164 天つ星舞え緋を纏い
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 17時半頃
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/* くろすかうんたーが起きると楽し嬉しい。
(-47) 2014/02/20(Thu) 17時半頃
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/* ただい、ま、て...これは、凄まじく、いい一撃。 魂こめてぶっ飛ばされなければ...!
(-48) 2014/02/20(Thu) 21時頃
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嗚呼、紛らわしかったかなと思って。
[突っ込み>>*32に、のんびりと言葉を返していられたのもそこまで。 防壁を破った衝撃は右肩を打ち抜いた。 肩だけで無い、痛む全身を懸命に起こしたのは、泥が崩れて落ちた後。 膝付く相手を見ながら、立ち上がる]
……ったぁ……
[力なく垂れた腕からは血が一筋落ちた]
(*36) 2014/02/20(Thu) 21時半頃
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[なお土遊びは好きだったが、そうやって作り上げた何かしらはあまり良い出来だとは言えず。はっきり言って下手糞だった。 出来たものをひとに見せては首を傾げられ、ひっそり凹む繰り返し。 先の泥人形たちの出来から見ても、当時から成長していないのは分かるだろう]
まぁ、遊びだったらよかったんだけどなぁ。
[流れる血はそのままに呟く。 崩れた泥が途端に細かな砂へと変わり、舞い上がった。 丁度煙幕を張るかのように、ふたりの間に白い闇を作り上げる。 そうして、その向こうをじっと見据えて]
(*37) 2014/02/20(Thu) 21時半頃
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─神社近辺─
……それで、諦めなかったら、何が残るの。
[光を見つめる奥の闇は蠢き]
戻りっこないよ。 死んだひとは、もう戻らねぇだろ。
[拳を握り、微かな震えを抑え込んだ。 その言葉が相手>>100に何を思わせるかは知らないけれど]
(101) 2014/02/20(Thu) 21時半頃
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[視界が遮られる間を使って、一つ、人形を作った。 丁度己と同じ背格好のそれは、相変わらず不格好で、不細工な出来。 平時で見れば見紛う事など決してないだろう。 それでも今のよく見えない状況ならば、もしくは払われた後の一瞬だけでも、騙されてくれはしないだろうかと考えつつ。 人形から離れた位置にて姿勢を低くする*]
(*38) 2014/02/20(Thu) 21時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 21時半頃
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[華月斎の呟き>>*34は、坊主には聞き取れなかったが、浮かんだ笑みに気付くと、ひそりと口の端を上げる。 酒が切れているのは、本当だった。だが調子が悪いのは酒のせいばかりではない。明之進から受けた一撃が未だ芯に残っていることと、ともすれば、華月斎との戦いの高揚に乗じて、己の意識を塗りつぶそうとうする闇星に抗い続けているが為]
(誰にも、何にも…)
[呑まれなどするものか、と、坊主の内の闇は吠える。それが光であろうとも、近しい闇の星であろうとも…祓おうとするなら、喰らい尽くす、呑み込もうとするなら逆に呑み込んでみせようと]
(*39) 2014/02/20(Thu) 22時頃
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[その間にも華月斎は新たな蝶を生み出し、彼の拳の動きに気を取られて、一瞬止めた錫杖を、坊主は慌てて横薙ぎに振った]
[気を散らすための胡蝶の舞いと、半ば気付いていながら焔を放ち、燃えながら尚も輝き踊る、眩しい光を放つ蝶達の向こうにいる男に]
は…!次はどんな手妻を…
[見せるつもりか、と、声をかけようとして]
(*40) 2014/02/20(Thu) 22時頃
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…なんっ!?
[光をも突き破るような裂帛の気合いと共に、華月斎の渾身込めた拳が迫るを、見た]
(*41) 2014/02/20(Thu) 22時頃
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[光の力も借りず、闇を恐れる事もなく、ただその揺るがぬ心根に宿る意志だけを乗せて、放たれた一撃……]
ぐ、あっ!
[只人の、力のみであれど、力のみであればこそ、それを避ける術を持たず、坊主は、右頬に届いた拳に左へと殴り飛ばされて、地に倒れた。 錫杖も、その手を離れて、地に転がり、焔を喪う]
き…さ…
[顎が砕けたか、脳が揺れでもしているか、声はすぐには言葉にはならぬ。ただ、ようよう半身起こした坊主の、狐のように細められていた目が、今は大きく見開かれて、唇の端から溢れる血潮を拭いもせずに、燃えるがごとき色を宿して華月斎を睨んだ]
(*42) 2014/02/20(Thu) 22時頃
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...貴様、という奴、は...
