人狼議事


17 吸血鬼の城

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【人】 執事見習い ロビン

−執事控室−

[霧となった主人を礼で見送ると、「黒薔薇」もまた「食事の間」から退出した。その場に客がいても、自分はもてなすどころか神経を逆なでする可能性すらあったからだ。]

[執事の控室に戻り、影が持ってきたダガーをじっくりと査定した。]

アンティークとしては価値がありそうだが、研がねばそれだけ……といったところか。

……成る程、この城はひどく瀟洒なつくりをしている。

[影に砥石を運ばせ、刃渡り30cmはあろうかという2本のダガーを丁寧に研ぎ始める。ほどなくして、年代物の美しいダガー達は、充分な殺傷能力を持った「兵器」へと変身した。]

相手の中には、長物を使う者も居る。間合いとしても、制する武器としても、これだけでは不十分だ。かといって、銃は使えない。

さて……どうしたものかな。

[再び腰にダガーを装備すると、「黒薔薇」は武器を探すために部屋を出て行った**]

(219) 2010/06/22(Tue) 13時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 14時頃


【人】 水商売 ローズマリー

[白薔薇の芳香に加え広間には紅茶の香りが漂う。
花にも似た甘い香りは好ましいもの。
茶器の縁に浮かび上がるゴールデンリングが
微かな振動に揺らいでみえる。
和らいだセシルの眼差しに僅かに過ぎるは安堵]


――…セシルと同じが良いの。


[そのままで、と紡ぐ執事に緩く首を振り]


ミルクはどれくらい入れれば美味しいの?


[訊ねて彼と同じ飲み方を希望する。
同じものを口にしても同じ事を感じられるとは限らない。
彼と自分の違いを感じながらも同じを望んで――]

(220) 2010/06/22(Tue) 14時頃

【人】 水商売 ローズマリー

[天国の青を見詰めながら想うのは

そのままであって欲しいという願いと
自分と同じであって欲しいという希求。

相反する心に気付き視線を落した]


嗚呼……、
貴方には情けない所ばかりみせているわね。
案じて呉れてありがとう。
――…少し、苦しかっただけなの。


[何がとは言わず、
視線を戻した先にある彼の笑みに瞬き一つ。
女はこの人の微笑みが好きだった。
失いたくないのだと自覚すればまたツキリと胸が痛む]

(221) 2010/06/22(Tue) 14時半頃

水商売 ローズマリーは、墓荒らし へクターに話の続きを促した。

2010/06/22(Tue) 14時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[城主は広間の片隅に佇んでいる。
気配を薄く、霧に混ぜて]


 難儀な。


[思いはすれど、想いは無い
彼等と同じ言葉を口にしたところで
心は常に冷えたまま]

(222) 2010/06/22(Tue) 14時半頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 14時半頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 14時半頃


長老の孫 マーゴは、薬屋 サイラスを、ふうわりと見上げた。

2010/06/22(Tue) 14時半頃


愛しいお兄様……。


[城主の聲に返すのは何時もと同じ言葉。
蒼空と紡がれれば思考は其方に向かう]


留めておきたい。けれど彼は逃げなかった。


[これからも逃げずにいてくれるだろうかという期待と
離れていってしまうかもしれないという不安が交錯する]


………これが、執着?


[全ては執着ゆえのことだろうか。
兄が言うならそうなのかもしれない。
女から反論の聲はあがらなかった]


 
 
 
[不意に滲む気配に女の睫毛が微かに震えた]
 
 
 


【人】 薬屋 サイラス

>>203
[促せば素直に部屋に入り、その中央で立ち止まり振り返る娘。
 ことりと頭を下げるその姿は、形良く生けた花のように美しく可憐だった。

 毒華でもあるというのに…。]
>>205
 ――…ああ、帽子をお忘れでしたか、気づかず申し訳ない。

[黒いシャツの腕のカフスを外し、袖を捲る。
 テーブルに薬瓶を並べる手つきはそれまでと変わらない。

 だけど、沈んだ気持ちになるのは、自分でも気づかないうちに絶望という病に罹ってしまっているのだと、
 まだ、気づけない。
 彼は自分は強いつもりでもいたから。]

(223) 2010/06/22(Tue) 15時頃

【人】 薬屋 サイラス

 ――…でも、貴女は貌を隠す必要はない   かと。
 とても可愛らしくあらせますし……。

[父に怒られる、にそのように答え、続くはしゃいだ声も頷いて聴いている。
 大きな声で歌ってしまった…と聴いたときは、

 ぼんやりと、空(くう)を見た。

 確か、あの時、唄が聴こえていたのに、聴こえなくなって…。]


