人狼議事


97 せかいがおわるひに。

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[独り言を呟き続ける。
それは全て、カメラに収められ続ける。]


あは、…


映画のせりふみたい……


――…


でも現実なんだよね…

せかいの

おー わー 、り…


【人】 受付 アイリス

[閉め出すぞ。
 ……そんな声が聞こえて、ようやく望遠鏡から目を離す。
 声の方を振り向いて、ちゃらりと鍵がなるのを聞くと、肩を竦めた。
 いつもどおりのことだ。
 
 ぴょん、と台から降りて、鞄にいろいろと詰め込み、帰り支度を終えると、ドームを出る。
 また明日も来るのに、やっぱりこの瞬間は後ろ髪引かれる思いがする]

へ?

[飽きないのか。
 そんな質問に、うーん、と首を傾げ]

飽きたことないですよ。
毎日表情が変わりますし。
眺めていれば、嫌なことだって忘れちゃえますから。

(87) 2012/07/21(Sat) 18時頃

【人】 受付 アイリス

[階段を降りながら、滔々と語る]

それに、わからないことだらけじゃないですか。
どれだけ見てても分からなくって。
あれもしりたい、これも知りたい、って、どんどん出てきて。
だから飽きないのかなぁ…?

[ゆる、と首を傾げつつ。
 貴方は?なんて聞こうとしたけれど、螺旋階段を降り切ってしまったので、また次の機会にしようと後ろをついて歩く]

あ、はい、すいません。
…望遠鏡覗いてると、そんな音楽とか聞こえなくなっちゃって。

[今日も音楽が流れていたかどうかすら覚えていない。
 もう誰も居ないホールを抜ける。
 日の沈んだ外は、少しだけ寒かった]

はい、ではまた。

[こうしてまた明日も繰り返すのだ。この街を離れるまで、ずっと*]

(88) 2012/07/21(Sat) 18時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2012/07/21(Sat) 18時頃


アイリスは、セレストの後ろ姿に手を振った。

2012/07/21(Sat) 18時頃


【人】 受付 アイリス

ん。
もういいの?

[ゆる、と笑って、グレッグの手をとった。
 スカートに付いた砂をぱさ、と払う]

他に人、いるのかな。
わざわざ高台なんていかないかな?

[高校の正門から出て、ふっと後ろを向く。
 半年前と、一ヶ月前と、変わらず高校はそこにあった。
 
 それ以上振り返ることなく、いつもどおりの道を歩く。
 展望台の建物の中には、誰も居ないように見えた]

(97) 2012/07/21(Sat) 19時半頃

【人】 受付 アイリス

[もう展示の順番すら覚えてしまった展示ホール、
 休みの日によく使った売店。

 それらを横目に、螺旋階段の方へ向かう。
 立入禁止、とかかれたそこを通ったところで、もう誰も咎めるまい。
 トントン、と階段をあがれば、そこは小さなドーム]

よかった、まだあった。

[真っ先に覗きこむ。
 覗きこまなくてもわかるほどの大きさにはなっていたけれど]

……綺麗。

[実際に大きく見てみると綺麗なものだな、とぼんやり思う]

(98) 2012/07/21(Sat) 19時半頃

【人】 受付 アイリス

燃えてる…んだ。
……マスター、大丈夫かな。

[巻き込まれてなければいいけど、と思いながら。
 望遠鏡を覗いているときは、それさえも忘れてしまえそうで]

…グレッグも、みる?

[綺麗だよ、と。
 落ちてくるものが綺麗でよかった。
 ……おなじ死ぬなら、綺麗なもので死にたいな、とぼんやり思う。]

(115) 2012/07/21(Sat) 21時頃

[でも
それでも――


カメラを止める事はなく。]


【人】 受付 アイリス

ね、綺麗でしょう?

