人狼議事


216 宵闇駆けるは天つ星

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【人】 薬売り 芙蓉

― 林付近 ―

[絶えず吹いていた風が、一瞬だけ止まる>>1:132
 自身の言葉が相手の内心に何を齎したかはわからぬが、ただ笑みを深くし]

 そうかい。
 星の力は親から子へ引き継がれると聞いたから、もしかしたらと思ったが。
 ああ、親子でも顔を知ってるとは限らないか。

[人の世のことはわからぬ、と、軽く首を振る。
 そこに掛けられた問い。揶揄いの口調に、片眉をぴくりとさせ]

 本気でやり合いはしなかったさ。
 ただ、喰おうとしたら逃げられたというだけのこと。

[しかしこの妖が、喰うと決めた獲物を逃したことはかつてなく。
 負け惜しみじみた響きは、隠そうにも隠し通せなかっただろう]

(1) 2015/02/10(Tue) 00時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

 役目を厭うていたのか、本気で祓う気はなかったようだが――

[ざわり。
 背後にて、木の葉が意思を持ったかのように、一斉に揺れる]

 さて、そちらはどう出るおつもりかい?

[まだ手は出さぬ。
 あくまで己が領域と力を誇示するに留めつつ、薄笑いと共に問い掛ける]

(2) 2015/02/10(Tue) 00時半頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/10(Tue) 01時頃


【人】 薬売り 芙蓉

― 林付近 ―

[相手の返答>>6に、ゆっくりと瞬き]

 そうかい。
 ま、あたしにも親なんてもんはない、そこにどうこう言えはしないがね。

[想いの籠もらぬ、どこか静かな口調。
 それに妖が触れられる訳でもなく。
 少しの間、奇妙な沈黙の間があり]

 そうさね。でも今、あんた相手になら――

[木の葉の音はあくまで威嚇。
 地中を這わせるように、根を相手の足許へ進めたが]

 ――なっ

(12) 2015/02/10(Tue) 01時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

[びょう、と渦巻く風。
 葉を幾枚も散らされる感覚に、警戒と共に身を硬くする。
 男が動いたは、その一瞬>>10]

 あ、あんた、待ちな!!

[木々の枝が風と無関係に激しく動き、地中より幾つもの根が飛び出す。
 しかし風に包まれた男の体は、既にそれらが届く所になく]

 ちっ――なんでそれを……っ

[今し方知らないと言った相手の言葉と、重なる台詞。
 風に乗り遥か高くで笑う顔もまた、あの日の面影に重なった]

(13) 2015/02/10(Tue) 01時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

 ……一度ならず二度までも……

[ぎり、と、男を見上げたまま歯噛みする]

 手前の気分なぞ関係ない。
 次会う時は――容赦しないよ!

[もはや激情を隠すこともなく。
 男の去りゆく方角向け、妖は吼えた**]

(14) 2015/02/10(Tue) 01時半頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/10(Tue) 01時半頃


【人】 薬売り 芙蓉

― 林 ―

[男が何処かへ姿を消した後。
 妖は雑木林の内へ足を踏み入れる。
 先に道を塞いだ木々は、こちらが根を繋げば、まるで招き入れるかのように直立へ戻った]

 住処まで戻ってもいいが……逃げたと思われるのも癪だねえ。

[枯れ枝の指を口許に当て、にたと微笑む]

 それに力を得るならば、ここでも十分。

[陰鬱とした林は妖の力を高める。
 それは力に惹かれ集う下級の妖も、例外ではない]

(17) 2015/02/10(Tue) 22時頃

【人】 薬売り 芙蓉

 さあ……寄って来な。

[足先だけでなく、臑や下腿からも根が生え、地中へ突き立てられる。
 数多蠢く気配を感じ根を伸ばせば、漏れる妖気に気配もおびき寄せられる]

 ――そこだあっ!

