人狼議事


47 Gambit on board

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【人】 会計士 ディーン

―選帝資料書庫―
[只ならぬ声を捕らえれば、
 もうひとつ響く『声』もあったか。

 不用意に開かれたままの扉が視界に入る。
 血溜りと、倒れ付すサイモンと、傍らのイアン。
 既にゲイルの姿も在る、処置は速やかに行われるだろう]

  ――……何があった?

[サイモンの血に塗れ槍を備えるイアンの姿に、
 常よりも眉根を寄せながら問えば――机上のそれは視界に入ったか]

(24) 2011/03/23(Wed) 02時頃

【人】 墓荒らし へクター

最初から終わりを見ずに始める戦なんて、そうあるものじゃない。
理想と理想のぶつかり合いが切欠なのが殆どだからな。

だが、人は迷う。
迷って迷って終わりを見失って…無駄な命を失っていく。
己はそうなることが何より怖い。

[それは問いかけに対しての遠まわしな回答]

ランドルフ殿を選んだとて、避けられぬ争いはあるだろう。
ならばヴェスパタイン殿を推して、すべてを掌握した方がいいのかもしれない。
ノルデンは、それが出来る国だ。

[鞘に収めた剣をベルトで腰のあたりに括って宮廷を見上げた]

国を喪った悲しみの上に希望に溢れた未来があるとは
あまり思えないがな…。

[そのとき、一瞬空気が張った気がした>>15
聞こえたか?とテオドールに視線を向けた]

(25) 2011/03/23(Wed) 02時頃

助手 ゲイルは、メモを貼った。

2011/03/23(Wed) 02時頃


ミケは、上着を取り、ボタンを留めながら部屋を*出た*

2011/03/23(Wed) 02時頃


ディーンは、血溜りの脇へ歩みを向ければ、机上の手紙を手に取った。

2011/03/23(Wed) 02時頃


【人】 研修生 キリシマ

 
 『声』を聴く。
 
 
 
 即座には意味が理解出来ず、聴き返す術もない。
 
 どこかで、動き出す誰かの姿が目に入れば、
 漸く事態も飲み込めるか。
 

(26) 2011/03/23(Wed) 02時頃

調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/03/23(Wed) 02時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[自室に備えられた簡易のシャワールーム。
熱い湯が流れ、昨日の酒は悪くなかった、だとか、今日の議題は何が中心になるだろうか、だとか、とりとめもないことから選帝のことまであらゆる思考が頭を巡る。

その、瞬間だった。『声』が届く。
内容に驚愕し、ばしゃりと水音。その音までは発信者には届かないだろうが、それから紡ぐ声は、ひどくすまなさそうに沈んで。]

――非常に申し訳ないのですが、暫く視界だけでも構いませんか。

[言外に即座に駆けつけることは難しい、と含んで、余り好ましいことではないがこういう時には便利だ、と静かに目を伏せる。]

(27) 2011/03/23(Wed) 02時頃

【人】 若者 テッド

 ……そうか。

[ただ生きる為の、死ぬまで終わりがないような、
 そんな場所から今に至る。
 静かな声音で相槌を返した。

 イアンの叫び>>15を聞いたか、つと鋭く表情を変え、
 それよりもはっきりと、ラミケシュ>>19の"声"が届く。
 金緑色の眼が一度ヘクターと視線を交わし、頷く>>25

 中庭はグレイヴ師団長と俺だけだ、異状は見られん。
 ジャーヴィス師団長の命に別状はないか?

[情報は寄せておくべきだと"声"に返事を返した]

(28) 2011/03/23(Wed) 02時頃

【人】 保安技師 ナユタ

 …―――!

