4 SADISTIC DETH GAME:2nd
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―繁華街―
ええ、流石にすでにご存知でしたか。
[彼女がやってきた方向を一度見て、すうと目を細めた。 何かを察した様子はその当人にもサイラスにもわかるだろう]
私はこれから高みの見物にでも行こうかと思いましてね。 最初の脱落者が出る瞬間は、見たい気もしますし。
そちらは―……何かよい情報でも見つけられたのでしょうか?
[くつ、と喉を鳴らしてパピヨンの問いに答え、問いを返す。 何の情報かは敢えて口にしない]
(0) 2010/03/23(Tue) 01時頃
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―繁華街―
おやおや、ご謙遜ですな。
[パピヨンへ向かって含みのある言い方をし、くつ、と喉を鳴らす]
私達はは今まで《ZerO》の外へしか目を光らせていませんでしたから。 それ以外の内部のことには案外疎いものです。 五里霧中。 こちらも似たようなものですなあ。
[―では、私はこれにて。 見世物が終わってしまうといけませんゆえ。
[帽子を取って、2人へ一礼をした]
(9) 2010/03/23(Tue) 02時頃
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―回想・昨晩―
はは、内部への手出しは、なくもありませんが偶々です。 我々『幻』の任は"外からの賑やかし"を振り払うこと―それだけですから。
[役目はあくまでも《ZerO》を護るための諜報であることを、 前の晩にブルーノの演説を引用して言い、 去り際にパピヨンへ、好奇心だけは旺盛なのでね、と描いた笑みを見せた]
さて、賑やかしサンは誰でしょうねえ。
[サイラスとパピヨンから離れて口にし、くつと喉を鳴らした。
やがて『月』と『道』の衝突の場所へ近づけばさりげなく側近が傍へ。 銃弾が飛び交ったのか、血の色が至る所に散るのを見ながら報告を受けて眉を上げた]
おや、『月』の気丈なお嬢さんはゲームからは撤退されたのですか。 …もう少し、役に立ってくれるかと思ったんですけどねえ。 少々、目論見が甘すぎました。
(44) 2010/03/23(Tue) 20時半頃
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[くつり。 小さく喉を鳴らし、『湖』のリーダーが『道』の拠点へ向かうのを視界に収める。 描いた笑みはその上に浮かべた笑みで形を崩し、さらに笑う形へ歪む]
…戻りましょう。 もう、ここに私達の用はない。 『月』のエンブレムもきっと彼が持っているでしょう。
[手をあげて、騒乱の末端に形ばかりの加勢をしていた手下を呼び寄せる。 中には流れ弾に被弾したものもあり、さすがに眉を寄せたが 早く適切な処置をするように言い残し、側近と共に事務所へと戻る。
負傷者の中には病院へ送られたものも僅かにはいるだろう。 執務室で負傷者の程度など情報を聞いたなら予想内で収まったことに頷いて]
盾にしていた戦闘役がいなくなってしまった以上、状況は好ましくはありません。 少々手荒なことも…表立ってやらなければいけなくなると思ってください。
[いいですね? 側近へ告げて、愉しそうに笑みを浮かべた]
(45) 2010/03/23(Tue) 21時頃
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―Game2日目・繁華街―
[いつものようにスーツと帽子の装いで繁華街のはずれから中心へと歩いていた。 表情には珍しいことに僅かな苛立ちを浮かべてながら。
…それもそのはずだ。 件のお騒がせ奇術師が覚えたばかりの催眠術をアシスタントへかけて、 解けなくなったと朝から駆け込んできたのだ。
『華』からの大事な借り物である女性に何かあっては派閥としての関係にも響く。 急いで駆けつけてかかった催眠を解いたうえで、奇術師に説教をしてきた帰り。 機嫌が良くないのも頷ける話]
まったく、彼にも困ったものです。 こんな時に事件を起こさずともいいものを。
[ぷりぷりと怒っているところへ、疾風の一人が駆けてくる。 あれえ、ダンチョーさん怒ってる?なんて言いながら、耳を貸してと仕草で示す。 身をかがめると、彼は寄せた口元を両手で覆いながら報告をする]
(49) 2010/03/23(Tue) 21時頃
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[聞いた内容は、『蘭』の未亡人が教会に出入りしているということと、 もしかしたらそこで何か、ということ。 昨晩のことを思い浮かべて、合致すると頷いた]
やはり、彼女は何かを掴んでいると思って間違いはなさそうですね。 さすがは亡きボスの奥様、というところでしょうか。
[くつ、と喉を鳴らし屈めていた身を起こした]
わかりました。その方向で情報を集めてください。
[肩をとんとんと労うように叩いて、疾風の少年を送り出した。 肩を叩いたのは、彼も頭を撫でられるような年ではなかったから。
その足で広場の様子を見ようと足を向け、 準諜報役―定点観測担当―の道化師がストリートオルガンの音に合わせて コミカルに踊っているのを見る。
視線が合うと彼は暗号を絡めたジェスチャーで、 そこのカフェにいる人物のことを告げた]
(50) 2010/03/23(Tue) 21時頃
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―繁華街・広場―
[…そうですか。 帽子を軽く手で触れて、理解した旨を道化へ示す。 ちらりとカフェを視界に納め、すぐに逸らした。 『雪』も『零』もどちらの姿も見えなかったが、それは奥にいるからなのだろう。 裏口から出たというなら、そんなに諜報役が多いわけでもなければ知る由もない]
…眠気覚ましにコーヒーでもと思いましたが、今は止めたほうがいいでしょうか。
[側近へ問い掛けながらくあ、と欠伸を噛み殺す。 テラス席の隅の方なら奥からは視界に入らないのでは? そんな側近のアドバイスに素直に頷いて、カフェの奥の席からは見えにくいテラス席へと。 もちろんそれはこちらからも彼らがいたなら見えにくい場所ではあるのだが]
とびきり濃いのを一つ。
[朝早くに叩き起こされては堪らない上にまだ苛々が抜けていない。 まずは落ち着くのが先だと注文を取りに来た店のボーイへ告げた]
(51) 2010/03/23(Tue) 21時半頃
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―広場前・カフェ―
[別の道化がやってきて、人々へ風船を配っているのを眺めながら 濃いコーヒーを啜っていた]
ああ、おかげさまでようやく目も覚めてきました。
[テラス席から立ち上がって店の中を覗きこんだ。 奥の席にふわりとした髪型の女性が見えて、眉を寄せる]
おやおや。 『零』と『雪』の逢瀬ですか。 一体何の話をされてるのやら。
[そこで何を話しているのか、敢えて知ろうともしないし かといって諜報役へ探らせることもなく。 ただ、こちらの姿を見たならば探られていると思うかもしれないが知ったことではない]
(68) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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―広場―
行きましょう…聞きたい事はありますが、場所がよくない。
[側近へ言って会計を済ませてテラスから広場の石畳へ歩き出す。 そこへ、風船を配っている道化が近づいて、笑顔で風船を差し出してきた]
…ですから、私は受け取るのはなれていないのですけれどね。
[眉を寄せながら風船を受け取る。 その時に「団長、一度アジトへ」と小声で囁かれた。 渡された風船の紐。その先に巻かれた紙がついていて、それを広げ…]
ふむ。戻りましょうか。
[紙は事務員のメモ書き。記されていたのは、 "わからないの。はやく"とだけ。
広場で踊る道化へ、事務所へ戻ると手の動きで伝え、広場を後にした]
(71) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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―事務所―
[事務員の用件のほぼ全て占めるものは、 今度のショーの為に芸人達が注文した衣装やなどが 予定よりも早く運び込まれたのに、倉庫の鍵がないことにあった。 倉庫の鍵はたまたま己が持っていたために、問題は解決。 手の開いている者を呼び出して、 手分けして隣の倉庫へと運び込むよう指示をし、己は再び外へ]
ここだけ見ればのどか過ぎる光景なのですけれどね。
[細身の葉巻をくわえて火をつけ、一服終えたなら再び繁華街へと]
(81) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
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―繁華街近く→路地裏―
[突然に響く爆発の轟音に耳を押さえて空を見上げる。 届くのは音だけだが、小さくはない。 路地裏から上がる煙に気がついて、何が起きたとそちらへ足を速めた]
「あっちだ!」 「気をつけて」
[側近が半歩先を行きながら、爆発の場所を探る。 途中、『なんなのよぉ〜!』と声を上げている女―?をやり過ごし、 爆風で飛び散ったレンガやガラスの破片を踏みつつ路地の奥へ。 爆薬の匂いが鼻を刺すのに眉を顰めて見やった先に―]
…おや、まさかここにいるとは思いませんでした。
[『湖』のリーダーを見つけて、首を傾げた]
(83) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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―路地裏―
怪我人を前に笑うほど、イヤな奴ではないつもりですけどね。
[隠れた左目の色は知っている。 今は見えぬ色をそこに見ながら、青の瞳へ問いかける]
心配してくださるのなら、いらぬお世話ですよ。 ああ、それとも目立つ私がいては自分の身が危ないとでも?
[くつ、と喉を鳴らして]
先ほどの爆発は一体何が起きたのです?
[まさか自分のシマの中で爆発を起こしたとは思ってはおらず、 問いかけながら帽子を脱いで顔の前で扇いだ。 まだ、爆発の余韻で塵が舞っているような息苦しさを覚えていた]
(87) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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―路地裏―
ええ、ええ、お気遣いはありがたく。
…苛々したから自分のシマで火遊び。 やはりオコサマは、オコサマですね。
[小馬鹿にしたような口ぶりで言いながら、 埃立つ中、数歩近寄った]
それで、自分で怪我を負うなどとは、 《ZerO》に属する派閥の長として情けないものです。
昨晩はもう少し、オトナかと思って見ていましたけれど。
(95) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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―路地裏―
《infinity》は最強…。
[オスカーが言う言葉にくつ、と喉を鳴らす。 しばらくくつくつと笑っていたが、花籠の話になって笑みが止まる]
あれは―反対隣の組織の"賑やかし" いつかは根こそぎ潰すつもりですけどね―
[声を詰まらせかけたあと、彼が口にした名前に小さく頷いた]
(98) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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―路地裏―
[彼がこんなに棘を抜かれたようにしているのを見た事がなかった。 拠点がないからこそ、どこよりも尖っているように見えたのだが]
あそ、び?ああ―。
[また、よくわからない自分勝手が発症したのかと もう死んだかつてのボスを思いながら…… オスカーへ向けた視線に、多少の憐憫の思いが滲む]
…らしく、ありませんね。 あんなにイキがっていたのに。
[立ち上がろうとするのをじっと見て]
『湖』のなかでその怪我を治せる人は、いるんですか? いないなら―
[その先に続く言葉は、なんだろうか]
(100) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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―路地裏―
ボス、ね。 そこまで尊敬されてたなら、今頃墓石の下で満足そうな顔しているのでしょうね。 こんなゲームを仕掛けた奴が、それくらいで満足するかというとわかりませんが。
[くつ、と喉を鳴らす。 もちろん、己が信じているのは―]
イキがっている、というのは語弊があるかもしれませんがね。 …ホリー…とか言う…
[言いかけてあの時すれ違った子の名前だが、と―思いながら]
その、子がが言っていたのは、間違いじゃなかったんじゃないですかね。
[相手に敵意がなければこちらも敢えてどうこうしようとはせぬまま、 落ち着いてきた様子を察して、壁に背をもたれさせる。 側近へは会話の始まるころから席を外せと指示をしていた]
(108) 2010/03/24(Wed) 04時頃
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―路地裏―
限界…?
[しかし怪我をした体ではゲームの続行は難しいだろうとは思うが]
そんなことを私に言ってもいいのです? …誰に聞かれているともわからないのに。
[小さく肩をすくめて]
では、今回だけ協調といきませんか? 『雪』も『零』も、こちらにとっては少々目障りなんですよ。 特に、記憶を売り物にしている『零』などはね。 それは暗に、記憶をくいもにに
それにボスの子供がいること自体が大きな障害。 最後にはどちらが立っているか…そんな緩い協調関係。 どうです?悪い話ではないと思いますけど。
(109) 2010/03/24(Wed) 04時頃
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―路地裏―
[命あってこそと言うのには小さく頷いたが、 脇腹から外された手が赤くなっているのに目を見開いた]
…血…?
