人狼議事


17 吸血鬼の城

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視点:


【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

薬屋 サイラス! 今日がお前の命日だ!

2010/06/21(Mon) 23時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 23時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―食事の間―

[引き寄せた詩人の腕から滲む鮮血。
薄い笑みを浮かべた詩人へ、残酷な一言を向け]


 朝露などと可憐なものか。

 ……お前の血は吸い尽くされ
 干からびた身体はうち捨てられるのだから。


[首筋へと顔を埋める。
流れる銀糸が一瞬彼の視界を埋め尽くした]

(0) 2010/06/21(Mon) 23時頃

【独】 ランタン職人 ヴェスパタイン

/*
一瞬何の事かと。
ヘクターヘクター吊られてしまうのか
残念すぎるよ。
セシルはそうか狼になるのか。

襲撃は私で無いほうが良いだろうな。
サイラスかローズか。

(-6) 2010/06/21(Mon) 23時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 23時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―食事の間―
[甘いにおいは、部屋に飾られた薔薇のものか
其れとも毀れたワインが香るのか。
まだ血の通う首筋に、冷たい唇が触れる。
音を立てた口付け
戯れに与えた其れは、可笑しなほど耳に届いた]


 ……ン……っ


[ぷつ、と皮膚を牙が突き抜ける音
じわりと広がる血の味は、ローズマリーと交わしたものより幾らか濃く苦い]

 
 嗚呼……ロビン


[遣いを寄越して間も無く。やってきた従者>>4に熱を帯びた声をかける。まるで彼に施しを与えているかのような呼びかけは、戯れ半分]

(7) 2010/06/21(Mon) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[戸を開けたままの従者に咎める声はかけない。
彼に覗かせる心算で呼んだのだから]

 
 幾ら口で拒んでも――…ふふ
 もう力が抜けてしまったのか?


[吸い尽くすまでには未だ時間がかかる。
食事を愉しむ城主はことさら、獲物をいたぶりながら喰らうのだ。
力の抜けた詩人の身体を担ぎ、食事のテーブルへと押し付ける。
被さるように、再び首筋に顔を埋めながら耳元で囁いた]


 そら……心地良いと、素直に認めてしまえばいいのだ
 お前が今まで経験してきたものと、どちらが良い?

(15) 2010/06/21(Mon) 23時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[何年ぶりだろう、
聲が増えた]

 
 目覚めた……か


[離れた場所の同胞に、
満足そうな声音を向ける]

(*3) 2010/06/21(Mon) 23時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 23時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[城主は詩人に問い掛けながらも、答えを求める風ではない。
傍らにある血臭と、>>19開けた扉の傍から流れてくる僅かなにおいと。人間の苦悩と葛藤を間近に感じ、胸が満たされていく]


 人間ながら、よく出来た従者だ……そう思うだろう。


[詩人の瞳の力が弱まっていくのを酷く満足げに見つめ
渇きを満たす為に、再び彼の首筋へ牙を立てた。
カチカチと、規則正しい音は時計の秒針
段々と音を失う詩人の身体が完全に止まったのは、
数えて幾つめだったか、直ぐに忘れてしまった]


 牙を立てた首筋から血が抜かれる感覚。
 人の身では味わえぬ愉悦
 其れを持ってしても、快楽に落ちなかったと言えるのか?


[唯一その問い掛けに答えることの出来る彼の唇からは、最早なんの詩も生まれては来ない*]

(28) 2010/06/22(Tue) 00時頃

【独】 ランタン職人 ヴェスパタイン

/*
もうだめだなんだこのこ

ロビンをぎゅーしてめちゃくちゃに愛でたいです。
なんでこの子の血吸っちゃいけないの神様ー!!!

(-19) 2010/06/22(Tue) 00時頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 く……くく


[加減もせずに力を注いだのだろう。
吸血の本能に襲われているらしい薬屋の聲
城主は事も無げに言ってみせる]


 渇くなら、満たせばいい。
 血が
 欲しいのだろう?


