17 吸血鬼の城
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/* それにしても、被襲撃決定した人におめでとうを言う村というのも、なかなかありませんね。
さて。わたくし、吊り襲撃いただけますでしょうか…? いざとなったら、身代わりにでも…。
(-8) 2010/06/21(Mon) 23時頃
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― 客室の廊下 ―
[ふわりとした足取りで、サイラスの姿を探して客室のある廊下を歩んでいく。 部屋に戻っただろうか。 それとも、まだあちらの部屋にいるのだろうか。
そう、考えたとき。 サイモンの部屋で見た光景が思い出されて、 すこし、浮ついた心が冷えた。]
(10) 2010/06/21(Mon) 23時半頃
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/* さて。どこに行きましょう。 本当にノープランなので、困ってしまいますわね。 こういうときに、人はラ神に頼ってしまうのでしょうか…?
ちょっと、お伺いを立ててみましょう。 えい。 [01]
(-11) 2010/06/21(Mon) 23時半頃
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/* ……あら。さすがに城主様のところにはお邪魔出来ないですわね。 というより、私数字なんて振らずに、人名で振ればいいのではないでしょうか…?
というわけで、もういちど。 えい。 <<記者 イアン>>
(-12) 2010/06/21(Mon) 23時半頃
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/* ……わかりました、ラ神さま。 わたくしに、多角を恐れるなと仰るわけですね。
マーゴット・キャンベル、参ります――!
(-13) 2010/06/21(Mon) 23時半頃
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― 客室の廊下 ―
[ふわりふわりと歩いていた廊下で、 ふと聞こえてくるのは扉を叩く音と、怒鳴るような声。>>2
そおっと覗いてみると、 3人ほどの男女が扉の前で、なにか話し合っていた。]
――…、… みなさま、おそろいで、どうなさいましたの? ……詩人様が、なにか――?
(20) 2010/06/21(Mon) 23時半頃
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/* ああ、来た事に全然気付かれていませんね。 名前を知らないので、なかなか名前も出せません。 ト書きの中でなら出していいのでしょうけれども…。
…美しくない気がして…。(*ノノ)
(-18) 2010/06/22(Tue) 00時頃
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― 客室の廊下 ―
…食事の間……?
[漏れ聞こえてくる言葉に、少し首を傾げる。 それは、食堂とは違うものなのかと、暫しの思考。
今は、サイラスを探したい気もしながら、 彼らの話も気になって、立ち去れずにいた。]
(31) 2010/06/22(Tue) 00時頃
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― 廊下 ―
[食事の間に行く、と言って数人が駆けていく。 それを見送って。]
――あ…
[かけられた声に、振り返った。]
メアリー様 …
[可憐な赤いドレス姿を目にすれば、 思い出すのは、眠る前の光景。 ふ…と、額を曇らせる。]
―― さきほどは…… …。
[続く言葉が見あたらなくて。 口を、閉ざす。]
(54) 2010/06/22(Tue) 00時半頃
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― 廊下 ―
[メアリーの、哀しくも真っ直ぐな表情に 心が、つきりと痛む。]
…… あなた様と、あのお方に、 平安が訪れますよう――
[小さな声で祈りの言葉を呟いてから、 ドレスの胸にある、古びたペンに視線を留め、 もう一度、頭を垂れる。
それから、メアリーの視線を追って、 その場にいる人々の方を見た。]
(78) 2010/06/22(Tue) 01時頃
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/* みなさんの位置関係が、まるで掴めませんね。 意外と、近いところに皆さん固まっていらっしゃるのでしょうか。
(-36) 2010/06/22(Tue) 01時頃
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― 廊下 ―
[眼帯をした男性に話しかけるメアリーと、 粗末な衣服を纏った少年――?を連れて去る 長物を持った男性と。 彼らの挙動を見てから、そっと食事の間を窺った。
扉の前で、従者とにらみ合う者たちがいる。 その向こう、薄く開いた扉から なにか、底冷えするような空気が流れてきていた。]
(104) 2010/06/22(Tue) 01時半頃
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[薬売り、について問いかける男性の顔を見て。>>100]
―― わたくしも、それはお聞きしたい…です。
[黒薔薇の従者を見る。]
(107) 2010/06/22(Tue) 01時半頃
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白薔薇の――セシルさん…
[ロビンの言葉を聞いて、しばし逡巡する。 目の前の部屋にいる城主に聞くのが、 言われたとおり、もっとも早い方法なのだろう。
けれども、部屋から漂ってくる鉄の臭いは、 そうする事をためらわせて。]
……わたくし、サイラス様を探して参ります。
[ロビンと、長物を持つ男性に小さく頭を下げて、 食事の間とは反対の方向へ歩き出した。]
(121) 2010/06/22(Tue) 02時頃
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[長物を持った男性の言葉に、ほんの少し首を傾げる。>>129 キャンベルの家に、なにかこだわりがあるのだろうか、と 少しだけ疑問に思って。
しかし、言葉にしてはなにも言わず もう一度、頭を下げて、その場から*歩み去った*]
(138) 2010/06/22(Tue) 02時頃
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/* 自分の動きの悪さに泣けてまいります。 なんだか、動きづらいですね…。
(-47) 2010/06/22(Tue) 02時半頃
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― サイラスの部屋前 ―
[そろそろ部屋に戻っている頃合いだろうか。 そう思いながら、サイラスの部屋へと向かう。 黒薔薇の言葉が気に掛かりつつも、 彼は大丈夫だ、と心のどこかで思っていた。
ほとりほとり、と扉を叩く]
サイラス様、いらっしゃいますか? マーゴットです。
[そおっと、声をかけた。]
(198) 2010/06/22(Tue) 08時半頃
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[部屋の中で、人の動く気配がする。 それに気付けば、ふわりと、微笑んで。]
ああ、サイラス様。ご無事だったのですね。
[扉が開くと同時にそんな声をかけ―― そして、きょとりと目を丸くした。]
――お召し物を、変えられたのですか…?
