人狼議事


17 吸血鬼の城

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長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 21時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

― 廊下 ―

[サイラスの部屋へと急ぐ、その先に。
ふらふらと歩む女性の姿が見える。>>306]

 ――だい、じょうぶ…ですか……

[その頼りない様子に、思わずその女性に駆け寄り、
 自分のことを棚に上げて声をかけた。
 女性の隣まで来て、荒い息を何回かつく。]

(311) 2010/06/22(Tue) 21時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 廊下 ―

 あ……――。

[しばらく息を整えて、ようやく落ち着いて女性を見る。
と、そこに警戒の色を見留めて、口元に手を置いた。]

 ごめんなさい。わたくし、ぶしつけなことを……
 マーゴット・キャンベルと申します。
 …宴のために、こちらに……

[そこまで言ってから、向かう先へと視線をやって、
不安げに眉を寄せた。]

(318) 2010/06/22(Tue) 22時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 廊下 ―

 ―― あなたは、……知らないで…?

[女性の言葉に目を見開き
す、と顔を伏せてから、歩き出すその背中に視線を注ぐ。]

 ―― わたくしは、終わらせるために、ここに。

[小さな呟きは、先を行く背中に届いたかどうか。
自分も歩き出そうとしたとき、別の声を聞いて、振り向いた>>316]

 ……あなたは…ベネット――さん?

[もう一度、目を丸くする。]

(327) 2010/06/22(Tue) 22時頃

 どうした、サイラス……?


[城主は薄く哂う]


 力が足りぬと言うのなら
 我が身に流れる純血を――ひとたび分けてやらなくも無いが。


[お前は暫くひとを喰らうな。




その禁忌が、頭の中で繰り返されている。]


――…お兄様はお優しい。


[遠く囀る聲に他意はなく
ただ女の思った儘が紡がれている]


――…喰らってしまいなさい。
咽喉が渇いて仕方ないのでしょう?
血が、欲しいのでしょう?


お兄様に刃向かう者には死を――…


当然の事でしょう……?


[新たな眷属となった男に甘く囁き誘う]


[聴こえてくるローズマリーの声に、ぼんやり




         ああ、いいのか、と思う。思った。]


[ヘクターの目的を聞き、
ローズマリーの囁きを受け、城主もまた許可を下す]


 ……其の男を、喰らえ。
 二度と其の槍持てぬように


――…問題ありませんよね、お兄様?


[緩く首を傾げ問う仕草。
女はこの城主のために在り
女はこの城主のために動くのが当然と思っている。
兄の聲に微かな安堵を過らせ]


手が足りぬ時は私もお使い下さい。
私は、お兄様のために在るのですから……。


【人】 長老の孫 マーゴ

― 廊下 ―

[どうやって、宴を終わらせるのか。
その問いに、視線は先を見つめる。
身体の芯が震えるような気配が漂ってくる、窓辺を。]

 ――あのお方を、お止めします。

[十字を切って。
固く、指を組む。]

(348) 2010/06/22(Tue) 22時半頃

 嗚呼、問題無い。

 ……愛しいローズ
 狼藉者を相手にさせたくは無いが……


 滅多に見れぬ見世物かもしれぬ。
 ……来るか?


 血を、



            与えてはならぬ…。


――…良かった。


滅多に見れぬ見世物……?
それは、愉しそうね。


お兄様が呼んで下さるのなら
私は何処にでも参りましょう。


【人】 長老の孫 マーゴ

― 廊下 ―

[大きな声を出されて、びくりと背筋は固まり。
それから、ゆるゆると女性の方を見る。]

 ――わたくしは、そのお役目のために生まれてきたのです。

[細い声ながら、はっきりと、そう口にする。]

(360) 2010/06/22(Tue) 22時半頃

長老の孫 マーゴは、部屋の中から聞こえてくる物音に、ぎゅ、と目を閉じる。

2010/06/22(Tue) 22時半頃


 おいで、私のローズ。
 ……白薔薇が少し、心散らされている。


[心を持たぬ城主には
彼を静める術が無い。
音も無く傍らに現れたローズマリーへ
城主は僅かに眉を寄せた微笑みを向けた]


【人】 長老の孫 マーゴ

― 廊下 ―

 それは……。

 ――わたくしが、そうなるようにと、
 つくられた者…ですから。

[既に、城主が毒について知っているとは思いもよらず。
子細を口にすることもできず、曖昧な言葉を返す。]

(373) 2010/06/22(Tue) 22時半頃

――…そう。
困ったものね……。


お兄様と私以外に、心乱されるなんて……


[サイラスを見ていた翡翠が城主へと向けられる。
見上げた眸には城主の貌だけが映り込んだ]


【人】 長老の孫 マーゴ

― 廊下 ―

[様々な物音が、叫びが、耳の奥にこだまする。
目を閉じて。固く、固く指を組む。]

Agnus Dei,
qui tollis peccata mundi,
miserere nobis.

[唇からこぼれるは、死者のために救いを求める言葉。

その指先や、紡ぐ唇は、鮮やかなまでのすみれ色で――]

(402) 2010/06/22(Tue) 23時頃

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