人狼議事


62 あの、夏の日

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墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 00時半頃


[男が見つめる太陽は、徐々に傾くにしては余りにも、緩慢]

なあ、メアリー。

[不意に呼びかける男の声は、どこか懐かしげで]

今、俺達が見ている風景は…



――昔の、夢…なのかな。

[どこか、苦しげで]


[ヤニクに背を向け、歩き出した廊下の先を見つめる。
影と光のコントラストにぐにゃりと歪んだ視界。首を振ってそれを掃った、けれど。]

………。

[聞こえたディーンの声。
淡い感情の乗ったその声音は苦く]


――……夢、なんでしょうね。

[目を背けていた事実。
乾いた髪が再びはらはらと舞い]


【人】 墓守 ヨーランダ

普段着に、水着ー……?

[ヘクターに言われた言葉>>1:159を反芻し、んー、と考えてみる]

多分ー、いいんちょーとディーンに怒られるー。

[多分ではない。まず間違いなく怒られる。
 そして怒られなかったらアリだというのだろうか]

んー。

[ごろり、寝返りを打ちながら、先ほどディーンに言われた>>1:147のにしたがって、髪をしっかりと結いなおそうとして……]

ふにゃっ!!

[また落ちた。
 ケイトがやってきて、床に伸びているのを見咎められた>>1:148のはそんな時だったか]

(10) 2011/08/28(Sun) 00時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

い、いや、床に寝よーとしたわけじゃないんだよー?
さっき床も冷たいなーと思ったら、ディーンに怒られたしー。
……いいんちょー、そんなに揺すられたら目が回るー。

[脳が揺れる気がする。ふらふらと立ち上がると、どさっとソファに腰掛けた。
 なんとなく、ソファでも寝たら怒られそうな気がして]

あのねー、ディーンに、もっとしっかり髪を結べって言われてー。
結びながら、寝返りを打ってー。
あとね、くだらないとか言われても>>1:147勝手に勘違いしちゃう人だっているかもしれないしー。
私の知らないところで私が失恋したことになってたらやだなーとか考えてたらー、落ちちゃったのー。

[たどたどしい言い訳は、多分半分もケイトに意味が通じない]

(13) 2011/08/28(Sun) 00時半頃

やっぱり…メアリーもそう、思うか。

[返ってきた言葉に、ほんの少し自嘲する様な声が混ざる]

夢を…見たんだ。

俺達が大人になってて、店らしい所で酒を飲んでて。
皆で「久し振り」「懐かしいな」なんて言いながら笑ってて――

[眠っていた時の記憶がフラッシュバックする。
真面目な少年が知らないはずの酒の味を知っているのは、どう考えても可笑しかった]


でもあれは、夢じゃなくて。

[あちらが現実だったんだ。
ぽつり、言葉がこぼれる]

大学に行って、勉強して。
良い会社に就職しようと頑張って。

社会人になったらなったで。
毎日が同じ様で、気が付けば一日が終わる。



そんな事を何年も積み上げた先に、俺達はもう居るんだ――



[呟く男は、まだ太陽から目を逸らせずに]


【人】 墓守 ヨーランダ

……差し入れー?

[とろんとした目でマリアの方へ顔を向けて、マリアの差し入れというのがクーラーボックスなのを見て、ちょっとしゃきんとした]

クーラーボックスだー!
冷たいものー?冷たいものー?
氷ー!?
うわー、マリア先輩ありがとー!!