[一時ならワインで誤魔化す事も出来るだろうが
其れを教える心算は、己には無い]


 この城に招いた人間はまだ幾らも居る。
 其処の従者は、お前の従者でもあるのだ
 好きに使うが良い。

(*5) 2010/06/22(Tue) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―食事の間―
[物言わぬ屍となった詩人の身体をテーブルに置いたまま
城主は戸口を振り返った。
詩人を取り押さえた時に乱れたローブは、前が肌蹴け
毀れた血が象牙色の肌を彩っている]


 ……ふ、ふふ


[上機嫌な笑みを浮かべ
職務に忠実な従者を眺める。
食事の後の血臭を嗅ぎながら、舌なめずりをする城主は
益々妖しさを増して、ただそれだけの仕草すら淫らに見えた]


 黒薔薇……お前は、

 ひとにしておくには、惜しいが
 簡単に堕としてしまうのも、惜しいな。

(39) 2010/06/22(Tue) 00時頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 サイラス。


[人であるときの名を呼び、男を止める]


 ……血の吸い方は、知っているか?
 間違えるな
 あれは、未だ殺してはならん。

(*9) 2010/06/22(Tue) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 そうだ――…その輪を嵌めたときより
 お前の全てはわたしのもの


[銀の輪がたてる音は、城主の耳にまで届く。
艶めいた笑みを浮かべたまま、横たえた詩人の身体を傍に
此方へと向かう気配を捉えた]


 間も無く客人がやってくる。
 ……退屈しているのだろう、彼らの相手を頼むぞ。

(51) 2010/06/22(Tue) 00時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 そう、殺すな。
 ……アレの血を吸っても構わぬが
 殺してはならぬ。


[幾度となく我等に血を捧げてきた
白薔薇ならば構わないと城主は告げ
けれど、殺すまでは吸うなと念を押した]


 ――…私のローズ
 お前が嫌だと言うならば
 私は其れを止める事もする。

 お前の望みは、何処にある?

(*11) 2010/06/22(Tue) 00時半頃

【独】 ランタン職人 ヴェスパタイン

/*
ああなるほど理解。
ヘクター←サイラス
セシル←ローズ

これが一番みなの希望汲んでる?

(-32) 2010/06/22(Tue) 00時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 私のローズ……お前は何も我慢する必要は無い。
 お前の望むままに
 あれはお前が作った眷族だろう?


[彼女の心の内を知ってか知らずか。
心もとない聲へ、城主は優しく語り掛ける。
まるでひとの兄妹を錯覚させるような]

(*13) 2010/06/22(Tue) 00時半頃

【独】 ランタン職人 ヴェスパタイン

/*
ところで
デフォルト襲撃はロビンでした。
襲撃したいです
襲撃じゃなくても吊りでもいいんです
ロビンもぐもぐしたい
ロビンはむはむしたい

(-33) 2010/06/22(Tue) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―食事の間―
[屍骸となった詩人の衣服に手をかける。
毀れた血は其処にも滲んでいた]


 ……心無き骸ならば
 辱めようと、構うまい?


[ひとりごちる。
扉の向こう側では、記者と従者の会話がある。
人は益々増えるだろう
其の前にこれを片付けねばと思えども
思う様に血を啜った直後とあれば、今だ治まりきらぬ熱が
体中を渦巻いている]

(70) 2010/06/22(Tue) 01時頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 私のローズ
 お前が此処以外に何処へ行くのだ?


[可笑しな事を言う
そんな風に笑い]


 ……お前は、わたしのもの。
 そうだろう?

(*16) 2010/06/22(Tue) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ぷつ、と衣服を留める釦を外し
詩人の首にかかる懐中時計をつまはじく]


 ……時を止めた主と共に 朽ちるが良い


[己の牙で指先を食む。
鮮血がぽたりと銀に落ちると
其処からじわじわと錆色が広がっていった]


 ――…外が、騒々しいな。
 興が削がれてしまったではないか。


[けれど溜息は熱い。
食事の間からは抑えきれぬ血のにおいが広がっている]

(83) 2010/06/22(Tue) 01時頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 そうだ、
 お前は私のもの。
 そして
 新たに生み出した眷属は、おまえのもの。


[力関係を改めて教え込むような淀みない聲
熱を帯びているのは、食事の後ならば致し方ないもの]


 憂いを帯びた貌も美しいが
 ……お前にそのような揺らぎを与えるものは
 相応の罰が必要だ。

 どうしたい、私のローズ
 お前の望みを言ってみろ。

(*18) 2010/06/22(Tue) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ぴちゃ、と指を舐るおと。
片手が血の抜けた肉をなぞっている。
屍骸を辱める筈が、其の先へ続ける気は萎んでいった]


 ……所詮、抗えぬものだ。
 素直に身を任せれば、もっと――…楽に逝けたものを。


[満ち足りた後に襲う空虚感。
今宵は一段と強い。
ロビンが此方へ目を配る仕草に気付き、城主はひとつ頷いた。
通しても構わないと許可の合図]

(99) 2010/06/22(Tue) 01時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 お前は、わたしのもの。
 お前の物は、わたしのもの。
 

[くすくすと、吐息交じりの笑み。
虚しさが混じるのに気付かれても、答えはしない]


 私の悦びか、そうだな
 ――…其処の人間だったものに、客人を襲わせてみたい。
 
 共に閉じ込められたはずの人間が
 同じ立場の人間を襲う――…

 
 良い見世物だと、思わないか?

(*20) 2010/06/22(Tue) 01時半頃

【独】 ランタン職人 ヴェスパタイン

/*
あれ、>>105〜だろうって
……それ、NGなんじゃないんだろか。

まあ、そこで喰らうなら
襲撃はローズにくれるってことだよね。

(-43) 2010/06/22(Tue) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[戸口からは離れた場所。
此方の様子が何処まで見えるかは判らない。

行儀悪くテーブルに腰掛けた城主は
ローブの前が肌蹴け、毀れた朱に飾られた肌を晒したまま
片手が長い髪をかきあげる。
気だるげな所作も、纏う香も
虚無を見つめる瞳の色に染まっていた。

ざわりと影が、詩人の骸を取り囲む]

(109) 2010/06/22(Tue) 01時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ――…サイラス。


[男は何処まで見ているのか。
タイミングを見計らったかのように名を呼ぶ]


 聞こえてはいるだろう?
 私の聲が。

 従者で遊ぶのは、程ほどにしておくことだ。
 お前にはしてもらいたい事があるのでな。

 満ち足りてしまっては、困る。

(*22) 2010/06/22(Tue) 01時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 私のローズ。
 ……新たな同胞は気に入らなかったのか?


[血を分け与えた後の
彼女の心の揺らぎ
幾らか案じる風な響きを持った聲をかける]


 ならば、次はお前が選ぶと良い。
 お前の気に入った人間を
 眷属に――

(*23) 2010/06/22(Tue) 01時半頃

【独】 ランタン職人 ヴェスパタイン

/*
物凄い譲歩だと思うんですが。
セシルのもてもてっぷりが眩しいぜ。

城主ですか?
ロビン可愛い
ロビン可愛い
ロビン可愛い
(以下延々
きっとローズよりお気に入りですよ、これ。

(-44) 2010/06/22(Tue) 01時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ふ……


[城主には其の瞳の変化も、”視えている”。
薄く笑い]

 
 メアリー・トレメイン
 覚えていよう?
 後は、お前が毒華にしてしまった
 あの葬列の娘

 二人には是非、新たな姿を見せてやる事だ。


[襲え、とは言わず
彼女たちに其の姿を見せろと告げるだけ]

(*26) 2010/06/22(Tue) 02時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―食事の間―

