人狼議事


24 明日の夜明け

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 始末屋 ズリエル

[テッドのもとに集っていた狼たちが勝手に帰っていったのを見て、
 胸をなでおろしている自分がいた。どうやら、無事そうで――
 
 あとは、この勝手な動きをする少女にお灸をすえてやらなければ。
 心配させてくれやがって、と隣を見て――
 
 ソフィアが、溶けた]
 
……な。

[いつの間にか、月は青く戻っていた]

(30) 2010/08/06(Fri) 06時頃

【人】 始末屋 ズリエル

[カルヴィナの言葉は、はたして聞けていたかどうか。
 悲鳴をあげながらマーゴが走り去っていく]
 
――あ、おい!

[後を追うように駆け出して――すぐに見失った。
 隠せぬ後悔をそのままに、気づけば足は勝手に園芸部室へと向かっている]
 
本当に、世話ねェぜ。任せろって言っといて、この体たらくかよ……

[力なく、部室の床に座り込んだ]

(31) 2010/08/06(Fri) 06時頃

【人】 始末屋 ズリエル

――園芸部室――

[部室は、最後に入ったあのときのままに整っている。
 その中央で、放心したように腰をおろして考える。

 あのとき、カルヴィナを追いかけたソフィアを、ちゃんと確保できていれば。
 グラウンドへと移動した彼女を引き戻すことができていれば。
 
 ……彼女はあんなことになることはなかったのではないか?
 そんな疑問が、頭をうずまく]
 
敵につかまれば……戻って、これない

[それはつまり、ソフィアとの永遠の別離を意味していた。
 センス・オブ・チェリーブロッサムをとてもひいきにしてくれて、
 こんな自分ともおそれることなく友達づきあいをしてくれる少女は、もう、いないということ]

(32) 2010/08/06(Fri) 06時半頃

【人】 始末屋 ズリエル

せめて、せめて俺たちに――俺に、何か言ってくれよ……ッ

[ふと目に入った桜色のメモ。
 あの時見た守護神と楽しそうに話しかけるソフィアの姿を、幻視したような気がした。
 
 もう一度、声が聞きたい。
 話しかけて欲しい。
 もしこうして見えている姿が真実なら、――せめて、伝えることだけはできるだろうから]

……ああ、そうだ。センス……センス・オブ・チェリーブロッサム、だ。

[曲を、贈ろう。
 俺達の――センス・オブ・チェリーブロッサムの、ファンであった彼女に]

(33) 2010/08/06(Fri) 06時半頃

始末屋 ズリエルは、緩慢な動作で音楽室へと*向かった*。

2010/08/06(Fri) 06時半頃


始末屋 ズリエルは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 06時半頃


始末屋 ズリエルは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 06時半頃


始末屋 ズリエルは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 07時頃


[咆哮も、足を止める理由にはならなかった。
と言うより多分、何もその時は聞こえてなかった。

ただ、信じたくて、信じられなくて、カルヴィナやマーゴの制止も知らず、正門へ駆ける足は]

 …… いぅっ!?

[ずぐり。
身体の内側から芽吹いた痛みに、引き攣った悲鳴が漏れる。

なに。なにが。

テッドの声は聞こえた。
でも、口を開けば悲鳴しか漏れなくて、ただ何処からくるのかも分からない痛みに、胸を押さえ。

その手が、どろりと緑に形をなくしていくのを、あー、ぐろいなー、あたしゾンビ側だったんだぁ、なんて崩れていく意識の中、思ったから]


 …… ないっ、 で…

[みないで、と。
たったひとことも、自分の悲鳴に掻き消され。

何が起こったのか、何が起こっているのか。
ぜんぜん、何にもわからないけど。

こちらへ手を伸ばそうとするテッドの頭上に降る光は、今度こそ、赤くは無かったから。
よかったな、とにへり笑ったのは、誰に伝わることもなく。

みどりの海に溺れるように、意識は完全に崩れた]


[ふわり、蜘蛛の糸みたいなひかりが、緑の染みにひとしれず、溶け消えた。

小指に揺れていた、自分以外は見えなかっただろう、褪せた桜色の糸は。
たとえば運命の赤い糸とか、そんな強固なものではなくて、ただ。

置いて行かれたくなかった、でも我侭には巻き込めないから、一方通行でいいよ、と願ったそのままに。
あちらへは引いてくれただろう強さも、こちらが引けば、ぷつりと、儚く千切れ*]


メモを貼った。


始末屋 ズリエルは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 10時頃


― 伝説の樹 ―

[誰かに、名前を呼ばれた気がした。

誰か、じゃないかもしれない。
それはいくつかの声で、男のひとも、女のひとも混ざっていて。

そんなに、切羽詰って呼ばれるほど、今度は何をしたんだっけ。
また心配かけてしまったんじゃないか。特に、]

『何寝ぼけてんの。さっさと起きなさい』

 へ……?

[木漏れ日を背に、覗き込む誰か。
眩しさに目を細めてから、こしこしこすりつつ、よくよく見つめる]


 なんだ、アネットか……。

『何だとは何よ、居ないと思ったら、やっぱりこんなとこで寝てるんだから。
数研に呼ばれてたよ、検定の書類がどうので。

 ほら、目は覚めた? あんた、お兄ちゃんとか居ないでしょうが』

[きょとん、と友人の言葉に首を傾げる。
自分は一人っ子で、勿論兄弟なんか居なかったから。

……でも、何故かそれに反論しようとする、心の何処かに、更に首をかしげた]

 うん、居ないよ。なんで?

『もう……。何の夢見てたのよ。
お兄ちゃんお兄ちゃん、て魘されてたよ、あんた。
ほら、』


[そう言って拭われた頬は、確かに友人の手を濡らして。
けれど全然、意味が分からないから、きょとんとするしかないのだけど。

あんまり反応がないから、心配になったんだろうか。
具合が悪いなら、保健室に行くよう言い含められて、大丈夫だよー、と樹の根元に座り込んだまま、手を振って見送るのも未だ、夢のなかのように、ぼんやりしたままだった]


 ゆめ……

[樹に寄り掛かったまま、その単語を反芻してみる。

太陽の無い空。赤と青。それから、みどり。
おぼろげな色合い。誰かが言った。ライトノベルのような世界だと]

 本、ってゆーか。夢、だよ。

[本なら、忘れてしまってももう一度読み返せばいい。
けれど、今、ぼんやりとおぼろげに浮かぶ光景は、夢としか思えないほど曖昧で、非現実的で、振り返るにも危ういもの。

そう、まるで。
強いひかりの下、真昼の月みたいに儚く浮かび上がる、ぎんいろみたいな―……]


 わひゃっ!? え、え、な、なんでっ!?

[『願いごと』をしたことはなかった。
だから、その姿を見るのは初めての筈で、でも。

その眼差しには、なんでか、覚えがあって]

 ……あのぅ。何処かでお会いしたことありましたっけ……?

[おそるおそる、尋ねてみる。
怖くは無いが、何しろ普段から、かみさまが居るという桜の下で、あーだこーだ下らないだろうことを語ったり、すやすや昼寝させて貰っている身である。

かみさまにまでお小言言われたら、それはそれですごいけどさぁ、とかやっぱり下らないことを考えながら、銀の奥を、見上げていたものの]


 ……? ……えぅ、ごめんなさい。聞こえないや。

[何か、答えようとしてくれたようなのだけど。
口元が僅か震えるのが見えただけで、言葉も声も、さっぱり届かなかった。

やっぱりあたしが不信心だからですかねぇ、と申し訳なさそうに笑うと。
表情のうかがえないそのひとは、少し、疲れたように見える所作で、目蓋を閉じ。
さあっ、と軽く吹いた熱い風に掻き消されるように、見えなくなってしまった]


【人】 始末屋 ズリエル

[音楽室に向かう、その途中。焼却炉の前で立ちすくむテッドを見つけえば、
 無言で園芸部室に戻り、はしごを持って現れるだろう]
 