[眠たげな顔を輝かせ、最大級の感謝を]

あのねー、私ねー、たらいに張った水に足を入れてねー、氷嚢おでこに乗せてねー、ガリガリ食べるのー。

[ちゃっかりフルコースを希望した]

(16) 2011/08/28(Sun) 01時頃

はい、きっと……そうなんですよね。

[やっぱりとの声に唇を噛む。
彼の話すその“夢”が、少女にも覚えがあるから。
陽の光で歪んだ世界で、聞きなれた、けれど大人びた声が聞こえたから。]

……戻りたかったんでしょうね。
この懐かしい寮に。

[一つ、思い出せばさらに一つ。流れ込んでなじんでいく記憶はこの世界が夢だという事実を知らしめる。
首を振ってもそれは止められない。
止めることなどできない。]


――だから、こんなに苦しいんですね。

[少女の声はもう響かず、風に乗って伝わるのは大人びたメアリー・ベルの声。]


――……感覚だってちゃんとあるのに。
ディーン先輩に、手が届くのに。

……これが、夢……

[肩を掴む手に、余計に力が入った。]


【人】 墓守 ヨーランダ

えっとー、タライってどこにあったっけー。
やっぱりお風呂の風呂桶ー?

[とりあえず、すぐにできそうな氷嚢を作ろうと、ゆらりと立ち上がった。ガリガリ食べながらなら、少し生きていられる気がする]

そっかー、残しといて夜かー。
網戸にして寝てるけどー、寝苦しいものは寝苦しいしー。
毎晩、このままほんとに死んじゃってー、目が覚めないかもって思うんだー。

[クーラーボックスを開け、まずは自分の口に。
 ガリゴリ噛みながら、ビニール袋に入れて氷嚢を作る]

ちべたー。

(28) 2011/08/28(Sun) 01時半頃

[メアリーのもう一つの声は、ほんの少し悔しさに似た感情を含んでいる様に思えて。
その声に、その表情に、胸を締め付けられる思いがした]

…戻りたかった。少なくとも、俺は。

10年前…いや「今」か。
あれから暫くして、皆バラバラになって…

何処か、胸の何処かに穴が開いた…とでも言うのかな。

[少年の姿の男はノートを右手に持ち替え。
少女の姿の女の元へと、寮の窓際に寄って]


[メアリーが体勢を崩した瞬間に、男は咄嗟に対応する事が出来ず。
自分の両肩で、彼女の細い腕を支えた]

ああ、こんなに痛いのにな。

これが夢なんて――思いたく、無いな。

[男には似つかわしくないと思われる、現実逃避を口にし。
両肩に食い込んでいく爪の痛みに、微笑んで]

[唇を噛む彼女の頭を、左手でそっと撫でた]


ヨーランダは、へクターとヤニクに、「あのねー、あのねー、私は線香花火ー!」とリクエストして見送った。

2011/08/28(Sun) 01時半頃


私も、同じです。
寮で過ごした生活が本当に楽しくて。
学年に関係なく、お菓子食べたりお話ししたり
一日中笑い合えて、日が落ちて……

幸せ、だったから。

[落ち着いたディーンの声
こみ上げるものを抑えつつ返す。
こちらに駆けてくる少年と、視線が合って。]


[目の前でどこか幼さを感じる少年が微笑む。
体重を支えるだけで精一杯の少女は、少し目を見開いて]


ずっと……
ずっと、このままでいたいです。

[優しく撫でられる感触が心地良い。
傾き始めた陽が瞳に差し込んで、泣きたくなった。]


【人】 墓守 ヨーランダ

センコー……ヤニクー、それは先生って意味だよー。
でも、悪い言葉だからー、先生に向かって言ったら怒られるよー。

[手を振り返しついでに余計なことを言った。
 不器用というよりとろいので、ぼたぼた水を零しながら氷嚢は完成。頭に乗せてへにゃりと笑う]

あー、ちょっと生き返るー。

[氷嚢の性能にご満悦。
 マリアからのアドバイスにはうんうんと頷いた]

ちょっと涼しくなったからー、これなら洗濯機のとこまで歩いていけそうな気がするー。
マリア先輩ありがとー。

[ご機嫌でマリアに礼を言うが、続く言葉にきょとんと瞬く]

素敵なイラストー?
お絵かきは好きだけどー、マリア先輩、見たことあったっけー?

