人狼議事


17 吸血鬼の城

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【人】 執事見習い ロビン

[どうやら、刀には、慈悲深きものとそうでないものがあるらしい。

 今、血飛沫の宴の間には、慈悲深き刀だけがある。]

[そして、無慈悲な刀は……まるで引き付けられるように同じ場所へと向かっている。]

(328) 2010/06/22(Tue) 22時頃

【人】 良家の娘 グロリア

随分と賑やかです事。

[冷ややかな声色と共に、
侮蔑の色を隠そうともせず、
マーゴとリンダ、ベネットらの横を通り過ぎて
サイラスの部屋の前に立つと]

御機嫌よう、お初にお目にかかります。
私、グロリア・バイルシュミットと申します。
今宵は素敵な宴にお招き頂き、有難う御座います。

[室内の様子が明らかになれば、意識を室内に向けていた城主(>>324)に対し、初対面のような挨拶をした]

(329) 2010/06/22(Tue) 22時頃

 どうした、サイラス……?


[城主は薄く哂う]


 力が足りぬと言うのなら
 我が身に流れる純血を――ひとたび分けてやらなくも無いが。


【人】 水商売 ローズマリー

― 広間 ―

[――カタ、と茶器が置かれる。
器の中身は既に飲み干され空となっていた。
影から何かが女に伝わる。
女の表情がふ、と曇った]


――…お兄様が其方にいらっしゃるなら
私が行かずとも問題はないでしょう。

荒事は――…苦手だわ。


[女の呟きに偽りはない。
女の身体能力は客人の女性と殆ど変わらない。
兄にも執事にも大丈夫といってみせたのは
けれどそれを補う余りある魔力の存在と
無闇に危険には近付かぬように心掛けていたから]

(330) 2010/06/22(Tue) 22時頃

【人】 墓荒らし へクター

ああ。
セシル、そんなフラフラの躯で前に出るんじゃねぇよ。


おれは変わった、か?
まあ、見てくれだけはな。

だが、十年前にここに来た前と、ここを出た時の違いほどには変わってないさ。

あれからずっと――
おれは考えてきたのさ。


どうすれば、救えるかと。
いや、救われるか、かもな。

(331) 2010/06/22(Tue) 22時頃

[お前は暫くひとを喰らうな。




その禁忌が、頭の中で繰り返されている。]


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 22時頃


【人】 靴磨き トニー

――客室――

[>>213獲物を握り締め、部屋を去る男を見送るのは、部屋の隅に控える影の召使のみ。

眠りの園に安らぐ少女にヘクターの決意を知る術はなく。
あどけない寝顔に向けられた言葉をついに聞くこともなかった]

(332) 2010/06/22(Tue) 22時頃

――…お兄様はお優しい。


[遠く囀る聲に他意はなく
ただ女の思った儘が紡がれている]


【人】 墓荒らし へクター

さすがに城主様はここまで好き勝手な愛撫はさせてくれねぇだろうからな。

このサイラスの血をいただく。
吸血鬼の力の元を、な。

[指輪に仕込んだ薄い刃を引く。]

(333) 2010/06/22(Tue) 22時頃

【人】 奏者 セシル


 旦那様――…

[宵闇に包まれるは、この時ばかりは安堵を齎す。
この柔らかな身の恨めしいこと。

赤く染まる白薔薇は、その鮮血の主を見た。
――その双眸が、魔性の色を失っていくのを]

  サイラス……

[何故庇ったと、睨むように青は一度それを見つめて]

(334) 2010/06/22(Tue) 22時頃

【人】 靴磨き トニー

[少女は幸せな眠りから解き放たれて。ふわ、と小さく欠伸をして、まだ眠たげな瞼を擦りながらベッドを抜け出た]

 ……ヘクター、……起きてる?

[遠慮がちに声を掛けながら、隣室の扉を開けるが
ベッドは既にもぬけの空で、部屋には人の気配はない]
 
 ヘクター……。いないの?
 どうしたんだろ、一人で探索に行っちゃったのかなぁ……。

 ……起こしてくれれば良かったのに、って……ん?

(335) 2010/06/22(Tue) 22時頃

【人】 靴磨き トニー

[じくりと左腕を何かが通り過ぎる感覚がした。
おそるおそる視線を遣れば、左手の甲に薄らと色づく紋様が浮かんでいた]

 これって、魔物の気配を知らせてるってことだよね……?

[ヘクターの言葉を思い出し、黒い瞳が不安に揺れた。
ときり、ときりと心臓が高鳴り、嫌な予感が胸をぎゅうと締め付ける]

 ヘクター! いないの? ……返事してよ!!

(336) 2010/06/22(Tue) 22時頃

――…喰らってしまいなさい。
咽喉が渇いて仕方ないのでしょう?
血が、欲しいのでしょう?


お兄様に刃向かう者には死を――…


当然の事でしょう……?


[新たな眷属となった男に甘く囁き誘う]


[聴こえてくるローズマリーの声に、ぼんやり




         ああ、いいのか、と思う。思った。]


【人】 奏者 セシル


 ――…私は、
 私はここを出た時のあなたを知りません。

[そう、それは生きてはいまいと思っていたのだから。
己の身を呈しても救うこともできず、
浅ましく生きる我が身を恥じていたのだから]

 ……魔性になって、
 何が救えるというのです?

