人狼議事


17 吸血鬼の城

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【人】 薬屋 サイラス

―サイラスの部屋―

[戻るのは、自分の部屋。
 ヘクターの遺体は片付けられていた。

 寄り添う影が服の乱れを直そうとやってくる。
 それを制止して、

 白薔薇の芳香を漂わせたまま、薬鞄を開ける。]

 ああ……

[ふと、見ると、ヘクターのものか、スキットルが転がっていて…手にとった。
 そして、躊躇せず、中身を飲み干していく…。]

 ――……渇く……。

[薔薇の匂いと、アルコールの匂いが混じり、
 血の残り香もそれに立ち込めるか。]

(229) 2010/06/23(Wed) 18時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 18時半頃


【赤】 薬屋 サイラス

[城主の声が聞こえる。


      毒華も、城主やローズには効かぬだろうと。]

(*53) 2010/06/23(Wed) 19時頃

【人】 薬屋 サイラス

―サイラスの部屋―

[そして、部屋で、一人、薬鞄をあさりながら…。
 吸血鬼たちの囁きも聴く。


 その内容に眉を寄せた。]

 マーゴ……。

[彼女は、毒となったのに自分は関係ない、と言った。
 だけど、そんなわけはなかった。

 人であっても、人であらずとも、
 彼女のことをそのままに、するわけには、


                いかなかった。]

(233) 2010/06/23(Wed) 19時頃

【人】 薬屋 サイラス

[そして、薬をそこで調合しはじめる。
 自分でなした毒素沈着を解く薬を……。


 そう、彼女がここから出れるのであれば、
 その先、長い人生が送れるように………。]

 ――……

[そうすれば、彼女にだけは、
 吸血鬼ではなく、



            薬師のままで、いられる。
 そんな、淡い、

              淡い想い。]

(235) 2010/06/23(Wed) 19時頃

【人】 薬屋 サイラス

[そして、閉じこもってからいくらか時間がたったあと、
 また新たに調合した薬瓶を持って、部屋から出る。
 その姿は、乱れたもののままだった。

 鎖骨の下につけられた慈悲の刻印も、>>234 本人には見えぬもの。

 ただ、視線は、葬列の乙女。マーゴの姿を探し始める。]

(237) 2010/06/23(Wed) 19時頃

【人】 薬屋 サイラス

―客室廊下―

[そして、葬列の乙女の姿を探す男の姿を見るものもいただろう。
 話しかけてくるものがいれば、マーゴの所在を聞いて…。]

 ああ、そうか。

[それから、一旦冷静に考えて、影の存在にその所在を案内してもらうことになる。]

 ――…上へ?
 最上階?

[それは、城主の部屋……。]

 くっ……。

[それは駄目だとばかりに、階段に足をかける。]

(242) 2010/06/23(Wed) 20時半頃

【赤】 薬屋 サイラス

[毒は、城主には、おそらく効かない。
 なれば、もし、その身を捧げたとしても、


 彼女の人生には何の意味も残らなくなる。


 それは、させたくなかった。]

(*54) 2010/06/23(Wed) 20時半頃

【赤】 薬屋 サイラス

 葬列の乙女が来ても、


          食らわないでくれませんか。


[そして、そう城主に願いの言葉をかけてみる。
 無駄なことだとはわかっていても…。]

(*55) 2010/06/23(Wed) 20時半頃

【赤】 薬屋 サイラス

>>*58

 ――……ッ

[ローズマリーの言葉に、まともに動揺をみせる。
 欲しいのか、哀れんでいるのか。


 ああ、こんな自分であるのに、
 それは二つとも、思える感情で……。]

 ――……ッ

[ただ、苦しげに息をつく音。]

(*60) 2010/06/23(Wed) 21時頃

【赤】 薬屋 サイラス

>>*59

[処分、の言葉には目を見開いて…。
 唇を噛み締める。]

(*61) 2010/06/23(Wed) 21時頃

【人】 薬屋 サイラス

[途中、吸血鬼の囁きに、唇を噛み締める。]

 ああ、いいえ、そんな……。

[階段を上る足が止まり、俯き、呻く。]

(248) 2010/06/23(Wed) 21時頃

【赤】 薬屋 サイラス

[城主のかける言葉に、
 動揺だけをみせるも、

 しばらくは、沈黙をしていたが…。]

 なれば、私が…。




           ですので、
 手を出さないで、いただけます   か?

[願いを…。]

(*66) 2010/06/23(Wed) 21時頃

【赤】 薬屋 サイラス

 承知……。

[城主の言葉に答えながらも、
 笑う、白薔薇も気にする。


 ともかく、でも、そんな場合ではないのだと…。]

(*69) 2010/06/23(Wed) 21時頃

【人】 薬屋 サイラス

―最上階へ―

[だが、また足を動かし始める。
 それは最上階まで止めることはないだろう。]


[そして、最上階、そこに城主がいないことも知っている。これから現れるかどうか――?