(39) 2011/08/28(Sun) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[絵を描くことは好きで。美術の授業は楽しみで。
 でも、本当に一番好きなのは、授業で描く「絵」ではなく、とりとめもなく描く「イラスト」で。
 授業で描いた絵が掲示されることはあったけれど、あれはイラストとは呼ばないと思う。それなのに、マリアはイラストと言った]

……見せたこと、あったー?かなー?

[不思議そうに首を傾げたけれど、すぐにまあいっか、とへにゃりとした笑顔を取り戻した]

マリア先輩、忙しいのにありがとー。
私、金ダライとってくるー。
ちゃんとここに置いとくねー。

(43) 2011/08/28(Sun) 02時頃

そう、か…

[きっと「今」の頃を思い出しているのだろう。
幸せだった。と過去形で言うメアリーから手を離す。
だが、視線は合わさったまま]

――――そうだな。
今は、このままで――

[本来の少年なら、現実を見ろ、と叱咤しているだろう。
だが、少年は男になって、ひとつだけ変わった]

[それは、過去に戻りたい心を持った事]


…相変わらず、誤魔化しは下手なんだな。

[メアリーの最後の言葉には、微かな声で苦笑を]


【人】 墓守 ヨーランダ

[ふらふらと洗濯機のところへ向かおうとしていたが、マリアの言葉>>48に足を止めた]

マリア先輩のお絵かきー……?
そんなことしたっけー……?

[あったような、なかったような。あったなら、はっきり覚えていても良さそうなものだけれど]

うんー、わかったー。
それならー、今度マリア先輩のお絵かきするー。

[にこにことご機嫌の笑顔を向けると、ふわふわした足取りで、金ダライを求めて談話室を出て行こうとして……ケイトに制止された]

えー?いいんちょー、いいのー?

[申し訳ない、と思うけれど、廊下で溶ける可能性は否定できない]

ありがとー。それなら待ってるー。

[せめてついていこうかとも考えたが、まず間違いなくついていった方が迷惑をかけるだろう]

(57) 2011/08/28(Sun) 02時半頃

[視線を合わせたまま、ゆっくりと頷く。
まだ誰も知らない。この夢の正体に。

だから気づいてしまった彼と、そして自分と。秘密にして飲み込んでしまえばいい。

いつか終わりが来る、それが怖いけれど
一人ではないから。]

ディーン先輩と一緒で、よかったです。

[まだ少し胸は痛むけれど、それもずっと軽くなった。]


……それは言っちゃだめです!

[苦笑されれば恥ずかしげに視線を逸らした**]


ヨーランダは、気がつけば談話室の人口密度が大分減っていた。ちょっとは涼しくなるかなー…とぼんやり。**

2011/08/28(Sun) 02時半頃


[そうだ。今はそれで良い。
少しでも長く夢に浸っていたって、良いだろう?
現実に戻るのは、夢を堪能してからでも良いではないか――]

[きっとメアリーも、似た様な事を考えているんだろう。
だから今、こうして二人だけでこんな不思議な会話が出来るのだ。
そう男は結論付けて]

ああ。

俺も仲間が――お前が居てくれて、良かった。

[懐かしむ気持ちは、決して悪くはないのだ。
そうメアリーが肯定してくれている気がして]

[頷く彼女を見て、男は満足そうに笑った]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 03時頃


[談話室に向かう途中、共用の風呂場の前に差し掛かる前]

……ククッ……

[メアリーの恥ずかしがっていた様子を思い出して、悪いとは思っていても、つい笑ってしまった]


もう!
なに笑ってるんですか!