[喘ぐが如き声が絞り出されると同時、ごう、と、空気が鳴り、地に座りこんだままの坊主の周りに、緋色の鬼火がいくつも浮かぶ*]
(*43) 2014/02/20(Thu) 22時頃
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説法師 法泉は、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 22時頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 22時頃
説法師 法泉は、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 22時頃
子守り 日向は、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 22時頃
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[のんびりと返された言葉>>*36に、妙なところ律儀だよな、と思ったのは、後の攻防に飲まれて言葉にはならず。 立ち上がる様子をじ、と見ながら、息を整える。 流れる紅に過ぎったものは、一時、飲み込んだ]
……ああ、そう、だな。
[呟かれた言葉>>*37は、否定するべくもなく、ぽつり、と呟く。 土遊びで作られるものがわからなくて首を傾げたのは、よくあった。 もっとも、与えられる遊び道具に慣れていて、何かを作るという発想がなかった当時の自分には、作ろうとする事それ自体がすごい、と思えていたのだけれど。 多分、ちゃんと言った事は、ない]
(*44) 2014/02/20(Thu) 22時頃
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─ 神社近辺 ─
……諦めなければ。 だいじなもの、ひとつでもふたつでも、残るかも知れないだろ。
[蠢く闇を見据える、光は揺らがない]
……死んだものは、戻らない……って。
[拳握りつつ、向けられた言葉。>>101 数度、瞬いて、それから]
確かに、死んだものは戻らない、けど。 『時』を巻き戻す事もできない、けど。
……だからって、閉ざすなよ……。
[小さく小さく、紡いで、僅かな刹那、目を伏せる]
(102) 2014/02/20(Thu) 22時半頃
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[崩れた泥が砂へと変わり、舞い上がる。 広がる白い闇の向こう、影>>*38が動いた。
僅かな時間、目を伏せていた事も相まって、それが人形とは思い至らず]
巡る秋風 雲散らし ひょうと歌えば 空晴れる 渡る秋風 運び行け 先へ先へと 我が願い
[またひとつ、即興歌を紡ぎ力のせ。 秋風の如き軽やかさを持って踏み込み、見えた影へ向け笛を横へと薙ぎ払った。*]
(*45) 2014/02/20(Thu) 22時半頃
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機織り 雪客は、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 22時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 22時半頃
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/* ……即興で詞を編む技量が落ちておる。
文字とか音律とか制限あるとはいえ、ちょっと時間かかりすぎだろ、これ。
(-49) 2014/02/20(Thu) 22時半頃
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/* なんかおかしいと思ってたら法泉のみ抽出状態になっていた罠/(^o^)\
(-50) 2014/02/20(Thu) 22時半頃
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[焔に触れた蝶はちりと燃え、舞い上がりながら燃え尽き行く。 その最中に放たれた拳は、焔の奥に居る法泉へと届いた]
──っ、 つぁ…!
[焼けた肌に負荷がかかり、爛れた箇所に亀裂が入る。 そうでなくとも殴るという行為は自身への反動があるもの。 吹き飛び倒れた法泉への追撃もままならず、痛みに耐えるために再び脇を締めて左腕を引いた]
(*46) 2014/02/20(Thu) 22時半頃
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───くっ、はははは。
化かし合いや言うたやろ。 なんでもかんでも出してくる思ぅなや。
[睨む法泉へ向けるのは出し抜いたことに対する優越の笑み。 尤も、自身を巡る痛みに歪められた笑みではあったが。 法泉のあのような表情を見るのは初めてではないだろうか。 幼い頃は大喧嘩するような切欠は無かったし、彼が里に戻って来てからは言わずもがなだ]
なんや、目ぇ開くんやんか。
[その容姿さえも揶揄ったが、正直優位に立ったとは言い難い。 左手はしばらく動かせはしないだろう。 握られたままの拳が小刻みに震えていた]
(*47) 2014/02/20(Thu) 22時半頃
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(そろそろ、あっちもええやろか)
[法泉が言葉を発せずに居る間、意識を一瞬だけ背後へと向ける。 川へと放った狐狸と人型人形は華月斎の指示通りに半紙を濡らし、狐狸自身も身体に水を含ませていた。 人型人形はその作業の間、狐狸が流れぬように支える役目。 そしてもう一つ、人型人形についた絹糸がある役目を果たす]
わいがなんやって───── げっ。
[ようやく絞り出された法泉の声に意識を戻すと、視界には幼き記憶に残る鬼火が彼の周囲に数多現れていた。 思わず嫌そうな声が漏れ、一歩後退る]
いやーやなぁ、怒ってもぅた?
[軽い声で余裕ぶるも、その額には冷や汗一つ*]
(*48) 2014/02/20(Thu) 22時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 22時半頃
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/* 沼じい、いないのかな。 こっちで動いた描写がないから、発見していいものか迷う。
(-51) 2014/02/20(Thu) 22時半頃
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─神社近辺─
……お前には、まだ残ってんだなぁ。 そんなものが。
[だいじなものが。 呟いて、闇は一度閉じた]
もう、遅いんだよ。 取り返しなんかつくものか。
[小さな声>>102は何処まで届いていたのか。 溜息と共に吐きだして]
(103) 2014/02/20(Thu) 23時頃
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殺しちまったんだから。
[少し離れてそう呟いたのは、笛が薙ぎ払われるより少し前か。 人形は崩れただの泥へ。 昔にどう思われていた>>*44なんて知らないまま、ただ通じないなら失敗だからと、作ったものはこうやってすぐに潰してしまっていた]
よ、と。
[そうしてできた隙を狙って、手元に作っていたすこし大きめの泥団子を、光に向かってひょいと投げる。 一見ただの歪な土の塊、投げるのもあまり上手くはない。 かろうじて方角は合っていたが、相手まで届かないかと思われた瞬間、――音を立てて弾ける]
(*49) 2014/02/20(Thu) 23時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 23時頃
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[笑い声をあげる華月斎が痛みを堪えている事は坊主にも見て取れた。さりとて、彼が優位と思わぬように、坊主の方にも余裕は無い。 ただ揶揄う声に、瞳だけは、すう、と細めて]
怒ったか、だと?
[ゆらゆらと燃える鬼火を従えて、ゆっくりと立ち上がる]
怒ってなぞおらんとも…
[にい、と、坊主の唇が弧を描く、溢れた朱を、親指で、ぐい、と拭い、唇に残った血は、ぺろりと舐めとる。その間も視線は真っすぐに華月斎を射抜いたままで]
(*50) 2014/02/20(Thu) 23時頃
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むしろ感心しておるさ、琥珀。
[低き声音は、熱を帯びる]
よもや、それほど馬鹿者だったとは、わしも想像しておらなんだ。
[光と闇と、異能の力のぶつかり合うその最中、どこまでも「人」で有り続ける男に、「馬鹿者」と揶揄するように言いながら、坊主は燃える鬼火を両手の周りに纏わせる]
だが、そろそろ、引導を渡してしんぜようか。
[ごうごうと、坊主の両手が燃え上がる、それは坊主自身の膚をも灼いている筈だったが、笑み佩いた顔は、その痛みを覆い隠して]
(*51) 2014/02/20(Thu) 23時頃
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お返しじゃ!
[どん、と足を踏み込んで、華月斎の前へと、身を運ぶ、たとえ、その身に燃える拳が届かずとも]
燃えろや、琥珀ぅっ!
[突き出された腕からは、集められた焔が火の玉となって、華月斎の顔を狙って飛んでいく*]
(*52) 2014/02/20(Thu) 23時頃
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― 温泉 ―
[湯浴みの最中、妖魔の襲来はあったものの。 温度に難はあるものの、氷の材料に困らないこの場所、さしたる苦労もなく退け。
女はぼんやり、空を見上げる。 刻もわからぬ真っ暗な空。鬼火だけが、この世界の唯一の色彩に思えた。]
どう……したいんだろね?
[里長の館の前で隠れ見ていたあのときには、わからなかったけども。 日向を喰らった今ではわかる。 沼太郎と華月斎も喰らうべき存在なんだと。]
(104) 2014/02/20(Thu) 23時頃
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……。
[子供の頃、読み書きを教えてくれた人と。 鮮やかな手妻を見せてくれた人。
師でもある存在が、夕顔に倒された事などまだ女は気付いていないけども。
どちらも傷つけたくなどない。
日向にだって、そうだったのに。 そもそも、誰かを傷つけるなんて思考はなかった筈。
なのに。 喰らおうとした衝動は、抗えない本能の様で。]
(105) 2014/02/20(Thu) 23時頃
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[また。 人と関わるのを避けていたはずが。 今は、誰かと関わる事によって感情の揺れが起きる、この現状を楽しんでもいる。 そして。 終わった後も怖いのに。 その反面、終わりをみたい気もするのも確かで。]
……、面倒くさいな。
[まとまらない、ぐちゃぐちゃの思考。 女は、自分自身へと呟いた。]
(106) 2014/02/20(Thu) 23時頃
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しっかし…… 他にも、まだ生きてる人、いるのかな……。
[ふ、と目を閉じれば、蘇るのは薄い銀の光>>2:19。 それは、風を操っていた日向の力とは異質に思えた。]
あれ……誰の、かな……?
[女は、その力の主に未だ気付けない。 そして、その主と対峙している、己と同じ星を宿した存在の事も。]
(107) 2014/02/20(Thu) 23時頃
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説法師 法泉は、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 23時頃
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/* はっ、 そういえば結局黒のひととほぼ絡めていないぞ!
(-52) 2014/02/20(Thu) 23時半頃
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