人狼議事


62 あの、夏の日

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【人】 食いしん坊 マリアンヌ

―談話室―

 あぁ。ありがとう。もらえるかな?
 外、けっこう暑くって。

[ケイトの勧め>>1:157に、Tシャツの胸元で煽りながら口にした。
 実際、ぐるっとグラウンドを回ってきてしまったせいだろうか、肌はじとりと汗ばんでいる]

 スイカのこと、ディーンから聞いたわ。
 なんか、悪いわね。
 委員長で色々気をつかってもらっているのに、こうゆうのまで。

[もちろん、実際は実家から送られてきたものだということも察しがついていたし、帰省の激しいこの休みの合間に行われる委員会行事自体も、あまりないのだろうと思う。
 ただ、なにかと残った生徒達を気づかってもらっている様子>>1:95を感じていたから、ぽろっと口に出しただけ。
 多分、最上級生とはいえ、部活にかまけてあまり寮の後輩たちに気遣いができていない、自分への負い目もあったのだろうとは思う]

(8) 2011/08/28(Sun) 00時半頃

[男が見つめる太陽は、徐々に傾くにしては余りにも、緩慢]

なあ、メアリー。

[不意に呼びかける男の声は、どこか懐かしげで]

今、俺達が見ている風景は…



――昔の、夢…なのかな。

[どこか、苦しげで]


食いしん坊 マリアンヌは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 00時半頃


[ヤニクに背を向け、歩き出した廊下の先を見つめる。
影と光のコントラストにぐにゃりと歪んだ視界。首を振ってそれを掃った、けれど。]

………。

[聞こえたディーンの声。
淡い感情の乗ったその声音は苦く]


――……夢、なんでしょうね。

[目を背けていた事実。
乾いた髪が再びはらはらと舞い]


やっぱり…メアリーもそう、思うか。

[返ってきた言葉に、ほんの少し自嘲する様な声が混ざる]

夢を…見たんだ。

俺達が大人になってて、店らしい所で酒を飲んでて。
皆で「久し振り」「懐かしいな」なんて言いながら笑ってて――

[眠っていた時の記憶がフラッシュバックする。
真面目な少年が知らないはずの酒の味を知っているのは、どう考えても可笑しかった]


でもあれは、夢じゃなくて。

[あちらが現実だったんだ。
ぽつり、言葉がこぼれる]

大学に行って、勉強して。
良い会社に就職しようと頑張って。

社会人になったらなったで。
毎日が同じ様で、気が付けば一日が終わる。



そんな事を何年も積み上げた先に、俺達はもう居るんだ――



[呟く男は、まだ太陽から目を逸らせずに]


はい、きっと……そうなんですよね。

[やっぱりとの声に唇を噛む。
彼の話すその“夢”が、少女にも覚えがあるから。
陽の光で歪んだ世界で、聞きなれた、けれど大人びた声が聞こえたから。]

……戻りたかったんでしょうね。
この懐かしい寮に。

[一つ、思い出せばさらに一つ。流れ込んでなじんでいく記憶はこの世界が夢だという事実を知らしめる。
首を振ってもそれは止められない。
止めることなどできない。]


――だから、こんなに苦しいんですね。

[少女の声はもう響かず、風に乗って伝わるのは大人びたメアリー・ベルの声。]


【人】 食いしん坊 マリアンヌ

―談話室―

[ケイトに返しながら>>8も、喜んでいたヨーランダの方>>16を一瞥する。
 実はちらっと、ヨーランダ死す>>1:157目撃していたこともあって。
 感想は]

 よかった。生き返った。

 いいんじゃない。どんどんやっちゃって。
 ふふ。普段は運動部は独占しちゃっているから、こうゆう機会ってあんまりないだろうし。
 あ、でも……全部使わないで残しておくと、後でも使えるよ。
 夜とかも寝ぐるしいだろうし。

[夏場はぐったりしっぱなしに思えるけど、夜は眠れているんだろうか?
 ヨーランダの寝姿を想像してみたけれど、安眠している絵面が浮かばない。
 余った分は、去り際に冷凍庫にでもしまっておこうかな。何気なしにそう思った]

