人狼議事


103 善と悪の果実

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【人】 双生児 オスカー

[名前を呼ばれて瞠目する。
在りし日々の夢想に浸るには、ただ、沈黙が短すぎた]

なんだよ。

[視線を黒い蝶へ、言葉短く、続きを促すように]

(21) 2012/09/29(Sat) 14時頃

【人】 双生児 オスカー


――――そうか。

[過去を撫ずる、数十秒にも満たない遣り取り。
時が流れた証左の、足りない言葉。

それは、恋と呼ぶには、
あまりに稚拙で、あまりに醜悪で、あまりにも短い

微かに燃え上がった、かつての執着心の残滓だった]

(22) 2012/09/29(Sat) 14時頃

【人】 双生児 オスカー

[革袋を受け取る]

ああ、これがとっておきか。
学者サマの“とっておき”だ。さぞかしよく眠れるだろう。
目覚めさせて(キスして)くれる人が居るやつに使おう。

[益体も無い事を呟く平坦な口ぶりからは、感情は読めない。
毒だと嘯かれれば、そうだろうよ、と内心で同意しながら]

くれるもんは貰う主義だ。

[高値で売れるのも、これは本心だが、嬉しい。
誰に使うのが一番良いのか、よく吟味する必要は……。
革袋を手で弄びながら、部屋へ入る彼女を見送った]

(23) 2012/09/29(Sat) 14時頃

【人】 双生児 オスカー

この場面……。

『さて。悪いな』なんて歌劇の主人公なら言うところだ。
だが悪いと本心から思っていない謝罪、これは害悪だと思う。

[肩をコキっと鳴らす。独り廊下で屈伸をする。
身体の凝りを解す様に、手を伸ばしたり、手首を回す]

ゆえに。さっさと決めちまおう。

[愉しげに指でカフス釦を宙に弾く。
残ったのは、警察、夕闇伯、かつての仲間、少女、自分。
手に握った懐中時計の螺子を、ぎっ、と犬歯で引っ張り]

(24) 2012/09/29(Sat) 14時半頃

【墓】 郵便屋 ウェーズリー

                     あ。

[咽喉に伸ばした硝子の刃は
女の柔らかい咽喉に触れ、そうして―――…


左胸に空く風穴。
呆気なく崩れ落ちる身体。
指に力を入れ過ぎたか、破片で傷付いた指が、絨毯に血を吸わせ。
みるみる嵩を増す血溜まりに。手が、触れる。]

 ……ッ! ………ッ!!!

[叫ぼうにも、ごぽ、と咽喉から競り上がる血に遮られ。
ああ。黄金の果実も、くそったれな世界も。
―――男の指から零れ 落ちた。]

(+9) 2012/09/29(Sat) 14時半頃

【人】 双生児 オスカー

動くんじゃねえっ!

[懐の三筒式フリントロックを取り出して部屋へ。
威嚇用に部屋へと銃弾をぶっ放し、大声を上げた。
狙いもつけない発砲だ、
運がよっぽど悪いやつ以外には当たらない。
器用貧乏な特性は、勢いと思い切りでカバーだ]

(25) 2012/09/29(Sat) 14時半頃

【墓】 郵便屋 ウェーズリー

 
 あれは、俺の―――
 

(+10) 2012/09/29(Sat) 14時半頃

【人】 双生児 オスカー

― 室内 ―

そっちか。

[ナイフを持つ少女らをちらりと一瞥して
事切れている草臥れたスーツの男に狙いを定める。

蒸気を噴き出し始めている懐中時計を握り締めると
心臓に埋め込まれた鉄屑が、心筋を強く押して動かす。
13階段のような、13秒だけの苦痛を伴う電気刺激。

雲雀から百舌鳥へと変化するような鋭さで、
混乱に乗じ、ジョセフの死体の方へ向かって飛び掛る。
狙うのは、彼のポケット、その中身の紙片だけだ**]

(26) 2012/09/29(Sat) 14時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2012/09/29(Sat) 15時頃


【墓】 郵便屋 ウェーズリー

[血溜まりで叫ぶ声は、誰に届く筈もない。

女主人の部屋に重なり続ける死体。
烏が残した、秘密の欠片はポケットの中に。
招待客が、果実を目にした場所は何処だった。]

 畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生!

