人狼議事


17 吸血鬼の城

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愛しいお兄様。


[そう紡ぐことでしか心を支えられない
兄の聲に宿る感情に気づきはしても
感化され虚しさを共有してしまうのみ]


それは愉しい余興となりましょう。
お兄様のお望みのままに――…


 ――…サイラス。


[男は何処まで見ているのか。
タイミングを見計らったかのように名を呼ぶ]


 聞こえてはいるだろう?
 私の聲が。

 従者で遊ぶのは、程ほどにしておくことだ。
 お前にはしてもらいたい事があるのでな。

 満ち足りてしまっては、困る。


 私のローズ。
 ……新たな同胞は気に入らなかったのか?


[血を分け与えた後の
彼女の心の揺らぎ
幾らか案じる風な響きを持った聲をかける]


 ならば、次はお前が選ぶと良い。
 お前の気に入った人間を
 眷属に――


 ――……

[城主の声に反応する。]

 はい

[眸の色は青色だが、
 どこか気が抜けた感じになっている。が…]

 満ち足りてはいません。
 むしろ……

[しかし、その複雑な心境が表現できない。]


お兄様――…だって……
私に目もくれずあの子に手を出したのよ。
失礼だとは思わない?


[兄と自分だけが啼かせて良いはずだった存在を取られ
更には女としての矜持さえ傷付けられて
好ましいと思える心境にはない。
言い訳染みた言葉をぽつぽつと紡ぐ。


優しく愛でてくれる兄ならその様な事はなかっただろう。
心酔する兄に対してだからこそそれを言葉に出来た]


――…次?


[兄の提案に女の表情から翳りが薄くなり
僅かに嬉しそうな気配だけが意識を通して伝う]


 ふ……


[城主には其の瞳の変化も、”視えている”。
薄く笑い]

 
 メアリー・トレメイン
 覚えていよう?
 後は、お前が毒華にしてしまった
 あの葬列の娘

 二人には是非、新たな姿を見せてやる事だ。


[襲え、とは言わず
彼女たちに其の姿を見せろと告げるだけ]


【人】 薬屋 サイラス

[やがて、白薔薇を残し、部屋を立ち去る。
 その眼は青色だったが、前よりも一層澱んで……。

 ただ、ふらふらと自室に戻っていく。]





[部屋にたどり着けば、マーゴがいないことには気づき、しばし、部屋を見回すが、
 部屋の外に出ることはなく、ただベッドに座り込み、思案に耽るが、やがて、ゆっくり眼は閉じていることだろう。**]

(124) 2010/06/22(Tue) 02時頃

 ――………わかりました。

[そう、城主の言葉に逆らえない自分に、気づいている。]

 メアリートルメリン、マーゴットキャンベル
 両名を……。

[眼を閉じる。]


――…嗚呼。


[人の優しさに触れて閉ざしていた魔性の目が
意に添わぬ光景を映し女は悩ましげな音を紡いだ]


 嗚呼……確かに、其の通りだ。
 血を与えすぎたか?
 欲に忠実に向かった先が白薔薇とは――…


[漸く紡ぎだした、恐らくは彼女の本心を聞き
城主は同意を向ける]


 それでは、薬屋への仕置きは私が。
 お前にはもう一度機会をやろう。

 分け与える血の量は、違えぬようにな。


 そう、其の2人の娘に変わり果てた姿を晒すが良い。


[サイラスへ、冷たい声音が降り注ぐ]


 ただし
 どれほど渇き、疼こうとも
 其の二人の血は吸わせぬ。

 私のローズを、軽んじた罰だ。


[反動が何処へ飛び火するか、其れもまた見物。
内心で思いながら、新たな同族に告げた]


[繰り返される事実に拗ねるような気配。
けれど目の前に甘えられる相手などいない。
小さく唸り唇を尖らせた]

――…血を与えすぎたなら私の不手際。
けれど私がお兄様に与えられた量よりも
うんと少なかったのに……

[新たな眷属から牙が向けられようと
兄も自分も害されはしない。
内に宿る力の違いは感じ取っている]

