人狼議事


285 【突発誰歓RP】逢魔ヶ時に会いましょう

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 信徒 オーレリア





   ─────……そうですか。



 

(4) rento24ss 2018/10/12(Fri) 20時半頃

【人】 信徒 オーレリア


[ 全てを聞き終えた後、
 私はたったそれだけを言いました。
 少しだけ困ったように笑いながら。 

 彼は私と、とても似ていると、思いました。

 >>2:325>>2:326>>3:327
 両親から求められなかったことも、
 期待することに疲れたことも。

 ……自分の居場所が何処にもない事も ]
 

(5) rento24ss 2018/10/12(Fri) 20時半頃

【人】 信徒 オーレリア


[ だから、その言葉を聞いたとき、>>2:329
 私の心は凪いでいました。


 私とおんなじだなって、
 どこか、嬉しくも思ったのです。


 だから私は、彼の選択に異を唱えませんでした ]
 

(6) rento24ss 2018/10/12(Fri) 20時半頃

【人】 信徒 オーレリア



   ……はい。
   今までありがとうございました。


[ >>2:331
 そのくせ、保護者をやめると言われれば、
 寂し気に目を伏せて、息を吐きました。

 お役御免とは、思ってはいませんでしたが、
 けれど、彼と行動を共にしなくなったのは事実です。


 いつか、境屋としてではなく、
 ただのエルゴットさんと一緒に歩きたかった。
 けれど、それは叶わないままになってしまいました ]
 

(7) rento24ss 2018/10/12(Fri) 20時半頃

【人】 信徒 オーレリア





             [ ………… ]



 

(8) rento24ss 2018/10/12(Fri) 20時半頃

【人】 信徒 オーレリア


[ >>2:332
 よく聞いていたはずなのに、
 いつしか聞かなくなってしまった言葉。

 あの頃の私であれば、
 笑って、返事をして、帰路についていたでしょう。

 でも、今は、
 返事もできず、笑うこともできず、
 屋上を去っていく背を見つめることしかできません。


 ……別れの挨拶も、言わないまま ]
 

(9) rento24ss 2018/10/12(Fri) 20時半頃

【人】 信徒 オーレリア





             [ ………… ]



 

(10) rento24ss 2018/10/12(Fri) 20時半頃

【人】 信徒 オーレリア





       [ 彼が、帰らないならば──── ]



 

(11) rento24ss 2018/10/12(Fri) 20時半頃

【人】 信徒 オーレリア

[ 屋上から消えた背を追うように、
 その足を一歩踏み出した時、
 ・・・・
 背後から聞こえた声に、
 私は驚いて、振り向きました。>>2 ]


   えっ、ワクラバさん、
   なんで、どうやってここに……!?


[ 柵の向こう側はビルの壁のはずです。
 それなのにどうしてこの人は
 柵の向こう側から現れたのでしょうか。

 ……いいえ、それよりもどうしてここに?

 疑問の尽きない私を置いて、
 いつも通りに挨拶をするワクラバさんへ
 私は近づきます。けれど───── ] 

(12) rento24ss 2018/10/12(Fri) 20時半頃

【人】 信徒 オーレリア




   …………。


[ >>3
 投げかけられる問いに、
 私はすぐに、応えられませんでした。

 心は、決まっているはずなのです。
 しかし、言葉にするのは躊躇われました。

 声に出してしまったら、
 何かが終わってしまう気がしたから ]
 

(13) rento24ss 2018/10/12(Fri) 20時半頃

【人】 信徒 オーレリア



[ 疲れたからもういいやと投げ出して、
 期待することもやめてしまったと、思いながら、
 

 私はまだ、探して、抱き続けていた願いを、
 放り投げることが、できなかった ]

 

(14) rento24ss 2018/10/12(Fri) 20時半頃

【人】 信徒 オーレリア



[ だから私は問いには応えずに、
 彼のその頭の頬のあたりに、手のひらを添えました ]

 

(15) rento24ss 2018/10/12(Fri) 20時半頃

【人】 信徒 オーレリア




   ワクラバさんは、早く帰ってください。
   そして、私のことは────忘れてください。


 

(16) rento24ss 2018/10/12(Fri) 20時半頃

【人】 信徒 オーレリア


[ 彼が覚えてくれた事、
 いまも覚えていてくれている事が、嬉しかった。

 でも、もう忘れて欲しい。

 だって、忘れやすい彼が、もう居ない私を
 ずっと覚えているのは、不幸でしょうから。


 目も、鼻も、口もない真白の顔を、
 私は愛おし気に、もう最後だと、撫でるのです ]*
 

(17) rento24ss 2018/10/12(Fri) 20時半頃

【人】 信徒 オーレリア


[ >>22
 頬を撫でていた手は、
 振られた首から離れ、そして、




 はっきりと告げられた否定に、>>23
 私は目を瞠って、動きを止めました。

 彼が、私が言ったことに
 否定を述べたのは、初めてのように思います ]
 

(26) rento24ss 2018/10/12(Fri) 23時半頃

【人】 信徒 オーレリア


[ 柵を難なくと乗り越えたワクラバさんを、
 私はただ黙って見つめ、
 そして、聞いていました。>>24>>25

 もう一度、投げかけられるその問いも ]


   私は……わたし、は……。


[ 私のことを忘れないと言い、
 同じ問いかけをしてくるその人に、

 “帰らない”と、私は、]
 

(27) rento24ss 2018/10/12(Fri) 23時半頃

【人】 信徒 オーレリア


[ ───────言ってしまうことが、怖かった。
 言ってしまえば、彼を損なってしまう気がした。



 それだけは、どうしても、
 私にはできませんでした。

 私のせいで、また誰かが死んでしまうことは。
 特に、目の前のこの人が死んでしまうことは ]
 

