人狼議事


17 吸血鬼の城

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 そうだ、お前は……大切な妹。
 特別なのは、言うまでも無いだろう?


[閨で囁く子守唄のように、甘く低く聲を届かせる]


 嗚呼、私も早くお前の顔が見たい。
 其処へ行こうか、私のローズ。


[永遠とも思われる虚無を彩る華の名前を呼び
城主はつと気配を向ける]


お兄様との逢瀬には
此処は少し無粋だから……

部屋に戻ってから、と思ったのだけど。

[存外早く兄に会えた事に喜びながらも
ぽつぽつと言い訳染みた言葉を紡ぐのは
手を煩わせてしまったかという心配から]


 嗚呼、そうだな

 ただ
 私が待ちきれなかったのだ。


[態々出向いたのは
影伝いに視る彼女の異変に
幾らか危機を感じた為でもあった]


私もお会いしたかった。
だから……
お兄様が来てくれてとても嬉しかったの。


[兄の訪れにより女の不安は掻き消えた。
彼の姿があればメアリーの言葉に
女の心は揺らがないはずで]


 お前が望むなら、私は何時でもお前の傍に。
 ……さあ、血の循環を

 私にお前の喰らった其れを、分けてくれ。


[閨へ誘うような色を持って、妹として愛でている彼女へ囁く。
揺らぐひとの心も何もかも、この純血で記憶の底へ
封じ込めてしまう為に**]


愛しいお兄様。
私が望まぬわけがないでしょう……?

いつでも、お兄様の意のままに。
私はお兄様の為に在るのだから。

[緩く首を傾げれば亜麻色の髪がさらりと流れ
白く細い首筋をあらわにする。
誘いを喜びこそすれ拒絶はありえない。
出逢った頃は如何だっただろう。
ふと持たぬ過去を考えかけて僅かに目を伏せた]


【人】 長老の孫 マーゴ

― 回想/サイモンの部屋 ―

[サイラスの背中を追って、客間のひとつに行く。
入り口で立ち止まった薬売りが、
白薔薇の従者に呼びかけるのを聞いた>>100]

 ――…?

[部屋に入ろうとすれば、サイラスに止められる。
だが、覗いた彼の背中越し、数人の人影が見えた。

立っている女性が一人、男性が二人。
横たわっている男性が一人、それを抱いている女性が、一人。
ほとんどの相手に見覚えはあったけれども
抱かれている男性は見た事もなく。]

あの、方は……

[ふと。悲鳴の声が、男性を抱いて座っているメアリーのものであったと思い当たる。]

(177) 2010/06/21(Mon) 09時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

――――…、…… …

[状況が、すとんと胸に落ちて。
膝の力が、かくりと抜けた。

  "旦那様の「同族」と呼ぶべきは、「お嬢様」ただひとり。"
  "ここは、やはり、魔物の城ですから。"

告げられた、いくつかの言葉が蘇り。
横たえられた男性の、光のない――だが恍惚の名残を宿した瞳に
見つめられた気がして。
口元を押さえて、よろめいて。
目の前にあるサイラスの背中へと、縋るような手を掛ける]

(178) 2010/06/21(Mon) 09時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

 ……ぁ…、―― …

[サイラスに抱き上げられれば、素直に体を預けた。>>113
控えめに。だが押さえきれない衝動に流されて
その首に腕を回し、胸に顔を埋める。

白い従者の、気に掛けるような声には小さく首を横に振り>>124
すれ違った男性には、どこか見覚えがある気がして>>120
そっとその背中を見送った。

そのまま、サイラスの部屋に戻され、ベッドに横たえられて。
静かに、動かないように、という助言に頷く。>>132
再び部屋を出て行くサイラスを視線で追ったあと
目を閉じれば、意識は闇へ転がり落ちるように消えていった。]

― 回想/了 ―

(179) 2010/06/21(Mon) 09時半頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 09時半頃


[過去の彼女を思い出す事は、もう殆ど無い。
恐怖に引き攣る顔も、吸血の快楽に堕ちる様も
幾万と視てきたものと同じ
ただ違うのは、傍に置こうという気を起こした事くらいで]


 ――…


[声ならぬ聲ではなく、間近で囁きかける
まるで睦言のような甘い言葉]


【人】 長老の孫 マーゴ

― サイラスの部屋 ―

[眠りに落ちてからどれほどの時が経ったのか。
目を覚まし、部屋の中を見回しても未だ部屋の主の姿はなく。
ゆっくりとベッドから足を下ろす。]

 …、――!

