人狼議事


17 吸血鬼の城

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愛しいお兄様。


[そう紡ぐことでしか心を支えられない
兄の聲に宿る感情に気づきはしても
感化され虚しさを共有してしまうのみ]


それは愉しい余興となりましょう。
お兄様のお望みのままに――…


 ――…サイラス。


[男は何処まで見ているのか。
タイミングを見計らったかのように名を呼ぶ]


 聞こえてはいるだろう?
 私の聲が。

 従者で遊ぶのは、程ほどにしておくことだ。
 お前にはしてもらいたい事があるのでな。

 満ち足りてしまっては、困る。


 私のローズ。
 ……新たな同胞は気に入らなかったのか?


[血を分け与えた後の
彼女の心の揺らぎ
幾らか案じる風な響きを持った聲をかける]


 ならば、次はお前が選ぶと良い。
 お前の気に入った人間を
 眷属に――


 ――……

[城主の声に反応する。]

 はい

[眸の色は青色だが、
 どこか気が抜けた感じになっている。が…]

 満ち足りてはいません。
 むしろ……

[しかし、その複雑な心境が表現できない。]


お兄様――…だって……
私に目もくれずあの子に手を出したのよ。
失礼だとは思わない?


[兄と自分だけが啼かせて良いはずだった存在を取られ
更には女としての矜持さえ傷付けられて
好ましいと思える心境にはない。
言い訳染みた言葉をぽつぽつと紡ぐ。


優しく愛でてくれる兄ならその様な事はなかっただろう。
心酔する兄に対してだからこそそれを言葉に出来た]


――…次?


[兄の提案に女の表情から翳りが薄くなり
僅かに嬉しそうな気配だけが意識を通して伝う]


【人】 奏者 セシル

>>105

 ―――……、

[躯は寝台の上、霞がかった視界に、近づく気配。
つめたくやわらかく、濡れた感触が眼球を這った]

   ……ッ  な、

[なにを、続く言葉は音にならない。
ただその冷たい手には、抗うことが出来ないのだ。
睨むことも出来ずに、罪深い躯から熱が奪われていく]
 
  なんて、救い……がた い…… ッ

[上ずる声は喘ぎに混ざった、ただ欲情のままに慰みを施され、
――解放されれば、青の眸は男から目をそらす]

(122) 2010/06/22(Tue) 02時頃

 ふ……


[城主には其の瞳の変化も、”視えている”。
薄く笑い]

 
 メアリー・トレメイン
 覚えていよう?
 後は、お前が毒華にしてしまった
 あの葬列の娘

 二人には是非、新たな姿を見せてやる事だ。


[襲え、とは言わず
彼女たちに其の姿を見せろと告げるだけ]


奏者 セシルは、視界の先、扉が風に軋みながら隙間を開くのを見る

2010/06/22(Tue) 02時頃


 ――………わかりました。

[そう、城主の言葉に逆らえない自分に、気づいている。]

 メアリートルメリン、マーゴットキャンベル
 両名を……。

[眼を閉じる。]


――…嗚呼。


[人の優しさに触れて閉ざしていた魔性の目が
意に添わぬ光景を映し女は悩ましげな音を紡いだ]


 嗚呼……確かに、其の通りだ。
 血を与えすぎたか?
 欲に忠実に向かった先が白薔薇とは――…


[漸く紡ぎだした、恐らくは彼女の本心を聞き
城主は同意を向ける]


 それでは、薬屋への仕置きは私が。
 お前にはもう一度機会をやろう。

 分け与える血の量は、違えぬようにな。


 そう、其の2人の娘に変わり果てた姿を晒すが良い。


[サイラスへ、冷たい声音が降り注ぐ]


 ただし
 どれほど渇き、疼こうとも
 其の二人の血は吸わせぬ。

 私のローズを、軽んじた罰だ。


[反動が何処へ飛び火するか、其れもまた見物。
内心で思いながら、新たな同族に告げた]


[繰り返される事実に拗ねるような気配。
けれど目の前に甘えられる相手などいない。
小さく唸り唇を尖らせた]