[怨嗟を、叫ぶ。
もうこの声は誰に届くかも分からない。
その声がはたと留まったのは。烏の目を、前にして。]

 ち、…畜生、畜生、誑かされたんだ、俺は!
 あの時、声なんか掛けられなければ―――ッ!

[耳を塞いで、縮む距離に、一歩下がる。
死んでもなお怯える目。恐怖を湛えた目。]

(+11) 2012/09/29(Sat) 15時頃

【墓】 郵便屋 ウェーズリー

 ひ、ッぃ………!

[心臓の在った場所に、ずぐりと指が潜る。
痛みはない。痛みなど感じる筈がないのに
生前と同じ情けない声をあげ、乱暴に、その手を振り払おうとする。

二度と聞きたくなかった、その声。
咽喉を穿っても。この連鎖を断ち切ることなど出来ないようだ。]

 こんな、場所が"楽園"である、筈がない!

 あああああ………此処は、此処は、

[周囲を見回す。
果実に囚われた男の顔、女の顔、生きた顔、死んだ顔。
この手で殺した顔が、此処にある。此処は。]

(+12) 2012/09/29(Sat) 15時頃

【墓】 郵便屋 ウェーズリー

 
 やめろ!

[怨嗟と焦燥の叫びは、濡羽色>>26に向けた。
生者と死者の絶対の境。届くはずも、ない。

離れる影はいくつ在ろう。
果実の行方、結末が気になれど、烏の後ろを付いて回る
勇気が男に在るはずもない。
今はまだ、この部屋に留まるひとつの*残滓*]
 

(+13) 2012/09/29(Sat) 15時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

 …なんなんだ。

[男は、呟く。
何かが、歪み始めているのは気付いていた。

まるで自分のものではないように、口から吐き出される毒の言葉。
抑え切れぬたかぶり、だが唐突に冷えていく胸。
倒れた男の脇腹にナイフを押し込んだ時の感触と、そして、やけに静まり返っていた胸内。

男は、未だ気付いていなかった。

その輝きを間近にしないまま、それに魅かれる自分も見ないまま、遠くから、ゆっくりと侵されていく黄金の黒い誘惑は、男の物欲では無く。

欠片だけになった歪んだ正義と、今は酷く華々しく蘇るだけのかつての自分の日々への執着に定められていた事に、気づく由もない。

目の前の狂った光景の理由は、男の知らない場所で麗しく、だが冷たい輝きを放っている事には。]

(27) 2012/09/29(Sat) 15時半頃

郵便屋 ウェーズリーは、メモを貼った。

2012/09/29(Sat) 15時半頃


【人】 捜査官 ジェフ

[だが。
浸食は、男の感情をするすると上書きしていく。

何がどうなっているのかは、解らない。
しかし、この混乱に乗じて全てを闇に葬るのは容易いだろう。

少女の目が、握り締めたナイフが何を見、何をもたらしたのかなど、どうでもいい。

全ての殺人の罪を死んだ者、あるいはここに生きている邪魔者になりそうな相手に擦り付けてしまえば──。

自分が犯した罪も揉み消して、そして。
そして──。

また、唐突に男の胸が静謐な薄暗い闇に落ちた。

暴発するような銃声と、鋭い声が室内に響いたのは、その直後だった。]

(28) 2012/09/29(Sat) 15時半頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/09/29(Sat) 15時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―3F女主人の部屋―
[伯はわらった。
薄暗さ故に常は押さえていたはずのものが溢れてくるのを感じる。

例えば怒り、
例えば疎み、
血の彩りに愉悦。
それで佳い、
それで、そのまま
浸ってしまえばいいのだ。]

―――嗚呼、
歌を忘れたままか、
そのかなりやは。
歌わぬならば殺してしまえというのは道理だがね。

[歌姫の方へ、近づこうとした刹那、扉が開き、銃声が続いた。]

(29) 2012/09/29(Sat) 15時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[黒髪の端をひとふさ拐って弾丸は壁にめり込んだ。
飛び退き、
体を低くした。
誰ぞ守るという発想はない。]

――――鼠か

[オスカーが走れば
じゃらり、と
貴金属ぶつかる音が届く。
目をすがめた。]

(30) 2012/09/29(Sat) 15時半頃

【墓】 歌い手 コリーン

[少女の悲痛な叫びと涙は
目の前に迫り来る切先に気を取られた私には届かず。
引き金は呆気なく引かれた。
あの時と同じように。
私が初めて人を殺した、あの時と同じ軽さで。
立ちはだかるは、男。
私の唄を奪った。私の唄を奪おうとする。
突き付けられた切っ先は正確に咽喉を狙って。

バランスを崩して大きく傾いた視界では、銃弾の向かった先は確認できなかった。

肉を裂く感触と、焼けるような痛みがぞぶりと深く首に滑り込むのを感じる。神経に食い込む刃に、背筋が強張る。

 嫌 嫌 嫌 嫌

もうやめて。痛い事をしないで!]