[ゆる、と笑う。
 それがこちらに向かってくるのでなければ、それはいいデートだったかもしれないけれど]

……え?
や、そんなことないってば、

[小説か何かに出てくるようなフレーズをさらっと言われて、頬が熱くなる。
 人生最後にこんな事言われるなんてな、と思いつつも、嫌という感じでもなくて。
 
 でも少し恥ずかしくて、僅かに目をそらす]

(123) 2012/07/21(Sat) 21時半頃

【人】 受付 アイリス

な、もう、

[抗議しようとした口は塞がれる。
 そうして抱きしめられれば、体温が伝わってきて]

うん。
…大好き。

[強く、強く抱きしめて]

ね。

……やっぱ。
こわい、よ、

(130) 2012/07/21(Sat) 22時頃

【人】 受付 アイリス

もう、こわい、よ。

[腕の中で、微かに震えながら]

離さないで、私のこと。
一緒なら、ちょっとは、怖くない、し。

[存在を確かめるように、腕に力を込めて。
 顔を上に上げると、口付けを交わす。
 ほんの少しの時間でいいから忘れたい、と]

(137) 2012/07/21(Sat) 22時半頃

【人】 受付 アイリス

ん、ありがと。

[離さない、という言葉に、安心して。
 少しだけ、力を緩めて。]

…え?

[そうして聞こえた言葉に、目をぱちくりとさせた。
 通いなれたこの場所で。
 ……すこしだけ目を閉じて、深呼吸する]

いいよ。

[2人しかいない場所で、耳元で、そう囁いた]

(141) 2012/07/21(Sat) 22時半頃

【人】 受付 アイリス

ん。

そうだね、きっと。

[隕石のことなんて忘れて。
 ただ幸せだけを享受して、終われるなら。

 …それはそれでいい終わり方かもしれない、と
 口付けながら思うのだった*]

(149) 2012/07/21(Sat) 23時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2012/07/21(Sat) 23時頃


― 一ヶ月とちょっと前 ―

ねーぶちょぉお
あの脚本本気ー?

本気いー?

[ひたすら抗議をしていた。ひたすらだ。
だって馬鹿みたいな脚本で、馬鹿みたいな展開で、馬鹿みたいな ああもう、全てが馬鹿じゃないかと思える映画。

手はずは全て整って、クライマックスの天文台での撮影シーンも、既に許可は取ってあるという。 後輩女子からちょうおじょうさまな衣装の準備も整ってますといわれた。

こういう時の手際のよさはなんなの。まじでなんなの?毎度戦慄く。

映画研究部の部長も3年で、今年の夏休みで作るショートムービーを最後に引退する事になっていた。 それは私もだ。 あと少しだけだから、あんな馬鹿な脚本に修正依頼もださず(修正却下された事柄もかなり多いが)、おとなしく見事可憐で病弱な美少女を演りきってあげたんだけども。]


[絶対似合う。
と、わけのわからない根拠を持ち出して力説する部長の姿にじと目である。このお嬢様が男の好みの塊である事は、容易に想像がついて、睨み付けまくった。]

……

[最悪。と、思いながらも。
どこかで少しほほえましく思ってしまう理由は、何だっただろう。]


― 一ヶ月前 ―

[撮影当日。
あの衣装を着たまま移動するなんて屈辱すぎたので、着替えを持っていった。 トイレを借りて更衣する。
トイレから撮影場所までの道のりが遠い。 本気で、あの二人のシフトが入ってない日でよかった。 この日付だけは死守してもらった。

ルーカスは、セレストたちの所に遊びに行ったときに何度か見かけたので、本当に会いたくはなかったんだけど。
衣装とメイクと演技のせいで、誰かは気付かれないといいと、心底思っていた。 もう来れなくなる。

ドームに隣接する、野外観測用の屋上スペース。
なんだなんだ、と見学者はちらほらと集まっていた。 はずかしい。 にげたい。

でも、しかたないから。 ひらきなおるしかないから。

気合一発。懇親の演技が出来てしまった…。 少し後悔している。

聞こえる観客の笑い声は、救いだった。救いだったんだけども、笑い死ぬほど笑いまくっていた見覚えのある職員を、休憩中にじろりとものすごく睨んだのはよい思い出だ。
いやよくないけど。]


[こうして作られた黒歴史フィルムは公開された。
けれど、どういうわけか部長があまり広めなかった。
セレストが知らなかったのもその理由が大きい。

理由は――…。

察しはついたけれど、あんまり認めたくなかったものだから、知らないふりをした。

まあ結局、それがあんな悲しい事件を引き起こすなどとは、*思っていなかったけれど*]


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