[叫ぶと同時、根は一斉に、地中の気配を縛り上げながら地上へと突き出した。
 巨大な蚯蚓や蜈蚣、鱗持つ土竜などが、土の外に引き摺り出され宙でもがく]

 悪いねえ。
 ま、この地を食い荒らそうとした報いだと思っとくれ。

[根が締め上げ、食い込んでいき。
 仕舞いには赤や、様々な色の液体が噴き出し地面をぼたぼたと濡らす。
 頬に散った一滴をぺろりと舐めて、妖は花弁のように艶やかな唇で笑んだ*]

(18) 2015/02/10(Tue) 22時頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/10(Tue) 22時頃


薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/10(Tue) 22時半頃


薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/10(Tue) 23時頃


【人】 薬売り 芙蓉

― 雑木林 ―

[搾りかすのようになった妖の残骸を投げ捨てる。
 朽葉色の髪が、妖力の高まりを示すかのように、ふわ、と広がった]

 ああ、久々にたっぷりと喰った。
 動かずに済む間は、人に手を出すこともそうそうなかったが、今は事情が変わっちまったからねえ。

[妖力の高まりは同時に気の昂りでもある。
 勝利を確実なものにするなら、このまま相手を林の中へ誘い込むのが定石。
 しかし、風の星継ぐ者への怒りや力求める本能が、ただ待ち伏せるはつまらぬと、樹怪らしくもない感情を齎していた]

(37) 2015/02/10(Tue) 23時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

 それに他の妖や、退魔師どもの動きも気にかかる。

[徒党を組むほどの繋がりでもないが、目の前でみすみす妖を祓われるはやはり寝覚めが悪い。
 今まで出会った二人は人を喰わぬというし、特にあの沙耶という娘は、妖としては随分幼く見えた]

 取り越し苦労ならいいが……様子くらいは、見に行ってやろうかね。

[根がしゅるしゅると地中より戻り、足は元通りの二本となる。
 その二本で地を踏んで、樹怪は再び林の外へ向かった]

(38) 2015/02/10(Tue) 23時半頃

逃がしゃしねぇで。

[掲げた太刀を引き戻し、妖に対して不適な笑みを浮かべた*]




――――――!?


[一体何が起きたのか。
唐突な雷に身を強張らせた一瞬で変わった空気に怯えが走る。
けれどそれも、男の一言に怒りが取って変わった]


…………にげ、ない。


ここは、さやの、す。

―ずっと、ずぅっと、さやのもの。



[そうだ、此処は沙耶の場所。
もう魚は貰えなくとも、もう村の人間は居らずとも。

沙耶の住処に、変わりはない]


おまえなんかの、かってにさせない。


[ぴしり、尾の先で地を打って。
ふぅわり舞い立つ湯気を身に纏い始めた**]


【人】 薬売り 芙蓉

― 岩場へ向かう道 ―

[林を抜けた先に、退魔師も力持つ妖の姿もない。
 僅かの間に状況が動いたか、ともかく邪魔されぬは幸いと、南へ足を向け岩場の方へ。
 その途中、天へと昇る閃光>>41が視界を過ぎり、思わず目を閉じた]

 なんだいありゃあ。
 雷、かい? しかも、あの動きは……。

[村全体を覆う巨大な結界。
 閃光はその天井に触れ、網のように広がった。
 その下の何かを包むかのように]

 退魔師の結界、か。
 ――まずいね。

(47) 2015/02/11(Wed) 00時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

[岩場は沙耶にとっては慣れ親しんだ場であるが、結界の内に取り込まれてどうなるかはわからない。
 そして、向かった所でこちらから干渉出来るのかも]

 否、やってみるさね。
 あのいけ好かない退魔師とやり合う前の、肩慣らしといこうかい。

[にたり。
 鋭き枝の如き手を握り、そこに宿る瑞々しき妖力を確かめながら、妖は不敵に笑った**]

(48) 2015/02/11(Wed) 00時半頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/11(Wed) 00時半頃


─ 岩場 ─

わしらからすりゃ、おんしの言うとることん方が勝手じゃあ。

[村と妖との関わりなぞ知る由も無い。
そのまま共存出来ていたなら見逃すこともあったかもしれないが、村は滅んでおり、妖は血肉を喰らって悦んでいた。
この先を思えば、余四朗が祓うことを選択したのも道理ではある。
交わす言葉のすれ違い、情報の決定的な欠如がこの状況を作り上げた]

まぁええ。
力尽くで祓うんに、変わりねぇき。

[呟いて、余四朗は太刀を両手で握り右下へと払う]


っらぁ!