 ―――――――っ、……!

[咽喉からは、空気と、それに絡むような熱い液体が漏れ出すのみ―――]

(+14) 2012/09/29(Sat) 16時半頃

【墓】 歌い手 コリーン

[意識が何処にあるのか分からぬ狭間の時。
ナイフを持った少女が近付いて来る。
血に塗れた私に、いつもと変わらぬ調子で名前を呼ぶ声。


嗚呼………彼女は既に、壊れていたのだ。

まだ血の抜け切らぬ抜け殻にナイフが振り下ろされる。
何かを否定するかのように。駄々を捏ねるように。

黙した栄光はただ静かにそこに在るのみ。

抜け殻へと狂気を刻み付けた少女は、赤い手を隠そうともせず何を*思う?*]

(+15) 2012/09/29(Sat) 16時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[一瞬、爆音に耳を貫かれる衝撃。反応が遅れた。
反射的にリボルバーを握る手を上げる。
だが、銃声の元を定めようとする目の前が、一瞬ぐらついた。

歯を食いしばり両脚を床に踏みしめ、リボルバーを両手に支える。
素早く動く黒い影を銃口で追おうとしたが、再度、目眩に襲われたように視界がぶれる。]

 ──…止まれ!動くな!

(31) 2012/09/29(Sat) 17時頃

【人】 捜査官 ジェフ

[漸く口を出た牽制の声。
──そして。

倒れた男の死体の傍らにある、黒い影。
今し方、廊下で目にした青年だ。
その顔に銃口を再度定めようとしたが。

つ──、と、額から流れ落ちた生温いものが目蓋を伝い男の目に流れ込む。
刹那、澱んだ膜に覆われたように右目の視界が奪われ鈍い痛み──、ズキリと頭部が脈打つ。
手を上げ、目を擦った指先についた赤い色。
銃弾が、頭を掠めたのか。

だが、傷の具合をはかるような猶予などあるはずも無く。

時折、揺れる視界。食いしばる奥歯が軋む。
床を踏む脚にせり上がるような震えがあるのを感じながら。
男は、銃を構えたまま、目の前の黒の青年を見据えた。]

(32) 2012/09/29(Sat) 17時頃

【独】 捜査官 ジェフ

/*
台風。
電気は問題ないんだが…、ネットが死んだ。
死亡フラグ逃した感w

数発撃ってた事にしても良かったかな

(-13) 2012/09/29(Sat) 17時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[銃声が聴覚を麻痺させる。
お決まりの制止の言葉が少し遠く聞こえた。
半分の眼で、警官を見る]

――――、……


[次いで、迷わずジョセフの死体に向かった男を見た。
さて、止まれといって止まるものか、あの鼠は。
銃の扱いなら警官の方に部がありそうなものだが]

……撃て、ただし殺すな。
アレには私も用がある。


[警官に向け勝手なことを口にした。
ナイフを握った少女はどうしていたか。震えていてくれれば面倒はない、が]

(33) 2012/09/29(Sat) 18時半頃

【人】 双生児 オスカー

[同時に吐き出された三発の銃弾。
一発目は夕闇伯の黒髪の端を一房拐って壁にめり込む。
素早く体を低くした彼と交錯する際、奪った紫水晶が鳴いた。
目を眇めた夕闇伯を横目で一瞥し、凄絶な笑みを浮かべる]

今のご主人様は俺だろ? つれなくすんなよ。

[拐かした乙女の耳朶へ、直接甘く囁くように。
ちらりと唇の端を湿らせると、ポケットを軽く叩いた]

(34) 2012/09/29(Sat) 19時頃

【人】 双生児 オスカー

[二発目は、警官崩れの頭上を掠めたか。
鋭く発せられた静止の声に抗って、
右へ左へと、舞踏を踊るような仕草で身体を振る]

『どうか当たりませんように!』

[両手で回転式拳銃を構えたジェフの銃口は脅威だ。
単純な物体運動に過ぎない自分は、銃弾に追いつかれる。
だが、自分にとっては幸いな事に、銃撃は来なかった。
辿りついたジョセフの死体から、鼠よろしく餌を漁る]

よう、法の番人。調子はどうだい?