[立ち上がった瞬間、不思議な違和感が身体を包んだ。
その正体が分からず、首を傾げながら歩き出したところで
不意に、それ、に気付く。

今まで、常に寄り添うように胸にわだかまっていた
息苦しさと圧迫感が、ずいぶんと薄らいでいたのだ。]

(188) 2010/06/21(Mon) 15時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― サイラスの部屋 ―

[鏡を探し、自分の姿を写せば、
昨日までとは違う自分が、そこにいるような気がした。
首筋や、顔にうっすらと散っていたすみれの花は
ほとんど目立たないまでに消えて。
青白かった頬には、ほんのりと赤みさえ差しているように思える。

唇や指先の、鮮やかなまでの薄紫色は
消えようもなかったけれども…]

 ――… …。

[そんな、自分の変化が信じられず
夢見心地のようなふわりとした足取りで
ヴェールもつけずに部屋の外へと歩き出した。]

(193) 2010/06/21(Mon) 16時頃

[――記憶は戻らない。
白薔薇の園でトレメイン兄妹と過ごした時間は
確かに存在していたというのにそれは欠けたまま。
人としての穏やかな時間は女にとって幸福だったというのに
人ならざる城主と出会い魅せられ抗いきれず
女は人と呼べぬ存在になってしまった。

記憶が欠けたのは自らが壊れぬ為。
なれど郷愁を感じるのは――



人としての心が僅かなりとも残っているから]


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 19時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 21時頃


[与えられし純血の魔力は契りの証。
女は満ち足りた様子で聲を紡いだ]

お兄様。
お客様が手持ち無沙汰にならぬように
手を増やすのでしたね。

何方を此方に迎え入れましょう。

[緩く首を傾げ兄の意向を伺う]


 嗚呼……そう、薬屋を
 眷属に加えてやろうかと思っている。


[声ならぬ聲に囁き返す]


 どうやら白薔薇に御執心のようだ。
 ……いっそ仕えさせてやろうかと思ってな。

 白薔薇はさぞ嫌がるだろう
 其れに――…メアリー・トレメイン
 あれが、彼は無事で居て欲しいと願うのだ。
 
 ならば、殺さず逝かせてやろうと思う。


【人】 長老の孫 マーゴ

[静かにしていて、と薬売りに言われたにもかかわらず、
ふわりふわりとした足取りで、城の中を歩む。

目指すのは、パイプオルガンが聞こえてきた場所。

しばらく城の中を彷徨った末、御堂を見つけて、中へ入る。]

(269) 2010/06/21(Mon) 21時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 御堂 ―

[長年、慣れ親しんでいた毒の苦しみが、和らいでいる。
それだけで、なにか、天に昇るような心地だった。

天井の高い御堂の中、そっと、細い声を出す。
それから、もう少し大きく。
そして、もっと大きく。

響く声は、やがて歌になる。]

(272) 2010/06/21(Mon) 21時半頃

薬屋……
ああ、あの男……

[惨劇の間に遅れてきた薬の匂いを纏う男。
兄の考えは女には理解できず]

そう……。
では薬屋にお兄様が血をお与えになるの?

[未だ兄以外とは血の循環をしたことのない女は
思ったままを問いとして返した]


 私がこの血を分け与えるのも可能だが
 ……そろそろお前にも、力は満ちているだろう


[Yaと返る問い掛けに、城主は其れ以外の答えを返す]


 私のローズ
 お前が彼を迎え入れてみるか?


