人狼議事


270 食人村忌譚

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【人】 PPP イルマ

―回想:進の来訪―

 はーい?

[こんこん、と控えめに扉を叩く音>>1:294がする。
首を傾げて、扉を開けた。]

 勿論!
 一口だけなんて言わずに、食べてってよ。

 お礼?そんなのいいのに。
 ……なら、今度サツマイモをお裾分けしに行くとき
 運ぶの手伝って。私一人じゃ大変なんだよね。

[そんなことを言いつつ、進を招き入れて、
机に出したのは、牛の舌の味噌煮の椀と、
炊き立ての米をお茶碗一杯分。]

(3) 2017/11/25(Sat) 01時半頃

【人】 PPP イルマ

 おかわりもあるから、いっぱい食べて。

 ……あ、江津子おばさんに届けに行くから、
 一人分は残さないといけないけれど。

[彼が腰を落ち着けるようなら、
その向かいで頬杖をついて、彼と、食される料理たちを眺める。
良くある光景だ。

ふと、幼いころの光景を―
私と、進と、それから、ゆりとで囲んだ食卓を思い出す。
進の為に握ったおにぎりと、おまけに自分たちの分も作って。

懐かしいそれを思い出して、感傷に浸ってしまったのは、
きっと、昼の源蔵とのやり取りのせい。**]

(4) 2017/11/25(Sat) 01時半頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2017/11/25(Sat) 01時半頃


【人】 PPP イルマ

―回想:深夜―

[明日>>0:238と、そう言ったから。
進が帰った後、私は慌てて家を飛び出した。
夜の顔をした村を駆ける。

程なくして辿り着いた江津子おばさんの家からは、
灯りが窓から漏れ出ている。誰かが動く音もする。
どうやら、彼女は家にいるらしい。安堵に息を吐いて
扉を叩きかけたところで。

振り向く。奇妙な音がした。
目の前の家からでなく、幾らか離れた家の中から。

そこは、確か、愛理の家だった。]

(12) 2017/11/25(Sat) 08時頃

【人】 PPP イルマ

[目は悪くない。耳もいい。
けれど、間は悪い。誰よりも。

だから、聞こえてしまった。

何かを殴るような鈍い音。
何かを引きずるような音。
非力な愛理とは結びつかない――
そう、牛舎などで時折聞くような、不快な音。]

(13) 2017/11/25(Sat) 08時頃

【人】 PPP イルマ

[脳裏を過ったのは、神社を飛び出したあの日のこと。

扉の向こうを見てしまえば、全てが変わってしまう。
見てはいけない、これ以上、聞いてはいけない。

気付けば私は、弾かれたように踵を返していた。
鍋を彼女に手渡すことなく、行きと同じく
それを抱えたまま、私は家に逃げ帰った。]

(14) 2017/11/25(Sat) 08時頃

【人】 PPP イルマ

[あの音が何だったのか、何が起こっていたのか。
朝には嫌でもそれを知ることになる。

唯一つ、私に言えるのは、江津子おばさんは、
それが起こったときに家にいたということ。
あの音の主が、彼女ではないということ。

即ち、今の私が心から信用できるのは
彼女だけということだけだった。**]

(15) 2017/11/25(Sat) 08時頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2017/11/25(Sat) 08時半頃


【人】 PPP イルマ

―回想:昨夜・自宅にて―

[ひとつ、確信を得たのは
先に何かしらの対価を提示しておけば、
彼はすんなりと食事を口にしてくれるらしいこと>>6
対価なく差し出されるものに対して、
思慮深い彼はその裏側を勘繰ってしまう。

働かざるもの食うべからず。
食うのであれば、責務を果たせ。
実際、村ではその方が正しいし、
無償で得られるものなど、殆ど無いのだろう。

けれども、私が欲しいのは物ではない。
ただ、相手の喜びを得られればそれでいいのだけれど、
如何せん、それは多くにとっては理解しがたいもののようだ。]