[突然響いた『声』>>19に、立ち上がる。
乗っていた膝から転がり落ちた鷹がばたばたと翼を動かす。]

 なにが……。

[『声』の意味を考えるよりも先に、部屋を飛び出し、現場へと駆け出した。
たなびく鋼鉄の腕の重さを感じさせず駆けるその後を、置いて行かれた鷹が慌てて飛んで追う。]

(29) 2011/03/23(Wed) 02時頃

【人】 記者 イアン

[幻術と言う視覚を主に翻弄する能力者が
 眼球を損傷していた、ら。
 ガーランドの言葉に
 警戒体制のまま、ポツリと損傷箇所をつぶやきながら
 彼女がジャービスを眠らせる
 ……それを見守っていれば、ハミルトンの姿が。]

 ……ジャービス第1師団長が襲われました。
 傷は両目を横切るもの。血溜まり以外
 血痕がざっと見、見当たらないことから
 襲撃現場もここ、かと。
 第一発見者は私、イアン=バーンフィールド
 第二発見者が、ゲイル=メルル=ガーランドです
 今は、メルル=ガーランド師団長が治療にあたっています
 
[聞かれた言葉に、言葉を返しながら、
 まだイアンは卓上のそれ、には気がつかない
 ……書庫に足を運んだ回数は数えるほど
 書簡一つの増減に気づくことは出来なかった]

(30) 2011/03/23(Wed) 02時半頃

【人】 研修生 キリシマ

 
 ふう、と息を吐くと。
 
 
 意識を、返す術のある方、へと。
 

(31) 2011/03/23(Wed) 02時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/03/23(Wed) 02時半頃


【人】 研修生 キリシマ

 
 応答、は、在っただろうか。
 
 
 どちらにせよ。
 自身がすぐに向かうべきでは、ない。
 
 そう、判断する。
 

(32) 2011/03/23(Wed) 02時半頃

【人】 薬屋 サイラス

――…!

[その『声』が届いた時、男はちょうど執務室にいた。

己が会議で空けていた間の通信記録やらは、
全て膨大な資料として己の元へ一度届けられる。
とは言え、中には機密のものも多く存在するものだから
人前で眼を通す事もおいそれと出来るものではない。
故に、自然と職務中の己の居場所は、通信室か執務室に限られていた訳だが。]

…厄介な。

[ギリと、歯噛みした。僅かに眉を寄せながら、
手元に揃う各師団長の所在控えを、
今しがた間で眼を通していた通信記録の上へと並べる。]

(33) 2011/03/23(Wed) 02時半頃

【人】 墓荒らし へクター

[気配の後に聞こえた"声">>19に眉を寄せた。
近衛師団の長が襲われた。
それが意味するのは…新たな波乱]

…チッ。

["声"への問いかけはテオドールに任せ、宮廷からの出口の方を注視した。
怪しい動きは見えないだろうか、とすぐに駆け出せるように剣に手を伸ばして]

(34) 2011/03/23(Wed) 02時半頃

【人】 薬屋 サイラス

――緊急事態だ、各師団長の所在確認を急ぎ頼む。

[副官を含む、師団の面々が揃う通信室へ一報を入れる。
速度と正確さを求められる情報を扱う師団の者達だ、
暫くもせぬ内に居場所の報告は手元に揃うだろう。
その点の優秀さは信を置いているし、己の師団である以上当然の事だった。

一報の後、一度は脱いでいた上着を手早く羽織る。
見苦しくない程度に身なりを整えた後、『声』の示した書庫へと足を向けた。]

― →書庫―

(35) 2011/03/23(Wed) 02時半頃

【人】 調律師 ミケ

[サイラスの元へと情報を集約する。
ヨーランダが自室にいるらしいこと、”見ている”こと、
テッドとヘクターの所在、
他にも、声に応えがあれば伝えるだろう]


『まだ着いていないので委細までは。
だが、どうやら怪我をされているのみのようだ』


[テッド>>28にはそう返したか。
言わずとも、中庭に2人いるなら不審者の逃亡阻止にあたってくれるだろう。
靴を履かない足は音を立てず、緩い駆け足で**]

(36) 2011/03/23(Wed) 02時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

―選帝資料書庫―

[まず感じたのは血の臭い。
慣れたそれに表情を変えることは無い。
到着してちょうどイアン>>30説明をしているのが耳に入る。]