――…血を与えすぎたなら私の不手際。
けれど私がお兄様に与えられた量よりも
うんと少なかったのに……

[新たな眷属から牙が向けられようと
兄も自分も害されはしない。
内に宿る力の違いは感じ取っている]

ありがとう、お兄様。
今度は間違いが起こらぬように致します。


【人】 奏者 セシル

 ―空き部屋―

 ――……“薬”のつもりでしょうか。

[服の乱れも碌に直せぬまま、扉の軋む音を聞く。
冷たい肌に捕らわれる前は、――そう

宴の恐怖の中で、身を寄せ合うようにして、
ただ眠れることが何よりも心地よかったのに。

堕ちきれぬ身の醜さに、唇を噛む。
――死せる幸いが訪れぬのなら、
闇に心を浸してしまえれば、どれほど――]

(136) 2010/06/22(Tue) 02時頃



[閉じた眸、だが、城主の声は響く。
 それには、まだ青色の眼だったせいか頷いた。]

 ――……わかりました。
 彼女らにそれであることを見せ、
 されど、手出しはしません。

[それがどれほどの苦しみか、今は考えず、
 深い眠りに入る。]


 吸血の欲は、思ったよりも強いもの。
 与えすぎては其れまでの全てが消え去ってしまう。
 心せよ。


[ローズマリーへ向ける城主の言葉には、彼女が記憶をなくした理由がある
幾度も与え続ける事でより
闇の住人へと変わってゆくはずだった。
それでも、人のこころ、感情と言うものは
中々消え去るものではないようだが]


 ――…あの詩人は、しかし 惜しかったな


[喰らった後で、そう呟く]


 どうせなら、無理矢理に血を与えてやればよかったか。
 抗われてつい我を忘れた――…私もまだ、青い


 ――…良い子だ。


[城主に従う彼の言葉
思わず笑みが毀れる。

其の先にある彼女たちの、彼自身の
苦しみを思って]


[静々と兄に了承の意を告げる。
自分の時は如何だったのだろう。
一瞬過る疑問に眉を顰めた。

知らない。
分からないままでいい。
思い出してはいけない。

何処かで声がする。

けれどもう一人の自分が思い出してと叫んでいる]

――…残念、でしたね。

[詩人に想い馳せる兄に対してそう呟くのは
兄が詩人に少なからず興味を抱いて居ることを知っていたから]


 嗚呼……本当に、残念だ。
 生まれ変わる時の、絶望の産声が聞きたかった。


[心底惜しいと呟く。
彼女の心のうちで叫ぶ声までは、聞こえない]

 
 だが
 まだ人間は幾らも居る。

 ……次の余興を考えるのもまた、愉しいものだ。


【人】 奏者 セシル


  ―――……、

[――やがて寝台より立ち上がる。
呆けていても仕方がないが、このまま人前に出られようはずもなく。
気だるさの残る身を清めるべく、脚は浴場へと向かった。

廊下ですれ違う客人があれば、
常のように礼はすれど、言葉をかけることはない]

(149) 2010/06/22(Tue) 02時半頃

絶望の産声………


[単純な思考の女には兄の高尚な趣向はよく分からず]


全てが全て絶望するのかしら。


[ぽつ、と零されるのはこれから眷属に迎えようと
思う者に対しての思案。
自分もまた絶望したのだろうかという不安。
そんなことはない、と否定の言葉を欲し問う]


この享楽の宴はお兄様のためのもの。
お兄様が愉しめることを私は望みます。


【人】 奏者 セシル

 ―浴場―
[とさり、と、指先からシャツが落ちる。
纏うものが無くなろうとも、首には銀の首輪が残った。

すらり、と一厘の立ち姿には、傷ひとつない、
耳の後ろの噛み痕は、髪が乱れなければ人目に触れることもなく。

流れる水を目で追う、
身をうつ冷たさは心地よくて、目蓋を閉ざせば――]