(50) 2017/11/25(Sat) 21時半頃

【人】 PPP イルマ

 はい、お粗末様でした。

[彼と、瞬く間に無くなった白米と味噌煮を見比べて、
私はへらりと頬を緩ませる。
食べ盛りの年頃なのだから、もう少し、と勧めてはみたけれど、
置かれた箸>>7が、再び持ち上げられることはなかった。]

 今年は豊作だったから、かなり大仕事になるかも。
 頼りにしてるからね。

[手を振って、彼の背を見送る。
良くある、一日の終わり。
けれど、その日は未だ仕事が残っていた。
一回り小さな、蓋のついた鍋を手に取る。

尤も、それを届けたい相手に届けることは
出来なかったのだけれど。**]

(51) 2017/11/25(Sat) 21時半頃

【人】 PPP イルマ

―朝・自宅にて―

[小さな鍋は届けられることなく、中身もそのままに、
ぽつんと台所に置かれていた。

手伝いに来てくれるらしい進へのねぎらいに、と。
蒸かしたサツマイモを調理する手も、今日はゆっくりだ。

言いようのない不安は、一晩経っても離れることはなかった。
あの音が、今も聞こえるような気がする。
微かとはいえ、身の毛がよだつような、嫌な音。

あの音が何だったのか。何が起こっていたのか。
それは、程なくして遣いの者から知らされることになる。]

(61) 2017/11/25(Sat) 22時半頃

【人】 PPP イルマ

 ……愛理が?

[嘘、と、漏れ出た声が掠れる。
それなら、あの音は、あの扉の向こうでは――。

彼らに連れられ、集会所に向かいながらも、
私の頭の中では、あの音が木霊していた。]

(62) 2017/11/25(Sat) 22時半頃

【人】 PPP イルマ

―集会所にて―

[愛理の亡骸は、酷い有様だった。
まだ、誰かが弔った訳ではないらしいというのに。

集会所には、見知った村人の顔が在った。
何時ぶりに顔を合わせただろう。
妹の声>>53には、愛理から視線を外さぬまま、私も頷いた。]

 私にも、弔わせてください。
 ……綺麗にしてあげなきゃ。

[調理となれば私も手伝わない理由はない。
江津子おばさん>>31と、妹>>55の後に続いて、
私も包丁を握り、捌かれた肉をつみれにするために細かく刻む。]

(64) 2017/11/25(Sat) 22時半頃

【人】 PPP イルマ

[手を動かしながら、ない頭を使って考える。
下手人は、何を思ってこのような行いに出たのだろう。
ましてや、頭を切り、腹を捌き、肉を削ぐなど。

炊事場にいる顔を見回す。
江津子おばさんは、あの音の主ではない。
なら、誰があのような真似をする?出来る?

……そもそも、下手人は一人なのだろうか?]

 ……っ!

[思考を遮るように、指先に鋭い痛みが走る。
ぷつ、と、血の赤が指先に浮き出た。
包丁の先で切ってしまったらしい。]

(69) 2017/11/25(Sat) 22時半頃

【人】 PPP イルマ

 最悪……。

[こんな情けない真似をするのはいつ振りか。
血の球を舐めとって、はぁ、と息を吐く。]

 ごめんなさい、手を切ってしまったので
 外で、洗ってきます。

[丁度良く、刻む作業は終わっていたから
肉を丸める作業は誰かに任せて、
自分は汚れた手を洗うため、水場へと。**]

(70) 2017/11/25(Sat) 22時半頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2017/11/25(Sat) 23時頃


【人】 PPP イルマ

 江津子おばさん。ありがとうございます。

[お気を強く>>82と、声をかけられて頭を下げる。
集められた面子は、皆、馴染みのある人物ばかりで、
誰かが愛理を殺したなどとは、正直結びつかない。

とはいえ、彼女は、彼女だけは
唯一、自分が潔白を知っている人間でもあった。
すとんと胸に落ちたその言葉に、強張っていた頬が緩んだ。

もし、彼女を既に疑う人間の存在>>23を知っていたなら、
大声で彼女の潔白を叫んだだろうが、
悲しいかな、今はそこまで気が回らなかったのだ。]

