人狼議事


103 善と悪の果実

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視点:


【人】 双生児 オスカー

謎解き、渡せない、共倒れか?
それなら好都合だが、どうなる。

[新鮮な言葉を受け入れた耳には、銃声が心地良い。
壁に触れている身体の箇所から響く、大気を擦る音と叫び声。
不和の果実が齎す豊穣を言祝いで、無遠慮に懐中時計を開く。
近づいてくる荒々しい足音に視線を向けると]

ミスター。おい!

[走りこんでくる影は、みるみる形を成して男の姿に>>3:112
リボルバーを引き抜いた警官は、
それを握り締めて扉の向こうに消えた。盛大に舌打ち]

(5) 2012/09/29(Sat) 12時頃

【人】 双生児 オスカー

銃声、悲鳴、慟哭、駆けつけたのはヤード。
Le personne qui etait dans la jalousie de la ――――

[終わりも始まりも無い永劫回帰。
貧者の円環的構造、連続して回る歯車を永遠に繰り返す。
己の人生に然りと言う為、強い肯定を噛み締めて覚悟を決めた]

原罪を知る果実。
叡智を妬んだ者は、賢者を打ち伏したという。
いつか想いは空になる。ハレル・ヤを切り裂いて。
滴る血で音符を撃とう。醜く、幼く、それは追憶の五線譜。
――――

[屍となった歌姫にはとても及ばない稚拙な唄。
人は、楽園に在ったあの日から既に
きっとあの果実に魅入られているのだろう]

(17) 2012/09/29(Sat) 14時頃

【人】 双生児 オスカー

妙に人間くせえしょぼくれたオッサンと
どっか寂しそうな顔した元歌い手のオンナ、じゃあな。

[ジョセフとコリーンに初めての親近感を覚えた、哀別の唄]

安心しろ、アレは必ず俺が貰っといてやるから。
アブねーことは、なるべく避ける心算だったけどよ。

[表情は氷塊のまま双眸を黒々と燃やし、懐中時計を握る]

(18) 2012/09/29(Sat) 14時頃

【人】 双生児 オスカー

……ペラジーか。
どうもこうもねえよ、惨劇のバーゲンセールだ。

[また別の足音が聞こえた。ちらりと視線をやり
扉へと億劫そうに顎をしゃくって、室内を伺うように促す]

心配してくれたのか。

[肩に置かれた彼女の手を視線だけで眺めて、
小さく、そっと口元を歪める]

(19) 2012/09/29(Sat) 14時頃

【人】 双生児 オスカー

いまんとこ怪我はねえけどよ。
違いない、明日の朝を迎えるまで生きてられるか怪しいな。

狩られて狩って、結んで解けて
最後に残るの、だぁれだ? って感じだ。

馬鹿馬鹿しくて、素敵だぜ。

[傲岸不遜にせせら嗤う。
此処はまるで鉄と薄汚れた蒸気に塗れた故郷のようだ。
傍らに立つのは、あの時と良く似た白いワンピースの影。
ただ、追憶の姿と今が、あまりにも変わりすぎている。
目蓋の裏で、蝶の羽根が震え、揺れるように重なる面影。
記憶の欠片の断面、その切り口は
ぞっとするほど冷たくて、苦くて、ほんの微かに甘い]

(20) 2012/09/29(Sat) 14時頃

【人】 双生児 オスカー

[名前を呼ばれて瞠目する。
在りし日々の夢想に浸るには、ただ、沈黙が短すぎた]

なんだよ。

[視線を黒い蝶へ、言葉短く、続きを促すように]

(21) 2012/09/29(Sat) 14時頃

【人】 双生児 オスカー


――――そうか。

[過去を撫ずる、数十秒にも満たない遣り取り。
時が流れた証左の、足りない言葉。

それは、恋と呼ぶには、
あまりに稚拙で、あまりに醜悪で、あまりにも短い

微かに燃え上がった、かつての執着心の残滓だった]

(22) 2012/09/29(Sat) 14時頃

【人】 双生児 オスカー

[革袋を受け取る]

ああ、これがとっておきか。
学者サマの“とっておき”だ。さぞかしよく眠れるだろう。
目覚めさせて(キスして)くれる人が居るやつに使おう。

[益体も無い事を呟く平坦な口ぶりからは、感情は読めない。
毒だと嘯かれれば、そうだろうよ、と内心で同意しながら]

くれるもんは貰う主義だ。

[高値で売れるのも、これは本心だが、嬉しい。
誰に使うのが一番良いのか、よく吟味する必要は……。
革袋を手で弄びながら、部屋へ入る彼女を見送った]

(23) 2012/09/29(Sat) 14時頃

【人】 双生児 オスカー

この場面……。

『さて。悪いな』なんて歌劇の主人公なら言うところだ。
だが悪いと本心から思っていない謝罪、これは害悪だと思う。

[肩をコキっと鳴らす。独り廊下で屈伸をする。
身体の凝りを解す様に、手を伸ばしたり、手首を回す]

ゆえに。さっさと決めちまおう。

[愉しげに指でカフス釦を宙に弾く。
残ったのは、警察、夕闇伯、かつての仲間、少女、自分。
手に握った懐中時計の螺子を、ぎっ、と犬歯で引っ張り]

(24) 2012/09/29(Sat) 14時半頃

【人】 双生児 オスカー

動くんじゃねえっ!