 ふ……


[吐息を洩らす。
>>119記者の問い掛けに、億劫そうに首を傾いだ。
流れる銀糸が、燭台の灯りで紫に染まっている。
骸はざわめく影が暖炉から続く暗い穴へ、引きずっていく所だった]


 記者としての質問か?
 ……可笑しなことを問う。

 食事をするのに理由が必要か。

(127) 2010/06/22(Tue) 02時頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 嗚呼……確かに、其の通りだ。
 血を与えすぎたか?
 欲に忠実に向かった先が白薔薇とは――…


[漸く紡ぎだした、恐らくは彼女の本心を聞き
城主は同意を向ける]


 それでは、薬屋への仕置きは私が。
 お前にはもう一度機会をやろう。

 分け与える血の量は、違えぬようにな。

(*29) 2010/06/22(Tue) 02時頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 そう、其の2人の娘に変わり果てた姿を晒すが良い。


[>>*27サイラスへ、冷たい声音が降り注ぐ]


 ただし
 どれほど渇き、疼こうとも
 其の二人の血は吸わせぬ。

 私のローズを、軽んじた罰だ。


[反動が何処へ飛び火するか、其れもまた見物。
内心で思いながら、新たな同族に告げた]

(*30) 2010/06/22(Tue) 02時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―食事の間―
 ……ふむ


[距離を詰めた記者>>132を、吐き気を催したらしい青年を>>133ひらり手招く。
ただ其れだけの事だと言うのに、座るテーブルが寝台に見えるような、淫猥な仕草]


 今までも、幾度か宴は開いてきたが
 ……理由か

 食事も毎日同じでは、飽きるだろう
 たまには趣向を凝らすべきだと、そう思ってな。

 何より此処には娯楽が少ない。
 先に言わなかったか?
 私を愉しませてくれと。

(137) 2010/06/22(Tue) 02時頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 吸血の欲は、思ったよりも強いもの。
 与えすぎては其れまでの全てが消え去ってしまう。
 心せよ。


[>>*31ローズマリーへ向ける城主の言葉には、彼女が記憶をなくした理由がある
幾度も与え続ける事でより
闇の住人へと変わってゆくはずだった。
それでも、人のこころ、感情と言うものは
中々消え去るものではないようだが]


 ――…あの詩人は、しかし 惜しかったな


[喰らった後で、そう呟く]


 どうせなら、無理矢理に血を与えてやればよかったか。
 抗われてつい我を忘れた――…私もまだ、青い

(*33) 2010/06/22(Tue) 02時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ――…良い子だ。


[>>*32城主に従う彼の言葉
思わず笑みが毀れる。

其の先にある彼女たちの、彼自身の
苦しみを思って]

(*34) 2010/06/22(Tue) 02時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 黒薔薇。
 ……武器を持った人間が、増えたのは気づいているな?
 猟銃の女だけでなく、客人に等しく目を配れ。

 何かあればお前の判断で動いて構わぬ。


[控えている従者へそう告げて、再び視線は目前の人間達へ]

(146) 2010/06/22(Tue) 02時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 いや……こうやって、『喰らう』のだ。
 
 ただ、消すだけでは無いぞ?
 私に従うなら
 この力を授け、新たに生まれ変わらせてやる事も出来る。


[>>141消すと言うのにゆるく首を振った。
流れる銀糸がローブの間から肌に毀れる。
鬱陶しそうに払い]


 恐怖と絶望から逃れたいなら
 私に身を任せ、深き闇へ堕ちるが良い。


[其の手を取れと言う風に差し出す]

(147) 2010/06/22(Tue) 02時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 嗚呼……本当に、残念だ。
 生まれ変わる時の、絶望の産声が聞きたかった。


[心底惜しいと呟く。
彼女の心のうちで叫ぶ声までは、聞こえない]

