164 天つ星舞え緋を纏い
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……意地張りめ。 そこで、遠慮するなっ……!
[泥人形によって阻まれる衝撃波>>*18に舌打ち一つ。 崩れる様子にくるり、と笛を回して持ち変えつつ、次の一手を、と。 動くより先、現れたのは、一回り大きな泥人形。>>*19]
……なっ……!
[突然の事に、紅葉の守護は間に合わぬ。 せめて飛びのいて避けるを試みたものの間に合わず、長い腕が身体を打ち据え、吹き飛ばされた]
(*23) 2014/02/20(Thu) 01時頃
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……ん、のっ……。
[どうにか受身を取り、数度転がってから起き上がり。 片膝ついた姿勢で数度咳き込み、き、と泥人形を睨みつけた]
やった者勝ちには一理、ある、な。 ……なら尚更、やりたい事を押し通すだけ、だっ!
[元より、引く気などはない。 闇を鎮め、最終的には光をも鎮めて、同じ『刻』を刻み、生きる。 その選択肢は、捨てられない]
(*24) 2014/02/20(Thu) 01時頃
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秋の夕空 光らせ走る 稲田に恵み 齎す君よ その迅き猛るを しばし魅せぬか
[ぽつ、と紡ぐは即興歌。 笛に宿すは、迅雷の速さと鋭く穿つその力]
……っせい!
[たん、と地を蹴り、泥人形へ近づくために一気にかける。 繰り出す突きの一閃は泥人形まで届かずとも、迅雷の如き衝撃を放ち、その身と、その先に立つものを穿たんとする。*]
(*25) 2014/02/20(Thu) 01時頃
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/* しまっ、た。
走る、は翔ける、にするべきだったあああああっ!
ところで、名前のせいか、秋のネタがころころと転がり出てくる件。 なんという。
(-43) 2014/02/20(Thu) 01時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 02時頃
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[まっくらなのは、嫌だから、と。 以前言った言葉は、幼き頃から抱くもの。
暗闇にひとりでいると、取り残されたように思えてしまうから、それが嫌で。
それが光を寄せたのか、光宿した事でそれが強くなったのかは、自分でもよくわからない。
よくわからないままだったから、別れ際の夕顔の言葉>>88 >>89には、何も返す事ができなかった。 ただ、決意を崩さぬままに、願う言葉を受け止めるのみで]
[何れにしろ、闇に喰らわれるのは、こわい、と思えていた。 喰らわれたら、永劫闇の内に囚われるのでは、と。 そんな思いに駆られて、鎮めねば、と思う部分も少なからずある]
(98) 2014/02/20(Thu) 10時半頃
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[あるけれど]
[否、あるからこそ]
[闇も同じように、光を畏れ忌避している、と。 闇宿すものと交わした幾つかの言葉から感じているからこそ。
畏れるだけで立ち止まったら、終わりな気がして、だから]
(99) 2014/02/20(Thu) 10時半頃
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─ 神社近辺 ─
こんな状況で、諦めきったら、なんにも残らないからな。
[自分の願いは、ただの身勝手な傲慢なのかも知れぬ。 望まぬものを他者に押し付けているだけなのかも知れぬ。 そんな思いもあれど、留まる事も戻る事も、『時』は是とせずに。 先へと進む意志をただ、口にして]
…………。
[きっちまった、と。 微か震える声で返された言葉>>97に、唇を噛んだ]
一度、きったら。 それっきり、なのか? ……本当、に?
[ぽつ、と零れた声はどこか寂しげな音を帯びて]
(100) 2014/02/20(Thu) 10時半頃
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……そこは謝るところなのか。
[転がり、起き上がった直後に飛ばした突っ込みは、さて、届いたか。
伸ばされた手>>*28をすり抜けて放った衝撃は狙い違わず、泥を穿ち、その先へと伝わるが]
……なっ……!
[それが齎したもの──崩れた泥>>*29が覆い被さってくるのは、予想外の事。 とっさに後ろに飛び退こうとするものの、力放った直後の事、自身の加速も儘ならず。 完全に埋もれるような事態はぎりぎり免れるが、泥の重さと崩れる勢いにその場に膝を突いた]
(*32) 2014/02/20(Thu) 10時半頃
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……ったく、子供の頃じゃあるまいしっ……。
[被った泥を振り落としつつ、口をつくのはぼやくような声。 そういや、昔は泥で遊んだりそれで人形を作るなんて思いもしなかったから、色々と驚いたな、などと過ぎったのは刹那のこと。
とっさに抱え込んで庇った笛は泥に塗れるのは免れていたから、それには安堵しつつ。
片膝突いた姿勢で、息を整える。 駆けるべき刹那を計りつつ、『時』は、力宿して銀に煌く笛を確り、握りなおした。**]
(*33) 2014/02/20(Thu) 10時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 10時半頃
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/* 蛇足になるんで表には書いてないけど。
都にいた頃は、周り女ばっかりだったと思われる。 遊びも、雛遊びとか、基礎教養身に着けるためのあれこれとかで。
だから、同性と外で駆け回って遊ぶ、って概念が希薄すぎて混じれなかったんだろう、きっと。 当時は多分、躾の影響で『私』って言ってたろうし、見た目的にも女子っぽくて混ざり難かったろうし。
と、元からあった設定と、投げられた捏造からここまで浮かぶの余裕だったw
(-46) 2014/02/20(Thu) 10時半頃
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[のんびりと返された言葉>>*36に、妙なところ律儀だよな、と思ったのは、後の攻防に飲まれて言葉にはならず。 立ち上がる様子をじ、と見ながら、息を整える。 流れる紅に過ぎったものは、一時、飲み込んだ]
……ああ、そう、だな。
[呟かれた言葉>>*37は、否定するべくもなく、ぽつり、と呟く。 土遊びで作られるものがわからなくて首を傾げたのは、よくあった。 もっとも、与えられる遊び道具に慣れていて、何かを作るという発想がなかった当時の自分には、作ろうとする事それ自体がすごい、と思えていたのだけれど。 多分、ちゃんと言った事は、ない]
(*44) 2014/02/20(Thu) 22時頃
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─ 神社近辺 ─
……諦めなければ。 だいじなもの、ひとつでもふたつでも、残るかも知れないだろ。
[蠢く闇を見据える、光は揺らがない]
……死んだものは、戻らない……って。
[拳握りつつ、向けられた言葉。>>101 数度、瞬いて、それから]
確かに、死んだものは戻らない、けど。 『時』を巻き戻す事もできない、けど。
……だからって、閉ざすなよ……。
[小さく小さく、紡いで、僅かな刹那、目を伏せる]
(102) 2014/02/20(Thu) 22時半頃
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[崩れた泥が砂へと変わり、舞い上がる。 広がる白い闇の向こう、影>>*38が動いた。
僅かな時間、目を伏せていた事も相まって、それが人形とは思い至らず]
巡る秋風 雲散らし ひょうと歌えば 空晴れる 渡る秋風 運び行け 先へ先へと 我が願い
[またひとつ、即興歌を紡ぎ力のせ。 秋風の如き軽やかさを持って踏み込み、見えた影へ向け笛を横へと薙ぎ払った。*]
(*45) 2014/02/20(Thu) 22時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 22時半頃
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/* ……即興で詞を編む技量が落ちておる。
文字とか音律とか制限あるとはいえ、ちょっと時間かかりすぎだろ、これ。
(-49) 2014/02/20(Thu) 22時半頃
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─ 神社近辺 ─
ああ、残ってるよ。 掛け替えない、大事なもの。 なくしたら、もう二度と、得られないものが。
[そう、告げる声音は静かなもの]
遅い、って、一体何が……。
[ため息と共に吐き出される言葉>>103は、それだけでは意を取れなくて。 僅かに眉を寄せてその意を問い]
(113) 2014/02/20(Thu) 23時半頃
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……っ!?
[笛を一閃する直前、捉えた呟き>>*49に息を飲む。 直後に伝わったのは、泥が崩れる気配。 勢い良く踏み込んでいた事もあり、勢い余ってたたらを踏むが、舞の足捌きで強引に持ち直す。 そこに生じるのは、明らかな隙]
……くっ!
[投げられた土の塊は未だ遠い、と。 改めて力込めようとするものの、それは予想外の動きを見せた。 弾け飛んだ土の塊──それは避けるも打ち落とすも往なすも、どれも容易くないと思えたから]
……避けてる暇がないのなら、
(*53) 2014/02/20(Thu) 23時半頃
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進めばいいだけのことっ!
[なればと選ぶは、一気に駆けて距離を詰める事。 弾けた土が身を穿つならばそれはそれ、笛と右腕さえ無事ならば、とそこ以外の防御は捨てる。
庇う右腕以外には相応衝撃も走るが、足は止めぬ。 幼い頃から舞の基礎を叩き込まれ、その技を一通り引き継いだ身は軽い。 その軽さを、秋風の軽やかさに乗せて。 一平太に向けて、真っ直ぐ、駆ける]
(*54) 2014/02/20(Thu) 23時半頃
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……この、馬鹿、がっ!
[少なからぬ苛立ちこめて怒鳴りつつ、右腕を大きく外へと向けて振った後、下から、掬い上げるように跳ね上げる。
それにあわせて大きく孤を描いた笛は、下から上へ跳ね上げる動きの一撃を放つ形となった。*]
(*55) 2014/02/20(Thu) 23時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 23時半頃
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/* 30分きったなー……さて、どうなるやら。
しかし、うん。 やはり、思うままに動かすと、このべくとるになるんだな、俺はw
(-54) 2014/02/20(Thu) 23時半頃
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