人狼議事


164 天つ星舞え緋を纏い

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沼太郎! 今日がお前の命日だ!





 そんなの  しらない

    しぬのは あなた だもの


[こちらへと倒れこむ大樹ごと地を飲み込もうと、更に影を広げる。
その拍子、赤い鞠が、手から落ちた。
母が病の床に編んでくれたものだとは、身の内押し込めた心しか知らない。

夕顔と朝顔の柄に、一つの身に宿った二人の子への違わぬ愛を知らない。
ただ、落ちたそれへと視線を向けた時。
どくんと、身の内押し込めたはずの心が叫んだ。


微か影が揺らいだ*]


[軌道が微か逸らされたことには気付かぬまま。
広がった影は、こちらへと倒れこむ大樹諸共に老人を飲み込む。

幼子は、そのまま影を地に戻すつもり、だったのだが]


ころさ ないで


[唇をついて出たのは、沼太郎が知る、少女の声。]


[周囲取り巻く風の気配を感じながらも、まだだ、と女は地に爪を立てながら、少しでもと呼吸を整える。]


   ……――――。

声が聞こえた瞬間、女も”立て”と唇を動かした。
風が刃となるよりも早く。
女を守るの盾として、そして日向を貫く鉾として、鋭く地中より生まれ出るは深緋の霜柱。]




[その声に。

影は老人の身を放した後、少女の足元へと収まった。]


 


[風を阻み。風の帯を引き裂いて。
そして、そのまま日向を貫かんと、空を目指して。*]


機織り 雪客は、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 00時半頃


は、は……。
人が……化け物、に、勝てる訳、ないって……ね。

[貫いた霜柱が、滴る紅を喰らって。
そのまま、日向の身体を凍てつかせていく。]

けど、よか、ったじゃ……ない……。

人の……心のまま、逝けた……でしょ?


[ごろり、仰向けになって。
痛む肋に、切り裂かれた肩に手を当て、傷口の血を凍らせてかりそめの止血を施して。
霜柱に貫かれたまま凍りついた日向へと視線を向ける。]


…っは……。

[荒い呼吸に胸元を上下させつつ、とん、と地を叩けば。
霜柱はしゅるりと縮んでゆき、日向の身体が地へと降ろされた。]


【人】 機織り 雪客

……。

[ゆっくり身体を起こし、転がったままの刀を拾い上げ、杖の代わりにして立ち上がり、日向を見下ろす。]

……さよなら。

[一言呟いて。
家まで戻れるだろうか、と考えながら、緩慢な動作で踵を返す。
女の顔は、今はもう*無表情に。*]

(6) 2014/02/19(Wed) 01時頃

機織り 雪客は、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 01時頃


【人】 機織り 雪客

― 通りのどこか ―

[朧な視界、歩く度に全身が悲鳴を上げる。
このまま倒れてしまえばいっそ楽か、そんな考えが頭を過ぎるも、額に脂汗を浮かべながら足を進めていく。]

……っ。

[誰かの気配、一瞬身を固くするも。
それは異質なものではなく、近しいもの。]

あ……。

[朧げな視界が坊主の姿を捉えた。
直接関わった事はなかったけども、荒れ寺に坊主が住んでいると話には聞いていた。きっと彼がその坊主なのだろうと思いながら。]

まぁ……ね……。
一つ……喰らって、きた……。

[ほんのわずか、口角が上がった。*]

(43) 2014/02/19(Wed) 21時半頃

機織り 雪客は、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 21時半頃


【人】 機織り 雪客

― 通りのどこか ―

は……随分、遠慮ない……のね。
……事実、だけど、さ……。

[む、と唇が軽いへの字を結ぶも。
変に気を遣う振りをして詮索するような連中よりはよっぽど好ましいとも思う。]

こんなの……慣れて、ないんだし……仕方、な……。

[伸ばされた手に言葉は途切れた。
普段であれば手を払い除けたかもしれないが、そうしなかったのは女なりに弱っていたからか。
もしくは、同じ星を宿すものだったからか。]

(60) 2014/02/19(Wed) 22時半頃

【人】 機織り 雪客

[ゆらり。
自身の刀とは似て非なる緋色が朧げに映る。
熱のない焔、これがこの男の力かと覚る。

その真言がなにかは分からずとも。
唱える声がただ心地よく、声が止むまで目を閉じ、じっと聞き入っていた。]

