人狼議事


62 あの、夏の日

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【人】 さすらい人 ヤニク

― 寮・廊下 ―

 もっとピカピカ、もっとおおきな……。
 わぁお、とても、カッコイイ!

[相変わらずさっぱり内容が分からないのだが、なんとなくカッコイイものであることを想像しつつ、目を輝かせている。
おおきい声を出していたことにはっと気づき、人差し指を唇の前へ。メアリーに悪戯っぽく笑いかけて。]

 んー、そうだネェ……だれも、いない。
 
 ボク、もうすこし歩くネ。
 メアリー、先にスイカ、行っていて?

[ナツはアツいから、と呟きながら、ぱたぱたと扇ぐ仕草。]

(7) 2011/08/28(Sun) 00時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 00時半頃


[男が見つめる太陽は、徐々に傾くにしては余りにも、緩慢]

なあ、メアリー。

[不意に呼びかける男の声は、どこか懐かしげで]

今、俺達が見ている風景は…



――昔の、夢…なのかな。

[どこか、苦しげで]


[ヤニクに背を向け、歩き出した廊下の先を見つめる。
影と光のコントラストにぐにゃりと歪んだ視界。首を振ってそれを掃った、けれど。]

………。

[聞こえたディーンの声。
淡い感情の乗ったその声音は苦く]


――……夢、なんでしょうね。

[目を背けていた事実。
乾いた髪が再びはらはらと舞い]


【人】 さすらい人 ヤニク

 アリガトウ、アリガトウ、メアリー。
 よろしくオネガイします!

[右手をびしっと上げて、ひとつ、敬礼のあと。下ろしている左腕を叩く彼女に、少し真顔で首を傾げて―――]

 スイカ売り切れ、カナシイよ!
 すぐに行く、ネ!

[けれど真顔は一瞬。またにかっと笑顔になって、談話室に向かう小柄な背中を見送った。]

(11) 2011/08/28(Sun) 00時半頃

やっぱり…メアリーもそう、思うか。

[返ってきた言葉に、ほんの少し自嘲する様な声が混ざる]

夢を…見たんだ。

俺達が大人になってて、店らしい所で酒を飲んでて。
皆で「久し振り」「懐かしいな」なんて言いながら笑ってて――

[眠っていた時の記憶がフラッシュバックする。
真面目な少年が知らないはずの酒の味を知っているのは、どう考えても可笑しかった]


でもあれは、夢じゃなくて。

[あちらが現実だったんだ。
ぽつり、言葉がこぼれる]

大学に行って、勉強して。
良い会社に就職しようと頑張って。

社会人になったらなったで。
毎日が同じ様で、気が付けば一日が終わる。



そんな事を何年も積み上げた先に、俺達はもう居るんだ――



[呟く男は、まだ太陽から目を逸らせずに]


はい、きっと……そうなんですよね。

[やっぱりとの声に唇を噛む。
彼の話すその“夢”が、少女にも覚えがあるから。
陽の光で歪んだ世界で、聞きなれた、けれど大人びた声が聞こえたから。]

……戻りたかったんでしょうね。
この懐かしい寮に。

[一つ、思い出せばさらに一つ。流れ込んでなじんでいく記憶はこの世界が夢だという事実を知らしめる。
首を振ってもそれは止められない。
止めることなどできない。]


――だから、こんなに苦しいんですね。

[少女の声はもう響かず、風に乗って伝わるのは大人びたメアリー・ベルの声。]


【人】 さすらい人 ヤニク

― 寮・自室 ―

[男子部屋がある一角の片隅、自室に入り、真っ先に向かったのは机。ブックスタンドからノートを出し、ペンを取った。
電子辞書を引きながら、ノートに細かく文字を記していく。]

 ナツは……アツい。「夏は暑い」。
 ゴー。……「郷」。
 おれのよめ……「嫁」……femme? オオ!

[自分の馬鹿!と言わんばかりに額をばちん、と叩いていた。
新しく知った言葉をすべてノートに記し終わった後、すこし考えた末に、辞書を引いて。]

 無理……ムリ。ムリをする……。

[じいっとその単語を眺めたあと。
自分のほっぺたを摘まみ、にいっと強く持ち上げた。―――痛い。]

(20) 2011/08/28(Sun) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

― →談話室 ―

[ぱたんと辞書を閉じて立ち上がり、ノートをしまった。
寮生の9割が趣味が悪いという評価を下すだろう小豆色のTシャツの上、お気に入りの真っ赤なパーカーを羽織り、自室を出る。]

 ハナビ♪ スイカ♪ ハナビ♪

[調子っぱずれの鼻歌を歌いながら廊下を歩いて、談話室の扉を元気よく開いた]

 ヘクター、待たせました、ダヨー!
 ハナビ! ハナビだヨ!

