人狼議事


17 吸血鬼の城

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花売り メアリーは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 16時頃


【人】 水商売 ローズマリー

お兄様……


[兄の言葉の先が気に掛かる。
何を思うのか女には分からない]


私はお兄様の傍に居ても良いのですよね……?


[いつか訊ねた問い掛けを向けるのは
在りし日の記憶がないから。
確認することで此処に居るという返事に代えた]


――…失礼とは思わないけれど
お客様の目には毒かもしれませんね。


[強すぎるその色香は人間の身には毒ともなろう]

(239) 2010/06/22(Tue) 16時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 16時頃


【人】 水商売 ローズマリー

――…行ってらっしゃいませ、お兄様。


私は……大丈夫ですから……。
ちゃんと大人しくお兄様のお帰りをお待ちしています。
だから、如何かごゆるりと……


[柔らかな微笑を城主へと向けて静々と頭を下げた]

(240) 2010/06/22(Tue) 16時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 16時頃


【人】 薬屋 サイラス

>>238

[へたりと座り込むマーゴをチラと見やり、また目を伏せる。
 城主の声が裡に響く。]

(お前は暫くひとを喰らうな。)

[その制止の命令を心内に繰り返す。
 繰り返し繰り返し、

 だが、それを耐えようとするほどに、眸の紅は増すのだが……。
 それでも、己の首をぐっと己で絞めるように掴み、首を振って……。]

 ――……逃げるんだ。

[そう、告げる。]

(241) 2010/06/22(Tue) 16時頃

【人】 花売り メアリー

─廊下─

はっ……あ…。

[廊下を走り、息が切れます。
どくり、どくりと心臓が脈を打ち熱い血を巡らせるのです。

 ───彼らにはもうない、赤い血を。]


……。

[髪を整え、真紅のドレスへと手をやります。
廊下で身なりを整えて顔をあげますと、ひっつの部屋の扉が開いているのが分かりました。]

(242) 2010/06/22(Tue) 16時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[肌蹴た衣、流れる朱
まるで情事の後のような、気だるい仕草
人の目にはどう映るのか]

 
 勿論――…お前は私の傍に。
 何時でも
 名を呼べば良い。


[直ぐに行くからと安堵させるように笑み
亜麻色の髪が揺れるのを見ながら
その場から掻き消えた]

(243) 2010/06/22(Tue) 16時半頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 16時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

― サイラスの部屋 ―

  …、……――

[逃げろと。
その言葉に、身体がふるりと震え。

ベッドや、壁に取りすがるようにして
ようやく立ち上がる。]

  …、――で、も…

[変貌してしまったそのひとは。
それでも、ひどく苦しそうで。

  でも。それは、自分がいるから、かもしれず。

伸ばしかけた腕を、自分で掴んで、引き寄せた。]

(244) 2010/06/22(Tue) 16時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[俯いて。
唇を噛んで。

ふらりと蹌踉めいて。
扉へと、一歩 一歩 歩き出す。 ]

 ……… …。

[サイラスの横を通るとき。
その変わってしまった瞳を、じっと見つめた。]

(245) 2010/06/22(Tue) 16時半頃

【人】 花売り メアリー


あの…サイラスさま。いらっしゃいまして?

[こんこん。

来訪を知らせるべく、扉の横の壁を叩きます。
あまり良い音は出ませんでしたから、そのまま思い切って声をかけたのですが、]


 ────…?マーゴットさま?

