人狼議事

216 宵闇駆けるは天つ星


【人】 野伏り 余四朗

─ 岩場 ─

[潮の満ち引き繰り返す岩場は、今は満ちる途中か半分程が海水に浸っている。
まだ海水に浸っていない砂地も湿り気を帯びていて、踏めば乾いた砂よりも弾力ある感触が返って来た。
余四朗は岩に身を隠すようにしながら先へと進む。
近付けば近付く程、妖の気配は濃くなり、更には血の臭いも漂って来た]

………あれけぇ。

[共食いをする妖の姿を目で捉え、余四朗は低く、小さく呟く。
血に酔っているのだろうか、烏の妖を喰らう姿は恍惚としたように見えた。
喰らう妖の見目が美しいのもあり、その光景は惨劇ながら絵になるようでもある。
余四朗は緊張と、飲み込まれそうな光景に、こくりと喉を一度鳴らした]

(4) 2015/02/10(Tue) 01時頃

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