(61) 2014/02/19(Wed) 22時半頃

【人】 機織り 雪客

[完治はせずとも、ゆっくり歩くだけなら苦にならない程には回復できたか。]

ありがと……助かったわ……。

[一つお辞儀して。
視界の晴れた目で男の顔をみる。
その目元に、見覚えがあるような気はしたけども、女はすぐには思い出せない。]

(62) 2014/02/19(Wed) 22時半頃

【人】 機織り 雪客

終わる、か……
終わったら、どうなるんだろね……?
今だってもう…こんなだし……。

[生まれ育った里。
三行半を突きつけられた時も。既に両親が他界してしまっているのに、帰る場所なんてここしかなかった。

けども、今はまるで知らぬ場所の様に変わり果ててしまった。]

ううん……考えたって、仕方ない、か。
どうなるもんでもない。

[独り言の様に呟いて。]

(64) 2014/02/19(Wed) 22時半頃

【人】 機織り 雪客

……あんたもさ、喰いにいくんでしょ?

生きててね。
――死んじゃったら、借りも返せないし、さ。
私、あんたみたいにお経なんて唱えられないしさ。

[万全の状態であれば同行しただろうが、現状では足手まといでしかないだろうと、話が終われば女は見送るのみ。*]

(65) 2014/02/19(Wed) 22時半頃

間抜けな狸が、負けるもの、と相場は決まっておるぞ!

[華月斎がちぎり始めた半紙が力を得る前に、と、ぶん、と宙に環を描いた錫杖から、焔が一筋、燃える矢のように手元を狙って放たれる*]


狐かて、出し抜かれる時があろうや!

[千切り終えた半紙を宙へと放り投げる。
その間にも迫る、焔の矢
ひらり散る半紙がいくらか燃えたが、構わず扇を振り上げた。
巻き起こる風により舞い上がる、数多の蝶。
手元を狙った焔は、華月斎が動いたために手ではなく左腕を焼き抜けて行った]


っ あ、 っつぅ……!

こなくそ!!

[脇を締めるように左腕を引き、焼ける痛みを堪える。
その間に右手の扇を頭上に翳し、ひらひらと左右に揺らし蝶を巻き込みながら眼前へと下ろして。
扇に蝶を纏わせ左へと流すと、右へと振り抜いて密集した蝶の大群を法泉へと走らせた。
ひらり舞う姿とは対照的な、直線を描く軌道。
法泉の居る位置を駆け抜けさせるようにし、抜けた直後には扇を振り上げて上空へと蝶を逃がした]


さすがに玄人と言うべきか、手妻師の動きには無駄というものが一切無い。
形成す前に燃やしてしまおうとした焔は、出来上がった蝶のいくらかを灼き、手妻師の左腕に僅かな火傷を残しただけに終わる]

焔は熱いに決まっておるわ!

[それでも、手傷は与えたか、と、嵩にかかって再び錫杖を振ろうとするも、一見優雅に扇に纏われた数多の蝶が、艶やかに舞う姿とは裏腹に、蜂の如く鋭い動きで、坊主の目前へと襲い来る]


ち...!

[あれ程速い動きでは、燃やそうとしても焔を我が身に向かわせるだけ、そう判断して、横跳びに避ける]

…つうっ!

[乱舞する蝶の紙の翅は、鋭く薄い刃となって、全てを避けきれなかった坊主の腕や顔を、薄く鋭く切り裂いた]


やってくれるな...!

[幾筋もの、紅い切り傷から染み出る血を、ぐい、と袖で拭い、上空に舞い上がる蝶に向かって、じゃらん、と、錫杖を振ると、螺旋を描く焔が、蝶達を押し包み焼き尽くそうと迫っていく]


【人】 機織り 雪客

― 回想・決着の後 ―

[凍てつく間際、日向の口から零れた言葉>>+2。
短い笑い声が漏れそうになったけども、痛みがそれを妨げた。]

じゃ……もっと……悪あがき、する……?
そしたら……

[言いかけた言葉は、すんでのところで飲み込んだ。]