[その場の様子に、ぱちりと瞬きます。

見れば見慣れた薬屋の姿はそこになく、黒い天鵞絨に紫水晶を止めた背の高い男性の姿が、ひとつ。丁度顔は見えなかったのですけれども、彼に対するようにしてベッドの脇に座り込んだマーゴットの姿は、良く廊下からも見えたのでした。]

(246) 2010/06/22(Tue) 16時半頃

【人】 薬屋 サイラス

>>245

[マーゴが伸ばしてきた手を自分で制止するのが見える。それでいい、と思った。
 その貌が怯えに染まるのは、悲しい。なぜかそう思った。
 なれば、消えてほしい。


 それは、反するけど、願いでもあった。


 そのとき、ノック音がして、またそちらに無防備に紅の眸を晒す。
 メアリーの姿を見止めると、また、瞬時見開いて、何か言おうとして、押し黙った。]

(247) 2010/06/22(Tue) 16時半頃

【人】 薬屋 サイラス


 ――……

[そう、きっと、何も言わずとも、彼女らは逃げるだろう。
 そう判断して、視線は薬瓶に戻す。

 中から一つ、薄紫の粉が入ったものを取り出すと……。
 マーゴとメアリーのほうを向いて、しゃがみこむと、それを二人に向かって転がす。]

 ――……薬です。
 朝と眠る前に、一つまみずつ


            飲むといいでしょう。

[姿は見ずに…。]

(248) 2010/06/22(Tue) 16時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― サイラスの部屋 ―

[壁を叩く微かな音と、
自分の名を呼ぶ声に。

はっとして扉の外に視線を移せば、赤い花のような人。]


 …、――! いけません、メアリー様…!

[なぜか。
サイラスの姿を見せたくなくて。
制止の言葉が口をついて出た。]

(249) 2010/06/22(Tue) 16時半頃

【人】 花売り メアリー

………っ!!

[鮮やかな紅玉の瞳を向けられた瞬間。>>247
思わずハッと息を呑み、はしばみ色の瞳が大きく見開かれました。

押し黙るその姿、身に纏う衣服も──何よりも、その気配を変えたサイラスの前に、思わず呆然と立ちつくしたのです。]

な──…。

[ゆるり。視線を巡らせますと、マーゴットの蒼褪めた白い顔が見えていました。]

(250) 2010/06/22(Tue) 17時頃

花売り メアリーは、薬屋 サイラスの転がした薬に「あ…」と声を上げてしゃがみこみ、

2010/06/22(Tue) 17時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―最上階/浴室―
[私室から繋がる浴室で、バスタブの湯に浸かり
影に身を委ねている。
蠢く影は、新たな眷属の様子を伝えてくる。
彼女たちの反応、葛藤
其れでも己に従う彼の揺らぎを感じ、城主は愉しげに哂った]

 
 そう、誰も私には逆らえぬ。
 ……恐怖に怯え、平伏し
 外聞も無く乞うが良い

 醜い欲に塗れた人間の姿は……何より私の愉しみ


[バスルームには暫し水音と、低く甘い溜息が*響く*]

(251) 2010/06/22(Tue) 17時頃

【人】 花売り メアリー

…、サイラスさま。

[手の中に転がり込んできたのは、淡い菫の色の粉薬。
それをそっと握りしめ、そうしてもう一人の娘の顔を見返しました。]


マーゴットさま…、……。

[鋭い制止の前に部屋に足を踏み入れてしまったことが申し訳ないのか、この場に行きあってしまったこと気掛かりなのか、もはや自分でも判然としない心もちで、ただ情けない顔をマーゴットへと向けたのです。]

(252) 2010/06/22(Tue) 17時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、花売り メアリーの反応は間近で見ても愉しい事だろうと一人哂い

2010/06/22(Tue) 17時頃


【人】 記者 イアン

―食事の間→廊下―

[どれだけそこに立ちつくしていた事だろう。
やがで顔を上げると、のろのろと歩き出す]

……ごめん。
ちょっと一人にさせてくれないか。

[少し前に、『一人で居ては危ない』と声をかけたその口で、一人になりたいと言う。
自虐的な笑みしか浮かばない。


廊下の窓。いつまでも変わらぬ黄昏の光の中に映るのは、情けない青年の顔。
あまりにも無力で。そして、言葉だけはいつも傲慢で。

なんだか、とてつもなく嫌になり、屑折れるように窓に背を預けた]

(253) 2010/06/22(Tue) 17時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― サイラスの部屋 ―