[笑い声はどこか幼く、怒って荒げる声も少女のように。]

…………ふふ。

[それがおかしくて、怒った後なのに笑いがこみ上げた。]


ここから見る星は、本当に綺麗だったな。
……どうして、夢なんだろう。

[これが現実であればいいのに。
そう星に願っても叶えてはくれない。
それでも願わずにはいられなかった**]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 20時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

―談話室―

おかえりー。金ダライありがとー。

[金ダライを持ってケイトが戻ってくると、満面の笑顔で礼を言って、氷水を投入し、足をひたす]

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーー気持ちいいぃぃぃぃ。
なにこれ天国ー?私実はもう死んじゃってたとかー?

[頭に氷嚢、足元に氷水。ガリガリと氷を食べるフルコースを幸せ一杯に満喫しただろう]

(104) 2011/08/28(Sun) 20時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―食堂―

この匂いはー……鯖の味噌煮ー!?

[さすがに金ダライは持ち歩けないが、すっかり気に入った氷嚢を頭に乗せたまま夕食へ。そして食事のメニューに顔を輝かせた]

うわー、やっぱりここって天国かもー。
鯖の味噌煮、食べたかったんだー。
自分で作ってもー、お店で食べてもー、どうしてもこの味にならなくてー……?

[ご機嫌で言った自分の台詞にきょとんとして首を傾げる。
 自分で作ったり、お店で食べたり?そんなこと、するわけがない。
 三食、この食堂で食事をしているのだし、そもそも自分で料理をしようなんて発想はないし]

…………あれー……?

[不思議そうに首を傾げながら、椅子に座る。
 もちろん鯖の味噌煮は一番最後まで大事にとっておいて、のたのたと食事した。
 そして大事な鯖の味噌煮をベネットに奪われてしまったりしたかもしれない]

(105) 2011/08/28(Sun) 20時半頃

[メアリーは既に外に居たのか。
星、と聞いて、食堂の窓から外を見る]

夢だから、尚更綺麗と言う事も…あるかもしれないぞ?

[だが、確かにこの頃に見ていた夜空は綺麗だったと思う]

…大人になると、大事だった筈のものを置き去りにしてしまう。

[現実である今では、星も月も――男は大して気にしなくなってしまっていた。
感動する事も、些細な事に興味を持つ事も、少なくなったと思う]

……そんな大人には、なりたくなかった筈なんだがな。

[現実は、無常。
それが大人になる、と言う事なのだろうか――]


ヨーランダは、ディーンの言葉>>114には、困惑した顔でゆるゆると首を横に振った。目玉焼きしか作ったことないー。

2011/08/28(Sun) 21時頃


[皆が呟く「不思議な言葉」を、少年は食堂から退出しながら考える]

…皆、現実を少しずつ引き摺ってるな。

[それは、紛れもなく現実で交わした会話の一端]

暫くすれば、皆もメアリーや俺達の様に、此処が夢だと分かるんだろう。
だが…

[今が夢だと分かれば、中には現実に戻ろうとする。
もしくは現実と同じ様に振る舞おうとする者も出てくるだろう]

……できれば皆、気付かないでいてほしいのだがなあ。
せめて、今だけは…

[それは、男の勝手な願望]


【人】 墓守 ヨーランダ

―中庭―

[鯖の味噌には食べられたのか、否か。食事を終えると氷嚢を頭に乗せたまま中庭へと出て行く。
 先ほどのケイトの言葉>>111を思い出して、呟いた]

天国でも地獄でもホコテンでもなくて寮ー……。
……でもねー、時々思うんだー。
寮で過ごした3年間は、天国みたいに楽しかったなーってー……。
……3年間ー?

[思わず足を止めて、自分の言葉に眉をひそめた。
 何を言っているのだろう。自分はまだ2年生なのに。
 まるで、とっくに卒業して回想しているような口ぶりで――――]

……やっぱりちょっとー、暑すぎて死に掛かっちゃっててー、おかしくなってるのかもー。

[そう、首を傾げたけれど、用意された花火を見るとすぐにそんなことは忘れてしまった]

(115) 2011/08/28(Sun) 21時頃

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ヨーランダ
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