[それだけではなく、なにか… 包む雰囲気が変わっているような気がして。
首を傾げて、薬売りを見上げる。]
(200) 2010/06/22(Tue) 08時半頃
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ああ、そうでした。お礼を…と。
[一瞬の躊躇よりも、嬉しさを伝えたい気持ちの方が勝っていた。]
サイラス様に頂いたお薬のおかげで、ずいぶん楽になりました。 こんな気持ち――初めて、です。
[微笑んだ頬が、僅かにさくらのいろに染まる。]
(201) 2010/06/22(Tue) 08時半頃
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/* サイラス様ったら。 城主様になにか言いつけられておられるのですね。 あらあら。後で、赤ログ読むのが楽しみです。
(-76) 2010/06/22(Tue) 08時半頃
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[サイラスの表情が、ほんのすこし和らいだのを見て、 嬉しそうに微笑む。 その表情は、毒薬に苛まれていた頃には見せなかっただろう、心からのもので。
促されるまま、部屋の中へと入る。]
―― サイラス様のお薬は、本当に良く効くのですね。 わたくしったら、ついはしゃいでしまって…。
これで私も、きちんとお勤めを果たせそうです。
[部屋の中ほどに立って、 ありがとうございましたと、深く頭を下げる。]
(203) 2010/06/22(Tue) 09時頃
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/* わたくしったら、無警戒もいいところですね。 ベッドの前に立って、とするのは、さすがに遠慮致しました。
(-77) 2010/06/22(Tue) 09時頃
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[そうして、最初に来たときと同じようにベッドに腰掛け ふと、置きっぱなしにしていた帽子を目に留めて 恥ずかしげに俯いた。]
―― ああ、わたくしったら。 本当に、浮ついてしまっていて… ヴェールも被らずに部屋の外を歩いていただなんて―― 父に知られたら、怒られてしまいますわ。
[ころころ、と笑い声を立てるのも、今までになかったことで。 どこか沈んだ様子のサイラスを元気づけたい、と 嬉しさを言葉にしつづける。]
身体が軽くなると、心まで軽くなるのですね。 先程、本当に久しぶりに、大きな声で歌ってしまいましたの。 お城の中に御堂があって 立派なパイプオルガンもあったのですよ。
(205) 2010/06/22(Tue) 09時半頃
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[そうして話しながら サイラスが薬を用意するのを待つ。
普段よりも饒舌なのは、心が浮き立っていたから。 それと、自分でも気付かないほどの不安が 気持ちの底に、染みのように黒く落ちていたから――]
(206) 2010/06/22(Tue) 09時半頃
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/* ヘクター様の独白を拝見して、 重ねて四つはご勘弁くださいまし、…と書こうとした わたくしをお許しください。 [懺悔した]
(-79) 2010/06/22(Tue) 14時頃
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/* 吸血鬼さん達が、みなさま揃いましたね。 さて。どうなりますことやら。
(-81) 2010/06/22(Tue) 14時半頃
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長老の孫 マーゴは、薬屋 サイラスを、ふうわりと見上げた。
2010/06/22(Tue) 14時半頃
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/* サイラス様とヘクター様が21時から逢い引き出来ますよう わたくしもがんばります。
[シーン構成とか、ごはんとか。]
(-82) 2010/06/22(Tue) 15時頃
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/* 吸血鬼のみなさまが 裏でお話し合いされているような気が致します。
何を話されているのでしょう…?
――どきどきいたしますね。
(-83) 2010/06/22(Tue) 15時頃
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/* あら。お話し合いは終わったようですね。
あらあら。サイラスさまったら そんな命令を受けていらしたのですか。
わたくしはきっと驚きますけど メアリー様はどうでしょう?(くびこてん)
(-84) 2010/06/22(Tue) 15時頃
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― サイラスの部屋 ―
そんな――… わたくしにはもったいないお言葉です。
[可愛い、なんて言葉を初めて言われて。 ほんのりと頬を染める。 今まで、ほとんど人前に出た事のない身は、 そんな称賛とは無縁だった。
そのとき、耳に甲高い音が聞こえ。 薬瓶が床に砕けるのを見る。]
あっ……!
―― 大丈夫ですか? お怪我は……?
[慌てて立ち上がり、手巾を取り出しながら サイラスの手に触れようと、指を伸ばす。]
(227) 2010/06/22(Tue) 15時頃
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