87 -Dying to Live, Killing to Dieー
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――あ。
ぎぃ……ぁぁ。
[熱線は腕を正確に捉え、肘から先を焼ききる。 そのままの勢いでナイフを持つ腕はソフィアの脇を抜け床を転がった。 呆然と、溶断部を見る事しかできず痛みに顔を歪めた。]
(100) 2012/04/24(Tue) 23時半頃
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あなたは見たのでしょう?
ドナルドと……サイモンの最期を。
あなたは、どちらのような最期を望むの?
(=22) 2012/04/24(Tue) 23時半頃
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[容易く掴めるゾーイの右腕を躊躇無くひねりあげる。 強化されているとはいえ、見た目的に華奢な彼女の腕が軋みをあげる。このまま背中までねじ上げれば、身動きも取れまいと… …一瞬だけ早い勝利の確信に囚われたのは、周りの仲間達の存在に安堵があったのか、はたまた体中を襲い続ける痛みに神経が散漫になっていたのか… いや……理由などどうでもいい。
視界の先に光る物が見えた。膠着した状態からそれをはじける程には体力はなく]
……くぅ
[身をよじらせどうにか致命傷を避けるのが精一杯 もはや覚悟するしかなかった。
が、待ちかまえる痛みはついに訪れることはなかった]
(101) 2012/04/24(Tue) 23時半頃
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/* 姫は全力でバトルチームを応援します! グレッグとクラリスは間に合うかな?
(-26) 2012/04/24(Tue) 23時半頃
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決着、だな。 オシマイだ。
(*9) 2012/04/24(Tue) 23時半頃
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逃げてなんかねぇよ!
[銃を捨て背に負っていたグレネードランチャーを構える。 通常弾は殲滅戦向け、標的と近しい距離でぶっ放せば自分も巻き込まれるリスクと隣り合わせになる。
ふと幸運の女神のほうを見れば、碧い眸は何かを訴えかけるように瞬く。 それが“駄目”という意味合いなのはよく分かる。 だが。 何が駄目だというんだこの状況]
(102) 2012/04/24(Tue) 23時半頃
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[脇を抜けていくナイフが、上衣と僅かな皮膚を切る。 ただそれだけだだった。 何があったのか理解するまで数瞬、その間、可愛らしい顔が歪む様をただ眺めることしかできない]
……君か?
[シメオンの傍らにいる男の、その銃口から立ち上る熱線の跡に、ようやく理解できれば、よろりと立ち上がり複雑な面持ちで彼を眺めた]
(103) 2012/04/24(Tue) 23時半頃
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――俺はあんな風には死なない。
――お前らを倒してこの戦争の終わりまでいやその先も、
…………その先? その先に何があるっていうんだ。
(=23) 2012/04/24(Tue) 23時半頃
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/* うおおおおおう言葉足らずうううう
つまりドナルドとサイモン、どちらのような最期も望まないんだーというニュアンスで
(-27) 2012/04/24(Tue) 23時半頃
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[落胆したのか安心したのか。 肩をすくめて、両手を頭の後ろにやった]
トドメ、刺してやんなよ。 「仲間のよしみ」で、さ?
(104) 2012/04/24(Tue) 23時半頃
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あなたの女神様は分からないわ。
でも、もし私が。 私が女神様だったとしたら。
最期まで、自分自身であろうとするあなたを。 この腕に抱きしめて微笑みたいわ。
(=24) 2012/04/24(Tue) 23時半頃
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仲間のいない生の その先。
………。
(=25) 2012/04/24(Tue) 23時半頃
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あ――。 ぐ。
[右側の視覚をほぼ失い 左腕は溶断され攻撃行動を取ったことで右肩の関節が外れてしまった。
勝機は那由他の先へと掻き消えてしまった。 しかし、足掻くことをやめようとしない。 歯を食いしばり、ソフィアの腹部にむけ最期のあがきとばかりに頭突きをしようとするが力が乗らず、通常時と比べれば赤子の抵抗と大差なかった。]
(105) 2012/04/24(Tue) 23時半頃
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[少年の幸運は時に少年自身のみならず。 同行した“仲間”達にまで及んだ。
まあ組み合わせ次第では時に同行者の運を吸い取ったりもしてきた、が。 それでも――幸運にも味方に死人の出なかった作戦に参加していたことは多々、あった。
その自分が仲間を傷つけ。 結果仲間のいなくなった生を歩むのが駄目だと言いたいのかこの幸運の女神とやらは]
(106) 2012/04/24(Tue) 23時半頃
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[トニーの声に、小さく頷き、それでもあがくゾーイを悲しそうに見やった]
ゾーイ。選ぶといい。 大人の操り人形としてもう少し、僅かな間でも生きるか。 私たちの知る仲間として『人』として逝くか。
[義手ではない。生身の手で、腰から取りだした回転式自動拳銃を、静かに彼女の前へ翳す]
私は……君を敵として葬りたくはない。 仲間として、送らせて欲しい
[口を真一文字に結んでから、小さく息を吐く。 そして微笑む。最期の手向けとばかりに 穏やかに、彼女を見つめる]
(107) 2012/04/24(Tue) 23時半頃
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["掃除道具"を膝から下ろして立ち上がる。 ふんわり開いた"エプロンドレス"の傘は。 裾が重力に従って、微かにしぼんだ。]
あなたも、武器を下ろしてこちらに来て。 一緒に四つ葉を探しましょう?