 手伝う。
 ……約束、したしな。
 
[その間、テッドに何か問い詰められたとしても、殴りかかられたとしても。
 抵抗ひとつ、することはないだろう]
 
[自分の上背を脚立に足せば、回収するのは難しいことではなかった。
 持ち主のいない携帯のストラップが、手の中でむなしく揺れる。
 
 頼まれれば携帯をテッドに渡すだろう。そうでなければ、無言でそれを持ったまま、去っていく]

(61) 2010/08/06(Fri) 12時頃

【人】 始末屋 ズリエル

[部室にハシゴを片付けた時。
 ふと、伝説の樹の、その根本に。
 いまさっき目の前で溶けてしまった少女の姿を目にしたような気がした]
 
――ソフィア!?

[わき目もふらずに、樹の元へと全力で走る。
 距離を狭めていけば、
 たしか――アネットといったか? クラスメイトだったはずの少女が、
 樹の根元に座り込むようにしているソフィアに話しかけている姿が、見えた]
 
ソフィ――

 『……ら、目は覚めた? あんた、お兄ちゃんとか居ないでしょうが』
 『うん、居ないよ。なんで?』
 
[きょとん、と、いつものように首をかしげて。
 自分の知る彼女なら、絶対に言わないだろう台詞を無邪気に返して――
 
 次の瞬間には、二人とも消えていた]

(62) 2010/08/06(Fri) 12時頃

【人】 始末屋 ズリエル

――伝説の樹→音楽室――

[音楽室までの道のりの間中、考えていた。
 先ほど見た、ソフィアの姿。幻かもしれない、見たいものを見ようとしたがゆえの思い込みかもしれない。
 
 だけど、はっきりと聴こえていた。
 兄などいない、そう彼女は言っていた。
 
 テッドのことを兄と慕っていた様子は――彼でもわかっていた。そんな彼女が?]
 
……テッドのことを、忘れた?
はじめから、……「いなかった」?

[顔をしかめて。アンプの電源を入れる。音量は、最大――]

……彼女に、届けばいいな。

[最初に一曲。彼女に送るためにセンス・オブ・チェリーブロッサムの楽曲を弾く、その前に。
 指慣らしに、誰もが知っているだろうスタンダードナンバーを、ロック調に弾く]

(64) 2010/08/06(Fri) 12時半頃

【人】 始末屋 ズリエル

[想像してごらん、天国がなかったなら。
 想像してごらん、戦争がなかったなら。 
『想像してご覧、無事に日常の世界に戻れたなら』
 
 結局、全ての曲を弾き終えるまで、言葉を喋ることは、なかった。
 ただ、ギターだけが鳴く。
 泣き、喚き、叫び続ける。
 きっと、その音は校舎中に響き渡るだろう]

(65) 2010/08/06(Fri) 12時半頃

始末屋 ズリエルは、無事に日常の世界に戻れたら、と願いながらギターを弾き続ける。{4}

2010/08/06(Fri) 12時半頃


始末屋 ズリエルは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 12時半頃


 うーん。元気ないのかな。
 まあ、こーもあっつくちゃねー、みんな引っ切り無しにお願いに来るし、バテちゃうかー。

[燦々と照りつける太陽を、手で陰を作って見上げる。
暑いばかりのそのひかりが、懐かしくも思えるのは、何故だろう]

 よっし、お水汲んできてあげよう。ホースは……、ぁー、使ってるか。
 んー、裏庭にひとつくらい転がってないかな。ちょっと待っててね!

[木陰から飛び出せば、未だ高い太陽が、容赦なく照りつける。
途中で、白線引きを蹴飛ばして粉を撒き散らし、ぶつかりそうになったサッカーボールを咄嗟に蹴り返したら、タイムをとっていた陸上部のストップウォッチを直撃し。

いくつかの怒声を浴びるも、もう自分のお騒がせぶりには慣れてしまったのか、本気で怒るひとも、本気で追いかけてくるひとも、そして本気で名を呼ぶひとも居ない。

明るすぎる太陽から逃げるように、駐輪場へ滑り込み。
校舎の陰に滑り込めば、ふぅ、とひとごこち]


 ……? ……すー、はー。

[そうして深呼吸した空気が、ああ、いい空気だなー、なんて。
空気と水が美味しいのは、今更なのに、やけに感慨深い。
さっきから何なのか、と首を捻りつつ]

 ひえっ、自転車っ!
 ……いやいやいや。駐輪場に自転車あるの、当たり前じゃん……。

 そんな、メアリーじゃあるまいし……、 …?