[相当食らっているなと動きに目を向けて]
ええ、そうです。『幻』。 別に組まないならそれでも構わない。 こんなゲーム、楽しんだ者勝ち、でしょう?
[くつ、と喉を鳴らした]
では……お互いに邪魔はしない協調関係。 よろしくお願いしますよ。
[その場を去ろうとするのを、目を細めて見ていた**]
(112) 2010/03/24(Wed) 04時半頃
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―繁華街―
[オスカーとは別の方向へと歩き出す。 腹を押さえた彼の手が赤かったことを思考の隅において、葉巻をくわえた]
「庇うのです?」
―……。
[側近の問いかけには、無言のまま眉を寄せ、表情を険しくする]
"女王のイヌ"にも居場所は知られている。 いずれにしてももう、荒事に出るしかないでしょう。 …髪の長い援軍が来る前にカタをつけられるといいのだけど―。
[そこへ、あの赤色だ]
…身内にけが人とは、想定外でしたね。
[煙を吐き出して、目を軽く閉じた]
(122) 2010/03/24(Wed) 22時頃
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―回想・事務所を出る前―
[事務員の用事は、山のように届いた荷物だけではなく、 応接室を指差して来客を伝えられた。 一体誰だといぶかしみつつ応接室へ入るとそこには襤褸を纏った男が一人。 きれいに封された封筒を手に、座っていた]
「あっ、あの、ののっ」
[緊張で男の声は震えていた。そこでこちらの裏は知っていると見抜き]
さて、貴方はここがどこかご存知のようですが、その上で改めてお伺いします。 ―何の、御用でしょう。
[男はおずおずと封筒を差し出して、読めばわかると言った。 スーツの内ポケットから投げナイフを一つ取り出して手早く封を切る。 認められた書類と小切手などをパラパラと見て、機嫌が悪そうに眉を寄せた。 無言のまま、纏う空気が男を押さえつけるように色を変え、重くなる]
(123) 2010/03/24(Wed) 22時頃
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ほう、ここが《ZerO》ではなく《infinity》だと知って来たわけですか。 しかし―……我々も随分となめられたものですね。
お申し出はありがたいですが、お気持ちだけにしてくれませんか? こちらはイヌごときに恩に着せられるほど、弱くはない。
[言いながら帰れと手で示すも男は立ち上がらなかった。 びくびくとしたまま、もぞもぞしているだけ]
あァ、苛々しますね、貴方。 私はそういう人間が一番嫌いなんだ…おどおどして、はっきりしない奴が!
[手首を振る。風を切って飛んだナイフが、後ろの板壁にすぱっと刺さった]
これで帰らなければ次はその額です。 さあ、これが最後の警告です……帰れ。
[新しいナイフを手に男へ向けて笑みを見せる。 男はびくっと身体を硬直させ、小さくわなないて腰を抜かした]
(124) 2010/03/24(Wed) 22時頃
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おや……帰りたくないと仰るなら、休む部屋を用意しましょうか。
[口元に浮かべた笑みはそのままに、手を叩く。 入ってきた側近へにこりとして]
お客様を特別室へ。帰りたくないそうです。
[側近は一つ頷いて男を抱えあげ、応接室を出て行く。 行く先は地下牢ではあるが、本気で捕らえてどうのするつもりはなかった。 鞭を手に地下牢の前へいき、男の前で鞭を振る。 乾いた音が地下へ響き、身体に当たったわけでもないのに男は悲鳴を上げた]
さて、せっかくなのでご存知のことをお聞きしましょうか。 ―その、身体にね。
[くつと喉を鳴らし、笑みを見せたなら―やっと男はもたつきつつ逃げ出した。 そして半泣きで逃げるのを追いかけ、運河を渡る橋の上で―蹴り落とした]
―回想・了―
(125) 2010/03/24(Wed) 22時頃
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― 昨夜 / 『道』との衝突の場 ―
――――が、ぁあ……こ、の……、……
[頭部を殴られ、グルリと回る世界の中で憎悪を込めた唸り声だけを発する。
自分を殴った部下の腕が飛ぶのも、「敵」であるブルーノが吐血したのももはやまともに見れていなかった。]
―――、くあぁ……が……っ、
[どれ程の時間そうしていただろう。
身を起こす事も出来ず、路地に倒れのた打ち回ること暫し。]
――――ぁ、
[そんな自分にかけられた声、焦点の合わぬ目が声の主を見上げようとして動く。
霞む視界の中で辛うじて確認できた、『湖』のトップ。]
て、め……
[まともな言葉を発することもできないまま、髪を掴まれ引っ張り上げられた顎へと銃口が押し付けられた。]
――……ハッ、
[エンブレムの在り処を訊ねられるが、返すは殺気に満ちた眼差しのみ。
本当は唾でも吹っかけてやりたかったが、身体は言う事を聞いてくれなかった。
当然、碌に動けぬ者の啖呵など意に介する相手でもない、無遠慮に身体を弄られ、エンブレムは捥ぎ取られた。
そして――――、]
―――――――――ッッッ!!!
[銃声が、響いた。]
― 病室 ―
――――、……。
[一夜明け、上等な個室のベッドに寝かされる女が一人。]
……あーあ。
自分の部下に、利益の計算もできない馬鹿がいるとは思わなかったわ。
[最後まで自分について来れば美味しい思いをさせてやったのに。
だが結局は……油断、だったのだろう。
とにかく、今の自分はただの、負け犬だった。]
ちっ……
[少なくとも、今回の件が終わった後の自分の立場は碌でもない物だろう。
抗争をしかけておきながら部下に裏切られ、最も早く脱落。
命の保証さえありはしない。]
……どっか、移るかなぁ。
[けれど、野望は絶やしていない。生きているから。
のし上がるためなら、『ZerO』を裏切る事にも躊躇いはない。]
――ク、ハハ……アハハハハハハ!!
[「力」の魅力に取り憑かれた女の笑いが、病室に響いた。
それは、自棄を起こしたようにも気が触れたようにも聞こえたかもしれない。
だが、決して潰える事のない欲望を胸に、その瞳から力強さは喪われていなかった。]
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―スラム街―
[建物の隙間にぽっかりと口を開いた空き地。 孤児院や教会の隙間にある場所に、数人の男が集まっていた。 壁に開いた不自然な入り口の向こうは、隠し倉庫。 滅多に使わない火気を持って、装弾を確認した]
こう言う時のために、無駄遣いせずにいたのですけどね。 やはり、面白くはない。
[何のために、『月』と近づいたのか。 白塗りの下に、ニセモノの皮膚まで用意して行ったというのに]
最後は、こういう手段に出るしかないわけですか。
[がちゃ、と弾を詰めた弾倉を戻す。 口径の大きな銃は装弾数は多くはないが―]
(143) 2010/03/24(Wed) 23時半頃
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― 病室 ―
[来客に、笑みを止める。]
あら、アイリス。
誰かに尻尾振るしか能が無いアンタが、その負け犬に何の用かしら。
[正直、彼女が自分に会いに来るのは予想外でしかなかった。
それこそ、彼女が得意とする毒殺の可能性すら警戒した。
誰かが彼女に依頼してもおかしくないくらいには、今回の自分は古株相手に派手な事をした。]
そう見える?
――はッ、ならアンタの眼も曇ってるから、そろそろ足洗った方がいいかもね。
[足を洗うつもりかとの冗談には不敵に返す。]
――ぁ? 一体何の……
[が、投げられた封筒には眉を寄せて、中身を改める。]
……、………
[それは、義体師の紹介状。]
……敵の情け? どういう事よ。
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―スラム街―
「素顔で行った方がやりやすいのでは?」
[側近の言葉にくつと笑って首を振る]
あくまでも、《ZerO》の人間として振舞うのですよ。 だって裏切る瞬間って、面白いでしょう?
[珍しく、口をあけて笑う。 スーツの下のホルダーに拳銃を挟んで倉庫の戸を閉めると 普段よりも多い数の部下を従えて歩き出す]
女王さまの犬っころの手がどこかにあるはずです。 見つけたら、舐めた真似をしてくれた御礼も忘れずに。
[くつ、と喉を鳴らす]
(146) 2010/03/25(Thu) 00時頃
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