(18) 2011/08/28(Sun) 01時頃

――……感覚だってちゃんとあるのに。
ディーン先輩に、手が届くのに。

……これが、夢……

[肩を掴む手に、余計に力が入った。]


マリアンヌは、ヤニクの言葉に「ハナビ?」>>22と呟いた。人の行き来が多い談話室だから、あまり大きな反応はしなかったけど……

2011/08/28(Sun) 01時頃


[メアリーのもう一つの声は、ほんの少し悔しさに似た感情を含んでいる様に思えて。
その声に、その表情に、胸を締め付けられる思いがした]

…戻りたかった。少なくとも、俺は。

10年前…いや「今」か。
あれから暫くして、皆バラバラになって…

何処か、胸の何処かに穴が開いた…とでも言うのかな。

[少年の姿の男はノートを右手に持ち替え。
少女の姿の女の元へと、寮の窓際に寄って]


[メアリーが体勢を崩した瞬間に、男は咄嗟に対応する事が出来ず。
自分の両肩で、彼女の細い腕を支えた]

ああ、こんなに痛いのにな。

これが夢なんて――思いたく、無いな。

[男には似つかわしくないと思われる、現実逃避を口にし。
両肩に食い込んでいく爪の痛みに、微笑んで]

[唇を噛む彼女の頭を、左手でそっと撫でた]


【人】 食いしん坊 マリアンヌ

―談話室―

 あ、花火! 今年もやるんだ。
 でも私は……。

[ヘクターの誘い>>26に、「忙しいから」の断りの言葉が浮かんだ。
 けれど、声は喉を通り過ぎて、口から出る前にせき止められてしまった。
 きっと、ヤニクの輝く笑顔>>22のせいだ。
 1人でも欠けていたら残念がってしまうかもしれない]

 夕食後に、ちょっとだけなら。
 暑い中、ありがと! 楽しみにしてるよ。
 あ、でも……あのパラシュート>>1:79のは、できればなし、で。

[ケイトにかけた言葉の中>>8。自分への負い目も後押ししていたのだろう。
 2人が買い出しに向かうなら、笑顔で手を振ったことだろう]

(32) 2011/08/28(Sun) 01時半頃

私も、同じです。
寮で過ごした生活が本当に楽しくて。
学年に関係なく、お菓子食べたりお話ししたり
一日中笑い合えて、日が落ちて……

幸せ、だったから。

[落ち着いたディーンの声
こみ上げるものを抑えつつ返す。
こちらに駆けてくる少年と、視線が合って。]


[目の前でどこか幼さを感じる少年が微笑む。
体重を支えるだけで精一杯の少女は、少し目を見開いて]


ずっと……
ずっと、このままでいたいです。

[優しく撫でられる感触が心地良い。
傾き始めた陽が瞳に差し込んで、泣きたくなった。]


【人】 食いしん坊 マリアンヌ

―談話室―

 ヨーラ、あなた……毎日そんなデッド・オア・アライブな夜を送っていたの?

[なんだか、本気で心配になってきた。
 常勝無敵のチームだって、100戦すれば1敗はする。
 今日が大丈夫だから、明日も……なんてことは希望的な観測な訳で]

 お風呂場のタライはプラスティック製の小さいのだったから……。
 確か、洗濯機の脇にカナダライがなかったっけ?
 ほら。使用中だった時とかに、手洗いに使うの。
 あ、もし使ったら、そのままここに置いといてくれる? 私も、後でちょっとやってみたいから。

[そこまで言い切ると、すくっと立ち上がった。
 夜に花火をするのなら、今、あんまり長居し過ぎる訳にはいかない]

 それじゃ、私もそろそろ行くね。
 あ、あと……この位の夏でへばっちゃダメよ。
 ……そんなんじゃ、素敵なイラスト、描けなくなっちゃうじゃない。

(37) 2011/08/28(Sun) 01時半頃

【人】 食いしん坊 マリアンヌ

―談話室―

 垂れてる。垂れてる。>>39
 ふふ。どういたしまして。
 ……………………え?

[生き返った様子のヨーランダ送った微笑みが、呆けたように止まってしまった。
 「なに言ってるのよ。ヨーラ」、という思いと、「なに言ってるのよ。私」の思い交錯する]

 だって、私ヨーラからもらったよ?
 ヨーラ、私のこと描いてくれて……。
 ……って、あれ?

