290 ある冬の終わり、微睡みの世界にて
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へぇ、すげぇなあんた。 躊躇がねぇ。
[人生の半分と言い切ったその口調は、その前の不明瞭な物言いとは全然違っていた。まるで訓練されているかのように。]
大したもんだ。 普通もうちょっと間があるもんだぜ。
[なぜだろうか、この女───無性に苛つかせる。 立ち居振る舞いか、喋り方か、それとも別の何かか。]
じゃあもう一つ聞かせてくれ。 その男はあんたのことどう思ってるんだ?
[神様に影響されたのか、苛立ちがそうさせるのか。
───悪ぃなメイ。
この女がどうしてこの世界に呼ばれたのか、暴き立ててやりたくなった。]*
(59) 2019/02/11(Mon) 17時半頃
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/* 時間軸まだ1dか
不馴れだから仕方ないけど、 他のPLと掛け合いが上手く噛み合ったときなんかとても楽しいよ。 そのためにもできるだけ書くこと。 次はもうちょっと頑張ってみようか。 もしRPが面白いと思えたならだけど。
(-25) 2019/02/11(Mon) 21時頃
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─ 白む、まどろみの ─
[ビルの屋上から桜の木を望む。 異様な風景だといいうのに、まるでそう感じない。 視覚と心がまるでしぐはぐだった。]
気持ちわりぃんだよ。
[膨らむのは嫌悪、それはもはや憎悪に近い。 ───人の頭のなかを好きにいじくっていやがる。 ───それを眺めて笑うのかよ、神様ってやつは。 たちが悪い、きっとそう、自分の標的にされた者たちもきっとそう思ったに違いない。 だからこれはある種の同属嫌悪。]
どうにかできねぇか、あれ。
[故に、その嫌悪感は増すばかり。]
(62) 2019/02/11(Mon) 21時頃
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なんてな。 こんなのは逆恨みだ。
[自ら奥底に閉じ込めてみないふり。 いつかは向き合わなければならないとしても出来得る限りの先送り。 それを突き付けられた、思い起こされた。]
別に……今まで通りで良かったんだがな。 お節介な神様だぜ。
[煙草の煙が風に流されて桜の木の方へとながれている。 届くわけはないのだけど、少しでも嫌がらせをしたい気分だった。]
(64) 2019/02/11(Mon) 21時半頃
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……。
[ふと、背後に気配がした。 こんな世界で偶々同じビルの屋上に上るなんてとんだ偶然もあったものだと、振り返りもせずに声を掛ける。]
……誰だよ。
[自分で思っていたよりも冷たい声。 昔を思い出したことで、昔の自分に戻ったとでもいうように。 少なくとも、今は人に気を遣える気がしない。]
(65) 2019/02/11(Mon) 21時半頃
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/* お、頑張ってる。
(-26) 2019/02/11(Mon) 22時頃
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/* 実はいい人にシフトしすぎた気がする
(-27) 2019/02/11(Mon) 22時半頃
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/* まさかと思うけど質問に答えてるだけとかないよね。 まさかここも初心者枠か。
(-28) 2019/02/11(Mon) 22時半頃
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/* というかもうすぐ最終日なんだけど 着地点見えてるのかな
(-29) 2019/02/11(Mon) 22時半頃
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/* 働きかけがないから返しようがないんだけど うーん
(-30) 2019/02/11(Mon) 22時半頃
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/* 面接とか訊問じゃないんだから なんらかの動きを見せてくれないと うーん
(-31) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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/* 別にマコトを弄り回す理由なんかないんだよな 乗ってこないならもういいかな 先が見えないし
(-32) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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へぇ、あ、そう。
[そんなことをよく聞かれるというのはどういうことなのか。この女を落としたい男がやたらといるのか、それともそういう様には見えないと周りから思われてるのか。]
そうだろうな。 可愛げはないな、あんた。
[口元に笑みを作った女とは対照的につまらなそうにそう言った。]
(70) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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[メイへ 貴方の女神は全然隙のない 実に可愛げのない女です。]*
(71) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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/* 何もしてないうちに完結されてた
(-33) 2019/02/11(Mon) 23時半頃
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そうかい。 それは良かった。
[何かが変わったようには見えないが、きっと何かが変わったのだろう。]
怪我、してなきゃいいな。
[一人で解決し、自分の思う様に変化する。 そんな他人を必要としない自己完結こそが”可愛げがない”ってことだなんて口にしないでおいた。 相手の男がどういう男なのか知らないが、変化に気づいてもらえるといいな、なんて余計なお世話以外の何物でもない。]*
(74) 2019/02/12(Tue) 00時頃
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/* あまり意味のない交流だったな。