 
 だが
 まだ人間は幾らも居る。

 ……次の余興を考えるのもまた、愉しいものだ。

(*36) 2010/06/22(Tue) 02時半頃

【独】 ランタン職人 ヴェスパタイン

/*
ちょっとかなり
城主無双
な気がしてならん。

ご、ごめんよ
何処まで城主の力強めて良いのか
加減が難しい……

(-49) 2010/06/22(Tue) 02時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 どうした……ベネット
 お前も此処へ来るが良い。


[擽るような声音で名を呼び、首を傾ぐ。
伸ばされたイアンの手を握り、くいと引きながら
あいた片側の手を、白い指先をつと伸ばす]


 ――…化け物は、ひとを喰らう私か?
 其れとも、醜い心を持つお前たちか?

 私が望むのは、お前たちが私の下で踊る姿。


[微笑を浮かべ、肌を汚す血と同じ色の瞳を細めた]

(156) 2010/06/22(Tue) 03時頃

【独】 ランタン職人 ヴェスパタイン

/*
いあべねが見たい
とかいう城主の個人的なアレは
却下ですねわかります

(-56) 2010/06/22(Tue) 03時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 お前たちが言う化け物に
 心があるとでも?


[>>158テーブルに座った状態では、引き寄せた相手を見上げる視線。
腕に顔を摺り寄せて、切なげに返す言葉。
>>161俯いた青年に伸ばした指先は
彼の袖を引くだけに留めた]


 ただ喰らうだけでは……

 力を与え、同族を増やしたいと思うのは
 私が
 誰より孤独だから、かもしれぬ。


[心が無いと言った其の口が孤独を呟き、
其れから自嘲気味に笑みを浮かべた]

(164) 2010/06/22(Tue) 03時頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ……あの詩人は、頑なに快楽を拒んでいたからな。


[全てが全てかと>>*37言うのには
そうではないだろうと否定の言葉を送る。
ただ、其れまでに幾らかの間があった]


 私は充分、愉しんでいる。
 お前も――…お前は……愉しめているか?


[虚無が襲う。
食あたりかと笑い飛ばすには、少し重い]

(*39) 2010/06/22(Tue) 03時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 詩人の血は、悪酔いするものなのか。


[肩を竦め、イアンの腕を解放する。
テーブルから居り
姉しかいなかったと訴える青年の前へ立つ]


 嗚呼……此処十数年の話だな。
 随分と賑やかになった。

 私が生きてきた何百年の時は、お前にはわからぬもの。
 お前が無くした肉親の痛みは、私にはわからぬもの。
 
 ――…ミッシェル、だったか
 食事を一々覚えてはいないが
 どうせ喰らうならお前の目の前で喰らってやればよかったな。


[覚えていないと言う姉の名を口に出し、残酷な笑みを浮べなおす。二人の間を通り抜け、背を向け歩き出しながら]

(174) 2010/06/22(Tue) 03時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 イアン、お前がくすねた帳面
 あの詩人の名も列ねておけ。


[記者へそんな言葉を投げ、食事の間を出る。
入り口に、>>172少女の姿を見止め
その胸に揺れるロザリオに手を伸ばした]


 魔よけの心算か?

(175) 2010/06/22(Tue) 03時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 何もせぬうちから……随分と嫌われたものだ。


[血のにおいが己の魔力よりも勝ったのかどうか。
力の増した城主の手を跳ね除けた娘に、薄い笑みをむける]


 そのロザリオの持ち主を、探しに来たのなら
 

[指差した先、イアンやベネットの向こうに暖炉がある。
蠢く影が片付けた屍骸はそこから続く深い穴の中へ。
錆た懐中時計はどうなっただろう、城主は其処まで気には留めず]


 あそこだ。


[居場所を告げると、其のまま彼女の横を通り過ぎ
やがて霧と変じて消えた**]

(178) 2010/06/22(Tue) 04時頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 可愛いことを言う。
 この狭い城のなか、離れている距離が寂しいか。


[柔かな声音で囁く]