[受け取った、ような気がする。ヨーランダから貰ってポケットに押し込んだ、ような気がする。
 ただ、いくら思い出そうとしても、「ような気がする」から先に進まなくて……]

 気のせい、だったかな? でも、そっか。お絵かき好きなんだ。
 今度、見せてよ。ヨーラの絵。

(48) 2011/08/28(Sun) 02時頃

マリアンヌは、疑問に首をかしげながら、近くにいたケイトに気づいた。

2011/08/28(Sun) 02時頃


そう、か…

[きっと「今」の頃を思い出しているのだろう。
幸せだった。と過去形で言うメアリーから手を離す。
だが、視線は合わさったまま]

――――そうだな。
今は、このままで――

[本来の少年なら、現実を見ろ、と叱咤しているだろう。
だが、少年は男になって、ひとつだけ変わった]

[それは、過去に戻りたい心を持った事]


…相変わらず、誤魔化しは下手なんだな。

[メアリーの最後の言葉には、微かな声で苦笑を]


マリアンヌは、気づいたら、ケイトには静かな迫力あった……>>56

2011/08/28(Sun) 02時半頃


[視線を合わせたまま、ゆっくりと頷く。
まだ誰も知らない。この夢の正体に。

だから気づいてしまった彼と、そして自分と。秘密にして飲み込んでしまえばいい。

いつか終わりが来る、それが怖いけれど
一人ではないから。]

ディーン先輩と一緒で、よかったです。

[まだ少し胸は痛むけれど、それもずっと軽くなった。]


……それは言っちゃだめです!

[苦笑されれば恥ずかしげに視線を逸らした**]


[そうだ。今はそれで良い。
少しでも長く夢に浸っていたって、良いだろう?
現実に戻るのは、夢を堪能してからでも良いではないか――]

[きっとメアリーも、似た様な事を考えているんだろう。
だから今、こうして二人だけでこんな不思議な会話が出来るのだ。
そう男は結論付けて]

ああ。

俺も仲間が――お前が居てくれて、良かった。

[懐かしむ気持ちは、決して悪くはないのだ。
そうメアリーが肯定してくれている気がして]

[頷く彼女を見て、男は満足そうに笑った]


[談話室に向かう途中、共用の風呂場の前に差し掛かる前]

……ククッ……

[メアリーの恥ずかしがっていた様子を思い出して、悪いとは思っていても、つい笑ってしまった]


【人】 食いしん坊 マリアンヌ

―談話室―

 ありがと、ヨーラ。
 でも、あんまり可愛く描き過ぎないでよ。

[自分でも訳のわからない注文>>0:8だけど、思ったままに口にした。
 どちらにしろ、夏場も冬場も弱っていたように思えるヨーラが、創作に取り組んでいる姿は楽しみで……いつか見てみたいな、なんて思う。
 風呂場に向かう去り際のケイトの言葉>>56を聞きとめ、迫力あるなぁと思いつつ……。
 そのまま談話室を後にした。

 陽が落ちるにつれ、蝉の声も少しは弱まってきた気がする。
 夕食や花火の時間までは、自室で勉強の続きに、もう少し挑んでみようと思った**]

(74) 2011/08/28(Sun) 03時頃

食いしん坊 マリアンヌは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 03時頃


もう!
なに笑ってるんですか!

[笑い声はどこか幼く、怒って荒げる声も少女のように。]

…………ふふ。

[それがおかしくて、怒った後なのに笑いがこみ上げた。]


ここから見る星は、本当に綺麗だったな。
……どうして、夢なんだろう。

[これが現実であればいいのに。
そう星に願っても叶えてはくれない。
それでも願わずにはいられなかった**]


【人】 食いしん坊 マリアンヌ

―回想・自室―

[部屋に戻ってから始めたのは、勉強の続きでもなく、○秘ファイル>>1:81のチェックでもなく。
 拾ってきたボール>>1:119の修繕だった。
 廊下で後輩達(ディーンとメアリー。ケイトもいただろうか)とすれ違った時>>75は、特に気づくことがなれば、夕食の時に合流する、程度のことを伝えるに留まったと思う。
 ちくり、ちくりとボールに針を通しながら、談話室で受けたヘクターの言葉を思い出す。
 ――――高校最後の夏なんだからな>>33、って]