[距離は取ったまま、右下へと払った太刀を左上へと斬りあげると、太刀の刀身から雷の刃が放たれた。
妖へ真正面から迫る雷刃が互いの半ばまで翔けた時、余四朗もまたそれを追うようにして地を蹴る。
左上へと払った太刀は左手のみで握り、間合いへと入ることが出来たなら、相手の右から胴を薙がんと太刀を揮うつもりだ**]


[沙耶には男の言葉が理解出来ない。
意味を知らないのではない、男が何故沙耶を勝手と言うのか解らない。
沙耶は変わらず人間との約束を守り続けてきただけだ。
いきなり来た余所者に勝手と言われる謂れなど、一つも無い。
けれど、それを相手に伝える術は、沙耶に無い。
そのような知恵を授けてくれる相手は、沙耶の側には居なかった]


………おまえ、なんか。

きらい、だ。


[だから沙耶には、胸の内の衝動を、怒りを。
少ない語彙に込めて男を睨み付けるが精々。
だがそれも、長くは続かなかった]




───っ…!


[離れたままの男が振るった太刀から走った雷。
野生の生き物にとって恐怖を抱くは必定、妖としてまだ幼い沙耶にとってもそれは変わらず。
息を飲み、走った怯えに身が竦む。
その明らかな隙、当然男の接近を止めることなど出来ようもなく]


っや、

 


[間近に迫った男が、胴を割かんと振るう煌き。
先には避けきれたそれは、今度はもう間に合わない。
後方に下がった所でこちらが体勢を崩すだけ、追撃で止めを刺されるは目に見える。
ならば、と。振るわれる太刀へとこちらからも腕を振り上げ]


  きぃっ…!!

[腕が落ちようと腹を割かれるよりはまし、と。
肉が斬れる痛みに叫びをあげながら、腕の力で刃を跳ね上げ太刀筋を逸らす。
骨まで断ち切られるには至らず、けれど与えられた痛みは、男の理不尽さを更に印象付けることになり。
陸の蛇よりも平らな尾が、男を横に張り飛ばそうと振り上がった**]


[言葉もたどたどしく、見た目も若いと見える妖
村が滅んでから居ついたのだろうという推測は余四朗の思い込みだが、それを確かめる術も無い。
勝手に居ついたものとして、滅びた村で見つけた妖を祓わんとしていた]

(好かれぇ気ぃも無ぇで)

[語彙少なく紡がれた怒りの声。
仕掛けたがために言葉にはならず、突き放す念が行動となった]


[奔る雷刃に妖の動きが鈍る
それは接近には十分の隙を生み、余四朗は太刀を振り抜かんと力を込めた]

───っ!?

[取った、と思った一撃は振り上げられた腕により押し上げられ、狙いから大きく逸れ行く。
引き戻すべく腕に力を込めたが、構え直すよりも先に撓った平らな尾が余四朗の側面を打ちつけた]


っが…っ!

[弾き飛ばされる寸前、余四朗の周囲で風が緩く流れたが、物理的なものを防ぐには密度が薄い。
尾を防ぐには至らず、余四朗は海水が迫る波打ち際に弾き飛ばされた]

……っはぁ、はぁ……

妖喰ろうてただけはあるき…。

[若い妖と思っていたが、打ち付けられた尾の強さは想像以上。
運良く岩にぶつかることは無かったが、開いた胴に入った一撃はずきりとした痛みを伴った。
余四朗は太刀を砂地に刺し、片膝を付いた体勢でしばし息を整える*]


[男がこちらの事情を知らぬように、相手の思い込みをこちらが知る術は無い。
知った所で大人しく祓われる訳も無く、争いは避けられようも無かったろうが]


、っやぁ!


[腕で刃を受け、男の狙いを逸らし構えを崩す。
即座、痛みに増幅した怒りのまま男を弾き飛ばそうと尾を振り上げる。
狙いは芯を捉え、男の姿は波に飲まれ消える─はず、だった]


…、!?