(-34) 2019/02/12(Tue) 00時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2019/02/12(Tue) 00時頃
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─ 回想 ─
姉は医者の勧めで療養施設に入れていた。俺は施設の利用費を稼ぐため、そして姉をあんな風にした男を探すために街の興信所で仕事をしていた。そして同時に、色んな副業もやった。それこそ殺し以外ならなんでも。
───見つかったぞ。 姉を保護してから2年、探し続けていた男が見つかった。 所長は複雑そうな目で見ていたが、俺はその目を見ない振りをした。
「若菜って名前に覚えはあるか?」
そう聞いた俺の言葉に男は怯えながら首を横に振った。 ギリと奥歯が鳴った。
(75) 2019/02/12(Tue) 00時頃
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そいつは想像通りの屑みたいな男だった。ホスト崩れで姉以外にも何人もの女を食い物にしていた。夜の街に慣れていない女を嘘とセックスと薬で墜として風俗に売り払う、あるいは客を取らせた。全く絵に描いたような屑。 その屑は向けられた銃口に怯え切り頭を地面に擦り付けて許しを請うた。
───ふざけるな。
だけど、引き金を引こうとした瞬間に俺は取り押さえられた。 街の裏側には公権力とは違う別の暴力装置がある。この屑男は別の女の件でそっち方面からも追われていた。 あと僅か2秒あれば……だが、その2秒は永遠に来ないまま男は街から姿を消した。
結局、俺は何もできなかった。
(76) 2019/02/12(Tue) 00時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2019/02/12(Tue) 09時半頃
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/* よく喋る メイは喋れば喋るほど闇が深く感じるな
(-35) 2019/02/12(Tue) 13時頃
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/* 優しい
(-36) 2019/02/12(Tue) 13時半頃
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/* リストバンドを外してないってことで時系列を整理してる。 できるなこやつ?!
(-37) 2019/02/12(Tue) 15時半頃
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/* イアンもヒナコも勿体無いな
(-38) 2019/02/12(Tue) 19時頃
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/* わらう
(-39) 2019/02/12(Tue) 19時半頃
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─ 白む、まどらみの ─
ここに来て幻かよ。 本当に趣味が悪いな。
[振り返った先にはかつての姉の姿。もう十年以上前の若く綺麗で、壊れる前の「藤枝 若菜」その人。
───文ちゃん。 昔のままの声で名を呼ぶ。何度その光景を夢に見たか、何年その姿を追い求めたか。ただ一人の家族。]
……うるせぇよ。
[ポツリと呟く拒絶の言葉。 十年前ならたとえ幻であっても涙を流して喜んだのだろう。だが、願いを置き去りにしてから時間が経ちすぎた。]
(88) 2019/02/12(Tue) 20時頃
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俺は…もうそんなこと望んじゃいない。
[無念はある。だが無力さを嘆いて叶わぬ願いを追った日々はとうに昔のこと。だから、これは遠い日の残滓。厳しい現実に砕けた想いのかけら。]
すまなかった。 もう……あんたを……解放するよ。
[十年以上も縛り付けていた。 たとえ姉と弟でなくなっても、姉は生きている。 昔のままでなくても、今、生きている。]
(89) 2019/02/12(Tue) 20時頃
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本当は……。 そんなつもりじゃなかったんだけどな。
[神様とやらが何をしようと頑なに変わるつもりなんかなかった。ただ一時の夢に浸るだけのつもりだった。]
でもよ。 ハッパをかけた側が止まったままなんて。
[───あまりにも格好悪すぎる。 事情はしらないが自分なりに変わろうとする女がいる。 過去のトラウマを受け入れて前を向いた女がいる。 そして、小さな体でこの背中を叩いた少女がいた。 彼女たちに格好悪い姿は見せられない。]
(90) 2019/02/12(Tue) 20時頃
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変わらねぇと嘘つきになっちまうからな。
[いつものように皮肉な笑みを浮かべ、くわえた煙草に火をつける。 安物のライターがカチリと音を鳴らした。]
戻ったら会いに行くさ。
[長い間、心の奥底に沈めた僅かな希望のかけら、酷く澱んで腐りかけそれが、漸く溶けて無くなった。]
(91) 2019/02/12(Tue) 20時頃
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[そして─── フぅと吐いた白い煙に桜の花びらがパっと散っていった。]
(92) 2019/02/12(Tue) 20時半頃
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─ ホーム ─
[桜の舞うベンチに腰をかけている。 紫煙を燻らせながらぼうと線路を眺めているが、電車が入ってくる気配は全然ない。]
あぁ……胸糞悪ぃ街だったぜ
[きっとこのまま目を閉じて眠ってしまえば、次に目を覚ましたときはきっとベッドの上。確証なんか何もないけれで、妙に確信めいたものがあった。]
神様はお気に召してくれたかよ。 なぁ、辰巳とかいうの、聞いてるんだろ?
[姿は見えないが、きっとこっちの声は届いているはずだ。 返答が欲しいわけではない、だからたとえ届いてなかったとしても気に留めることもない。]
桜……か。 ま、どうでもいいことだな。
[ペっと煙草を吐き捨てると目を閉じて上を向いた。 ───そういえば、腹減ったな。]*
(93) 2019/02/12(Tue) 21時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2019/02/12(Tue) 21時頃
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