 一体誰が?
 此処は師団長しか入れないのでは。

[倒れ治療中のサイモンや床に広がる血。
戦いのあった様子のない室内を見回して、当然の疑問を口にする。
その肩に少し遅れてきた鷹が*止まった。*]

(37) 2011/03/23(Wed) 02時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[閉じた視界の中で、眼を開く。書庫までの距離感を探しつつ、素早く身支度を整えはじめた。
逆に近くを感知しにくい状態であることなど意ともせずに軍服に身を包みながら、血に濡れた書庫を視た。]

――ジャーヴィス師団長……

[倒れている彼にまず駆けつけているのは、医療隊であるガーランド師団長だった。処置には不安はないだろう。回復する様子も視える。まず、命に別状はなさそうではあった。

着替え終われば、流石に髪を結い上げるほどの余裕もなく。一つに編み背に下ろして視界を切り、書庫の方へと駆けていく。]

(38) 2011/03/23(Wed) 02時半頃

【人】 会計士 ディーン

[必要事項を簡潔に述べられた返答に、一つ頷く。
 現場がこの場であること、それを改めて述べられれば、
 その意味するところに表情は歪んだ。]


 ……第1師団長をこのような目に遭わせた者の姿は、
 見てはいないということか。

 いや、貴公が見ておらずとも、
 どの道、襲撃者は自ずと絞られるものであるが。
 
[それだけ告げて手にした書面に目を落とす。
 城内で第1師団長が今、このような事態に遭遇したという事実。
 それは、読まずとも、書かれていることを想像するに容易いかもしれず]

(39) 2011/03/23(Wed) 02時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/03/23(Wed) 02時半頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/03/23(Wed) 02時半頃


【人】 会計士 ディーン

[呼びかけられる声に、各師団長が資料室へと姿を見せ始める。
 急ぎ書面へと目を通す、書かれたその内容は、]


 『英雄レグザイオンの血は、剣と共に在り。

  大陸の覇道を往く王を見極められぬ者には粛清を』


[その意味するところに、男は、一度深くため息を吐いた。]


  ――円卓会議の招集を。即座に。


[第三師団長の姿も見えただろうか、書面は彼へと預ける。
ひとまず告げるのはそれだけであったが、
文面を言葉にせずとも概ねその内容は知れただろう]

(40) 2011/03/23(Wed) 02時半頃

【人】 始末屋 ズリエル

[夜のうちに、交わした言葉もあっただろう。やがて闇は過ぎ、新しい一日が訪れる。
 イアンによってサイモンが発見された頃、男は広場の片隅にいた。既に制服を纏い直し――黙って、剣を振るっていた。常のような鍛錬。何かを思案するように、あるいはその逆に無心になろうとするように、ただ、力を込める]

……――

[ふと、何処からか声が聞こえたような気がした。イアンが発したものであるそれは、男の耳には微かな、内容が知れない程度の音量で届いたが。動きを止め、城壁を見上げるようにして]

……

[眉の目立たない眉間に、少しく皺を寄せる。
 剣を鞘に仕舞うと、宮廷内に足を踏み入れた。宮廷内を進んでいく、途中、「声」が聞こえた。音を力とする師団長による連絡。唇の端を噛み締め、表情をより険しくした。
 そして、]

……っ、

[足を止める。サイモンと――彼を運ぶ医療班と、かち合った。呼び止める事などはせず、すれ違い]

(41) 2011/03/23(Wed) 02時半頃

保安技師 ナユタは、メモを貼った。

2011/03/23(Wed) 02時半頃


【人】 若者 テッド

 一先ず命に別状はないそうだ。

[周囲の警戒にあたりながら情報が入る度、
 適宜ヘクターにも伝えた。

 第1師団長は負傷をされたのみである事や、
 次いで処置の経緯や負傷の程度も知れたか。
 目を切られたと知れば、表情はなお厳しくなるだろう]