 ――…私を求めるなら、名を呼ぶが良い。
 何時でも傍に向かおう**

(*41) 2010/06/22(Tue) 04時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 04時頃


【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ――…嗚呼、聞こえている
 愛しい 私のローズ


[>>*42小さな囁きも、全て
霧の包む城の中ならば城主の耳に届く。
娘の慟哭を後ろに
霧が留まるのは白薔薇の香に包まれた広間]

 
 あの蒼天は、確かに
 手にして留めておきたいものだが
 元は人であるからか
 執着の強いことだ


[呟く二人へ向けた声音は、微かな嘲笑を含む。
姿は今だ表さぬまま、気配を暫く残していた*]

(*44) 2010/06/22(Tue) 09時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[城主は広間の片隅に佇んでいる。
気配を薄く、霧に混ぜて]


 難儀な。


[思いはすれど、想いは無い
彼等と同じ言葉を口にしたところで
心は常に冷えたまま]

(222) 2010/06/22(Tue) 14時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 そう、其れは執着。


[>>*45想いの無い吸血鬼には
彼女の心情は真に理解出来るものでなく]


 愛しいだろう
 傍に置きたいのだろう


 お前達の望むままに――愉しむといい

(*50) 2010/06/22(Tue) 15時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ――さあ
 本性を隠す必要は無い
 曝け出し、欲望のままに踊れ。
 
 
 嗚呼
 けれど、サイラス
 お前は暫くひとを喰らうな。

 あれの血を、蒼天を一時でも味わったのだからな

(*51) 2010/06/22(Tue) 15時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 私のローズ


[呼びかけに、薄く笑みを浮かべて名を紡ぐ。
食事の後の、乱れた衣服は其のままに
姿を現し深紅の瞳で同胞を、従者を見遣り]


 ……逸脱したと感じれば、私が直接手を下すだけ。


[>>218一礼した黒薔薇に向けた言葉をまた
彼等にも向ける]


 望むままに生きるが良い、私の薔薇達。
 どの道、誰も私の元からは逃れられぬ。

(229) 2010/06/22(Tue) 15時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ……私のローズ、それでもお前は――
 

[逃れる気は無いと言うその口が
ひとであった頃城主に何を言ったのか
思い出す事を止め、緩く首を振った]


 湯浴みを
 着替えてくる。
 流石に……食事の後の姿では
 客人に失礼だろうからな。

 白薔薇、黒には客人の監視を任せている。
 お前には其れと合わせてローズの護衛を。
 万が一があれば、解っていような……?


[手放す気は無いのだ。
館に漸く咲いた薔薇]

(234) 2010/06/22(Tue) 16時頃

【独】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[強い執着
 ひとの感情では其れを愛しいと言うらしい]


 ……愛しい……私の薔薇達


[口にしても、何処か実感を帯びぬ言葉。
 幾度繰り返しても、虚しさが滲む]


 ――…


[幸せそうに笑む人間達と、同じにはなれない
 あの表情を曇らせ、壊し、消し去りたい。
 私のモノにならぬのならば]

(-87) 2010/06/22(Tue) 16時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[肌蹴た衣、流れる朱
まるで情事の後のような、気だるい仕草
人の目にはどう映るのか]

 
 勿論――…お前は私の傍に。
 何時でも
 名を呼べば良い。


[直ぐに行くからと安堵させるように笑み
亜麻色の髪が揺れるのを見ながら
その場から掻き消えた]

(243) 2010/06/22(Tue) 16時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―最上階/浴室―
[私室から繋がる浴室で、バスタブの湯に浸かり
影に身を委ねている。
蠢く影は、新たな眷属の様子を伝えてくる。
彼女たちの反応、葛藤
其れでも己に従う彼の揺らぎを感じ、城主は愉しげに哂った]