[てか、メアリーって誰だったか。
本当、何なのか。アネットの言うように、寝ぼけたままなのだろうか。

夢にしてはリアルで、でも現実には到底昇華されそうもない、儚い記憶。
ぼんやり浮かぶ光景は学校のそれなのに、空に映える月のいろも、幽霊よりまだ不確かに居る人々の姿も、まったく知らないものばかり]


[ただの夢だ。
リアルさに感情移入し過ぎただけの。
いつまでも気にするようなことじゃない。
そう、思うのに]

 わっ、

[ぐだぐだ考えていたら、足元が疎かになって。
壁に手をつく暇もなく、べしゃっと転んだ]

 いったー…… ?

[肘をさすりつつ、起き上がれば。
何故か、焼却炉の煙突を見上げていた。

別に何の変哲も無く、焦げ付いて古びた金属が、ぎらりと太陽の光を反射しているだけで。
何の、何も。おかしなところは無いのに]


 ……ほんと、保健室いこっかな。

[首を傾げながら、スカートの土埃を払い。
とりあえずは、如雨露を見つけなきゃと、てとてと歩き出した]


― 裏庭 ―

 お、あったあった。こりゃまた年季入ってるわ。だいじょぶかな?

[裏庭の片隅、じめりと日の光が届かない場所に、置き去られた如雨露がひとつ。
水漏れなどしないかと、手に取れば]

(―― ♪)

 ……え?

[揺れた水面が奏でたのは、静かな水音ではなく。
覗きこんでいる自分の顔は何処にもなく、ギターを奏でる誰かの手元が揺れ。

この曲は、知っている。
ずっと追いかけているバンドの曲だ、知らないわけが無い。

でも、ギターはこの音じゃない。
誰か、コピーバンド? いや、でも、 ……ちがう]


 ……ズリエ、 っ!

[これで、いいんだ。『今の』センス・オブ・チェリーブロッサムは。
いくつかの記憶が呼び覚まされて、その名を呼ぼうとするも]

 …… ぁ…

[ちゃぽん、と間抜けにちいさな水音。
勢い込んで揺らされた水面は崩れ、ただ、泣きそうな顔で覗き込む自分を映すだけだった。

耳にはまだ、ギターの余韻が残っている。
でも、呼ぼうとした名前を、思い出せない。
そのひとが、どんな顔をしていたのか、思い出せない。

古ぼけた如雨露を抱きしめて、へたりこんだまま。
みーん、みーん、と鳴く蝉の声をひどく遠く感じながら、暫く立ち上がることも出来なかった]


【人】 始末屋 ズリエル

ー音楽室ー
[弾いていながら、いろんなことが脳裏をよぎった。
  溶けて消えるときのあの、苦悶の表情。
  ……それは、彼女が取り返しのつかないところに連れていかれた証左のようにも思えた。
  一方で、あのとき、伝説の樹の根元にいた彼女は−−少なくても、日常を取り戻して居るように、見えた]

『空を見上げれば、そこには空だけが……』

[わかるはずもない。
  ただ、この音が彼女に届けばいいと。そう、思った。

   弾いている途中、ラルフが扉を開けたことにきっと気づいて、ふりむくだろう。だが、それだけ。何かをいっているだろう声は、ギターにかき消されて聞こえない]

(83) 2010/08/06(Fri) 18時半頃

始末屋 ズリエルは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 19時頃


始末屋 ズリエルは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 19時頃


始末屋 ズリエルは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 21時頃


― 2-C ―

[樹に水を遣った後、また何か見えはしないかと、水を張って如雨露を覗き込んでみたが、何も映る気配は無かった。
あの時確かに感じた喪失感は、痛いほどだったのに、何も無いまま時間が経てば、やはりただ寝惚けていただけなのかとも思う。

それでも、とぼとぼと数学科準備室へ向かう様子は消沈していたらしく。
顧問のことは考えておくから、と珠算同好会について、思わぬ励ましをされたり。

教室に戻れば、アネットを始めとする友人らに囲まれて、うりうりもみくちゃにされ。
ぜーはー、と息を切らせて席へ辿り着くことになったり]

 もー、大丈夫だってば。モチロン甘味屋は行くけどー。
 おごりねっ?

