人狼議事


62 あの、夏の日

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[男が見つめる太陽は、徐々に傾くにしては余りにも、緩慢]

なあ、メアリー。

[不意に呼びかける男の声は、どこか懐かしげで]

今、俺達が見ている風景は…



――昔の、夢…なのかな。

[どこか、苦しげで]


[ヤニクに背を向け、歩き出した廊下の先を見つめる。
影と光のコントラストにぐにゃりと歪んだ視界。首を振ってそれを掃った、けれど。]

………。

[聞こえたディーンの声。
淡い感情の乗ったその声音は苦く]


――……夢、なんでしょうね。

[目を背けていた事実。
乾いた髪が再びはらはらと舞い]


やっぱり…メアリーもそう、思うか。

[返ってきた言葉に、ほんの少し自嘲する様な声が混ざる]

夢を…見たんだ。

俺達が大人になってて、店らしい所で酒を飲んでて。
皆で「久し振り」「懐かしいな」なんて言いながら笑ってて――

[眠っていた時の記憶がフラッシュバックする。
真面目な少年が知らないはずの酒の味を知っているのは、どう考えても可笑しかった]


でもあれは、夢じゃなくて。

[あちらが現実だったんだ。
ぽつり、言葉がこぼれる]

大学に行って、勉強して。
良い会社に就職しようと頑張って。

社会人になったらなったで。
毎日が同じ様で、気が付けば一日が終わる。



そんな事を何年も積み上げた先に、俺達はもう居るんだ――



[呟く男は、まだ太陽から目を逸らせずに]


はい、きっと……そうなんですよね。

[やっぱりとの声に唇を噛む。
彼の話すその“夢”が、少女にも覚えがあるから。
陽の光で歪んだ世界で、聞きなれた、けれど大人びた声が聞こえたから。]

……戻りたかったんでしょうね。
この懐かしい寮に。

[一つ、思い出せばさらに一つ。流れ込んでなじんでいく記憶はこの世界が夢だという事実を知らしめる。
首を振ってもそれは止められない。
止めることなどできない。]


――だから、こんなに苦しいんですね。

[少女の声はもう響かず、風に乗って伝わるのは大人びたメアリー・ベルの声。]


――……感覚だってちゃんとあるのに。
ディーン先輩に、手が届くのに。

……これが、夢……

[肩を掴む手に、余計に力が入った。]


[メアリーのもう一つの声は、ほんの少し悔しさに似た感情を含んでいる様に思えて。
その声に、その表情に、胸を締め付けられる思いがした]

…戻りたかった。少なくとも、俺は。

10年前…いや「今」か。
あれから暫くして、皆バラバラになって…

何処か、胸の何処かに穴が開いた…とでも言うのかな。

[少年の姿の男はノートを右手に持ち替え。
少女の姿の女の元へと、寮の窓際に寄って]


[メアリーが体勢を崩した瞬間に、男は咄嗟に対応する事が出来ず。
自分の両肩で、彼女の細い腕を支えた]

ああ、こんなに痛いのにな。

これが夢なんて――思いたく、無いな。

[男には似つかわしくないと思われる、現実逃避を口にし。
両肩に食い込んでいく爪の痛みに、微笑んで]

[唇を噛む彼女の頭を、左手でそっと撫でた]


私も、同じです。
寮で過ごした生活が本当に楽しくて。
学年に関係なく、お菓子食べたりお話ししたり
一日中笑い合えて、日が落ちて……

幸せ、だったから。

[落ち着いたディーンの声
こみ上げるものを抑えつつ返す。
こちらに駆けてくる少年と、視線が合って。]


[目の前でどこか幼さを感じる少年が微笑む。
体重を支えるだけで精一杯の少女は、少し目を見開いて]


ずっと……
ずっと、このままでいたいです。

[優しく撫でられる感触が心地良い。
傾き始めた陽が瞳に差し込んで、泣きたくなった。]


そう、か…

[きっと「今」の頃を思い出しているのだろう。
幸せだった。と過去形で言うメアリーから手を離す。
だが、視線は合わさったまま]

――――そうだな。
今は、このままで――

[本来の少年なら、現実を見ろ、と叱咤しているだろう。
だが、少年は男になって、ひとつだけ変わった]

[それは、過去に戻りたい心を持った事]


【人】 読書家 ケイト

―談話室―

取りあえず、ヨーラは溶けないっ!へばらないっ!!