 ――……、

    ……大食漢なのはどちらですか。


[かすかな眩暈に小さな悪態。
壁に手をつきながら浴場を出れば、その姿は常の白薔薇のもの。
―――ただ二つの噛み傷を除いて]

(163) 2010/06/22(Tue) 03時頃

【人】 奏者 セシル

[湿り気の残る髪をゆるとふれば]

 ――……ああ、
  お嬢様に紅茶をお出しせねば、なりませんね。

   ドレスも褒めて差し上げませんと。

[さて何処へ、と呟いて。
その体に、いささか己が身の厭わしさは残ったが――

かつり 一歩を踏み出した]

(167) 2010/06/22(Tue) 03時半頃

――……、……。


[兄の深い孤独を想えばツキンと胸が痛む。
埋まらぬ孤独に想いを馳せ女は緩く目蓋を閉じた]


 ……あの詩人は、頑なに快楽を拒んでいたからな。


[全てが全てかと言うのには
そうではないだろうと否定の言葉を送る。
ただ、其れまでに幾らかの間があった]


 私は充分、愉しんでいる。
 お前も――…お前は……愉しめているか?


[虚無が襲う。
食あたりかと笑い飛ばすには、少し重い]


――…そう。


[兄の返事に思わず安堵が漏れた。
彼の置いた間に気づく余裕さえなく]


………、……。


[問い掛けに短くはない間が生じる]


愉しみたいのに……
お兄様から離れていると虚しさばかり……


[魔性となった自分を受け入れてくれるのはこの兄だけ。
そんな思いから呟かれた聲は微かな音色]


【人】 奏者 セシル

[薄闇に佇む白い花、甘やかな夜の気配。
そのか細く響いた声音が紡ぐ音、すぐに吐息にまぎれたけれど。
それは不確かながら、己の名にも聞こえた]

 ――…お嬢様、
 私の名をお呼びになられましたか?

 いえ、少々手間取りまして……、
 すぐに姿を見せられず申し訳ございません。

[深く頭を下げれば、
その噛み傷はゆれた髪の下に覗く、それはほんの僅かの間]

(177) 2010/06/22(Tue) 04時頃

 可愛いことを言う。
 この狭い城のなか、離れている距離が寂しいか。


[柔かな声音で囁く]


 ――…私を求めるなら、名を呼ぶが良い。
 何時でも傍に向かおう**


【人】 奏者 セシル

 ―廊下―

 それは……誠に申し訳ございません。
 主様方ほど、聞こえのよい耳ではなくて――

[冗談めかして微笑むけれど、
それは今は余り冗談にはならぬことには気づかない。
ただ彼女の握られたその拳の強く、力の篭っていることが気にかかり]

 いえ、そのように
 お気遣いいただくほどのことでは――…

 ですが、休ませていただけるのでしたら、
 ……しばらく、お茶にお付き合い願えますか、お嬢様。

[きつく握られたその淡雪のような手に、
白手袋の手をそっと差し出す]

(185) 2010/06/22(Tue) 04時頃

――…お兄様の姿が見えないと寂しいわ。
気配を感じてはいても触れられないのが寂しい。


[女が求めるのは確かな存在。
夢や幻で満たされる事は無く。
続く囁きに灯るのは喜び]


お兄様……。


[感謝の気持ちをのせ小さく囁いた]


【人】 奏者 セシル

[微笑みの淡さ、よりも、言葉の内容で思い当たる。
聞く気などなくとも、聞こえてしまうものなのだろうか、と。
なんとなく主らの耳は、意識せねばただの雑音に過ぎないのではないか、という思い込みめいたものがあった]

――いえ、嗚呼……
無粋なものをお聞かせしておりましたら、申し訳ございません。

[わずかに過ぎる揺らぎは、けれど面には現れず。

重なる手の冷たさを感じながら
その歩みを導けば白薔薇の香る広間へ]

許すなどと、何を仰られますか。
――…勿体無い、と申し上げているのですよ。

[主が為に椅子を引きながら、受け答えはゆっくりと]

(191) 2010/06/22(Tue) 04時半頃

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