 
 そう、誰も私には逆らえぬ。
 ……恐怖に怯え、平伏し
 外聞も無く乞うが良い

 醜い欲に塗れた人間の姿は……何より私の愉しみ


[バスルームには暫し水音と、低く甘い溜息が*響く*]

(251) 2010/06/22(Tue) 17時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、花売り メアリーの反応は間近で見ても愉しい事だろうと一人哂い

2010/06/22(Tue) 17時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 20時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―私室―
[新しい夜着に袖を通す。
闇色の生地は柔らかく血の気の無い肌を包む]


 ……さて、何時まで我慢が続くだろうな。
 血の渇きは私ですら
 そう長い間抑えきれるものではない
 暴走した時がまた、見物だ。


[サイラスの様子を思い、嬉しそうに微笑みを浮かべる]


 私のローズを軽んじた罰、としては軽過ぎたか


[身なりを整え食事の痕跡を消すと、城内を其の足で見てまわる事にした]

(292) 2010/06/22(Tue) 20時半頃

【独】 ランタン職人 ヴェスパタイン

/*
軽い軽い何度言う気か
文章がおかしいにゃー

(-99) 2010/06/22(Tue) 20時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 21時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[扉が壊れる音。
其の城の持ち主には聞こえ]


 ……馬鹿なことを。
 宴を利用して
 私を殺めに来たのでは、無かったのか


[低く呻く声で呟くと、先の扉へと向かう事にした。
夜着の黒が霧に紛れ
次に現れるは、件の部屋――壊れた戸口の前へ]

(304) 2010/06/22(Tue) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―サイラスの部屋、扉前―

[扉の前へ、出口を塞ぐ形で現れる。
部屋の中を窺うには、城主を超えねばならぬ]


 ……


[倒れこむセシルと、庇うサイラス
襲い掛かる槍の先を、血の色をした瞳が睨みつける。
切先をずらす為に]

(308) 2010/06/22(Tue) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 白薔薇……此方へ
 お前の身で、其処に居ては危険だ。


[背後に人が近づく気配。
面倒な、と舌打ちをひとつ。
庇われた従者へ白い手を伸ばす]


 早すぎる……嗚呼、確かに私がお前と向き合うには早いが
 ヘクター、気が違ったか
 其の薬売りはお前と共に招いた客人だろうに。

(315) 2010/06/22(Tue) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 私が狂わせた……そうか。


[ヘクターの返答を聞くと、城主は満足そうな笑みを浮かべる]


 ……宴を利用……
 我が僕となれば力など分けてやろうものを
 あくまで抗うなら、好きにすれば良い。
 其れもまた、一つの見世物。


[招きよせたセシルを黒の夜着で包み、
ふわりと、塞いだ扉の前から黒檀の窓辺へと身を移した]


 精々、試してみるといい。
 人間が我等にかなうかどうか――

(324) 2010/06/22(Tue) 22時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 22時頃


【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 どうした、サイラス……?


[城主は薄く哂う]


 力が足りぬと言うのなら
 我が身に流れる純血を――ひとたび分けてやらなくも無いが。

(*56) 2010/06/22(Tue) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 安堵せよ、白薔薇
 お前は私が選び此処へ置いた、大事な従者
 其の命、奪わせる気は無い。


[細腕の何処に力があるのか。
従者を傍らに抱え、音を立てて開いた窓辺に腰掛ける]


 サイラス……その者ならば、許す。
 お前の血、その人間にくれてやる事まかりならん。


[彼に命じていた罰を解く。
傍観を決め込みながら、グロリアの声に顔を上げた]

(338) 2010/06/22(Tue) 22時頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ヘクターの目的を聞き、
ローズマリーの囁きを受け、城主もまた許可を下す]


 ……其の男を、喰らえ。
 二度と其の槍持てぬように

(*61) 2010/06/22(Tue) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―窓辺―

 ……グロリア
 会うのは何度目か、数えているわけではないが
 名を聞くのはこれで二度目だ。


[>>329初対面と似た挨拶を受け、
城主は一度血の色をした瞳を戸口へ向ける]


 宴の出し物を、見て行くか?