ううん……やっぱ……、そのまんま……
あんたは……人のまんまで……いれば、いい……。

[出戻った後は他人と距離をとっていたし、そもそも日向を見かける時はいつも子守の最中、幼子を見るのが辛かった女は極力日向を避けていたけども。
親を亡くし、それでもひとりで生きている様子は、健気で好ましく思っていた。
そんな相手だからこそ、綺麗なままでいてほしいと思うのは、ただの独り善がりだろう。]

[さて、女の声は届いたか。
女に知るすべはないけども。
風車も音を立てるのをやめた頃、女も一言残して>>6去っていく*。]

(73) 2014/02/19(Wed) 23時半頃

まぁ、そんな訳だから。

[礫が一つ飛んだ。
手で投げた訳ではない。
地面から直接、笛持つその手元を狙って]

そのまぶしいの、喰わせてよ。
お前の顔まで忘れちまう前にさ。


流石に簡単にゃ食ろうてくれんか。

[直線的な動きは威力が高いが、それ故に軌道は読まれやすい。
法泉にいくらかの傷は負わせたが、動きを止めるには至れず]

ちぃっ!

散りぃ!!

[上空へ逃がした蝶を再度繰ろうとした矢先、錫杖から迸る螺旋の炎を見た。
パチンと音を立てて扇を閉じ、密集状態を解除しようと。
けれどひらり舞う蝶は駆ける炎の勢いと熱された気流に阻まれ半数が焔の檻に囚われた]


ほんっっっっっっま、面倒やなぁ!

[素材の不利は予測していたが、予想以上に厄介なことになりそうだ]

(ほんなら……地の利、生かすしか無いわなぁ)

[背水の陣、と言うわけではないのだが、華月斎の背後には清流がある。
どうにか使えないかと思案しながら、頭上に掲げたままの閉じた扇を空気を打つように振り下ろし、法泉を指し示す位置で止めた]

穿つ!!

[焔の檻から逃れた半数の蝶を纏まりの無いままに法泉へと降らせる。
その後は蝶を繰るのを止め、懐から再び半紙を引き抜き細かく千切り出した]


……悪いけど。
そう言われて、はいそうですか、って頷く事はできないな。

[地面から飛ぶ礫。
こちらも一歩下がって、袖振る仕種で左の腕を払う。

刹那、空間に舞い散るのは流れる紅葉。

その流れが礫を弾くのに合わせ、右手の笛を頭上へと差し上げる]

そも、忘れる前に、ちゃんと向き合えるようにしてやるっての……!

[宣と共に、笛を振り下ろす。
優美さと鋭さを併せ持つ動きは衝撃波を生み出し、それは甲高い音を立てて一平太へと真っ直ぐ、駆けた。*]


[焔の螺旋は蝶に届いたが、半数ほどが焼け残り、まだひらりひらりと空に舞う。小さな鬼火を飛ばして追おうとしてみるが、生き物と同じく意思持つもののように躱されて、思わずぼやきのような声が漏れた]

面倒は、どっちじゃ!

[言った端から、逃げ惑っているように見えた蝶達が、ばらばらと、降ってくる]

ええい、鬱陶しい!!

[視界と動きを阻む、優美な蝶に痺れを切らし、錫杖の焔を柄まで纏わせ、薙ぎはらい、焼き払う、いくらか火の粉が坊主自身にもかかったが、構ってはいられなかった]


良いけど。
返事はどうあれ、やったもん勝ちだしなぁ。

[散る紅葉に弾かれ、礫はあっさりと勢いを失して。
弾き損ねた笛が頭上へ掲げられる。
それが振り下ろされ、衝撃波を生み出すところまで見て―― 屈んだ。
当然それだけで避けられるものでは無かっただろうが]

うん、だから遠慮しとくって。

[ぼこりと、固く踏み固められた筈の土が盛り上がり。
甲高い音の前に立ちはだかったのは、不格好な人型をした泥人形。
泥は一瞬で崩れ落ちるけれども、その後ろの主への被害は防いで]


[衝撃波をいなした後で、一度崩れた筈の泥人形は再度形を成す。
先よりも一回り程大きな姿で。
子供が作ったかのように雑で、動くたびに泥がぼろぼろ零れていたが、気にした様子も無い。
その異様に長い腕をひと振るいし、笛の主を弾き飛ばそうと動く*]


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