人狼議事

164 天つ星舞え緋を纏い


【人】 双子 夕顔

─ 回想 ─

  
 そう、ですか。


[己と同じ気配は、身の内押し込められていた間、遠く近くに幾つか感じていた。
そういえば、程近くに在ったはずの気配はいつの間にか消えている。
この場を離れたか、自分が沼太郎にしたと同じように光に喰われてしまったか。
一平太と法泉のどちらか、もしくはまだ同じ定め宿した方がいるのだろうか。
気にはなれど、今は何より優先したいことがある。]


  …ありがとう、ございます


[こちらの頼みを断らないでくれた明之進>>16に礼を言い、屋敷の中、祖父の使っていた部屋へと運ぶ。
沼太郎の身体は既に冷たく、鼓動も感じられるかどうかと言うところ。
明之進と同じく介抱の術知らぬ少女は、せめてこれ以上身体が冷えぬようにと沼太郎に布団をかけて。
明之進に改めて礼を述べようとしたところで、名を呼ばれた。]

(77) 2014/02/20(Thu) 00時頃

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