(111) 2017/11/26(Sun) 00時頃

【人】 PPP イルマ

[水場へと、ぱたぱたと駆けていく。
ふと、目が合った。>>91

石動先生。
進に勉学を教えていて、ゆりが父と慕っている人。
なおかつ、錠さん―弟を大切に扱っている彼は、
立派な兄でもあって、
卑屈な姉は彼のような立派な人間になれそうもない。

母が生きていた頃は、時折神社で顔を合わせることもあったし、
その後は、錠さんに食事を届けた時にお会いすることもあった。
とはいえ、どこか遠い人のようだという気持ちは拭えない。]

(112) 2017/11/26(Sun) 00時頃

【人】 PPP イルマ

[いつだったか、知識も学もない娘は、
先生、と手を上げて彼に問うたことがある。

「子は、親と同じ才がありますか。
同じ立場に成り得ますか」と。

その問いは巫女である母、
それから、父であればと夢見る男の職を
見比べた、子供なりの素朴な疑問だった。

私も、あのような立派な人間になれたら、と
唯々夢見ていた、あの頃。]

(114) 2017/11/26(Sun) 00時頃

【人】 PPP イルマ

[その時の彼の答えがどうであれ、
それが否であったということは、
今の自分がよぅく知っているのだけれど。

我に返る。血の球が割れて、指に血が滴っていた。
案外深く切ってしまったらしい。

止まっていた足を動かして、私は水場へと駆けていく。*]

(115) 2017/11/26(Sun) 00時頃

【人】 PPP イルマ

―炊事場外・水場―

 あー、もう。

[赤く濡れていた指先が綺麗になる。
代わりに、冷たい水が沁みた。
幼い頃―料理を始めた頃以来だった。
こんな間抜けな真似をするのは。

当然だ。愛理があんな姿で殺されて、
それを行った者が、私たちの中にいるというのだから。
傷口を舐める。慣れ親しんだ、鉄の味がした。]

(116) 2017/11/26(Sun) 00時頃

【人】 PPP イルマ

 ごめんなさい、大した怪我じゃないよ。

[やってきた男―時折夢見る姿に、目を少し見開いて、
安心させるように、怪我をした左手を振って見せる。

存外深かったらしい傷口から、再び血が滲んだなら、
その傷の程度が彼にも分かっただろうか。
押し付けられた緑の塊>>89には、痛みに顔を顰めて、
けれど、抵抗するようなことはしなかった。]

 ありがと。
 これなら、明日には治っちゃうかも。

[軽口めいたことを言って、笑って見せる。

暫し流れた沈黙。少し上にある彼の顔を見上げた。]

(117) 2017/11/26(Sun) 00時頃

【人】 PPP イルマ

 ……ミナカタさん、あのね。
 私が今から言うこと、信じてくれる?疑わない?

[答えを、彼の思惑を推し量るように、
その表情を、伺う。*]

(119) 2017/11/26(Sun) 00時頃

【人】 PPP イルマ

 おねしょなんかしてないよ!

[揶揄う言葉>>128に頬を膨らませる。
子供の頃、良く晴れた日に時折干されていた布団の話は
今は関係ない。また別の話だ。

とはいえ、それもすぐに真剣な表情へと戻って。
私は口を開いた。]

 ……私、昨日の夜、江津子おばさんに
 料理を届けようとして、家まで行っ、て、
 その時、おばさんは、家にいたみたいなんだけど、

[あの音を思い出して、声が震えた。
割烹着の裾を握りしめて、息を吐く。]

(131) 2017/11/26(Sun) 00時半頃

【人】 PPP イルマ

 愛理の家の方から、妙な音がしたの。
 何かを殴ったりするような、変な音。

 何の音か、その時は分からなかったけど、
 もしかしたら、その時、……愛理が。

[殺されてたのかもしれない、と、
吐き出すように呟いて、
堰を切ったように、言葉が溢れる。]

