人狼議事


97 せかいがおわるひに。

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 ……ん、了解。助かったわ。

[返事を聞き終えればすぐに通話を切ろうとして、しかし思い直る。]

 近々暇だったら飯でも行かねえか。
 勿論スーの奢りで。

[は、と軽く笑った声も、きっと向こうに届いている。]


―― 天文台・研究室:午後 ――

[午後一番に営業が来ると、朝から上司から伝えられていた。本来は研究員が相手をするようなことではないけれど、必然的に職員の中で一番若年である男は相手をすることになっている。]

 ………めんど………。

[まるでこの世の終わりのような声音を落とす。その瞬間に関係者の鳴らすインターフォンの音が響き、緩慢な動きで立ち上がって出迎えた。]

 どうも、わざわざ来ていただいて。
 ……研究員のルーカスと云う。

[律儀に礼をする営業は、初めて見る顔だった。
衝立で区切られた応接用のソファに通し挨拶を交わすが、男はやはり丁寧な接客態度ではなく。相手の自己紹介もぼんやりと聞き流していた。]


[事務機器の資料を並べられ説明を聞けば、確かに必要なものが多いと気が付く。
他の研究員にもヒアリングしてみるべきなのだろうが、接客を任せたのが悪いと、勝手に注文をすることにした。]

 ……ああ、それもお願いしたい。
 納期は、いつでも。暇なときでいい。

[こんないい加減な取引先もなかなか無いだろう。
けれど契約が結べるのだから、きっと営業の彼も嬉しいに違いないと、勝手に思い込んでいた。]


―― 天文台・売店:午後 ――

[軽食を買おうとやってきた売店の前で、一人の女性に声をかけられる。
長い髪の、美しい女性。年齢は男よりも少し下だろうか、随分と綺麗な顔立ちに、珍しい人形を見るような視線を送っていた。]

 セレスト?
 ああ、多分まだいるが……

[彼女はセレストの姉と名乗った。妹に会いに来たとう。そういえば目鼻立ちがどことなく似ているような気がした。]

 セレスト、いるか。
 姉貴が来てんぞ。


[彼女は売店のどこにいたか、手招いて呼び寄せた。もう一人ホリーが居るのだから、少しは外しても問題ないだろう。]

 お前、姉貴居たんだな。
 ま、ゆっくりしてってもらえよ。

 ……あと売り上げにも貢献してもらえ。

[最後は姉の方に聞こえぬよう、小さな声で。
送り出すようにセレストの肩に軽く触れ、反対に売店の中へと男は入っていく。]


 
 ホリー、メロンパンはまだある?

[一人売店の中に居るホリーの声をかけ、頼んだ品があればそれを貰い、なければまた別の何かを持ってきてもらう。]

 そういえばお前さ、先週の水曜シフト入ってた?
 ……あ、いなかったか。

 なんかよ、屋上で演劇?みたいなのやってんの。コウコウセイが。
 お嬢様かお姫様だかが何歩か歩けばすぐぶっ倒れる貧弱設定らしくてよ、撮影中ってわかっちゃいたんだが笑い死ぬかと思ったわ。

[ドームに隣接する、野外観測用の屋上スペース。そこで繰り広げられるドラマは色々な意味で見ごたえがあった。ホリーもセレストもその日はバイトに入っておらず、もし入っていたならば呼びに行っただろう。
まさかその貧血のお嬢様が、彼女達にとって従妹と友人という関係者であることは知らず。]

 職員皆珍しいもんだから見に行ってさ。
 惜しいことしたな、お前。

[支払いをしながら、ふと思い出し笑いを浮かべ、口元を手で覆った。]


―― 天文台・ドーム:閉館間際 ――

[腕時計を見れば、もう閉館の時間が迫っていた。やれやれと一つ溜息を落としながら、螺旋階段を登っていく。
今日も恐らく、ドームの中には――]

 ……今日も居たか。

[扉を開けば、望遠鏡を覗く女性の姿がすぐに飛び込んでくる。閉館間際にやってきては、こうして閉じることを知らせに行くまで望遠鏡を覗き続ける彼女。]

 おい、閉館だ。
 早く出ろ、閉め出すぞ。

[片手に鍵束を翳して、早く出るようにと促す。
こうして呼ぶまで熱心に宇宙を見ているのだから余程好きなのだろうと呆れつつも、どこか同士を見ているような錯覚も覚えて]


 
 なあ、そんなに見てて飽きないわけ?

[螺旋階段を下りながら、彼女に一つ質問をする。
それは研究対象を宇宙にしている男にしても言えることなのだろうが、敢えてそこは気付かぬ振りをして。
彼女からの返事はどんなものだったか、どちらにせよ男は咽喉の奥で笑い]

 ……なんにしたってよ。
 閉館の音楽が流れたら、外に出る準備くらいしててほしいもんだ。

[チャリ、と小さく鍵束が音を立てる。
螺旋階段を降り切り、ホールを抜ければ出口はすぐそこに。]

 気をつけて帰れ。
 またな。

[恐らく彼女はまたこうしてやってくる。
微かに浮かべたのは苦い笑み、腕時計の指し示す時間は閉館時間を少し過ぎていた。]


[館内の戸締りを確認し、灯りを全て消し。

鉄塔の傍を通り過ぎる頃には、昼間の賑やかさはなく辺りは静寂に包まれている。]

 ………さて。

[明日もまた、同じような一日だろう。
研究にも、接客にも、あっという間に時間は流れて。


こうして、男の一日は終わる。

季節が巡り、天の映し出す星々の瞬きが変化していったとしても。
変わるはずが無いと思っていた、日々が**]


メモを貼った。


洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/07/21(Sat) 18時頃


セレストは、アイリス先輩ありがと、と呟いて、勢いよく自転車で走り出す。

2012/07/21(Sat) 18時頃


【人】 洗濯婦 セレスト

[きょろきょろと見落とさないように辺りを見回しながら、自転車をこぐ。
電話を掛けようとは思わなかった。屋上で会った時、クラリッサは携帯の電源を入れていなかったから。
一方的に電話を切った後、また電源を落としてる可能性がある。
だけど、また掛かってくるかもしれないから、絶対に気づくように自分の携帯の着信音量は最大にしておいた]

 …………。

[家の近くを通る。寄ろうか、ちょっと迷った。
家には食べ物があるはずだし、家族だってどうしてるか心配だ]

 お姉ちゃん……。

[大丈夫かな。ガラスを割られて不法侵入とか、されてないかな。
自慢の姉。だけどコンプレックスでもあった姉]

(89) 2012/07/21(Sat) 18時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[一ヶ月前のことを思い出す。
ちょうど店奥で品出しをしていた時、ルーカスさんに呼ばれた。名指しで呼ばれることなんてそんなになかったから、何かやらかしたのかと焦った]

 はいっ!?
 え、お姉ちゃん!?

[思わず裏返った声で応答して、ルーカスさんの後ろに立っている姉の姿に目を見開いた。手招きをするルーカスさん、その後ろでこちらに手を振っている姉。
え? もしかして二人は知り合いだったりしたの!? 咄嗟にそんなことを考えて、なぜか胸がずきりとした]

(90) 2012/07/21(Sat) 18時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[実際は全然そういうことはなくて、たまたま私に会いにきた姉が声を掛けたのがルーカスさんだったらしい。
それがわかった時、肩に入っていた力が少し緩んだのはなぜだろう]

 はい。似てないけど、そうなんです。
 仕事中にすみません!

[言われてもないのに、「似てない」と自分で言うのはいつもの癖。自虐的だと思うけど、人から言われるより、自分で言った方が傷つかないから。
やたら謝るのは、対ルーカスさんの時の、やっぱりいつもの癖]

 あ、はいっ! そうします!

[小さな声で言われた言葉に、大きな声で返事する。きっと姉には意味がわからないから大丈夫。貢献してもらえば、仕事中に抜け出したことの穴埋めになるかなあなんて思ったりして]

(91) 2012/07/21(Sat) 18時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

 ……ぁ、

[何気なく肩に触れたルーカスさんの手に、今度は胸がどきりとした。思わず漏らした声は小さくて、きっと誰にも聞こえなかっただろうけど、ちょっと動揺しているのが気づかれないように、笑って姉に話題を振る]

 わざわざ来てくれちゃったんだ?
 ご覧の通り、ちゃーんと働いてるよー?

[えへんと胸を張った私に、偉い偉いと姉は頭を撫でてくれたんだった。
自慢の姉。コンプレックスでもある姉。
だけどね、私お姉ちゃんのこと、大好きだよ]

(92) 2012/07/21(Sat) 18時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[唇を噛み締めて、結局家の側を通り過ぎる。
今は、一瞬でも早く、クラリッサに会わなくちゃ。
会いたい人は他にもいるけど、とりあえず、今は]

 あーもうっ、どこにいんのよっ。

[あてもなく探すには、この街は広すぎる。ヤケになって、一度自転車を止めて。
叫んだ]

(94) 2012/07/21(Sat) 18時半頃

セレストは、クラリッサあああああ!! どこにいんのさあああああ!!

2012/07/21(Sat) 18時半頃


セレストは、はあはあと荒い息を吐いた後、また自転車をこぎ始める。**

2012/07/21(Sat) 19時頃


洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/07/21(Sat) 19時頃


洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/07/21(Sat) 20時半頃


【人】 洗濯婦 セレスト

[おなかがすいた。喉も渇いた。
通りがかる自販機は、見事にこじ開けられて、中の飲み物はなくなっている。
どうせもうじき終わるんだから、そんなにたくさんいらないと思うんだけどなあ]

 あっつ。

[思わず口から漏れる声。当然だ。この暑い日に、スーツのジャケットなんか着て自転車こいでるんだから。
それでも脱ぐ気はなかったけど]

 どこにいんのよクラリッサー。
 見つける前に、あたしが熱中症で倒れそーだよー。

(106) 2012/07/21(Sat) 20時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[電話が、鳴った。
慌てて自転車を止めてポケットに手を突っ込む。着信……クラリッサから。
慌てすぎて落としそうになりながら、ボタンを押して耳に当てた]

 もしもしっ!?

(112) 2012/07/21(Sat) 21時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

 声? なにクラリッサ、近くにいるの!?

[電話の向こうのクラリッサは泣いているみたいだった。きっと怖い思いをしたんだろう。
嗚咽まじりで聞き取りにくい声を聞き漏らさないように、神経を研ぎ澄ませる]

 当たり前でしょー!?
 捜さないわけないじゃん!
 今どこ?
 あたしは3丁目のクリーニング屋さんのあたり!

(114) 2012/07/21(Sat) 21時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

 大丈夫? 来れる?
 あたし自転車だから行けるよ?

[行くから、というクラリッサにそう声をかけるけど、場所を教えてもらえないんじゃ行きようがない。すれ違いになったら困るし]

 んー? 何謝ってんの?
 ああ、さっきの電話で場所教えてくれなかったこと?
 ほんとだよもー。どこ捜したらいいのか全然わかんなくてまいったよ。

[繰り返し何かを謝ってくるクラリッサに、軽い口調でそう返す。何を謝ってるのかわかんないけど]

 ……クラリッサ!

[そうして、角を曲がってくるクラリッサの姿が見えると、自転車から降りて駆け寄った。
がっしゃーん!!とお気に入りの愛車がひっくり返る派手な音が後ろでしたけど気にしない。よく考えたら駆け寄るより自転車の方が早かったけど、それも気にしない]

 ちょっ、大丈夫!?
 怪我とかない!?

[血まみれの姿にぎょっとする。慌ててポケットからハンカチを取り出して、でもどこを拭えばいいのかわからない]

(117) 2012/07/21(Sat) 21時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

 怪我はない? よかった。

[ポケットにハンカチを突っ込むと、おでこを寄せてくるクラリッサを支えて。
酷い返り血を浴びているけど、とりあえず服が破られたりはしていないようなので安心する]

 とりあえず、落ち着きなって。大丈夫だから。
 大変だったねえ?

[安心させるように、腕を伸ばして背中を撫でた。きっと怖い思いをしたんだろうから]

(124) 2012/07/21(Sat) 21時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

 あたしもねー、なんていうか。もうわからないんだー。
 何が正しくて、何が間違ってるかなんて。

[クラリッサに何があったのかなんて知らない。知りもしないで、大丈夫って励ましてる。それが正しいことなのかなんて、わからない]

 多分、みんなねえ、多かれ少なかれ狂ってるんだと思うよ。
 だって、この星が狂っちゃったんだもん。
 表現の仕方が違うだけ。

[安心させるように、いつもよりのんびりした口調でそう言って、ゆっくりと背中を撫で続ける]

 どうだろうね。
 人を殺しちゃったって、泣いてるクラリッサは、あたしには"大丈夫"に見えるけど。
 あたしが"大丈夫"なのか、わかんないからなあ……。

(127) 2012/07/21(Sat) 22時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

 どーかなー?
 一ヶ月前だったら、あたしきっとクラリッサに「大丈夫」なんて言ってないよー?
 血相変えて、「ついてったげるから、警察行こ!」って言ってたと思うよー?

[笑うクラリッサ。随分落ち着いてきたみたいで、私もちょっと笑い返す]

 今のあたしはねー、多分、"なにが正しいか"よりなにより、自分の大事な人が大事なだけなんだよ。
 それって、立派に狂ってない?

[自分の大事にしたいものだけを、大事にしてる。それはきっと、どこかが壊れてる。
小さなクラリッサの告白に、頷いた]

 そっかあ。
 カメラマンクラリッサの、最後の作品だねえ?

(131) 2012/07/21(Sat) 22時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

 まー、平和な世界で人を殺すクラリッサとか、想像できないけどねー?
 今だって、想像できないもん。

[ふふ、と小さな声で笑い続ける。こんな状況なのに笑っていられるのも、やっぱり狂ってるのかもしれない]

 クラリッサだって。
 あたしに電話くれて、ありがとね?
 あと……約束守ってくれて、ありがと。

[屋上でした約束。「またね」と言い合って別れた。
その"また"があるなんて、正直あまり期待してなかった。
だけど、クラリッサは電話をくれて。そして、こうして"また"会えた。
それは、なんだかとても……とても、幸せだなあって、思う]

 んー?
 なにー?

(136) 2012/07/21(Sat) 22時半頃

セレストは、クラリッサに無邪気に首を傾げてみせて。

2012/07/21(Sat) 22時半頃


【人】 洗濯婦 セレスト

 ふはっ。

[この期に及んで自分に"美"をつけるのを忘れないクラリッサに思わず噴き出した。うん、やっぱりクラリッサは、クラリッサだ。なんだか酷く安心する]

 うん、約束っしょー?
 多分、クラリッサとってだけじゃなくて、あたしにとって、人生最後の約束だよ。
 光栄に思えばいいと思うよー?

[くすくす笑いながらそう言って、「お願い」に首を傾げて]

 ………………は?

[思わず頭が真っ白になった]

(142) 2012/07/21(Sat) 22時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

 くら、りっさ……?
 な、に、言って。

[悪い冗談って笑い飛ばそうとして、失敗した。笑顔になりそこなった歪な表情でクラリッサを見つめて]

 クラリッサ、俳優志望じゃなくてカメラマン志望でしょ……?
 なーに? 最後の作品も、俳優の方やるつもりなのー?
 志望が変わったなんて、聞いてないよー……?

[それでも冗談にしてしまいたくて、笑い損ねた顔のまま、懸命に喋った]

(143) 2012/07/21(Sat) 22時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

 世界で最後の約束かあ。なんかロマンチックだねー?
 その二人があたしとクラリッサっていうのが、こう、ロマンがないけど?

[くすくすと笑いながらそう返す。世界で最後の約束。なんだか映画のタイトルみたい]

 世界の最後と、クラリッサの最後は、違うよ?
 クラリッサが最後を撮りたいんなら……最後の最後まで、生きなきゃ。

[そっと肩から重みが消える。離れたクラリッサを見つめ返す私の顔は、多分もう笑顔の欠片もない。きっと今私は泣きそうだ。
ぶかぶかのスーツのジャケットを着て、泣くのを堪えている私の姿は、きっとものすごく子どもっぽいんだろう。
でも、止めなきゃ。
いくら私が壊れてても、狂ってても、友達を手に掛けるなんて、そんなことはできない]

 生きなきゃダメだよ、クラリッサ。

(151) 2012/07/21(Sat) 23時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

 恋愛物かあ。

[そう言われて思い浮かぶのは、もちろんあの人のこと。ちょっと胸が詰まって、だけど笑った]

 恋愛物はねー、実はもうしたんだー。
 だからまあ、ここは友情物でよしとしといてあげるよ。

[胸が切ない。本当は、会いたかった。伝えたいことがあった。だけど多分、もうそんな時間はなくて。
上着を残していってくれて、よかった。ルーカスさんの匂いが、ルーカスさんの気配が、するから]

 ちょっ、

[情けない顔をしてる私にカメラが向く。反射的に止めそうになって、やめた。
だってこれは、クラリッサの最後の作品だから]

(155) 2012/07/21(Sat) 23時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

 残念だったねー?
 一人で見届けるのが怖いなら、あたしが一緒にいてあげるから。
 面倒見のいい友達に感謝してよね?
 ……なんて、ね。
 あたしもひとりは、怖いんだけどさ。

[ああきっと、もうじき終わってしまう。
何も残らないこの世界に、あたしはどうして生まれてきたんだろう。
それとも気づいてないだけで、あたしは何か残せたのかなあ?
すん、と鼻を鳴らして、スーツからほのかに香る煙草の匂いを確かめる]

(156) 2012/07/21(Sat) 23時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

 ふへへ。抜け駆け、しちゃった。
 ごめんねー?

[謝りながら、多分私の顔は全く悪びれてない。ちょっと舌を出してみせたりして]

 ……うん、そう。

[本当のところを言うと、あれを恋愛物といってしまっていいのか、よくわからないんだけど。
でもいいんだ。私は確かに、恋をしたから]

 優しい顔ー?
 そういう時は、「美人に撮れてる」って言うんだよー。

[口を尖らせてそんなことを言って、だけど、クラリッサの漏らした弱音に、胸が詰まった]

(159) 2012/07/21(Sat) 23時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

 ……うん。
 そだねー……。

[私たちは、まだ若くて。可能性がいっぱいあって。
未来を疑ってなかったし。夢もあったし。
だけど全部、それは消えてしまう。
悔しいし、悲しいし、やりきれない]

 クラリッサー。どこ行くー?
 こーんな道端が最後っていうのもちょっとアレじゃないー?

[頭を一度振って、携帯を閉じるクラリッサに、わざといつもの口調で問いかけた。
屋上で別れた時の、クラリッサみたいに]

(160) 2012/07/21(Sat) 23時半頃

セレストは、…ん? 恋愛物?

2012/07/21(Sat) 23時半頃


【人】 洗濯婦 セレスト

 んー? そうー?
 むしろあたし的には天変地異級のびっくりだったよ?
 いや、まさに天変地異起こってるけど。

[クラリッサの評価に首を傾げつつ、苦笑する]

 あっは、そりゃありがと。
 クラリッサに勝てるとは思ってないからだいじょーぶ!
 なにしろお姫様だし?

[あー、見たかったなー黒歴史ーなんて笑ったりして]

 そだねー。屋上。
 振り出しに戻る、ってやつだねー。
 馬鹿と煙は高いところが好き、ってね。

[わざとのんびりそう言って、元来た道を歩き始める]

(168) 2012/07/22(Sun) 00時頃

セレストは、そっかー。墓場まで持ってく秘密だねー?なんて、笑って**

2012/07/22(Sun) 00時頃


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