人狼議事


17 吸血鬼の城

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 お前は、わたしのもの。
 お前の物は、わたしのもの。
 

[くすくすと、吐息交じりの笑み。
虚しさが混じるのに気付かれても、答えはしない]


 私の悦びか、そうだな
 ――…其処の人間だったものに、客人を襲わせてみたい。
 
 共に閉じ込められたはずの人間が
 同じ立場の人間を襲う――…

 
 良い見世物だと、思わないか?


愛しいお兄様。


[そう紡ぐことでしか心を支えられない
兄の聲に宿る感情に気づきはしても
感化され虚しさを共有してしまうのみ]


それは愉しい余興となりましょう。
お兄様のお望みのままに――…


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[戸口からは離れた場所。
此方の様子が何処まで見えるかは判らない。

行儀悪くテーブルに腰掛けた城主は
ローブの前が肌蹴け、毀れた朱に飾られた肌を晒したまま
片手が長い髪をかきあげる。
気だるげな所作も、纏う香も
虚無を見つめる瞳の色に染まっていた。

ざわりと影が、詩人の骸を取り囲む]

(109) 2010/06/22(Tue) 01時半頃

 ――…サイラス。


[男は何処まで見ているのか。
タイミングを見計らったかのように名を呼ぶ]


 聞こえてはいるだろう?
 私の聲が。

 従者で遊ぶのは、程ほどにしておくことだ。
 お前にはしてもらいたい事があるのでな。

 満ち足りてしまっては、困る。


 私のローズ。
 ……新たな同胞は気に入らなかったのか?


[血を分け与えた後の
彼女の心の揺らぎ
幾らか案じる風な響きを持った聲をかける]


 ならば、次はお前が選ぶと良い。
 お前の気に入った人間を
 眷属に――


 ――……

[城主の声に反応する。]

 はい

[眸の色は青色だが、
 どこか気が抜けた感じになっている。が…]

 満ち足りてはいません。
 むしろ……

[しかし、その複雑な心境が表現できない。]


お兄様――…だって……
私に目もくれずあの子に手を出したのよ。
失礼だとは思わない?


[兄と自分だけが啼かせて良いはずだった存在を取られ
更には女としての矜持さえ傷付けられて
好ましいと思える心境にはない。
言い訳染みた言葉をぽつぽつと紡ぐ。


優しく愛でてくれる兄ならその様な事はなかっただろう。
心酔する兄に対してだからこそそれを言葉に出来た]


――…次?


[兄の提案に女の表情から翳りが薄くなり
僅かに嬉しそうな気配だけが意識を通して伝う]


 ふ……


[城主には其の瞳の変化も、”視えている”。
薄く笑い]

 
 メアリー・トレメイン
 覚えていよう?
 後は、お前が毒華にしてしまった
 あの葬列の娘

 二人には是非、新たな姿を見せてやる事だ。


[襲え、とは言わず
彼女たちに其の姿を見せろと告げるだけ]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―食事の間―

 ふ……


[吐息を洩らす。
>>119記者の問い掛けに、億劫そうに首を傾いだ。
流れる銀糸が、燭台の灯りで紫に染まっている。
骸はざわめく影が暖炉から続く暗い穴へ、引きずっていく所だった]


 記者としての質問か?
 ……可笑しなことを問う。

 食事をするのに理由が必要か。

(127) 2010/06/22(Tue) 02時頃

 ――………わかりました。

[そう、城主の言葉に逆らえない自分に、気づいている。]

 メアリートルメリン、マーゴットキャンベル
 両名を……。

[眼を閉じる。]


――…嗚呼。


[人の優しさに触れて閉ざしていた魔性の目が
意に添わぬ光景を映し女は悩ましげな音を紡いだ]


 嗚呼……確かに、其の通りだ。
 血を与えすぎたか?
 欲に忠実に向かった先が白薔薇とは――…


[漸く紡ぎだした、恐らくは彼女の本心を聞き
城主は同意を向ける]


 それでは、薬屋への仕置きは私が。
 お前にはもう一度機会をやろう。

 分け与える血の量は、違えぬようにな。


 そう、其の2人の娘に変わり果てた姿を晒すが良い。


[サイラスへ、冷たい声音が降り注ぐ]


 ただし
 どれほど渇き、疼こうとも
 其の二人の血は吸わせぬ。

 私のローズを、軽んじた罰だ。


[反動が何処へ飛び火するか、其れもまた見物。
内心で思いながら、新たな同族に告げた]


[繰り返される事実に拗ねるような気配。
けれど目の前に甘えられる相手などいない。
小さく唸り唇を尖らせた]

――…血を与えすぎたなら私の不手際。
けれど私がお兄様に与えられた量よりも
うんと少なかったのに……

[新たな眷属から牙が向けられようと
兄も自分も害されはしない。
内に宿る力の違いは感じ取っている]

ありがとう、お兄様。
今度は間違いが起こらぬように致します。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―食事の間―
 ……ふむ


[距離を詰めた記者>>132を、吐き気を催したらしい青年を>>133ひらり手招く。
ただ其れだけの事だと言うのに、座るテーブルが寝台に見えるような、淫猥な仕草]


 今までも、幾度か宴は開いてきたが
 ……理由か

 食事も毎日同じでは、飽きるだろう
 たまには趣向を凝らすべきだと、そう思ってな。

 何より此処には娯楽が少ない。
 先に言わなかったか?
 私を愉しませてくれと。

(137) 2010/06/22(Tue) 02時頃



[閉じた眸、だが、城主の声は響く。
 それには、まだ青色の眼だったせいか頷いた。]