(133) 2017/11/26(Sun) 01時頃

【人】 PPP イルマ

 私、怖くなって逃げたから、その後は知らない。

 でも、その時、おばさんは家にいたの。
 灯りもついてたし、誰かが動く音もした。
 おばさんだけは絶対に下手人じゃないの。
 私も違うの。

 ……信じて、お願い。

[目頭が熱くなる。泣いたところで、叫んだところで
何かが変わるわけじゃない。

だから、泣くことだけはせずに、
縋るように、ミナカタの着物の裾を掴んで、
その顔を見上げた。*]

(134) 2017/11/26(Sun) 01時頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2017/11/26(Sun) 01時頃


【人】 PPP イルマ

[ミナカタの言葉に、改めて痛感する。
江津子おばさんも、私も、あの時、
下手をしたら殺されていたのかもしれないのだ。

再び震えそうになる身体に、>>142温もりが染み渡る。
頭を彼の胸に預ける。
記憶にはない、けれど、何処か懐かしい気持ちになって、
私は瞼を閉じた。]

(153) 2017/11/26(Sun) 13時半頃

【人】 PPP イルマ

 こんな小娘の話、信用できないって言われそうだもん。
 ミナカタさん以外には、未だ、誰にも。

[妹――巫女様の言葉なら兎も角、私の言葉など
信用してくれる者が、一体どの位いるだろう?

怪我をしていない左の手は、未だ、彼の服の裾を握ったまま。
まるで、小さな子が、親に縋るかのように。]

 ありがと。無茶なんてしないって。
 あんな恐ろしい真似されたら堪らないよ。

 ……信じてくれて、ありがと。

[震えは収まっていた。
少し高い位置の男の顔を見上げて、私は笑った。]

(154) 2017/11/26(Sun) 13時半頃

【人】 PPP イルマ

[いつの間にやら、良い香りが漂ってきている。
既に料理は出来上がってきているようだ。]

 引き留めてごめんね。
 愛理、弔いにいかなきゃ。

[名残惜しい気持ちはあれど、私は彼から身体を離す。

薬草が良かったからだろうか。
指先の血も、もう、止まっていた。

そうして私は彼と共に
皆が集まる場所へ向かおうと、踵を返しただろう。**]

(155) 2017/11/26(Sun) 13時半頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2017/11/26(Sun) 14時頃


【人】 PPP イルマ

―集会所にて―

[戻った頃には、料理は殆ど出来上がっていた。
盛り付けなどの作業があれば、それを手伝ったのち、
おばさんから受け取った串焼き>>149を頬張った。]

 あんまり手伝えなくてすみません。
 いただきます。

[受け取りつつ、頭を下げて、
そうして、江津子おばさんだけに聞こえるような
小さな声で囁いた。]

(164) 2017/11/26(Sun) 18時頃

【人】 PPP イルマ

 私、江津子おばさんの味方だからね。
 おばさんが悪い人じゃないって、私、知ってるから。

 だから、何にも不安にならなくて、大丈夫だよ。

[引き留められたなら、信じてほしいという前置きと共に、
ミナカタに話した内容を>>131>>133>>134
彼女にも語るだろうが、そうでないなら
片手に串焼き、片手につみれ汁の椀を受け取った私は
集会所の隅で、ひとり、腰を下ろした。

手を合わせたのち、温かな料理を頬張る。
咀嚼しながら、視線を賑やかな方へと向けた。]

(165) 2017/11/26(Sun) 18時頃

【人】 PPP イルマ

[思い出すのは、ミナカタとの会話だ。
昨日、一つ間違えれば、私も、
江津子おばさんも死んでいたのかもしれない。
その事実が、重く、心にのしかかってくるような気がした。

無茶はしない。確かにそう言った。
けれど、それ以上に誰かを疑いたくもなかった。
なら、やるべきことはひとつだけだった。]

(166) 2017/11/26(Sun) 18時頃

【人】 PPP イルマ

[丁度いいじゃあないか。
巫女に成れない女など、いてもいなくても変わらない。

探そう。愛理を殺した者を。
それだけが、私にできる唯一の事だ、と。
身の程を知らない女は笑う。

守るべき相手が、同じようなこと>>157>>158
考えているなど、夢にも思わずに。**]

(167) 2017/11/26(Sun) 18時頃

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