291 Fate/Goddamned Omen
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( ───それなら、 形のボやけた曖昧な正しさなんて要らない、なんて アンタの言葉で思わせてくれたんだけどな。”センセイ。”)
(216) 2019/02/16(Sat) 04時半頃
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「 ....はぁ、 」
石場に飛び移りながらよくよくそいつの 気配を勘ぐれば、まるで、なんか、───── そう、『バラバラ』だった。
ピースを切り分けたみたいに。 ピースを切り離したように。
きっと集めれば一つの悪魔の形にでもなるんだろう。 それにしたって、よく何でも食うらしい。
(217) 2019/02/16(Sat) 04時半頃
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( ...どうやったら切り抜けられんだよ、コイツ? )
>>184炎海から未だ響く咀嚼音。 いっそあの流動体を思えば凍らせでも出来りゃ いいのかもしれないが、───なんて考えながら ふ、ッと吹いた風がザーゴの方に揺れる。>>184
それ自体はあんまり些細なことだったから、 どうせ届かないもんを届かせようとは無理にしない。 それよりも、と企てながらとって返した黒手の翻りは 反目したようにそれを食う、って動きよりは─────。
(218) 2019/02/16(Sat) 04時半頃
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( ...庇った? )
>>185距離があったって、声は届く。 その小さな呼吸音のような響きまでは届かなくたって 氷が溶けそうな、暖かで穏やかな言葉は風ごと寄せる。
「 ...アンタがママなのかよ? ま、いーけど。 随分『ママ思い』な、─────子どもってとこだな 」
子どもの姿を見ちゃいなくたって、 まるで声を掛ける姿は子どもに対する親みてえで 多少ツまらなさそうに鼻を鳴らして。
(219) 2019/02/16(Sat) 05時頃
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「 ...ここだって、 隠れるとこなんてそんなに無いはずなのに、 それにしたって随分隠れ上手なこったね。
オレもアンタと会うなら こんな躾の『行き届きすぎた』子どもに会う前に ───────会いたかったかもな。 」
(220) 2019/02/16(Sat) 05時頃
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( >>187>>188 まるでいい子になりたい子どもと、 いい子に育てようとする『ママ』みてえな 言葉に、 は、........っと息を呑み込む。
それにしたって目の前で 『家族ごっこ』のよーなもんを見せられて 無性にむかむか腹底に来るものがあったのが、 なんでかは分からなかったが。
ああ、 きっと。 そうやってレッテルを貼られるのが 嫌いだった。そうやって、うまく『賢くいい子に』に なれた試しのないオレは、いくら這い上がろうとしたって、 ───────ド底辺のまま。 )
(221) 2019/02/16(Sat) 05時頃
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「 ...『 そう言うなら 』
なんか、アンタをもっと困らせて。 その顔の一つでも歪ませてやりたくなってきたね。 」
ま、本当に歪ませられるかは分かんねえけど。 どうせ死んだってアンタもまたアバターがあるんだろう。
>>189目の前でまだごうごうと燃えていた 食い残しの炎海ごとさらさらと流れてく砂に誘われ 足元がガタリ、と動いた。
(222) 2019/02/16(Sat) 05時頃
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その中央を見れば、 細長く趣味の悪い植物みたいに伸びる舌と ずらりと並べられたギロチンなんかより ずっと鋭そうな牙の処刑場。 食われたら一溜まりも無さそうな有様に、 背の傷跡に手を伸ばしながら 岩場を一思いに蹴っ飛ばす。
「アズダハーグ、ッ、──────、 ちゃんと、...いや、もっと力、寄越せよ───ッ! 」
悪魔の血に、融けた悪魔に、呼びかけたって、 届いてるかも分からねえけど。 堰き止められてただけの疵血に触れて引き抜いたのは 一本の血槍───────。
(223) 2019/02/16(Sat) 05時半頃
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(ところで、蛇は地を這いずり回るしか出来ないが あの日見た蛇は這いずる回る以外の 手段を持っていた。
そいつは───こうも言われてる。 「 有翼の蛇竜 」って。 )
(224) 2019/02/16(Sat) 05時半頃
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石を蹴った瞬間、風が吹く。 同時に機を見つけたように蛇が噴いたのは黒霧。 あの男まで風に載せて届かせようとする 腐食性の─────毒だった。
それを更に向こうへと押しやるように マントを持ち上げながら背の疵から伸びる竜翼。 いきなりの事に目を瞠ってバランスを崩しかけたが、 この蟻地獄に巻き込まれるよりゃいい。
また捕まる前に、と、 黒霧を突っ切りながら、────迫ろうとする。
(225) 2019/02/16(Sat) 05時半頃
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「 なぁ、” ザーゴセンセイ ”。
さっきアンタ言ったよな。 オレの生き続ける理由、だったっけ、────.... 逆に死のうなんて思う理由が分かんねえが そんなご大層な理由じゃないし、 オレはただ、死にたくないだけだ。
『いい子』になれやしねえ心も殺したくない。 大したことねえ嘘一つ吐けねえ場所が 正しいとも思わない。
そんな心を殺さなくてもいい、ってね。 気づかせてくれたやつの為にも、 息苦しくない、自由に、...全うに生きれるような ド底辺にならなくていい世界を見てみてえんだよ。
だから、 」
(226) 2019/02/16(Sat) 05時半頃
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「 今は取り敢えず、 やり残したことを果たす為に、さ。
────神都をブッ壊す為に生きてんのかも、ね! 」
( ”そう、この世界の一部であっても、 オレの世界はもう神都にはない。”
所詮、『悪いこ』とやらだ。 オレなりの正義心なんて、 そんなもんはさらさら抱く気も無えけど。)
(227) 2019/02/16(Sat) 06時頃
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─────炎まで飲めるなら毒霧まで吸い込めるのか、 あの蟻地獄からだって手を伸ばせるのかも分からない。 そう、賭けみたいなもんだ。
今のやりとりを見れば『子ども』は随分心配性らしい。 なら、防戦一方になるならこっちを狙うべきだ。 あの斧娘になったように身綺麗でありたいような そんな気も、躊躇なんてカケラも無かった。
届くところまで翔んで、”また”墜ちるならそれまでだ。 今はただ届かせようと、───捕まったとしても、 その手の槍だけは胸元めがけて投げ打とうとした。*
(228) 2019/02/16(Sat) 06時頃
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死ぬならアジ・ダハーカ出したろうかと思ったが 逆に手間かけそうだからやめとくか.........
(-53) 2019/02/16(Sat) 06時頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2019/02/16(Sat) 06時頃
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と思ったけど、練るだけ練るか...
(-54) 2019/02/16(Sat) 06時頃
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(もっとも、万が一バクチに破れて 死んだってカローンに手向けた>>0:392 ” タダじゃ済まない ”は別に虚勢でも見栄でも、 フェイントでも何でもない。
─死んでは世界の終末に蘇る伝承のある悪竜は、 オレ自体が死んだところで人魔の器を食い破って出てくる。 もっとも水辺なんかに沈められり閉じ込められちゃ どうしようもねえだろうけど、
そうでないなら、きっと簡単には食えそうもない... >>172整い掛けた防衛戦をもう一度 混乱させるくらいの役目を果たしてくれる デカブツの黒い竜が現れる─────はず。)*
(229) 2019/02/16(Sat) 06時半頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2019/02/16(Sat) 06時半頃
独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2019/02/16(Sat) 06時半頃
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書きたかったのハッタリだ(言葉がでてこない) もう一度会いたい人はいたが 多分落ちた方が綺麗だから諦メロンの心地でいる
(-55) 2019/02/16(Sat) 06時半頃
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もう一度会いたいってか会いたい人もだな! マスターにも会いたかったぜ
(-56) 2019/02/16(Sat) 06時半頃
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(ザーゴさんには心からありがとうありがとうしつつ)
(-57) 2019/02/16(Sat) 06時半頃
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