 ……メアリー…、さま――

[泣きそうな、眸で。
足をもつれさせながら、戸口に寄る。

メアリーが拾い上げた薬瓶と、
視線を向けようとしないサイラスと。
こちらを見るメアリーの顔と。

交互に見比べてから、よろりとメアリーの方に倒れかかった。]

(254) 2010/06/22(Tue) 17時頃

【人】 奏者 セシル

 ―白薔薇の香る広間―
>>220>>221
[手元に伏せた眼差しが、一度 瞬いて]

 ―――……、

 では、そのように。
 ミルクも、私がお入れ致しましょう。

[感じたのは稚さ、いつの間にか追い越した年輪のせいか。
いや、まだ自分が少年とも少女ともつかなかったようなその頃から、彼女はどこか少女めいていて。
――そんな幻想が、彼女の言葉に潜む望みを見失わせる。]


 折角、今宵のお召しものは、よくお似合いですのに。
 そのようにお顔が曇られていては――。

 案じるは、当然のことでございましょう。

[当然という言葉の示すは、その立場であったのかは知れず。ただ、少しでも彼女の心を慰めたいとの献身は、如何程の効果があろうか。ミルクの混ざる紅茶からはその本質たる香気は失せて、けれど口当たりだけはまろやかで優しい]

(255) 2010/06/22(Tue) 17時頃

【人】 奏者 セシル

>>226>>229
[ その呼びかけの声に主が気配を知れば
、即座に立ち上がり深く頭をたれる。

主が言葉の示す意味は、深くは知れず
――ただその姿の壮絶なまでの艶やかさに、
皮膚がざわつくような感覚を覚えるだけ。]

 ――……逃れる。

[そんな言葉を言ったのはもう遠い昔、
胸ポケットに収まるものを思い出す。

あれは、何故「戻って」来てしまったのか
――…己の為になどと、そんな幻想はない、けれど]

(256) 2010/06/22(Tue) 17時頃

記者 イアンは、花売り メアリーは無事だろうかと、ふと思った。**

2010/06/22(Tue) 17時頃


【人】 奏者 セシル

>>234
[言葉に思考が引き戻される。
主の思考が己と同じく、過去を彷徨っていたことは知らない]

 ――行ってらっしゃいませ、旦那様。

 お嬢様の護衛、でございますか、
  畏まりました、ご命令とあらば――。

[久しく刃など手にしていない、用意があるはミセリコルディア程度。
死に切れぬ状態のまま「処分」を求められた客人に慈悲をもたらす留めの短剣]


 ――お嬢様、少し用意を整えてまいります。
  なにかありましたら、すぐにおよび下さいね。


[白薔薇は城主が命に従うべく、その場を辞す]

(257) 2010/06/22(Tue) 17時頃

【人】 水商売 ローズマリー

[ゆるゆると顔を上げた。
妹の目にさえ今の兄の姿は婀娜なるものを感じさせる。
トクリと跳ねる鼓動。
けれど甘やかすような兄のその調べに満ちるのは安堵]


――…はい、お兄様。


[人ならざる者となり
記憶も失った女には他に身を寄せる場所など無く。
同胞である兄の傍以外に自分の場所は無いのだと思い
彼に対してのみ己が居場所を求める]

(258) 2010/06/22(Tue) 17時頃

奏者 セシルは、ランタン職人 ヴェスパタインの言葉に想いを馳せる――**

2010/06/22(Tue) 17時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 17時頃


【人】 花売り メアリー

─サイラスの部屋─

あ…っ…

[ふわり。と、華奢な身体が揺らぎます。>>254
それへと両手を差し伸べ、とん。と、共に縺れるように壁へと背をつきました。

縋るように倒れ掛かった彼女の、肩口に感じるのは僅かな震え。
泣き崩れるのを堪えているのだろうかと思われるのは、先に兄を失った自らにその姿を重ねる所為。]