   
    

(224) 2010/06/22(Tue) 15時頃

【人】 薬屋 サイラス

 ガチャン

[そして、唐突に薬瓶を一つ取り落とす。]

 ――……あ、

[ローズに噛まれたこと、鮮明に思い出せば、苦しげに息を吐き、
 眸はずんずんと澱む。

 眼は閉じ、目頭を押さえた。]

 す、すみません。ちょっと疲れて……。

[頭に城主の声がフラッシュバックする。
 マーゴとメアリー、彼女らに自分が魔になったことを見せよと。
 そんな命。]

(225) 2010/06/22(Tue) 15時頃

【人】 水商売 ローズマリー

[霧に混ざる気配はいくら薄かろうと間違うはずのない。
女に計り知れぬ影響を与え
この城で誰よりも圧倒的な力を持つ者。
その気配を察し、女の睫毛が微かに震える。

ゆるく視線をめぐらせれば
広間の片隅に佇む兄の姿が翡翠に映りこむ]


お兄様……?


[呼び掛ける声は何処か不思議そうな音色]

(226) 2010/06/22(Tue) 15時頃

[新たな眷属の立てた音が鼓膜を震わす。
す、と細まる眸は僅かに愉しげな色を湛え]


――…サイラス。
お兄様の命をしかと成し遂げて

お兄様が喜んで下さるように――…


[囀る聲には常と同じ甘い響き]


【人】 長老の孫 マーゴ

― サイラスの部屋 ―

そんな――… わたくしにはもったいないお言葉です。

[可愛い、なんて言葉を初めて言われて。
ほんのりと頬を染める。
今まで、ほとんど人前に出た事のない身は、
そんな称賛とは無縁だった。

そのとき、耳に甲高い音が聞こえ。
薬瓶が床に砕けるのを見る。]

 あっ……!

  ―― 大丈夫ですか? お怪我は……?

[慌てて立ち上がり、手巾を取り出しながら
 サイラスの手に触れようと、指を伸ばす。]

(227) 2010/06/22(Tue) 15時頃

[迷いを許さないといったローズマリーの声が






                   嬉しげに響く。]






              ――……はい


[小さく答える。]


【人】 薬屋 サイラス

>>227

[手に触れてくるマーゴの指にピクリと身体は震えた。]

 ――…いえ、大丈夫です




                  から。

[だけど、その開いた眸の色は、紅へと変化している。]

 ――……くッ

[同時に凄まじい渇きが身体の奥から涌き出て……。
 自分でも自分が信じられないといった表情を見せてから、貌を伏せた。]

(228) 2010/06/22(Tue) 15時半頃

 そう、其れは執着。


[想いの無い吸血鬼には
彼女の心情は真に理解出来るものでなく]


 愛しいだろう
 傍に置きたいのだろう


 お前達の望むままに――愉しむといい


 ――さあ
 本性を隠す必要は無い
 曝け出し、欲望のままに踊れ。
 
 
 嗚呼
 けれど、サイラス
 お前は暫くひとを喰らうな。

 あれの血を、蒼天を一時でも味わったのだからな


[新たに迎え入れた眷属の小さな返事]


――…そう。
いいこね、サイラス。


[愉悦の滲む聲には
くすくすと愉しげな音が混じった]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 私のローズ


[呼びかけに、薄く笑みを浮かべて名を紡ぐ。
食事の後の、乱れた衣服は其のままに
姿を現し深紅の瞳で同胞を、従者を見遣り]


 ……逸脱したと感じれば、私が直接手を下すだけ。


[>>218一礼した黒薔薇に向けた言葉をまた
彼等にも向ける]


 望むままに生きるが良い、私の薔薇達。
 どの道、誰も私の元からは逃れられぬ。

(229) 2010/06/22(Tue) 15時半頃

[心酔する城主の言葉に異論を唱えることはない。
生ずる感情の名さえ女には思い出せていないのだから]


愛しい……


[兄の言葉を繰り返せばまたツキンと痛みがはしる]


――…嗚呼。


[切ない吐息を聲にのせ女は心を揺らす]


【人】 長老の孫 マーゴ

― サイラスの部屋 ―

 ―――…、…!