[男を打つ直前、不自然に風が動いた。
例えるなら男を包む繭のようなその風が、尾の勢いを僅か削ぐ。
波打ち際で留まった男の息整える様に今は好機かと思うが、こちらも右腕をざっくりといかれている。
ぎりと歯を噛んで睨み付けたところに聞こえた男の言葉に、微か眉を寄せた]


…あやかし、なんか。

たべて、ない。


[芙蓉に会うまで自分以外の妖がいることも知らなかったから。
つい先程まで食べていた烏も妖だと自覚は無かった]


【人】 薬売り 芙蓉

― 岩場/結界の外 ―

[そして間もなく、妖は雷の結界の傍へ辿り着く。
 網の目状の雷は時折パチパチと火花を散らし、外部からの侵入を見るからに拒んでいた]

 やれやれ、下手に触って手を焼かれでもしたらたまらないよ。

[樹より生まれた妖は、大木を焼く雷の恐ろしさもまた知っていた。
 火傷だけならまだいいが、妖力を祓われでもしたらたまらない]

 しかし、所詮は網の目。
 香りひとつ通さぬという訳にはいくまいよ……!

[目を細め、口元を片手で隠して艶やかに笑う。
 朽葉の髪が、刹那鮮やかな紅色に代わり、その合間より幾つもの花弁が散った。
 それは海風に乗って結界の内へ流れ、人の動きを鈍らせ惑わせる、甘き芳香へと変じる]

(69) 2015/02/11(Wed) 20時半頃

[芙蓉に会うまで自分以外の妖がいることも知らなかったから。
つい先程まで食べていた烏も妖だと自覚は無かった]
[何から何まで男の言葉の意味が解らず、募る苛立ちが冷静さを奪う。
右腕、傷と呼ぶには生温い斬り口から留まらぬ血、それを止めることすら思い至らない。
むしろ牙を立てて、更に溢れ出た紅見る間に蛇の形を形作り]


……たべるなら、


おまえだ。


[右腕を振るうと同時、十ほどの朱い蛇が男へと向かい牙を剥いた**]


薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/11(Wed) 21時頃


薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/11(Wed) 21時頃


[ふぅー、と長く息を吐く。
痛みは残るものの、このままじっとしているわけにも行かない]

喰ろうとったわぃ。
わしが仕掛けぇ前に喰ろうとった烏、ありゃあ妖じゃ。

[否定する相手に、ふん、と鼻を鳴らしながら言う。
妖を喰らった自覚も無いあまりの知識の欠如に、訝しむように瞳が細まった]

(喰ろうてたもんが妖じゃあ言うんも気付いとらんのけぇ?
 おかしなやっちゃな)

[あまりにも幼い印象を受け、知れず小さく唸る。
幼いからと言って見逃す理由にはならないが、不思議な違和感は残った。
そんな思考の間にも相手は次手として己の右腕に牙を立て、宣を余四朗に投げてきた]

やれぇもんならやってみぃ。

[余四朗を喰らう。その宣によりこの妖の危険度を高く見る。
ここで祓うべきと言う意識が更に高まった]


[妖の腕が振られ、その血によって作られた朱い蛇が迫り来る]

血ぃ操るんけぇ!

[砂地に突き刺した太刀を抜き、尖兵として迫る二匹を下からの逆袈裟で斬り払った。
左上へと流した太刀を円を描くようにして切先を左へと流し、続けざまに飛びかかってくる四匹を薙ぎ払おうとした刹那]

……───!?

[ふわりと漂う甘い芳香
一閃に備え腹に力を込める際、余四朗はその香りを大きく吸い込んでしまった。
途端、視界に居た四匹の朱蛇が倍の数に分裂する]

っ、らぁあっ!

[構わず太刀を薙いだものの、手応えがあったのはたったの二つ。
仕留め損ねた二匹は刃を擦り抜けて余四朗の右肩と左二の腕へと噛み付いた]


っっ…!

[悲鳴こそ上げなかったものの、鋭い牙による激痛は身を走る。
未だ甘い香りも取り巻いて、余四朗の視界は二重に揺れるようになっていた]

っんだ、こりゃ……!

[視界が揺れるせいで足も覚束無い。
ふらつく間にも残りの朱蛇が余四朗へと迫っていて、それもまた倍の数と認識しながら太刀を握り直そうとした。
それでも対処は遅れ、朱蛇の牙が余四朗の喉元へと迫る]


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