 ――……わかりました。
 彼女らにそれであることを見せ、
 されど、手出しはしません。

[それがどれほどの苦しみか、今は考えず、
 深い眠りに入る。]


 吸血の欲は、思ったよりも強いもの。
 与えすぎては其れまでの全てが消え去ってしまう。
 心せよ。


[ローズマリーへ向ける城主の言葉には、彼女が記憶をなくした理由がある
幾度も与え続ける事でより
闇の住人へと変わってゆくはずだった。
それでも、人のこころ、感情と言うものは
中々消え去るものではないようだが]


 ――…あの詩人は、しかし 惜しかったな


[喰らった後で、そう呟く]


 どうせなら、無理矢理に血を与えてやればよかったか。
 抗われてつい我を忘れた――…私もまだ、青い


 ――…良い子だ。


[城主に従う彼の言葉
思わず笑みが毀れる。

其の先にある彼女たちの、彼自身の
苦しみを思って]


[静々と兄に了承の意を告げる。
自分の時は如何だったのだろう。
一瞬過る疑問に眉を顰めた。

知らない。
分からないままでいい。
思い出してはいけない。

何処かで声がする。

けれどもう一人の自分が思い出してと叫んでいる]

――…残念、でしたね。

[詩人に想い馳せる兄に対してそう呟くのは
兄が詩人に少なからず興味を抱いて居ることを知っていたから]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 黒薔薇。
 ……武器を持った人間が、増えたのは気づいているな?
 猟銃の女だけでなく、客人に等しく目を配れ。

 何かあればお前の判断で動いて構わぬ。


[控えている従者へそう告げて、再び視線は目前の人間達へ]

(146) 2010/06/22(Tue) 02時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 いや……こうやって、『喰らう』のだ。
 
 ただ、消すだけでは無いぞ?
 私に従うなら
 この力を授け、新たに生まれ変わらせてやる事も出来る。


[>>141消すと言うのにゆるく首を振った。
流れる銀糸がローブの間から肌に毀れる。
鬱陶しそうに払い]


 恐怖と絶望から逃れたいなら
 私に身を任せ、深き闇へ堕ちるが良い。


[其の手を取れと言う風に差し出す]

(147) 2010/06/22(Tue) 02時半頃

 嗚呼……本当に、残念だ。
 生まれ変わる時の、絶望の産声が聞きたかった。


[心底惜しいと呟く。
彼女の心のうちで叫ぶ声までは、聞こえない]

 
 だが
 まだ人間は幾らも居る。

 ……次の余興を考えるのもまた、愉しいものだ。


絶望の産声………


[単純な思考の女には兄の高尚な趣向はよく分からず]


全てが全て絶望するのかしら。


[ぽつ、と零されるのはこれから眷属に迎えようと
思う者に対しての思案。
自分もまた絶望したのだろうかという不安。
そんなことはない、と否定の言葉を欲し問う]


この享楽の宴はお兄様のためのもの。
お兄様が愉しめることを私は望みます。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 どうした……ベネット
 お前も此処へ来るが良い。


[擽るような声音で名を呼び、首を傾ぐ。
伸ばされたイアンの手を握り、くいと引きながら
あいた片側の手を、白い指先をつと伸ばす]


 ――…化け物は、ひとを喰らう私か?
 其れとも、醜い心を持つお前たちか?

 私が望むのは、お前たちが私の下で踊る姿。


[微笑を浮かべ、肌を汚す血と同じ色の瞳を細めた]

(156) 2010/06/22(Tue) 03時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 お前たちが言う化け物に
 心があるとでも?


[>>158テーブルに座った状態では、引き寄せた相手を見上げる視線。
腕に顔を摺り寄せて、切なげに返す言葉。
>>161俯いた青年に伸ばした指先は
彼の袖を引くだけに留めた]


 ただ喰らうだけでは……

 力を与え、同族を増やしたいと思うのは
 私が
 誰より孤独だから、かもしれぬ。


[心が無いと言った其の口が孤独を呟き、
其れから自嘲気味に笑みを浮かべた]

(164) 2010/06/22(Tue) 03時頃

――……、……。


[兄の深い孤独を想えばツキンと胸が痛む。
埋まらぬ孤独に想いを馳せ女は緩く目蓋を閉じた]


 ……あの詩人は、頑なに快楽を拒んでいたからな。


[全てが全てかと言うのには
そうではないだろうと否定の言葉を送る。
ただ、其れまでに幾らかの間があった]


 私は充分、愉しんでいる。
 お前も――…お前は……愉しめているか?


[虚無が襲う。
食あたりかと笑い飛ばすには、少し重い]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 詩人の血は、悪酔いするものなのか。


[肩を竦め、イアンの腕を解放する。
テーブルから居り
姉しかいなかったと訴える青年の前へ立つ]


 嗚呼……此処十数年の話だな。
 随分と賑やかになった。

 私が生きてきた何百年の時は、お前にはわからぬもの。
 お前が無くした肉親の痛みは、私にはわからぬもの。
 
 ――…ミッシェル、だったか
 食事を一々覚えてはいないが
 どうせ喰らうならお前の目の前で喰らってやればよかったな。


[覚えていないと言う姉の名を口に出し、残酷な笑みを浮べなおす。二人の間を通り抜け、背を向け歩き出しながら]

(174) 2010/06/22(Tue) 03時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 イアン、お前がくすねた帳面
 あの詩人の名も列ねておけ。


[記者へそんな言葉を投げ、食事の間を出る。
入り口に、>>172少女の姿を見止め
その胸に揺れるロザリオに手を伸ばした]


 魔よけの心算か?

(175) 2010/06/22(Tue) 03時半頃

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