[ つ、と。
 触れた手は、常よりも冷たく。
 思わず貌を見上げて。
  紅に染まった 瞳を、見て。 

     叫び声の形に、口が、大きく 開かれた ]


  ―――― ぁ…、……ぁぁ…


[しかし結局、喉の奥から零れたのは、掠れた声だけで。
 サイラスを見つめたまま、ふらり、蹌踉めいて。
 一歩 あとじさる。]

(230) 2010/06/22(Tue) 15時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[――私の、と。
城主にそう呼ばれる事は女にとって当然の事。
サイモンに呼ばれた時とは違い取り乱す事などない]


お兄様……?


[逸脱とは何をさしているのだろう。
女は不思議そうに首を傾げ薄い笑みを刷く兄を見詰める。
薔薇達、と兄は言う。
其れは私を含めての事だろう]


私は――…
お兄様から逃れようなんて思わないのに。

(231) 2010/06/22(Tue) 15時半頃

[渇きに、また苦しそうな息遣いになった。]



             ――……ッ


[しかし、城主の、食らうな、の命に唇は震える。
 そして、震えてなお、小さく小さく、やはり、はい、と返事をした。]


【人】 花売り メアリー

─廊下─

もう…、これ以上は。

[血腥い食事の間に背を向け、ドナルドと別れて薔薇の仄かに香る廊下を歩きます。
食事の間、そこで起きたことの──犠牲になった者の気にならぬわけではなく、ただその惨劇はまだあまりに生々しいものでありました。]

(232) 2010/06/22(Tue) 16時頃

【人】 花売り メアリー


無事で…いてください。

[いつかの言葉。>>2:120
呟いた言葉は、記者へと向けた遠い返答。

そうして、もう一人。
同じような言葉をくれた人がありました。]


 ───あなたも。

[捜し求めたのは、静かな気遣いをくれた薬屋の姿。>>2:223

(233) 2010/06/22(Tue) 16時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ……私のローズ、それでもお前は――
 

[逃れる気は無いと言うその口が
ひとであった頃城主に何を言ったのか
思い出す事を止め、緩く首を振った]


 湯浴みを
 着替えてくる。
 流石に……食事の後の姿では
 客人に失礼だろうからな。

 白薔薇、黒には客人の監視を任せている。
 お前には其れと合わせてローズの護衛を。
 万が一があれば、解っていような……?


[手放す気は無いのだ。
館に漸く咲いた薔薇]

(234) 2010/06/22(Tue) 16時頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 16時頃


【人】 薬屋 サイラス

>>230

[マーゴと瞬時目があった。
 それから、彼女の口がぽかりと開いて、

 その貌たるや、驚愕の形に……自分が以前の自分でないことを知られたこと、理解する。]

 ――……マーゴ……。

[それでも、思わず呼びかけた言葉は、想像以上に弱弱しく、己にも聞こえた。]

 ――……ッ

[後ずさる姿に、眉を寄せ、己の喉に片手を当てる。もう片手はテーブルを押す。]

 ――……自分は、もう……

[その紡いだ言葉、先は言わずとも伝わるだろうと思った。]

(235) 2010/06/22(Tue) 16時頃

花売り メアリーは、長老の孫 マーゴの声は未だ聞こえず。

2010/06/22(Tue) 16時頃


花売り メアリーは、水商売 ローズマリーの面影を脳裏に描いて、ふ…と、目を伏せました。

2010/06/22(Tue) 16時頃


【人】 花売り メアリー

─廊下─

……っ…、あれは。

[咄嗟に、廊下の角に身を滑らせます。
物陰からそうっと見遣った先に見えたのは、酷く物騒なその姿。>>216

何をするつもりなの…?

[口元に手を当て、呟きます。
彼が向かう先──あちらは、客室の並ぶ方ではないでしょうか。]

(236) 2010/06/22(Tue) 16時頃

【人】 花売り メアリー


 …、まさか。

[絶望に囚われた人間の行く先を、誰が知り得ましょう。
けれども行いの想像するには易く、慌てたように廊下の一角で真紅のスカートが翻ります。]


  殺し合いなんて…っ。

[想像は足を速めさせます。回り込んで、先へ。
やがて客室の見えて来たとき、先程の男性の姿はまだ見えていないようでありました。]

(237) 2010/06/22(Tue) 16時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― サイラスの部屋 ―

 ……… ――…ん、な ―― !

[喉が、乾いて。
言葉が、うまく出ない。]

  な……ぜ …――

[へたりと、膝が崩れて。
ベッドの脇に座り込んで、サイラスを見上げる。
見開いた眸に浮かぶのは。


     ――強い混乱と、 恐怖  ]

 

(238) 2010/06/22(Tue) 16時頃

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