ありがとう、お兄様。
今度は間違いが起こらぬように致します。




[閉じた眸、だが、城主の声は響く。
 それには、まだ青色の眼だったせいか頷いた。]

 ――……わかりました。
 彼女らにそれであることを見せ、
 されど、手出しはしません。

[それがどれほどの苦しみか、今は考えず、
 深い眠りに入る。]


 吸血の欲は、思ったよりも強いもの。
 与えすぎては其れまでの全てが消え去ってしまう。
 心せよ。


[ローズマリーへ向ける城主の言葉には、彼女が記憶をなくした理由がある
幾度も与え続ける事でより
闇の住人へと変わってゆくはずだった。
それでも、人のこころ、感情と言うものは
中々消え去るものではないようだが]


 ――…あの詩人は、しかし 惜しかったな


[喰らった後で、そう呟く]


 どうせなら、無理矢理に血を与えてやればよかったか。
 抗われてつい我を忘れた――…私もまだ、青い


 ――…良い子だ。


[城主に従う彼の言葉
思わず笑みが毀れる。

其の先にある彼女たちの、彼自身の
苦しみを思って]


[静々と兄に了承の意を告げる。
自分の時は如何だったのだろう。
一瞬過る疑問に眉を顰めた。

知らない。
分からないままでいい。
思い出してはいけない。

何処かで声がする。

けれどもう一人の自分が思い出してと叫んでいる]

――…残念、でしたね。

[詩人に想い馳せる兄に対してそう呟くのは
兄が詩人に少なからず興味を抱いて居ることを知っていたから]


 嗚呼……本当に、残念だ。
 生まれ変わる時の、絶望の産声が聞きたかった。


[心底惜しいと呟く。
彼女の心のうちで叫ぶ声までは、聞こえない]

 
 だが
 まだ人間は幾らも居る。

 ……次の余興を考えるのもまた、愉しいものだ。


絶望の産声………


[単純な思考の女には兄の高尚な趣向はよく分からず]


全てが全て絶望するのかしら。


[ぽつ、と零されるのはこれから眷属に迎えようと
思う者に対しての思案。
自分もまた絶望したのだろうかという不安。
そんなことはない、と否定の言葉を欲し問う]


この享楽の宴はお兄様のためのもの。
お兄様が愉しめることを私は望みます。


――……、……。


[兄の深い孤独を想えばツキンと胸が痛む。
埋まらぬ孤独に想いを馳せ女は緩く目蓋を閉じた]


 ……あの詩人は、頑なに快楽を拒んでいたからな。


[全てが全てかと言うのには
そうではないだろうと否定の言葉を送る。
ただ、其れまでに幾らかの間があった]


 私は充分、愉しんでいる。
 お前も――…お前は……愉しめているか?


[虚無が襲う。
食あたりかと笑い飛ばすには、少し重い]


――…そう。


[兄の返事に思わず安堵が漏れた。
彼の置いた間に気づく余裕さえなく]


………、……。


[問い掛けに短くはない間が生じる]


愉しみたいのに……
お兄様から離れていると虚しさばかり……


[魔性となった自分を受け入れてくれるのはこの兄だけ。
そんな思いから呟かれた聲は微かな音色]


 可愛いことを言う。
 この狭い城のなか、離れている距離が寂しいか。


[柔かな声音で囁く]


 ――…私を求めるなら、名を呼ぶが良い。
 何時でも傍に向かおう**


――…お兄様の姿が見えないと寂しいわ。
気配を感じてはいても触れられないのが寂しい。


[女が求めるのは確かな存在。
夢や幻で満たされる事は無く。
続く囁きに灯るのは喜び]


お兄様……。


[感謝の気持ちをのせ小さく囁いた]


