 法泉>>46に頷きを返し、影を用いて傷ついた人を運ぶ。 雪客の姿を見止め、彼女にも頭を下げて。]
雪客さま も おなじ星を やどされていたのですね
(48) 2014/02/22(Sat) 00時頃
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[雪客にも会釈を向けるうち、話は進んで。 夕顔の言葉>>45に悩む間が開く。 頼ってしまって良いものか、彼の家でなくて良いものかと。 けれど己が口を開くより先に、肯定が返っていた]
……はい。
[少し未だ迷ったけれど、念押し>>46に頷いた。 どの道、己一人では運びきれないと思ったから]
力、なくて、ごめんなぁ。
[夕顔と、友とに謝罪を向けつつ。 再び運ぶ為触れた身体は降ろす前に比べて、少し熱が戻っているようにも思えた]
(49) 2014/02/22(Sat) 00時頃
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[雪客とは然程顔を合わせたことはない。 祖父に連れられて、数度織られた反物を受け取りに行ったことがある位。 大人になったらこんな風に綺麗になれるかしら、と。 そんな仄かな憧れを抱いていた程度の、見知り。]
雪客さまも いっしょにまいりませんか
[一人は寂しい、と。 そう思う胸の内、申し出に返された答えはどうだったか。]
(50) 2014/02/22(Sat) 00時頃
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では もうしわけありませんが
明之進さまを かかえていただけますか
[一平太の答え>>49に、頷きと共に頼みを返し。 彼が抱えるを待って、生み出した影で二人ごと持ち上げ、屋敷へと向かった。]
[力の対価。 身の内押し黙る心が、それを払っているとは気付かぬままに。]
(51) 2014/02/22(Sat) 00時頃
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[再び唱えられた真言と。散る灰。 それが対価とまで女は気付かないけども。
焦げた左手の先が、先より短くなっているのを見れば、む、と唸る。 火傷なら冷やせばどうにかなるし、冷やすだけなら女にも出来るが、焦げてしまったそれを元に戻す術など女は知らず。 散る灰の行方を視線で追いながら、3人へと歩み寄る。 夕顔が頭下げるのが見えれば、女も軽く手を上げた。]
……ふたりも、……だったのね……。
[夕顔の問いかけにこくと頷き、先に、とその背を軽く押してから、女も続いて屋敷の中へと。]
(52) 2014/02/22(Sat) 00時頃
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― 長の家 ―
[沼太郎の傍らにも、狸の布人形を置き、錫杖をかざす]
オン アラハシャ ノウ...
[唱えたのは知恵の象徴たる文殊の真言。 じゃらん、と錫杖が揺れ、左腕の肘から先がさらりと崩れた。 これで、力は仕舞いだと、いうように、揺れていた夢幻の焔も虚空に消える]
(53) 2014/02/22(Sat) 00時頃
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はは...!
[己の内の闇星が、次第に力を失うのが判る]
...これで、終わり、じゃ。
[がくりと、坊主の膝が崩れ、畳の上に尻餅つくようにして、腰を落とした]
(54) 2014/02/22(Sat) 00時半頃
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[抱え上げた腕に圧し掛かる重さは変わらないけれど、自分で歩く必要が無いだけ随分とましだった。 明之進が影に触れぬように気をつけつつ、ふとその顔を見て]
お母様似、だなぁ。
[そんな事を呟く。 最初に女子と間違ったのは、口調だけでなく見た目そのものにもあった――等と言ったら、多分怒られるだろう。 闇に属す力に安らぎを覚え、己の宿す闇を自覚しながら、 けれどもう、それへ逆らうことへの謝罪の言葉は向けなかった]
(55) 2014/02/22(Sat) 00時半頃
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