[グレッグを見つめ微笑んだ。]
(108) 2012/04/24(Tue) 23時半頃
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[ゾーイが 倒れる 戦闘能力は もう 無い
システムより伝えられる エラー音は 消えない ゾーイの心は 昔へと 戻ってしまった 戻ってこない]
お前は 悪くない
[青年に出来るのは 監視と 見守るのみ]
(109) 2012/04/25(Wed) 00時頃
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[ソフィアには片手を上げるのみ。
まだ終わってない。まだ…]
(110) 2012/04/25(Wed) 00時頃
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俺としては抱き締められるまでは望んでないんだがなぁ。
せめて傍で看取ってくれるだけで、最期の言葉を聞いてくれるだけで良かった。 ドナルドの最期に近いといったところか。
(=26) 2012/04/25(Wed) 00時頃
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――はは。 アハハ、あはは。
いままで通り Dollsと見下してきた敵と同じように扱えばいいじゃないか。
そうやって、辻褄合わせがしたいなら好きにすれば良い。 どの道かわらない。 殺せ。 殺せよBLAッ!
[ソフィアを睨み、躊躇なく言い切る姿に BLAとして戦ったものの意識は微塵も感じられない。]
(111) 2012/04/25(Wed) 00時頃
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ありがとな。
[地声でクラリッサに礼を言う]
お前が一瞬また別の女神に見えた。つーかお前も幸運の女神でいい。
[告げて、野原に落とした銃を蹴りでクラリッサの足元に。 その近くに懐から取り出した弾層も放り投げる]
(112) 2012/04/25(Wed) 00時頃
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戦うことは楽しいわ。 生きてるって感じられるもの。
でも、それだけ。
戦いに溺れることは"生きてる"とは違うわ。 "生きてる"ということは……最期まで自分を諦めないこと。 ……私は、そう思う。
(=27) 2012/04/25(Wed) 00時頃
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あなたが私より先に逝ってしまうのが、悲しいわ。
(=28) 2012/04/25(Wed) 00時頃
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そうか……辻褄か。 確かに君の言うとおりなのだろうな。 私は甘えているのだろう。 私を押しつけてるだけなのだろうな。
[ゾーイの言葉に、微笑みは崩さず、睨み付けるその顔をじっと見つめる。私の記憶でも忘れることがないように、目に焼き付けるように]
君が忘れても、私たちは忘れないよ。 君がここにいたことを。 おやすみゾーイ。
また逢おう
[刹那、乾いたひとつの銃声が鳴り響き、彼女の心臓に鮮血の花を咲かせたことだろう]
(113) 2012/04/25(Wed) 00時頃
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だが、一緒に四つ葉を探すことはできない。
[ついでのようにグレネードランチャーも放り投げた後。 ポケットに片手を突っ込んだまま言い放つ]
近付けば俺はポケットの中の手榴弾のピンを抜く。 だから早くお前らの好きにしてくれ。
(114) 2012/04/25(Wed) 00時頃
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[床に倒すことは許さなかった。 すんでの所で支えれば、そのまま彼女の灯火が費えるその瞬間まで、私は無言で抱きしめ続けた。
これも私のエゴなのだろはわかってはいたけれど]
(115) 2012/04/25(Wed) 00時頃
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[グレッグの言葉と。 武器を捨てるその姿を見て。 思わず涙が。]
……駄目ね。最期まで微笑んでいたかったのに。
(116) 2012/04/25(Wed) 00時頃
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成程。
その言葉、冥土の土産に持っていくことにする。 そんなところ、本当にあるのか分かんないけどなぁ。
(=29) 2012/04/25(Wed) 00時頃
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ぅ……く。
[がくりと、体が揺れ 金色の瞳が力を失う。
どろり、口からこぼれ落ちる深紅。 胸元に手を重ねようとするが肘先から先が無い――。
くすり。
そんな自嘲と共に意識は闇に溶けてゆく。]
(117) 2012/04/25(Wed) 00時頃
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……お前は逝くな。
(=30) 2012/04/25(Wed) 00時頃
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