 分かってはいるけど、さ。

[生来気持ちの切り替えが下手なのか。
 いや、去年か一昨年か、落下傘花火が夜の校舎まで飛ばされていった時>>1:79は、文句を言いながらもハプニングを楽しむ余裕があった気がするから、やっぱり、今の状況のせいなのか。
 若い体にエネルギーは溢れているはずなのに、放出しきることができないまま、『最後の夏』が削られていく]

(91) 2011/08/28(Sun) 19時頃

【人】 食いしん坊 マリアンヌ

 打ち上げ花火、あるかな。

[子供の頃から好きだった。
 自力で昇って弾ける様が、幼心にカッコよかった。
 見ている誰もが意味も分からず「たまや」のエールを送ってくれて、ダンッ、と弾けて咲かす花]

 近所迷惑になるだろうし。
 さすがにディーンやケイトが黙っていない、か。

[直ったボールをベッドの上にポンと置く。
 せめて、先輩としての道義>>15を通そうと、ポケットに財布を突っ込んだ。

 ――――カサリ。

 逆のポケットから、なにか破れやすい薄い紙のようなものがこすれる音がしたけれど。
 ……少なくとも今の瞬間は、気にしないでおこうと思う]

(92) 2011/08/28(Sun) 19時頃

【人】 食いしん坊 マリアンヌ

―回想・夜の食堂で―

[ヘクターの「いただきまっす!!」>>86を聞いてからも、すぐには箸に手をつけない。
 鯖の味噌煮>>77、きゅうりの浅漬け>>82、ご飯、とざっくりとメニューをメモしていく。
 これも、後でファイル>>1:81する選手の健康管理の一環で……なんて思ってから、今の状況で本当に必要なのかと、メモする手がふと止まる。
 テツがここにいたとして、部員以外に退部の旨が伝わっていない>>1:53以上、表だってみんなの前で、引きとめにかかることはしないけれど。
 彼が本気で戻ってくる気がないのなら、こんなメモは意味がない]

『下ごしらえは個別に。後に大鍋でいっぺんに煮込むことによって、臭みをとばしつつ、旨みを逃さない工夫がこらされていると思われる』

[やけくそ気味に記した、まるで料理本に載せる様な一文。
 ペンを箸に持ち替えて、遅まきの「いただきます」。
 ベネットが部員だったら食管理なんて無理だろうな>>86などと思いつつ食事を終え。
 後片付けを終えたならば、飲み物でも冷やせるようにクーラーボックスを、もしタライが見つかっていた>>43>>68なら、折り返しで水を張ったそれも持って、中庭に向かったことだろう]

(93) 2011/08/28(Sun) 19時頃

マリアンヌは、中庭で一通りの作業を終えると、みんなから少し離れた場所で、寮の壁を背によりかかった**。

2011/08/28(Sun) 19時頃


食いしん坊 マリアンヌは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 19時頃


[メアリーは既に外に居たのか。
星、と聞いて、食堂の窓から外を見る]

夢だから、尚更綺麗と言う事も…あるかもしれないぞ?

[だが、確かにこの頃に見ていた夜空は綺麗だったと思う]

…大人になると、大事だった筈のものを置き去りにしてしまう。

[現実である今では、星も月も――男は大して気にしなくなってしまっていた。
感動する事も、些細な事に興味を持つ事も、少なくなったと思う]

……そんな大人には、なりたくなかった筈なんだがな。

[現実は、無常。
それが大人になる、と言う事なのだろうか――]


[皆が呟く「不思議な言葉」を、少年は食堂から退出しながら考える]

…皆、現実を少しずつ引き摺ってるな。

[それは、紛れもなく現実で交わした会話の一端]

暫くすれば、皆もメアリーや俺達の様に、此処が夢だと分かるんだろう。
だが…

[今が夢だと分かれば、中には現実に戻ろうとする。
もしくは現実と同じ様に振る舞おうとする者も出てくるだろう]

……できれば皆、気付かないでいてほしいのだがなあ。
せめて、今だけは…

[それは、男の勝手な願望]


食いしん坊 マリアンヌは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 21時半頃


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