 あなたとて、闇の深さは知っているでしょうに。

[血に濡れた薔薇は、眸は天の色の青のまま――
その暗く変じたかつての葡萄色を見る]

(337) 2010/06/22(Tue) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 安堵せよ、白薔薇
 お前は私が選び此処へ置いた、大事な従者
 其の命、奪わせる気は無い。


[細腕の何処に力があるのか。
従者を傍らに抱え、音を立てて開いた窓辺に腰掛ける]


 サイラス……その者ならば、許す。
 お前の血、その人間にくれてやる事まかりならん。


[彼に命じていた罰を解く。
傍観を決め込みながら、グロリアの声に顔を上げた]

(338) 2010/06/22(Tue) 22時頃

[ヘクターの目的を聞き、
ローズマリーの囁きを受け、城主もまた許可を下す]


 ……其の男を、喰らえ。
 二度と其の槍持てぬように


【人】 薬屋 サイラス

[そして、眸が暗い泉の青色にすっかり変わってしまう瞬間、

 何かが聴こえたのか、また、その色が変化しはじめる。]

 ――……

[>>333 薄い刃が引かれる時、そのヘクターの薄刃をもった腕の一点を彼は握りしめていた。

 それはきっと激しい腕の痺れを起こす。]

 ――……

[そして、眸の色がまた紅に戻る。]

(339) 2010/06/22(Tue) 22時頃

【人】 牧人 リンダ

―廊下―

[マーゴットの言葉に、女は歩みを止める。]

 終わらせる……?
 どのように、ですか?

[くるりと振り向き、まっすぐな視線で問う。]

(340) 2010/06/22(Tue) 22時頃

【人】 執事見習い ロビン

−サイラスの部屋−

[血の気配と、男が何かを語るのを聞く。]

……成る程。
確かにそれは合理的な考えではありますが。

目的がいただけませんね。

(341) 2010/06/22(Tue) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―窓辺―

 ……グロリア
 会うのは何度目か、数えているわけではないが
 名を聞くのはこれで二度目だ。


[>>329初対面と似た挨拶を受け、
城主は一度血の色をした瞳を戸口へ向ける]


 宴の出し物を、見て行くか?


[二人が対峙する様子を、止めず
そんな風に告げて薄く笑みを浮かべた]

(342) 2010/06/22(Tue) 22時頃

――…問題ありませんよね、お兄様?


[緩く首を傾げ問う仕草。
女はこの城主のために在り
女はこの城主のために動くのが当然と思っている。
兄の聲に微かな安堵を過らせ]


手が足りぬ時は私もお使い下さい。
私は、お兄様のために在るのですから……。


【人】 薬屋 サイラス






            ――………はい

>>338
[そして、城主の赦しの声が聞こえれば、
 返事を返す。


 そして、ヘクターの腕をさらに締め付け、腕の呪縛を解くと、振り返り、そのまま、ヘクターの首にもう片腕を伸ばす。]

(343) 2010/06/22(Tue) 22時半頃

【人】 墓荒らし へクター

何が救えるか?

人間も、魔物も、一度は考えたことがあるだろう。
人と魔の境界は越えられるのかと。

――おれが、やってみようじゃねぇか。

(344) 2010/06/22(Tue) 22時半頃

執事見習い ロビンは、「入口に立っていてはお邪魔でしたか?」と言い、サイラスの部屋の中に入る。

2010/06/22(Tue) 22時半頃


【人】 本屋 ベネット

>>327
[この少女を宴以外で、どこかで見かけたような気がするのだが。今はそんなことをしている場合ではないようだ。思い出すのは今でなくてもできる]

……また、血の臭いが……

[昨日のことを思い出す。また、誰かが殺されようとしているのか?昨日と同じように扉の前に立ちふさがっているのは昨日とは違い、銀糸の城主で]

……今日は、彼が食事をしているわけでは、ない……?

[ならばこの血の臭いはなんなのだと疑問がうかぶ]

(345) 2010/06/22(Tue) 22時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

― 階段→廊下 ―
[一体いつまでそこに座っていたのか。
酒を飲むでもなく、男はただそこにいた。
客室の方から大きな物音が聞こえてきたが―]

[――そちらに行きたくはなかった。
男は自分の有り様を、望むものをいまだ理解できずにいた。
この城から逃げ出すべくは理解しているが、何かが男を引き留める。
それはあの吸血鬼と対峙したときに湧きあがった思い。
うすうす、その正体に勘づけど男には未だ信じられぬ思い。]

…っし!このドナルド様に、うじうじするなんて似合わねー。
考えるより前に行動、それにつきらぁ。
[物音が起こったと思われる方向へ、小走りで。
ふと気付けば視線の先に宴の開幕以来会っていない友の姿>>322。]
おい、イアン! お前無事だったか。

(346) 2010/06/22(Tue) 22時半頃

【人】 薬屋 サイラス




[紅の眸、より真紅に近づけば、



         その力も、より強固になる。]




    

(347) 2010/06/22(Tue) 22時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 廊下 ―

[どうやって、宴を終わらせるのか。
その問いに、視線は先を見つめる。
身体の芯が震えるような気配が漂ってくる、窓辺を。]

 ――あのお方を、お止めします。

[十字を切って。
固く、指を組む。]

(348) 2010/06/22(Tue) 22時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 22時半頃


 嗚呼、問題無い。

 ……愛しいローズ
 狼藉者を相手にさせたくは無いが……


 滅多に見れぬ見世物かもしれぬ。
 ……来るか?


【人】 墓荒らし へクター

[サイラスに腕を極められ、苦痛に唇を歪める。]

さすがだせ。
だてに医者のまねごとしてたわけじゃねぇな。


[サイラスの躯に魔の力が戻ったのを察せば、首に回した腕を外し、肩に刺さったままの槍の柄をねじるように抜く。
 そこから溢れる血を飲むべく。]

(349) 2010/06/22(Tue) 22時半頃

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