[かつての口調は屑篭に放り捨てて、
代わりに唇で挟んで咥えたのは、一枚の紙片。
流れ落ちた血に視界を歪めたジェフへと視線を絡めた]

(35) 2012/09/29(Sat) 19時頃

【人】 双生児 オスカー

[撃て、と口にした夕闇伯、ぴくりと筋肉を緊張させる。
銃口は既に自分を捕らえたか。爆発力は既に失われている。
紙片を確保するためには、止まらなければならないゆえに。
そして、自分の銃は装填に時間が掛かりすぎる。
積み上げた金塊よりも貴重なその時間を、どう稼ぐ?]

何か俺に用事でもあるのかい? 蒐集家の貴族サマ?

[くぐもった声で、嘲るように告げる。
ただ、視線はジェフの方を向いたまま、
微かに扉のほうへと、身体を揺らめかせた]

(36) 2012/09/29(Sat) 19時頃

【墓】 歌い手 コリーン

[濡羽色から贈られた唄が聴こえる。

それは、既に質量を持たないはずの胸に幽かな温もりと郷愁を灯して、消えた。]

(+16) 2012/09/29(Sat) 19時半頃

【墓】 歌い手 コリーン

[狂気と怨嗟を唄う果実。
それに惹き寄せられ、飲み込まれた数多の人間。
その世界に引き込まれてしまった以上、
魂が安息を得る事は無いのだろう。
唄を失った女は、人を狂わせる唄を囁く
化物の一部に成るしか無いのだろうか。

魂は救われず、過去には戻れない。

とうとう手を伸ばすことが叶わなかった
禁断の果実を手にした者を、幸せにはさせないと。
堕ちろ、と。
仄暗い感情が芽生えていることを、
女は否定したがるだろうか。]

(+17) 2012/09/29(Sat) 19時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[傍らで静かに響く夕闇の言葉に、前を向いたままの男の顔が歪んだ。>>33]

 …──ふざけるな。

[唸る声を漏らす。
夕闇の言葉を軽くあしらう余裕すらない。

身軽に脚をさばき、踊るように移動する青年。>>35
撃鉄を倒し的を絞ろうとしても、銃弾を頭に受けた衝撃の余韻は引けず。
片方の視界は奪われたまま、流れ落ちる血も止まる様子は無い。

銃口は視界と共にぶれ、青年を牽制する事も叶わない。]

 うるさい── 、黙れ!

[からかう青年の声に重ねる、自分の怒声が虚しく響く。
やがて、青年の手が死体から一枚の紙片を探り当て、それを口に咥えたのが見えた。]

(37) 2012/09/29(Sat) 20時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[オスカーの、寒気がするような凄まじいいろを湛えた笑みに、不快感を露にきつく眉を寄せた。]

――――、……

[相手が銃では部が悪い。
体術に秀でているわけでもなし。]

……ハ、なるほど
そちらの方が余程“らしい”……。

……なに、少々聞きたいことがあるだけだ。
……手癖の悪い鼠について、な。

[紙片は無論、気になるところだ。
撃てと命じたものの、
警官は従う義理などない、が。]

(38) 2012/09/29(Sat) 20時頃

【人】 捜査官 ジェフ

[白を咥えた黒い影が、扉の方に向けて身体を傾がせる。

 この男が、犯人だろうか?
 銃を持つ俺がいるのを知りながら、わざわざ手にしようとしているその紙切れは、一体──。

痛みと目眩で混乱する頭に浮かぶ問いは錯綜し。
銃口は、青年の顔と何もない壁の前をさまよう。

引き金に掛けられた指はおそらく、次に青年が動いた瞬間に引かれる。]

(39) 2012/09/29(Sat) 20時頃

【墓】 歌い手 コリーン

 最後に、禁断の果実へと辿り着くのはだぁれ?

(+18) 2012/09/29(Sat) 20時頃

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