(42) 2011/03/23(Wed) 02時半頃

【人】 記者 イアン

 ……エンライ師団長。

[次いで姿を見せたのはエンライ。
 己にも『声』はきこえていて。
 エンライの言うとおり。
 ここは現帝と師団長のみが許された場。
 ……先帝が崩御し現帝空位の今は……]
[例外は、ガーランドが手配した医療班のみ。]

[ハミルトンのゆがむ表情に小さく頷く。]

 ……宮廷奥深くにあるこの部屋
 15師団長全員が揃っている現在
 族が忍び込んだとは……考えずらい、と。

[そう口にしながら、
 イアンの鳶色はハミルトンが手にした書簡に落ちた]

(43) 2011/03/23(Wed) 02時半頃

イアンは、書簡に示された文面に眉をしかめて。

2011/03/23(Wed) 02時半頃


始末屋 ズリエルは、メモを貼った。

2011/03/23(Wed) 02時半頃


【人】 薬屋 サイラス

―選帝資料書庫―
[ミケから寄せられる情報を、随時脳内で統括していく。
書庫に辿り着くまでの、大半の者の居場所は知れるか。
イアンが説明することの状態を耳で捕らえながら、目視と共に確認する。
血溜まり、机上から発見された書面。 其れを捉えるたびに眼が細まる。

…了解した。
第3師団で、責任を持って預かろう。
――他の者も、必要であれば…直接執務室まで来てくれ。

[幾人が書面に眼を通した後、ディーンから預けられた其れへ
一度視線を落として、――懐へと確かにしまう。
…師団長以下の者へどう通達すべきかは後に考えるとして
この場は必要以上に、外部の目に晒す訳にはいかないだろうと。]

(44) 2011/03/23(Wed) 02時半頃

【人】 記者 イアン

[>>40ハミルトンの言葉にこくり、と頷く。

 一人、また一人と書庫に現れるだろうか?

 求められれば説明を口にしながら
 イアンは日ごろから持つ槍の柄を
 強く、握り締めた*]

(45) 2011/03/23(Wed) 03時頃

【人】 研修生 キリシマ

 
 キリシマが書庫へ向かうのは、
 他の団長達があらかた揃った後、だろう。
 
 それでも用心深く、室内へ足を踏み入れようとはしない。
 
 
 第13の師団長が司るもの。
 避ける理由は、語らずとも明白だろう。
 
 会議の号令が掛かれば、
 状況を確認するよりも先に、会議室へと向かった。**
 

(46) 2011/03/23(Wed) 03時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2011/03/23(Wed) 03時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/03/23(Wed) 03時頃


【人】 墓荒らし へクター

…そうか。
不幸中のなんとやらだな。

[テオドールから状況を伝えられても険しい表情のまま]

今この宮廷内は立ち入りが制限されているはず。
自由に動けるのは、己達だけだったはずだがな。

[視線は宮廷の出入り口の方からはずすことはない。
入っていくズリエルは見止めていたが引きとめはしなかった。

宮廷からは師団長以外の者が出てくることはなく、
必然的に身内に疑念が向けられることになるのは時間の問題、か。

召集の号令が届いて会議室に向かうまで、警戒は*解くことはなかった*]

(47) 2011/03/23(Wed) 03時頃

研修生 キリシマは、メモを貼った。

2011/03/23(Wed) 03時頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2011/03/23(Wed) 03時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2011/03/23(Wed) 03時頃


【人】 始末屋 ズリエル

[しかし、間違いなくサイモンだという事は認識出来た。傷付いた彼の姿が遠ざかっていくのを、目で追っていた]

……あ。……ズリエル・バーナーです。
今、書庫に向かっている途中です。
医療班と、すれ違いました。……

[それから、思い出したように「声」への返答をした。そういった間があったために、男が書庫まで辿り着いたのは、些か遅れての事になっただろう。集う面々を、室内の様子を見て、イアンに説明を聞く。書面の内容を確認する事も出来たか]