[ヨーランダとのやり取りはいつもの事で。]

取りあえずあたしがタライ、取ってくるわよ。廊下で溶けられたら困るし。

[ケイトはマリアンヌの言われた通りに風呂場に向かう。]

(52) 2011/08/28(Sun) 02時半頃

【人】 読書家 ケイト

それと、先輩方。

[ケイトは突然立ち止まり。]

(53) 2011/08/28(Sun) 02時半頃

【人】 読書家 ケイト

あんまりヤニクくんにいい加減な事教えないでください。

[眼鏡をかけ直しながらそう告げる。]

でないと、

(55) 2011/08/28(Sun) 02時半頃

…相変わらず、誤魔化しは下手なんだな。

[メアリーの最後の言葉には、微かな声で苦笑を]


【人】 読書家 ケイト

――西瓜の代わりに先輩の頭ひっぱたきますよ。

[ぼそっ、と言って、談話室を後にする。]

(56) 2011/08/28(Sun) 02時半頃

[視線を合わせたまま、ゆっくりと頷く。
まだ誰も知らない。この夢の正体に。

だから気づいてしまった彼と、そして自分と。秘密にして飲み込んでしまえばいい。

いつか終わりが来る、それが怖いけれど
一人ではないから。]

ディーン先輩と一緒で、よかったです。

[まだ少し胸は痛むけれど、それもずっと軽くなった。]


……それは言っちゃだめです!

[苦笑されれば恥ずかしげに視線を逸らした**]


読書家 ケイトは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 02時半頃


ケイトは、考えただけで立ちくらみがしそうな日本文化の歪曲が聞こえたが制裁はあとにすることにした。

2011/08/28(Sun) 02時半頃


【人】 読書家 ケイト

―風呂場・脱衣所―

……えーっと、タライ、タライ、タライ……。

[ケイトは脚立に乗ってタライが無いか探している。]

(68) 2011/08/28(Sun) 02時半頃

[そうだ。今はそれで良い。
少しでも長く夢に浸っていたって、良いだろう?
現実に戻るのは、夢を堪能してからでも良いではないか――]

[きっとメアリーも、似た様な事を考えているんだろう。
だから今、こうして二人だけでこんな不思議な会話が出来るのだ。
そう男は結論付けて]

ああ。

俺も仲間が――お前が居てくれて、良かった。

[懐かしむ気持ちは、決して悪くはないのだ。
そうメアリーが肯定してくれている気がして]

[頷く彼女を見て、男は満足そうに笑った]


[談話室に向かう途中、共用の風呂場の前に差し掛かる前]

……ククッ……

[メアリーの恥ずかしがっていた様子を思い出して、悪いとは思っていても、つい笑ってしまった]


もう!
なに笑ってるんですか!

[笑い声はどこか幼く、怒って荒げる声も少女のように。]

…………ふふ。

[それがおかしくて、怒った後なのに笑いがこみ上げた。]


ここから見る星は、本当に綺麗だったな。
……どうして、夢なんだろう。

[これが現実であればいいのに。
そう星に願っても叶えてはくれない。
それでも願わずにはいられなかった**]


【人】 読書家 ケイト

―回想・風呂場―

二人とも、どうもありがとう。

[ケイトはタライを手にディーンとメアリーに礼を言うと。]

こんな手間どるなら最初っから寮母さんに頼んでおけば良かったわよね。本当にごめんなさい。

(106) 2011/08/28(Sun) 20時半頃

【人】 読書家 ケイト

それじゃ、ヨーラが談話室で待ってるから。それじゃあね。

[ケイトはそう言うと談話室へと戻っていく。]

あ、そうだ―――

(108) 2011/08/28(Sun) 20時半頃

ケイトは、ぴた、と立ち止まり。

2011/08/28(Sun) 20時半頃


【人】 読書家 ケイト

――今度、お礼はするから。よろしく。

[そう一言だけ、告げるとケイトは談話室へと向かっていく。]

(109) 2011/08/28(Sun) 20時半頃

【人】 読書家 ケイト

―回想・廊下―

…………

[ケイトはふと、立ち止まり自分自身の頬が軽く染まっている事に気がつき]

…………気のせい、よね。きっと。

[一言つぶやいて、クラスメートが待つであろう談話室へと向かう。]

(110) 2011/08/28(Sun) 20時半頃

[メアリーは既に外に居たのか。
星、と聞いて、食堂の窓から外を見る]

夢だから、尚更綺麗と言う事も…あるかもしれないぞ?

[だが、確かにこの頃に見ていた夜空は綺麗だったと思う]

…大人になると、大事だった筈のものを置き去りにしてしまう。

[現実である今では、星も月も――男は大して気にしなくなってしまっていた。
感動する事も、些細な事に興味を持つ事も、少なくなったと思う]

……そんな大人には、なりたくなかった筈なんだがな。

[現実は、無常。
それが大人になる、と言う事なのだろうか――]


【人】 読書家 ケイト

―回想・談話室―

……ったく、ヨーラったら。ここは天国でも地獄でもホコテンでも無くて寮だってば!

[ケイトはいつもの説教じみた口調でヨーラの足元に氷水の入ったタライを持っていく。]

あんまり心配させないでよね、ただでさえあんまり丈夫じゃ無いんだからー。

[そう言いつつもそんなに悪い気はしていないのであるが。]

それじゃ、ちょっとあたしは自分の部屋戻るから。
溶けそうになったら自分で氷足すなりしてよね。

[ケイトは少しフラフラした足取りで部屋へと戻っていく。]

―回想・了―

(111) 2011/08/28(Sun) 20時半頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 20時半頃


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