『……現金なやつめ。心配して損したわ。
でもあんた、宇治金時って珍しくない?』

 そんな気分なんだもん。あたしも大人の味に目覚めたってことだよ!


[味覚だけなら子供からかけ離れてるから大丈夫よ、なんてまた、頭をうりうりされて机に沈む。
どーゆー意味!?と机をぺちぺち叩いて抵抗するも、押さえつけられたまま]

 ……あ、

[窓の外、グラウンド。
硝子の一枚だけが、夜のいろを透し。

シャベルらしき棒を手に、何かを掘る人影、ふたつ]

 フィリップ先輩、サイモン……。

[珍しい組み合わせだな、なんて自然と呟きが零れ]


『誰、友達?』

 え……

[頭から、既に手は退けられていた。
きょろ、と視線は教室を彷徨う。

変わらぬ教室。変わらぬ面子。
……足りないと思う余地など、無い筈なのに]

 ううん……。

[ふ、と視線を戻せば。
もう、其処に夜の景色は残っていなかった]


メモを貼った。


始末屋 ズリエルは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 21時半頃


【人】 始末屋 ズリエル

――音楽室――

『でも、僕だけがそうじゃない』

[『お兄ちゃんがなんで謝ってるのか、わからないよ? むしろ、ありがとうって言いたいの』
 
 ふと、そんな言葉が聞こえた気がした。……気のせいだったのかもしれない。
 弦を弾く指は、包帯の影響など最初からなかったように思い通りに動いていた。
 ソフィアを送るための曲。ラルフが何か言っているようだったが、手を止める気はなかった]

 『音は落とさねェよ。なんだ?』

[何か用があるのなら、そのまま喋れと。口だけを動かしてそう告げて、ギターを啼かせた]

(124) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

 ……そーいえば、あたし、訊こう訊こうって思ってて、タイミング逃しちゃった。

[ぼう、と硝子を見つめたまま。
訊くと口にする割に、それは問いかける気の無さそうな、独り言]

 あの時は、必死だったからさ。全然、そんなこと考えてなかったんだけど。
 理科室に引っ張ってった時、ほんとはサイモン、ホリー先輩のこと追いかけたかったんじゃないかって。

 そーゆーのじゃ、なかったとしても、さ……

[ごめんね、と。
呟きは、硝子の外にすら届かず]

『だから、サイモンって誰なの』

 ……わかんない。


【人】 始末屋 ズリエル


『世界が、ひとつになってほしい』

[何のために? 不思議なことを聞く。そう、思った。
 届かせるためだ。
 伝えるためだ。
 はじめて、ファンだと言ってくれた少女に、彼女のための曲を、送るためだ]

『音楽は、――力だ。世界を揺るがす、言葉だ。
 願いをこめて弾けば――きっと、届く。そう、信じてるから、弾くんだ。
 
 ソフィアがどこへ行こうと――たとえ、……二度と会えないところへ行ったとしても、
 きっとこの音だけは届くと、そう信じてるから弾くんだ。

 彼女が、ファンだと言ってくれた、俺の曲を。俺たちの曲を――』

[あるいはその言葉は、スタンダードナンバーの最後の音にかき消されて聞こえなかったかもしれない。
 一瞬目を閉じて。もう一度ラルフを見て。
 そのままセンス・オブ・チェリーブロッサムのヒットナンバーの演奏をはじめる]

(135) 2010/08/06(Fri) 22時頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ズリエル 解除する

処刑者 (4人)

ズリエル
28回 (7d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
客席
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.109 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび