17 吸血鬼の城
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[そして白薔薇の手で手際よく淹れられるのは 花にも似た甘い芳香の香るウバ、注がれた紅の水面の淵には金色の輪の浮かぶ]
香りを楽しむのでしたら、そのままで。 私はミルクを淹れる方が、好みですけれど。
[そして己も席につけば、問う言葉は―― そのにじみ出る様子の常と異なること**]
――…まだ、ご気分が優れませんか?お嬢様
(192) 2010/06/22(Tue) 04時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 05時頃
[決して自分はいい人間ではない。
それでも、薬師を選んだ理由を考えた。
そう、それは、今は眩しくてみれない。
純粋な心。
だけど、それは、魔の血によって塗り潰されていく。
いや、とっくになかったのかもしれない。
毒を処方する薬師になった瞬間に。]
――…嗚呼、聞こえている
愛しい 私のローズ
[小さな囁きも、全て
霧の包む城の中ならば城主の耳に届く。
娘の慟哭を後ろに
霧が留まるのは白薔薇の香に包まれた広間]
あの蒼天は、確かに
手にして留めておきたいものだが
元は人であるからか
執着の強いことだ
[呟く二人へ向けた声音は、微かな嘲笑を含む。
姿は今だ表さぬまま、気配を暫く残していた*]
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―白薔薇の香る広間―
[茶器を置けばかすかな振動に、器を満たす濃紅色が揺らぐ。首をゆるく傾ぐ仕草に、その眼差しを和らげて]
いえ、本来この茶葉でしたら、 おすすめすべきは香りを生かす為にストレートなのです。
――ミルクは、ただ私がそれを好む、というだけですから、 おすすめをとのことでしたら、そのままで、どうぞ。
[問い返される言葉にふと過ぎる名、サイモン・トレイメインと言ったか。その者に心乱されたときの様子とも、また少し異なる彼女の姿。
少年の時分から傍らにあったが、不安の色も、曖昧な笑みも見慣れぬもの。――けれど、それが己に起因するかもしれぬことには、気づけない。だが、翡翠の双眸がひたを己を見詰める姿は、どこか悼ましくも思えて]
ご様子が、常と異なられるように感じまして、 ―――……案じる程度は、お許し下さいますか。
[彼女と同じ言葉を紡げば、小さく微笑んだ**]
(207) 2010/06/22(Tue) 10時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 11時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 12時頃
愛しいお兄様……。
[城主の聲に返すのは何時もと同じ言葉。
蒼空と紡がれれば思考は其方に向かう]
留めておきたい。けれど彼は逃げなかった。
[これからも逃げずにいてくれるだろうかという期待と
離れていってしまうかもしれないという不安が交錯する]
………これが、執着?
[全ては執着ゆえのことだろうか。
兄が言うならそうなのかもしれない。
女から反論の聲はあがらなかった]
[新たな眷属の立てた音が鼓膜を震わす。
す、と細まる眸は僅かに愉しげな色を湛え]
――…サイラス。
お兄様の命をしかと成し遂げて
お兄様が喜んで下さるように――…
[囀る聲には常と同じ甘い響き]
[迷いを許さないといったローズマリーの声が
嬉しげに響く。]
そう、其れは執着。
[想いの無い吸血鬼には
彼女の心情は真に理解出来るものでなく]
愛しいだろう
傍に置きたいのだろう
お前達の望むままに――愉しむといい
――さあ
本性を隠す必要は無い
曝け出し、欲望のままに踊れ。
嗚呼
けれど、サイラス
お前は暫くひとを喰らうな。
あれの血を、蒼天を一時でも味わったのだからな
[新たに迎え入れた眷属の小さな返事]
――…そう。
いいこね、サイラス。
[愉悦の滲む聲には
くすくすと愉しげな音が混じった]
[心酔する城主の言葉に異論を唱えることはない。
生ずる感情の名さえ女には思い出せていないのだから]
愛しい……
[兄の言葉を繰り返せばまたツキンと痛みがはしる]
――…嗚呼。
[切ない吐息を聲にのせ女は心を揺らす]
[渇きに、また苦しそうな息遣いになった。]
――……ッ
[しかし、城主の、食らうな、の命に唇は震える。
そして、震えてなお、小さく小さく、やはり、はい、と返事をした。]
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―白薔薇の香る広間― >>220>>221 [手元に伏せた眼差しが、一度 瞬いて]
―――……、
では、そのように。 ミルクも、私がお入れ致しましょう。
[感じたのは稚さ、いつの間にか追い越した年輪のせいか。 いや、まだ自分が少年とも少女ともつかなかったようなその頃から、彼女はどこか少女めいていて。 ――そんな幻想が、彼女の言葉に潜む望みを見失わせる。]
折角、今宵のお召しものは、よくお似合いですのに。 そのようにお顔が曇られていては――。
案じるは、当然のことでございましょう。
[当然という言葉の示すは、その立場であったのかは知れず。ただ、少しでも彼女の心を慰めたいとの献身は、如何程の効果があろうか。ミルクの混ざる紅茶からはその本質たる香気は失せて、けれど口当たりだけはまろやかで優しい]
(255) 2010/06/22(Tue) 17時頃
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>>226>>229 [ その呼びかけの声に主が気配を知れば 、即座に立ち上がり深く頭をたれる。
主が言葉の示す意味は、深くは知れず ――ただその姿の壮絶なまでの艶やかさに、 皮膚がざわつくような感覚を覚えるだけ。]
――……逃れる。
[そんな言葉を言ったのはもう遠い昔、 胸ポケットに収まるものを思い出す。
あれは、何故「戻って」来てしまったのか ――…己の為になどと、そんな幻想はない、けれど]
(256) 2010/06/22(Tue) 17時頃
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>>234 [言葉に思考が引き戻される。 主の思考が己と同じく、過去を彷徨っていたことは知らない]
――行ってらっしゃいませ、旦那様。
お嬢様の護衛、でございますか、 畏まりました、ご命令とあらば――。
[久しく刃など手にしていない、用意があるはミセリコルディア程度。 死に切れぬ状態のまま「処分」を求められた客人に慈悲をもたらす留めの短剣]
――お嬢様、少し用意を整えてまいります。 なにかありましたら、すぐにおよび下さいね。
[白薔薇は城主が命に従うべく、その場を辞す]
(257) 2010/06/22(Tue) 17時頃
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奏者 セシルは、ランタン職人 ヴェスパタインの言葉に想いを馳せる――**
2010/06/22(Tue) 17時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 17時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 19時頃
[一人、部屋に残り、息をつく。]
[渇きを癒したくて、水差しから水を注いで飲み干すけれど]
[もちろん、そんな渇きではないのだから、効果はない。]
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―執事控室― [それは客人が招かれる前には、必ず用意するもの。 薔薇と十字の印章の掘り込まれた、 慈悲の短剣ミセリコルディア。
刃渡りはそれほど長くない、 上着の内側に隠れるほど。 その名の示す用途を成すには足りるが、 護衛というには心もとない]
――…ないよりはまし、 といった程度ですけれど。 [慣れることのない冷器を身に着ければ、室内より廊下へ]
(288) 2010/06/22(Tue) 20時頃
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―廊下― [3人の女性の背を視界に止めた。 己の名が語られているとは知らず、 ただその中に――深紅のドレスの少女を見る。 主があの者を眷属にした理由が、それだったかと思い出す]
――…吸われては、 いないのでしょうか。
[渇きのままに己を欲したあの者が]
今更、救われるとでも?
[くすぶるものに客室方面へ足を向ければ、 途中、青年の姿を見る。――かける声はけれど穏やかなもの]
――何かお悩み事ですか?
[そんな言葉は場違いであろうことは、知っている]
(290) 2010/06/22(Tue) 20時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 20時半頃
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―廊下―
……悩むことをやめるのは、 それは人たることを手放すことですよ?
[呻くような声には、 柔らかな悟すような声音のふる]
黄泉の石榴はお嫌いなのでしょう?
[からかうような言葉を添えて、微笑み 問われる言葉には、返すは一言、一礼を残す]
ええ、悩み多き人間ですよ……いまだ。
[問いの消えた薄闇の先に、白薔薇の背もまた消える。 その背が目指す、一部屋は――]
(295) 2010/06/22(Tue) 21時頃
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奏者 セシルは、ゆったりとした歩みをすすめれば、その扉にノックをふたつ
2010/06/22(Tue) 21時頃
奏者 セシルは、薬屋 サイラスが客室の中にまで、フロレスクたる血の香気は漂う
2010/06/22(Tue) 21時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 21時頃
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――サイラスの部屋――
[招き入れられて、口を開こうとした瞬間―― 背後の轟音、盛大に蹴り飛ばされたドアの衝撃にふきとばされて]
―――…ッ、――!
[サイラスにもたれるような形になった]
(303) 2010/06/22(Tue) 21時頃
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>>307
――……な、
[人の知覚では瞬時に起こったことが理解できず、 庇われたことを知ったのは、サイラスの背を槍が襲った後]
………ヘクター、 あなた なにを――…
[体勢はそのまま、動けずに。 襲撃者の姿を捉えて、呟く]
(309) 2010/06/22(Tue) 21時半頃
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[鮮血に白薔薇は紅く濡れて、 サイラスの呻く声に我に返る]
私のことなど捨て置けばよいものを…!
[そしてサイラスの身を引き寄せようとする、 ヘクターを一度見て、眉根を寄せる]
――おかしな冗談はやめて下さい。
[言葉のことの他きつくなる、跳ねる鼓動を押さえつけ、 躊躇いながらも、招きよせる白い手に従う。]
(320) 2010/06/22(Tue) 22時頃
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奏者 セシルは、墓荒らし へクターのあの時の言葉の意味を知る
2010/06/22(Tue) 22時頃
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――そう、 吸血鬼になれば理由を教える、と言うのは、 つまりは私を屠るという意味だったのですね……
[かつて残した少年の心が、どこか痛みを覚える]
(326) 2010/06/22(Tue) 22時頃
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どうした、サイラス……?
[城主は薄く哂う]
力が足りぬと言うのなら
我が身に流れる純血を――ひとたび分けてやらなくも無いが。
[お前は暫くひとを喰らうな。
その禁忌が、頭の中で繰り返されている。]
――…お兄様はお優しい。
[遠く囀る聲に他意はなく
ただ女の思った儘が紡がれている]
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旦那様――…
[宵闇に包まれるは、この時ばかりは安堵を齎す。 この柔らかな身の恨めしいこと。
赤く染まる白薔薇は、その鮮血の主を見た。 ――その双眸が、魔性の色を失っていくのを]
サイラス……
[何故庇ったと、睨むように青は一度それを見つめて]
(334) 2010/06/22(Tue) 22時頃
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