[懐の三筒式フリントロックを取り出して部屋へ。
威嚇用に部屋へと銃弾をぶっ放し、大声を上げた。
狙いもつけない発砲だ、
運がよっぽど悪いやつ以外には当たらない。
器用貧乏な特性は、勢いと思い切りでカバーだ]

(25) 2012/09/29(Sat) 14時半頃

【人】 双生児 オスカー

― 室内 ―

そっちか。

[ナイフを持つ少女らをちらりと一瞥して
事切れている草臥れたスーツの男に狙いを定める。

蒸気を噴き出し始めている懐中時計を握り締めると
心臓に埋め込まれた鉄屑が、心筋を強く押して動かす。
13階段のような、13秒だけの苦痛を伴う電気刺激。

雲雀から百舌鳥へと変化するような鋭さで、
混乱に乗じ、ジョセフの死体の方へ向かって飛び掛る。
狙うのは、彼のポケット、その中身の紙片だけだ**]

(26) 2012/09/29(Sat) 14時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2012/09/29(Sat) 15時頃


【人】 双生児 オスカー

[同時に吐き出された三発の銃弾。
一発目は夕闇伯の黒髪の端を一房拐って壁にめり込む。
素早く体を低くした彼と交錯する際、奪った紫水晶が鳴いた。
目を眇めた夕闇伯を横目で一瞥し、凄絶な笑みを浮かべる]

今のご主人様は俺だろ? つれなくすんなよ。

[拐かした乙女の耳朶へ、直接甘く囁くように。
ちらりと唇の端を湿らせると、ポケットを軽く叩いた]

(34) 2012/09/29(Sat) 19時頃

【人】 双生児 オスカー

[二発目は、警官崩れの頭上を掠めたか。
鋭く発せられた静止の声に抗って、
右へ左へと、舞踏を踊るような仕草で身体を振る]

『どうか当たりませんように!』

[両手で回転式拳銃を構えたジェフの銃口は脅威だ。
単純な物体運動に過ぎない自分は、銃弾に追いつかれる。
だが、自分にとっては幸いな事に、銃撃は来なかった。
辿りついたジョセフの死体から、鼠よろしく餌を漁る]

よう、法の番人。調子はどうだい?

[かつての口調は屑篭に放り捨てて、
代わりに唇で挟んで咥えたのは、一枚の紙片。
流れ落ちた血に視界を歪めたジェフへと視線を絡めた]

(35) 2012/09/29(Sat) 19時頃

【人】 双生児 オスカー

[撃て、と口にした夕闇伯、ぴくりと筋肉を緊張させる。
銃口は既に自分を捕らえたか。爆発力は既に失われている。
紙片を確保するためには、止まらなければならないゆえに。
そして、自分の銃は装填に時間が掛かりすぎる。
積み上げた金塊よりも貴重なその時間を、どう稼ぐ?]

何か俺に用事でもあるのかい? 蒐集家の貴族サマ?

[くぐもった声で、嘲るように告げる。
ただ、視線はジェフの方を向いたまま、
微かに扉のほうへと、身体を揺らめかせた]

(36) 2012/09/29(Sat) 19時頃

【人】 双生児 オスカー

手癖の悪い鼠……。
ああ、鼠ってどこへでも入ってくるよな。

[揶揄するかのような口吻。
きつく眉を寄せる夕闇伯を瞳の端で流し見て、嘯く。
仕方ない、なにせ育ちの悪さには自信があるし]

果実なんて、濁った鼠に食い散らかされるモンだろ。
それが禁断の果実でも。
それが……アンタの様な紫水晶で出来た果実だとしても。

[にっこりと邪気の無い笑みを、満面に浮かべて、
芳醇な果実を齧るように犬歯を剥き出し肯定してみせた]

だって、死人に金はいらねえだろ?
折角だから、頂いておこうと思ってね。

[あの時の、紫水晶で出来た盃みたいに。
貴族の持ち物を奪う愉悦に、口角を吊り上げた]

(41) 2012/09/29(Sat) 21時頃

【人】 双生児 オスカー

怖い怖い、善良な市民に銃を向けないで、お巡りさん。

[怒声に応える声には、怪しげな昂揚が含まれている。
崩壊し始めた砂の城のように、少しずつ歪み始める日常。

喉の奥を鳴らし、器用に嗤うと、
額に流れる血潮を舐め取るかのように視線を這わせた]

そうだ、アンタにも元をつけてやろう。
“元”法の番人。黙れば、いいのかな? 

[蛇が手招きするような、舌なめずりするような挑発の囁き。
裏腹に、銃口を向けられた自分は、身動きが取れない。
自らの顔と壁の間で揺れる銃口を眺め、初動の隙を窺う。
が、五分五分の確率へベットするには、自分の命は惜しすぎる]

(42) 2012/09/29(Sat) 21時頃

【人】 双生児 オスカー

……早くしろよ。ペラジー。

[思いついた随分と分の悪い賭け。合理性の欠片も無い。
初めての約束に縋る様な、そんな声が出せるだろうか。

反応が無くても、意外と銃口に隙を作れるのか。
もしかすると、かえって自分の首を絞めるのか。

彼女を信じているのだろうか、彼を信じていないのだろうか。

馬鹿馬鹿しい、姿がどう変わろうが、俺は彼を知らない。

そして、彼女でも裏切られるのが当たり前だし
そんなのはお互い気にしないのが、俺たちの流儀の筈だ。

ただ、紙片を咥え微かに湿った声で、優しげに名前を呼んだ]

(43) 2012/09/29(Sat) 21時半頃

【人】 双生児 オスカー

本人ですよ、夕闇伯。

[道化じみた仕草で両手を広げようとして、
銃口を思い出し、さらなる挑発は思いとどまった]

しかし、溝鼠とは手厳しいね。
まあ……似たようなもんだけど。

[貴族の吐き捨てる嫌悪感が心地良く耳に響けば
ゲラゲラと笑い出したいような、そんな清々しい気分。
そして、視線の先で危うく揺らめく濃紫の瞳は
極上の紫水晶よりも、美しさで勝っているだろう]

面倒くせぇなぁ。
いいじゃねーか、たけーもんわざわざ壊さなくてもさ。

[暴君じみた物言いに、溜息をついて。
もう少し距離が近ければ、あと二つ、宝石が手に入ったのにと]

(45) 2012/09/29(Sat) 22時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2012/09/29(Sat) 22時頃


【人】 双生児 オスカー

[耳朶を擽るペラジーの声に、全身の力を抜いた。
抜きながら、首筋を伸ばし、あごを引き
背筋を伸ばしてから、重心を少しだけ前に]

(53) 2012/09/29(Sat) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

――――――My precious darling !

[大気にばら撒かれる白い粉塵。
顔に刻まれる艶笑。その瞬間、弾かれるように走り出す。

扉へ、ただ一歩、二歩、導かれるように踏み込んで]

あ?

[響く銃声。舞い落ちる白い粉塵。
左手に衝撃。一拍遅れて鈍痛。噴き出る鮮血。

ジェフの放った銃弾は薬指と小指を吹き飛ばしていた。
もんどり打って倒れ伏すと、地面に咥えた紙片を吐き]

(55) 2012/09/29(Sat) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

っ痛――――――…

[呻き声。まるで本物の、溝鼠のようだ。
絨毯を掻き毟るように、這いずるのは止めなかった]

……指足んねぇじゃねーかクソ。
信じられねえ、あの野郎!

[左手を翳して、苛立ちを絨毯に叩きつける]

(57) 2012/09/29(Sat) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

[地面に散らばったのは、懐中時計、弾の入っていない燧銃。
水晶のカフス釦と、暗く輝くエメラルド。それに紙片。
蓄えた財貨を吐き出した男の懐に残ったものと言えば……]

おいおい、冗談じゃないぜ……。

[先ほど受け取った、革袋だけだった]

やばいやばいやばい。

[本当に口を引き裂かれては堪らない。
粉塵が消える前に、何とかこの部屋から出なければ]

(60) 2012/09/29(Sat) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

クソ、約束、護れよな……。

[目の前で拾い上げられる紙片。
それを掴んだ人物、微笑んだ彼女と眼が合った。
ゲラゲラと笑い出したい気分なのは間違いない。
這いずる速度は、蝸牛のように遅く、締まらない]

さもねえと、犯すぞ、クソアマ。

[無事な左手の中指を彼女の背中に向けて立てて。
最後まで、オンナ扱いかよ、と喉を震わせて嗤いだす。
後で絶対慰謝料と治療費をふんだくってやる、と]

あれ、何か……。
思 考 が上 手  く纏 まん ね  え 

[もう直ぐ吹き払われる煙幕を尻目に、
いつも見ていた霧のような煙る景色から、目を閉じた]

(66) 2012/09/29(Sat) 23時半頃

【独】 双生児 オスカー

/*
小者たのしす。

(-26) 2012/09/29(Sat) 23時半頃

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