(28) rento24ss 2018/10/12(Fri) 23時半頃

【人】 信徒 オーレリア

[ それに、ただ、忘れないと、
 言ってくれることが、酷く嬉しかったのです。

 たったそれだけのことでも、私にとっては。
 だから、私は、]


   帰り、たいです……っ。


[ 顔を歪ませながら、
 子供のように、ただそう言うのです。

 死にたくないと願う私は、
 燃やし尽くした書類を見た時に
 死に絶えたと思っていました。

 後には、何も残ってないと思っていたのに。
 ……何もかもを捨て切れてしまうほど、
 私は強い人間では、ありませんでした ]

(29) rento24ss 2018/10/12(Fri) 23時半頃

【人】 信徒 オーレリア





[ それに、自分が思っているほど、
 一人ぼっちということでも……どうやら、なかったようです ]*



 

(30) rento24ss 2018/10/12(Fri) 23時半頃

【人】 信徒 オーレリア


[ >>2:357
 扉の向こう側から、
 研究者の彼が現れたのはその時だったでしょうか ]


   レオナルドさん!?
   ……大丈夫ですか?顔色が悪いですよ……。


[ それは、
 全力でここまで駆けてきたせいなのか、
 それとも彼を蝕む毒のせいなのか。

 理由は分からぬまま、
 私は彼に近づいて、その手にあるものを見ました ]
 

(31) rento24ss 2018/10/13(Sat) 00時頃

【人】 信徒 オーレリア


[ それが何かと問えば、答えは返ったでしょうか。

 けれど私は笑って、首を振るのです。
 それが彼の優しさから用意された物でも、]


   ……私、痛いのも、苦しいのも、
   注射も、好きじゃないんです。


[ 服の下にある、
 腕に残された無数のその跡。
 何度刺しても、私は慣れることはありませんでした ]
 

(32) rento24ss 2018/10/13(Sat) 00時頃

【人】 信徒 オーレリア


[ そしてもう一つ。
 私が投げ捨てたはずのファイルが、
 もしもその手にあるならば、
 私は自分の唇の前に人差し指を立てて、]


   ……私がしたことは、
   どうか内緒にしていてくださいね。


[ そう、一つお願いをするのです。
 生きるために死のうとしている、彼に ]*
 

(33) rento24ss 2018/10/13(Sat) 00時頃

【人】 信徒 オーレリア


[ >>#1>>#2
 世界に再び異変が訪れる頃、
 私は、彼が消えていった方へ足を進めます。

 けれど、下に降りることはありまえん。

 最上階で止まったままのエレベーター。
 だから、覗いた非常階段の下の方に、
 その黒い姿は見えたでしょうか。


 見えたならば、私は手すりにつかまって、
 白髪を垂らしながら、下の階を見つめ、]
 

(34) rento24ss 2018/10/13(Sat) 01時頃

【人】 信徒 オーレリア

   ────エルゴットさん!


[ あらん限りの声で呼びかけましょう。


 これで、本当に最後です。
 彼の苦しみが理解できてしまう私には、
 彼を引き留めることは、できません。

 ……私は、彼の両親にはなれません。
 彼を天使にすることも、できません。
 彼の望むものを、何一つ私は与えられない。

 だから、私は、
 言い損なっていた続きを、言いましょう。
 例え、それがどんなに辛い事だとしても、]
 

(35) rento24ss 2018/10/13(Sat) 01時頃

【人】 信徒 オーレリア



   ──────さようなら。

   貴方のことは忘れません。
   裏の街を、一緒に歩いてくれたことも。
   この世界で、私を見つけてくれたことも。

   ありがとう、ございました。

 

(36) rento24ss 2018/10/13(Sat) 01時頃

【人】 信徒 オーレリア


[ そう言ったきり、私は踵を返します。

 ちゃんと、言えていたでしょうか。
 声は、震えていなかったでしょうか。

 本当は別のことを言いたかった。
 でもそれはきっと、彼を困らせるでしょう。
 だからきっと、これでいいんです。

 頬を伝い落ちるものを拭いながら、
 私は非常階段を、後にします ]**
 

(37) rento24ss 2018/10/13(Sat) 01時頃

【人】 信徒 オーレリア

[ >>49>>50
 息も絶え絶えに言葉を尽くしてくれる彼。
 それを私は一つも取りこぼさないように
 しゃがんで、彼の黙って聞いていました。

 苦しいでしょうに、
 それでもレオナルドさんは、最期の時まで ]


   ……貴方には、
   いつも心配されてばかりですね。


[ 硝子の森に行った時も、
 そしてこんな世界で会った時も、
 “パパ”よりずっと、この人は
 私を気にかけてくれていたように思います ]

(52) rento24ss 2018/10/13(Sat) 17時頃

【人】 信徒 オーレリア



   私は人として、
   生きていたのでしょうか。


[ 自分では、分かりませんでした。
 そうなりたいと、願っていました。

 けれど、レオナルドさんが
 そう言って下さるなら、
 その言葉を覚えておこうと思うのです ]
 

(53) rento24ss 2018/10/13(Sat) 17時頃

【人】 信徒 オーレリア



   ……ありがとうございます。


[ 崩れ落ち、動かなくなった彼を見届けて、
 私は屋上の端へと歩き出します。
 
 そして私は空を背に、柵に腰掛けました。

 遮るもののない屋上に吹く風が、
 私の背後から吹き抜けていきます ]
 

(54) rento24ss 2018/10/13(Sat) 17時頃

【人】 信徒 オーレリア




   ワクラバさん、
   一緒に帰ってくださいますか?


 

(55) rento24ss 2018/10/13(Sat) 17時頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:オーレリア 解除する

生存者
(10人 150促)

オーレリア
41回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.093 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび