97 せかいがおわるひに。
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…?
[携帯電話から、聞こえた声 その声には、聞き覚えがあった]
…意外だな、 あいつとあなたが、話をしているとは。
(11) 2012/07/21(Sat) 00時半頃
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…ああ。
[短く、返事をする。 ルーカスがどうなったか説明するべきか、迷ったが、
嗚咽でそれどころではなかった]
(14) 2012/07/21(Sat) 00時半頃
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[聞こえてきた、電話からの声]
…そんな訳、ないじゃないか。
[そういって、電話を切った]
…そんな訳、ない。
(19) 2012/07/21(Sat) 00時半頃
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…
[携帯電話をポケットに入れ、シルクハットを被り、 その場を離れた]**
(28) 2012/07/21(Sat) 01時頃
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[その姿をカメラに収める]
[ぞくり、と。
背中を走る感情は。]
[断片的に聞こえる声は、そんな感じの内容だった。
それに返事もせず、ただただ、カメラを回し続けている。]
……
[その様子に、彼女は切実な表情を返してくる。]
――…
[手が伸ばされる。こちらには届かない。
撮影をする。
ああ カメラ目線だ。
カメラ越しに、彼女の表情を ――― みる。]
[ た す け て ]
[はっきりと口の動きがうつった。
リアルな、助けを求めている、人が、目の前にいるのに。
私はやっぱり、動かない。]
[彼女はだんだん諦めてきたのか、こちらに手を伸ばす事をやめた。泣き出している。何かを言いながら。こちらへの悪態かもしれない。
失血は続いているだろう。
もしかして、もうすぐなんじゃないだろうか。]
… くるしい?
[最初にかけた声は、それだった。
ばっとこちらへ視線をあげる。]
――…
[ふふ、
少しだけ、笑ってしまった。
その表情に、彼女は、絶句して。
次に見せたのは、おびえるような、表情で。]
[いつの間にか涙も零れはじめている。
気持ち悪い。
手が震える。
こわい。
何でわたし、こんなことを。]
[それでも、カメラを見ると落ち着いた。
ああ。
最後を撮るんだ。
そう思えた。
カメラを持つことで己を保っているのだろうと。
スティーブンが思った事は、半分は正解で、半分は不正解。
カメラを持つことで。
己を崩壊させていっているのが、多分、正解。]
[電話越し、大丈夫?と聞こえたセレストの声。]
… わかん なぁい…
どうだろ、…
[死んだ相手を思い出す。]
ルーカスさんは、
どんなきもち…?
[電話の感じからは、おそらく事故なのだろう。
この状況において、事故死。
ああでも、隕石自体が事故みたいなものだから。
きっと、かわらないのかもしれない。
でも。
何も解らないままに死ねるのは、もしかして。
楽なのかもしれない。]
なんで、天文台のひとは、
回避できないってしってて、
発表したんだろ
なにもしらないまま、
しねてたら、
世界が、おわってたら
ねえ…
どうなってたのかなぁ…
[独り言を呟き続ける。
それは全て、カメラに収められ続ける。]
あは、…
映画のせりふみたい……
――…
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…
[従弟のシルクハットを深く被り、天文台を離れる]
[ふと思い出したのは、 世界が滅ぶことを知る前のある日]
(107) 2012/07/21(Sat) 20時半頃
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―回想・一か月前のある日―
…やあ、ルーカス君。 どうした?
[休憩時間中、携帯電話を鳴らしたのは従弟だった]
軽い打ち身なら、問題はない。 まあ、打ち所が悪いとなったら話は別だけど。
[従弟から「スー」と呼ばれるのは、最初は妙な感じだったのだが、 しばらくすると「悪くないな」とも思えてきた]
(108) 2012/07/21(Sat) 20時半頃
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飯か。いいな。 同僚の話だと、「ピエール・レストラン」っていう所が旨いらしい。 そこに行ってみないか?
[は、と笑う声が聞こえて、こちらも少しつられて笑う]
(109) 2012/07/21(Sat) 20時半頃
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―診療所前―
[天文台を離れてたどり着いたのは。 暴君によってもぬけの殻と化した診療所の前]
[入ることに問題はないが、入ったところで何もないだろう 薬品などを奪われることなど知った上で、この鞄に全てを入れてきたのだから]
(122) 2012/07/21(Sat) 21時半頃
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「おや、スティーブンさんじゃないですか」
[そんな声が聞こえ、振り向いて見えた姿に驚く]
[あの時の、片腕の運転手だった]*
(125) 2012/07/21(Sat) 21時半頃
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― 一ヶ月とちょっと前 ―
ねーぶちょぉお
あの脚本本気ー?
本気いー?
[ひたすら抗議をしていた。ひたすらだ。
だって馬鹿みたいな脚本で、馬鹿みたいな展開で、馬鹿みたいな ああもう、全てが馬鹿じゃないかと思える映画。
手はずは全て整って、クライマックスの天文台での撮影シーンも、既に許可は取ってあるという。 後輩女子からちょうおじょうさまな衣装の準備も整ってますといわれた。
こういう時の手際のよさはなんなの。まじでなんなの?毎度戦慄く。
映画研究部の部長も3年で、今年の夏休みで作るショートムービーを最後に引退する事になっていた。 それは私もだ。 あと少しだけだから、あんな馬鹿な脚本に修正依頼もださず(修正却下された事柄もかなり多いが)、おとなしく見事可憐で病弱な美少女を演りきってあげたんだけども。]
[絶対似合う。
と、わけのわからない根拠を持ち出して力説する部長の姿にじと目である。このお嬢様が男の好みの塊である事は、容易に想像がついて、睨み付けまくった。]
……
[最悪。と、思いながらも。
どこかで少しほほえましく思ってしまう理由は、何だっただろう。]
― 一ヶ月前 ―
[撮影当日。
あの衣装を着たまま移動するなんて屈辱すぎたので、着替えを持っていった。 トイレを借りて更衣する。
トイレから撮影場所までの道のりが遠い。 本気で、あの二人のシフトが入ってない日でよかった。 この日付だけは死守してもらった。
ルーカスは、セレストたちの所に遊びに行ったときに何度か見かけたので、本当に会いたくはなかったんだけど。
衣装とメイクと演技のせいで、誰かは気付かれないといいと、心底思っていた。 もう来れなくなる。
ドームに隣接する、野外観測用の屋上スペース。
なんだなんだ、と見学者はちらほらと集まっていた。 はずかしい。 にげたい。
でも、しかたないから。 ひらきなおるしかないから。
気合一発。懇親の演技が出来てしまった…。 少し後悔している。
聞こえる観客の笑い声は、救いだった。救いだったんだけども、笑い死ぬほど笑いまくっていた見覚えのある職員を、休憩中にじろりとものすごく睨んだのはよい思い出だ。
いやよくないけど。]
[こうして作られた黒歴史フィルムは公開された。
けれど、どういうわけか部長があまり広めなかった。
セレストが知らなかったのもその理由が大きい。
理由は――…。
察しはついたけれど、あんまり認めたくなかったものだから、知らないふりをした。
まあ結局、それがあんな悲しい事件を引き起こすなどとは、*思っていなかったけれど*]
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