……こんな事になるなんて。

[いずれにせよ表情は険しいまま。呟く声は重かった]

(48) 2011/03/23(Wed) 03時頃

始末屋 ズリエルは、メモを貼った。

2011/03/23(Wed) 03時頃


【人】 会計士 ディーン

[>>43 イアンの口にした言葉に、ゆるやかに同意を示す]

 たとえ下手人が賊であったとしても、
 書面の内容は昨晩の選帝会議の内容を示している。

 仮にも近衛師団長たるジャーヴィス殿だ、
 よもやおいそれと第1皇子支持を公言してはいまい。

[実際はそれは用意に推測出来るものであるかもしれなかったが、
 もうひとつ、残る血溜りに眼差しをむける]

 それに……よく、知っている。

[幻術使いに眼球への攻撃、対処としては極めて適切なそれをそう評し]

(49) 2011/03/23(Wed) 03時頃

【人】 若者 テッド

 ああ。

[独言に似たヘクターの声>>47に同意する。
 給仕や護衛兵、あるいは火急の用件に備える通信士。
 許可を得て一時立ち入る副官や救護兵もいようが、
 基本的に全ての出入りは管理されているだろう。

 そして、書庫への立ち入り制限は更に厳しい筈。

 いずれ招集に応じて会議室に現れた時の表情は、
 硬いままでなかなか解けない**]

(50) 2011/03/23(Wed) 03時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[哨戒や情報整理に徹するものもいたからか、遅れて駆け来た12師団長もそう遅すぎる着ではなかったようだ。
一度は視ている光景とはいえ、生々しい鉄錆のにおいと緊張の張り詰める空気に息を呑む。]

……ヨーランダ・ハッセ、只今現場に。

[中にいる数人と『声』への報告を一言に合わせる。
それから、視るだけでは得られなかった書簡の内容など聞き入れれば、以降の監視等なら請け負えることを告げるだろう。

無論、まずは召集されるならば会議の方を優先するつもりではある。
円卓に集まる方が安全確保にも監視にも効率的と考えていた。**]

(51) 2011/03/23(Wed) 03時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/03/23(Wed) 03時半頃


【人】 薬屋 サイラス

ミケ――いや、ユ・シハ師団長。
円卓会議への召集を、此処に揃わぬ者にお願いできるか。

[緊急会議を唱えるディーンの言葉に呼応するように、
その言葉は自然「師団長」のものへと変わる。

…不本意にも幾分か早まってはしまったが、元より会議の予定はあった。
事態は既に各師団長には知れているし、急を要することは判るだろう。
人を使っても良かったが、その場の彼女に頼む方が、より確実で早い。]

…――、どうしたものかな。

[サイモンが運ばれた後も暫くは現場保存の為か…
未だ生々しく滴る緋色に、ぽつりと言葉を零す。
現状が示す――師団長にしか起こせぬだろう一つの事実。
会議場へ向かう歩みは止めぬまま、何を思ってか僅かに眉を寄せた**。]

(52) 2011/03/23(Wed) 03時半頃

【人】 会計士 ディーン


 ……ああ、近衛師団の副官には知らせねばなるまい。
 皇室付きの者たちだ、口の堅さに問題はなかろうが。

[そしてようやく、医務室へと運ばれたサイモンの身を案ずるかのように、戸口へと眼差しを向ければ、入れ違うようにズリエルの姿が戸口にあった。第4師団長はやはり学生時代から、面識のある存在であった。重く呟かれる声を聞く]
 
 ……我々は話し合いの場を持たねばならん。
 選帝における意思の統一は、剣によるものであってはならない。
 両殿下の禊の間に血を流すなどもってのほかだ。

 ――円卓会議を。 

[その場にある各師団長にゆっくりと眼差しを向けた後、
規則正しい足音も変わらぬままに、会議室へと足を運んだ**] 

(53) 2011/03/23(Wed) 03時半頃

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