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 07時頃


【人】 薬屋 サイラス

―サイラスの部屋―

[目を開けた時、少しだけ、気分は落ち着いていた。
 ただ、自分の身体の変化はまざまざと感じることができる。

 ただ、それを、青色の眼は嘆きと受け取るしかなかった。
 自身が襲われることは、あるとは思っていた。
 だが、魔にされるとは、思ってもいなかった。

 頭を振ると、髪が乱れる。
 効くかどうかはわからないが、薬鞄から安定効果のある薬瓶を取り出し、そのまま飲み干した。ふうっと息をつき、またしばらく目を閉じる。


 そう、魔は時間とともに自分の身体をどんどん侵食していく。
 考えが、投げやりになり、自虐的になり、

 そんな姿を見られたくなくて、と考えた時、
 とくに誰に?など、反芻しているうちに……。]

 クククク…ハハハハ……

(195) 2010/06/22(Tue) 07時半頃

薬屋 サイラスは、狂ったように笑い続ける。

2010/06/22(Tue) 07時半頃


[決して自分はいい人間ではない。
 それでも、薬師を選んだ理由を考えた。




           そう、それは、今は眩しくてみれない。
           純粋な心。


 だけど、それは、魔の血によって塗り潰されていく。



 いや、とっくになかったのかもしれない。
 毒を処方する薬師になった瞬間に。]


【人】 薬屋 サイラス

[その眼はまだ青色だったけど、狂った笑いは、その表情を狂気に染めてから…。

 ふと、何か悟ったように、冷静なものに戻る。]

 ――………。

[見えない影の従者たちが寄るのがわかる。
 最後に金色の髪を自分でぐしゃりぐしゃりとまた乱したあと……。]

 ああ、相応しくするといい。

[そう告げると影が蠢く。湯が用意され、薬師だった服を脱ぎ捨てると、身体の汚れを影が拭き取る。]

(196) 2010/06/22(Tue) 07時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[そして、影がその身を包んだあと、
 そこには、もう、薬師だった姿はない。

 黒のスラックス、そして黒の天鵞絨のシャツの腕に、アメジストのカフスを留める。
 髪も綺麗に撫で付けられ、

 何より、商売人特有の姿勢でできた猫背がすっと伸びた。
 思ったより長身であったことに会う人物は驚くだろう。]

 ――………。

[そして、影が退室しきったあと、そこで元薬師は一人、窓の外を眺め腰掛けていた。*]

(197) 2010/06/22(Tue) 07時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 08時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 08時半頃


薬屋 サイラスは、ノックの音に気だるく振り向いた。そして、立ち上がってドアまで・・・。

2010/06/22(Tue) 08時半頃


【人】 薬屋 サイラス

>>198
[ノック音に反応し、ゆるりと立ち上がって、ドアに向かった。
 そして、しばしの躊躇のあと、ゆっくりと開ける。

 おそらくは予想していた貌がそこにあった。
 そう、最後に見たときより、顔色はぐっとよくなっているだろう。頬の赤みも、眸も輝いたものに戻っているように見えた。]

 マーゴ……。

[その姿を見るとともに、頭の中に城主からの命令が繰り返される。
 それを思い出すと、視線はその棒より床に落ちた。]

(199) 2010/06/22(Tue) 08時半頃

【人】 薬屋 サイラス

>>200>>201
[その貌がきょとりとするのは、自分の変化にだろう。わかっている。]

 ――……ああ

[服は変えた旨つげ、見上げてくる目は合わせられない。だが、体調のことを報告されると、視線は戻り、本当に微かだが、笑んだ。

 その桜色の頬が、本当に貌によく似合っている。
 ただ、その指先にはまだスミレが咲き誇る。
 それはきっと、消えることはないが…。]

 ――……中に、どうぞ。薬また、差し上げましょう。

[そして、身体を開け、中に促した。]

 ――……気分がよくなられてよかった。

[そう、偽善だった。変貌した己を隠すように。

          だから、その扉もストッパーをかけて、開いたままにしておいた。]

(202) 2010/06/22(Tue) 09時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 09時頃


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