[満面の笑顔で、きらきらきらーと目を輝かせている。]

(22) 2011/08/28(Sun) 01時頃

――……感覚だってちゃんとあるのに。
ディーン先輩に、手が届くのに。

……これが、夢……

[肩を掴む手に、余計に力が入った。]


[メアリーのもう一つの声は、ほんの少し悔しさに似た感情を含んでいる様に思えて。
その声に、その表情に、胸を締め付けられる思いがした]

…戻りたかった。少なくとも、俺は。

10年前…いや「今」か。
あれから暫くして、皆バラバラになって…

何処か、胸の何処かに穴が開いた…とでも言うのかな。

[少年の姿の男はノートを右手に持ち替え。
少女の姿の女の元へと、寮の窓際に寄って]


[メアリーが体勢を崩した瞬間に、男は咄嗟に対応する事が出来ず。
自分の両肩で、彼女の細い腕を支えた]

ああ、こんなに痛いのにな。

これが夢なんて――思いたく、無いな。

[男には似つかわしくないと思われる、現実逃避を口にし。
両肩に食い込んでいく爪の痛みに、微笑んで]

[唇を噛む彼女の頭を、左手でそっと撫でた]


【人】 さすらい人 ヤニク

 マリア、マリア、ハナビだヨ!
 きらきら、ぴかぴか!

[耳に入ったマリアの呟きに、はしゃぎながら楽しそうな笑顔を向ける。
立ち上がったヘクターと並べば、高身長同士かなりの存在感。寮内では割と並んではいけない組み合わせかもしれない。]

 お母さんは、リョーボさん……?

 だいじょうぶ、マイゴ、もうならないヨ!

[ぐっと、心配ないよ!と言わんばかりに親指立てた。
まさか「お母さん」がディーンを指しているとは夢にも思わないまま、ヘクターと一緒に談話室を出る。]

(30) 2011/08/28(Sun) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[袋を持っているベネットたち一団をみれば、手を上げ返しつつ。なにやら首を傾げる]

 …… お取りましたの、時間?

[不思議そうにヘクターを見た。
一応「お取り込み中?」という質問であるらしいが、伝わるかどうか。]

(31) 2011/08/28(Sun) 01時半頃

ヤニクは、ヨーランダには「センコー!」と手を振った。恐らく意味は分かっていない。

2011/08/28(Sun) 01時半頃


私も、同じです。
寮で過ごした生活が本当に楽しくて。
学年に関係なく、お菓子食べたりお話ししたり
一日中笑い合えて、日が落ちて……

幸せ、だったから。

[落ち着いたディーンの声
こみ上げるものを抑えつつ返す。
こちらに駆けてくる少年と、視線が合って。]


[目の前でどこか幼さを感じる少年が微笑む。
体重を支えるだけで精一杯の少女は、少し目を見開いて]


ずっと……
ずっと、このままでいたいです。

[優しく撫でられる感触が心地良い。
傾き始めた陽が瞳に差し込んで、泣きたくなった。]


【人】 さすらい人 ヤニク

 えええええええええっ!?
 ボク、ディーンの、こども!?

[本日三度目のお約束・ショッキングポーズ!をして。ヘクターに苦笑いを向けた。]

 ボク、ディーンよりも、上のトシ! 本当はおにいさんヨ?
 
[どうせ誰も信じようとしないだろうが。
靴を履いて、にこにこ。にこにこ。笑いながらコンビニへの道を歩く。
背の高い異国人と背の高い少年の2人組。勿論通行人の視線が集まっている。]

 ふぅん? スイカ割り……、は何?
 ベネットもする、たのしいこと?

[反応する声は、なぜか少しテンションが低い。
けれど道の向こうにベネットたちを見かければ、笑顔で腕を上げた。]

(41) 2011/08/28(Sun) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 うー……、おとりました、おとり、トリ……。
 ううん。ゴメンネ、何もないヨ!

[ヘクターに確認したのは、3人の空気が何だかひどく重い空気に見えたから。
けれどヘクターは特段何かを感じたわけではなさそうで(半分以上は自分の言葉に問題がある)、まあいっか、と3人に笑顔を向けた。]

 ベネットー、センコー、中にいる!?
 ヒャダルコのセンコー!

[ヨーランダから習った>>39、覚えたての悪い言葉を口にしながら白い袋の中を覗こうとする。]

(44) 2011/08/28(Sun) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ええええええええ!?!

 ボク、ガリガリさんがよかったヨ……!
 ガリガーリさーん!

[ショッキングのポーズ、4回目!!!
それでも受け取ったチューペットを手放しはしない。お礼を言って、とけないうちに、と苦戦しながら栓をちぎった。
落ち着いてちゅー、と吸いながら、ふと合点する]

 テツ、買ったくれた? なつはアツイけど、そと出て。
 だから、カツアゲ……!

[談話室での誤解>>1:29はようやく解けて。
あわててズボンのポケットから財布を出した]

 ボクもお金、渡すヨ。手ください?

(46) 2011/08/28(Sun) 02時頃

そう、か…

[きっと「今」の頃を思い出しているのだろう。
幸せだった。と過去形で言うメアリーから手を離す。
だが、視線は合わさったまま]

――――そうだな。
今は、このままで――

[本来の少年なら、現実を見ろ、と叱咤しているだろう。
だが、少年は男になって、ひとつだけ変わった]

[それは、過去に戻りたい心を持った事]


【人】 さすらい人 ヤニク

[ヘクターの説明>>45に目を輝かせた]

 おおおおううううう、ジャパニーズニンジャ!?
 シュウレン! タンレン!
 キビシイ道! ハラショー!
 
[微妙なテンションの低さはどこへやら、なんか色々混ぜながらわあわあと声を上げてはしゃいでいる。
しかしその動きはテツの言葉>>47にぴたっと止まり] 

 ウソ……?

[戸惑ったようにテツを見るのだが。]

(54) 2011/08/28(Sun) 02時半頃

…相変わらず、誤魔化しは下手なんだな。

[メアリーの最後の言葉には、微かな声で苦笑を]


【人】 さすらい人 ヤニク

 ―――――……っ、ブシドー!!!

 セップク! シンガン! ナマクラカタナ!
 みんなでみんなで、サムライヒーロー!?

[セップクがあああ!と、大げさに腹を抱えて苦しそうなポーズ。
楽しそうにしていたのだが、ふとはっとした顔となる。]

 そしたらボク、スイカ割りマスター、なれないヨ……!
「またつまれぬものを斬って……」フッ!
 の前、ボク、斬られる、ヨ……!?

[どうしようどうしよう、と、道端であたふたしている。]

(59) 2011/08/28(Sun) 02時半頃

[視線を合わせたまま、ゆっくりと頷く。
まだ誰も知らない。この夢の正体に。

だから気づいてしまった彼と、そして自分と。秘密にして飲み込んでしまえばいい。

いつか終わりが来る、それが怖いけれど
一人ではないから。]

ディーン先輩と一緒で、よかったです。

[まだ少し胸は痛むけれど、それもずっと軽くなった。]


……それは言っちゃだめです!

[苦笑されれば恥ずかしげに視線を逸らした**]


【人】 さすらい人 ヤニク

[混乱し始めるよりもちょっと前。
テツからディーンがお金を支払ってくれたことを耳にすれば、ええっ、と声を上げながら目を丸くした]

 おおお……ディーンが。
 ボクちょっと、ブシノナサケね……。
 年下のお母さん、シカタないヨ。

[ちょっとしゅん、と肩を落とす。]

(64) 2011/08/28(Sun) 02時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

― そして今 ―

 ……っ、テツうううううう!!!

[切腹なしを言い渡したテツ>>60に、愛をこめて思いっきり抱きつこうとした。成功したらぎゅうぎゅうと、腕で首を絞める勢いで。]

 ブシノナサケ! ブシノナサケね!
 やさしいココロ。サムライタマシイ。

[そこにヘクターが追い打ち>>65をかける。]

 そして、カクゴ……!!
 ジャパニーズ、なんてうつくしい郷!!

[ハラショー! などと叫んでいる。落ち着いて談話室に戻るには、まだまだ時間がかかるのかもしれない**]

(66) 2011/08/28(Sun) 02時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 02時半頃


[そうだ。今はそれで良い。
少しでも長く夢に浸っていたって、良いだろう?
現実に戻るのは、夢を堪能してからでも良いではないか――]

[きっとメアリーも、似た様な事を考えているんだろう。
だから今、こうして二人だけでこんな不思議な会話が出来るのだ。
そう男は結論付けて]

ああ。

俺も仲間が――お前が居てくれて、良かった。

[懐かしむ気持ちは、決して悪くはないのだ。
そうメアリーが肯定してくれている気がして]

[頷く彼女を見て、男は満足そうに笑った]


[談話室に向かう途中、共用の風呂場の前に差し掛かる前]

……ククッ……

[メアリーの恥ずかしがっていた様子を思い出して、悪いとは思っていても、つい笑ってしまった]


【人】 さすらい人 ヤニク

― 道端にて ―

[テツに抱き着きながら、ユリシーズのドスの聞いた(という脳内補正もかかりつつ)声>>63に、ひいっと身体を反らす。ついでにちょっと首絞めたかも。]

 ハラキリハラキリ!
 ユリシーズ、ジョーク、話せない!
 テツ、ボクにブシノナサケをおおおおっっ!

[どうやら「ブシノナサケ」がマイブームらしい。
そこでテツから文句が出れば、あ、ごめん!と腕を離しつつ]

 ディーン、ママ、ではないヨ。
 んー……「おれのよめ」、ちがう。
 よめちがう、ふぅむ、「おれのだんな」?

[ドヤ顔でまた、誤解を招くガリガリ語を口にするのであった]

(76) 2011/08/28(Sun) 10時頃

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