 …大丈夫。だいじょうぶ、ですわ…。

[ひどく空虚な慰めの言葉を呟き、その身体を抱きしめます。

……いいえ。
支えを、温もりを必要としたのは、自分自身であったのかも知れません。]

(259) 2010/06/22(Tue) 17時頃

【人】 花売り メアリー

……、サイラスさま。

[無言のうちに、退室を促す黒い背中。
けれども、その姿がひどくもの寂しげに見えましたので──

片手に薬を握りこみ、震える声で問い掛けたのです。]


 あなたは、……。


[口にしかけたのは残酷な問い。
その問いの向こうにある現実の冷たさに口を噤み、逡巡するように沈黙が落ちます。]

(260) 2010/06/22(Tue) 17時頃

【人】 水商売 ローズマリー

[城主の気配が霧に紛れ遠ざかる。
セシルへと向き直れば城主の命を受け辞すところ。
何の用意なのかと問う事はせず]

――…ええ。
何かあったら貴方を呼ぶわ。

……いってらっしゃい。

[見送る言葉のみを向ける。
執事たる男の姿が見えなくなれば
白く濁る紅茶へと視線を落した]

嗚呼、似合うと言って貰えたのに
ありがとうも言えなかったわ。

[仮令お世辞であったとしても
立場からの言葉であったとしても嬉しかったのに。
そっと口に含んだ紅茶は優しく甘く――
淹れてくれたその人を想わせる**]

(261) 2010/06/22(Tue) 17時頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 17時半頃


【人】 薬屋 サイラス

 出て行ってくれ……。

[マーゴがメアリーに抱きとめられるのが視界の隅に見える。
 薬も、メアリーの手にある、

 それを見止めると、

>>260
 何か言いかけたメアリーの言葉の続きをさえぎるように、そう重く言い放った。]

(262) 2010/06/22(Tue) 17時半頃

薬屋 サイラスは、マーゴとメアリーに背中を向ける。**

2010/06/22(Tue) 17時半頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 17時半頃


【人】 花売り メアリー


─────…。


[拒絶の言葉に、その先が続けられることはありませんでした。
きゅ。と握った掌の中、渡された薬だけがひやりとその存在を伝えるのです。]


 …、…わたくしは「諦めません」わ。



   マリーねえさまも…あなたも。
 

(263) 2010/06/22(Tue) 17時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

 ――ごめん…なさ、ぃ……。

[囁くほどの声で。謝罪の言葉を紡ぎ。
メアリーの肩に縋って、嗚咽を、こらえる。]


 わたくし…わたくし、どう…したら、いいのか――

[身体を抱くメアリーの手は温かく。
それが安堵と、裏腹の嘆きを、共にもたらす。]

(264) 2010/06/22(Tue) 17時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ひくり、と。サイラスの言葉を背中で受け止めて。
身体を震わせる。

その言葉は、なにか、
大切な物を断ち切ってしまうように聞こえて――


 ……おそるおそる振り返った後。


    ぎゅっと瞼を閉じて、顔を背けた。]

(265) 2010/06/22(Tue) 17時半頃

【人】 花売り メアリー

…、…マーゴットさま…。

[涙声にくぐもる彼女の声を聞き、一度瞳を僅かに伏せます。
小刻みに感じる震えは、彼女のもの、そうして「あの時」の自らのもの──

今は震えを押さえ、蒼褪めた顔を上げて変わり果てた青年の姿を、強いて目を逸らさずに見つめ続けておりました。]


 ……、行きましょう?

[問いに返す答えはなく、ただ静かな声で促したのです。]

(266) 2010/06/22(Tue) 17時半頃

【人】 花売り メアリー

お薬──…




   …ありがとうございます。


[ただ、それだけを薬屋の青年の背へと投げかけました。]

(267) 2010/06/22(Tue) 17時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ


 …――。

[こくり、と。メアリーに頷いて。
口元を片手で覆って、歩き出す。

廊下に出てしまえば
こらえかねたように、再び、へたりと床にしゃがみ込んだ。]

(268) 2010/06/22(Tue) 18時頃

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