 ともかく、その白いヴェールをつけた娘を見れば、名を呼ぼうとする…が。]



[そこについても尚匂うのは、白薔薇。
 それは、娘の胸からか、それとも、己からか、それとも?*]

(253) 2010/06/23(Wed) 21時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 21時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 21時半頃


【人】 薬屋 サイラス

―最上階―

[マーゴの寄ろうとしたとき、
 奥の窓より白薔薇が現われる。>>267]

 ――……セシル……

[獲物と、彼はマーゴに告げる。
 それにはまた唇を噛んだ。]

(270) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【人】 薬屋 サイラス

>>268

[こっちを見る視線が、どのようなものだろう。
 ただ、セシルの言葉を否定することはできない。

 でも……]

 ――…マーゴ、
 君は毒をもつべき人じゃない。

 だから、ここからは出るんだ。

[彼女の目的は果たすことができないのだと…伝えたく……。]

(274) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【人】 薬屋 サイラス

>>276

 ――……セシル?!

[彼がマーゴに寄ろうとすれば、その先を塞ぐように出る。]

(279) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【赤】 薬屋 サイラス

 ――……ここは、下がってもらおう。

[白薔薇が拗ねた声を出すのとは対照的に、
 暗い声を出して……。



 そう、彼らにとっては、なんでもない、余興の一つ、きっと自分のことも滑稽にみえているのだと、わかっていても。]

(*76) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【人】 薬屋 サイラス

>>282

[セシルが動く様子がないのを見て、
 方法が一つしかないのを知る。]

 ――……マーゴ……。
 君の存在意義は、      ある。
 吸血鬼を葬ること、それが勤め、なのだろう?

[そして、マーゴに振り返り、歩み寄った。]

(285) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【赤】 薬屋 サイラス

 いや、
 彼女を、


 いや、獲物を、


 捕らえれば、いいの  だろう?

[白薔薇の言葉にそう返しながら…。]

(*80) 2010/06/23(Wed) 22時頃

薬屋 サイラスは、長老の孫 マーゴの華奢な身体を捕らえようと手を伸ばす。

2010/06/23(Wed) 22時頃


【人】 薬屋 サイラス

>>287

[ナイフを握りしめた娘にそのまま、近寄って、
 ナイフは取り上げることなく、その両肩を掴もうとする。]

 マーゴ……君の毒が吸血鬼にきくのかどうか…。
 自分もわからない。
 だけど、

 私も、吸血鬼、なんだ。


           わかるね?

[その眸が紅に変わっていくのが見えるだろう。]

(289) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【人】 薬屋 サイラス

>>292

[ナイフの切っ先を自らに向けるマーゴの手を即座に掴む。]

 駄目だ。
 貴女は、死んではいけない。
 マーゴ……

[そして、先ほど用意していた薬瓶を取り出し、それを差し出す。]

 これを…

(296) 2010/06/23(Wed) 22時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 あと、言いたいことがあるんだ。



 マーゴ……君のことを

[その眸を見つめて……それだけいうと、マーゴを抱きしめる。それは、強い、吸血鬼である力も借りて…。]

 だから、君を、
 自分は…………

[食らいたい……そう告げるのは紅の眸]

(302) 2010/06/23(Wed) 22時半頃

【人】 薬屋 サイラス

>>300

 これを飲めば、毎日……飲めば、
 君の身体の毒は、かなり薄くなる、はずだ。

[抱きしめたまま、その耳に囁く。]

 そしたら、もっと君は、笑ったり歌ったりできるから……。

[そして、唇はその首筋に…。]

(303) 2010/06/23(Wed) 22時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[そして、つぷりと、マーゴの首筋に牙をたてる。
 流れてくる血液は、あたたかく、でも、確かにそれは、死の味をもっていた。

 だが、構わず、死を呼ぶそれを啜って飲み込んでいく……。]

(312) 2010/06/23(Wed) 23時頃

【人】 薬屋 サイラス

[そして、唇を離して、マーゴの貌を覗き込むと、]



   これで、貴女は、
   私の………………



[そして、微笑んだ、と同時に、
 その毒素が、全身に回り始めたのを感じ、

 言葉は唐突に途切れ……。]

(314) 2010/06/23(Wed) 23時頃

薬屋 サイラスは、本当に、呆気なく、その場に沈んでいく。

2010/06/23(Wed) 23時頃


【赤】 薬屋 サイラス

 ――………あ




[最後は、本当に呆気ない、呻きが一つ……。]

(*89) 2010/06/23(Wed) 23時頃

【人】 薬屋 サイラス






[その身体からは白薔薇が香ってはいるだろう。]





      

(329) 2010/06/23(Wed) 23時頃

【赤】 薬屋 サイラス




 白薔薇に求めたのは、何だったのか。


 白薔薇をそれでも、護ったのはきっと…


    

(*92) 2010/06/23(Wed) 23時頃

【人】 薬屋 サイラス




 それは紅く、染まるけれど。



  

(332) 2010/06/23(Wed) 23時頃

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