【人】 長老の孫 マーゴ

― 御堂 ―

 Gloria in excelsis deo. 
 Et in terra pax hominibus bonae voluntatis

[単純で、力強い旋律に載せて
神の栄光を讃える歌を、無心に歌う。

幼い頃からミサで慣れ親しんだその歌は、
自然に身体に満ち、溢れ、喜びを載せて高く響いた。] 

(284) 2010/06/21(Mon) 21時半頃

――……。


[白薔薇ことセシルには微笑んでいて欲しい。
そう思っているからこそ兄の思惑が理解出来ない。
メアリーの願いに対してもそれは同じ事で]


私が……彼を迎え入れる……?


[思いがけぬ提案に翡翠が瞬く]


私に上手く出来るかしら……
それに、お兄様の渇き、癒す者は他に誰か……


[兄の渇きを案じる聲がか細く響く]


[白薔薇の忠誠心が見たい
メアリーの苦しむ顔が見たい
其れがつかの間、城主の空虚な胸を埋めるのだ]


 そう、お前が彼を――
 心配はいらない、幾度もお前には私が力を与えている
 人を眷属に変えるくらい、出来るはず


[ローズマリーの、城主を案じる言葉に
薄く笑み混じる吐息が漏れる]


 私の渇きは、彼等の苦悩で満たされる。
 喉の渇きは、ワインでも流し込めば良い。


[食堂にでも向かおうか、そんな事を思いながら]


[兄の言葉が心強い]


――…分かりました。
お兄様の言う通りに致しましょう。


[ゆるく礼をするのは兄に対する敬意。
捕食者たる女は標的へと気をめぐらせた]


【人】 長老の孫 マーゴ

― 御堂 ―

[ひとしきり歌い終えて。
何一つかかげられていない祭壇の前に、膝をつく。]

 ――主よ。
 わたくしを、あのお方と巡り合わせていただいて
 ありがとうございます。

 あのお方のおかげで、
 わたくしはお勤めを果たす事が出来ます。

 サイラス様と、城にいる皆様と、街の人達に
 どうぞ、平安をお与えください。

[常にそうしていたように、祈りの言葉を捧げた。]

(297) 2010/06/21(Mon) 22時頃

 信じている
 私のローズ


[人を喰らうだけでなく
其の力を分け与えるようになれば、また
彼女は人から遠のいていく

暗い悦びを胸に、期待を込めて名を呼んだ]


【人】 長老の孫 マーゴ

― 御堂 ―

[祈りを終えた後は、心の赴くままに
神をたたえる歌を歌い続ける。

透明な歌声は伸びやかに御堂の天井に響き
長年に降り積もった空気を震わせた。


 この城で行われようとしている背徳の行為など知らぬげに
 喜びに満たされた歌が、流れていく。]

(316) 2010/06/21(Mon) 22時半頃

信じてらして、お兄様。


[兄の思いに応えようと気丈にそう囁いた。
目の前にいる薬屋は容易い相手ではない。
一筋縄ではいかぬだろうか。
距離を詰めながら思案する]


 成功を願う。

 ……白薔薇も従者ならば
 主人の手伝いをするのは当然だろう

 必要があれば、上手く使うが良い。


はい、お兄様。
――…彼も其れは心得ていますわ。


【人】 長老の孫 マーゴ

― 御堂 ―

 Agnus Dei, qui tollis peccata mundi: 
 miserere nois. 
 Agnus Dei, qui tollis peccata mondi:
 dona nobis pacem.   

[主よ、憐れみたまえ。主よ、我らに平穏を与えたまえ。

最後の曲を歌い終えて、もう一度祈りを捧げ。
ふと。薬売りの言いつけを破ってしまった事に思い至る。]


 ――…お礼を、申し上げないと。


[そう呟いて、御堂を後にした]

(343) 2010/06/21(Mon) 23時頃

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