[二人が対峙する様子を、止めず
そんな風に告げて薄く笑みを浮かべた]

(342) 2010/06/22(Tue) 22時頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 嗚呼、問題無い。

 ……愛しいローズ
 狼藉者を相手にさせたくは無いが……


 滅多に見れぬ見世物かもしれぬ。
 ……来るか?

(*63) 2010/06/22(Tue) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―部屋内・窓辺―

 人と魔の境界――…


[>>344人の口から飛び出た言葉に、
緩く首を振る。
黒薔薇が部屋へと足を踏み入れるを見遣り]


 構わぬ、黒薔薇
 手助けを許す。


[>>350許しを請う彼に一つ頷いた] 

(353) 2010/06/22(Tue) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 最早此処にしか存在せぬ吸血鬼と
 魔物狩人の対峙を、か?


[此処でなくても見れると言う女に
ふ、と哂う]

 
 ……無粋な銃は好かんが
 刃物が煌く様は、良いな。


[身を引くグロリアへ、それ以上視線をくべる事無く
目前で起こっている出し物へとまた意識を向ける。
部屋の外で十字を切る娘も、いまは興味の対象外]

(359) 2010/06/22(Tue) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 狩人が死ぬのは、嫌か……?
 其れでは、薬師が消されるのは、どうだ?


[>>354腕に抱いた従者へ、問い掛け]


 そう、境界を越えるなど愚かな事


[同意を示し、薄笑いを敷いた]

 ひとは人でしかなく
 魔と変じた人間は最早、人ではない。
 静かに、見ているといい。
 この哀れな舞台の結末を。

(362) 2010/06/22(Tue) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ――世界、か?
 幾百年と独り渡り歩いた私に愚かな問い掛けだ。

 数年の月日しか生きぬ小娘の知では
 私の足元にも及ぶまいに。


[背を向けたグロリアを見遣る事なく声を落とす。
聞こえずとも、気にした素振りは無い]

(369) 2010/06/22(Tue) 22時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 おいで、私のローズ。
 ……白薔薇が少し、心散らされている。


[心を持たぬ城主には
彼を静める術が無い。
音も無く傍らに現れたローズマリーへ
城主は僅かに眉を寄せた微笑みを向けた]

(*66) 2010/06/22(Tue) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[床に毀れた血を啜るヘクターを
其の背を踏みつけるサイラスを
見つめる城主の瞳は深紅]


 私のローズ


[傍らに現れたローズマリーは、城主の表情に何を見たか。
闇で包む白薔薇を、其の髪を戯れに食みながら
黒薔薇の持つ鋭い刃に視線を流す。
煌く刃は足止めとなるか、止めの一撃となるか]

(377) 2010/06/22(Tue) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ――…ヘクター


[世界が視得る。
其れは、先刻の女が見てきた世界など
片隅程にしか思えぬ程の莫大な量。
知識、記憶、深い闇と――]


 お前が知るには、重すぎるだろう


[>>379未だ人間である彼へ、城主は低く呟いた]

(381) 2010/06/22(Tue) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[>>380白薔薇の呟きが傍にある。
城主は、吐息を洩らし首を振った]

 
 物事には必ず結末があるものだ。
 ……大人しく、見ているが良い。
 ひとの……お前の手では止められぬ。


[暗く翳りを帯びた貌は少しの間俯く]

(389) 2010/06/22(Tue) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 私のローズ


[頬に触れる細い指に気付き、
そっと包むように手を這わせた]


 少し、この場のにおいに酔っただけだ。
 何も心配はいらぬ。


[終わらない、永遠の闇の果てにあるもの。
たどり着くには未だ、彼等には時が足りない]

(393) 2010/06/22(Tue) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 慈悲など……


[煌く刃。
残された言葉。

目は、逸らせない]

(400) 2010/06/22(Tue) 23時頃

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